遊戯王 振り子使いの少年と連鎖使いの少女   作:DICHI

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ドラグニティってさ、不遇だと思うんだ。
征竜のせいで渓谷制限、渓谷帰ってきたらテラフォが無理、さらに全てのスタートがミスティルがいる前提、
まぁ氷結界より遥かに優遇されていますが。


第13話 煉獄の使者と渓谷の騎士

遊輝 side

 

 

「シャトルラン始めるぞ!A組スタート!」

 

ピンポンパン

 

「めんどくせぇ・・・」

ラジカセから流れるあのシャトルランの音楽に合わせて最初の組みが走り始める。それを見て思わず呟いてしまった。今日は全学年でスポーツテストの日、響やスバルは嬉しそうにやるが、俺は乗り気じゃない。理由は簡単、非常に面倒くさいからだ。

 

「4・・・5・・・6・・・・」

 

隣の奏が相方の響のカウントを数える。ぶっちゃけ、響やスバルは平均以上に走るため時間がかかるかかる、あいつだけ別日で公開収録すればいいのに、引っ張りだこだぞ。

 

「遊輝、さっきから何言ってるのよ?」

 

「ん?早く終われってことと、あいつだけ見世物にすればお金取れるのになぁ〜って」

 

「あなたね・・・・」

 

「ところで奏、カウントしなくていいのか?」

 

「大丈夫よ、響のリズム一定だし。CD聞いていれば大体どれくらいかわかるから」

 

『25・・・・・26・・・・・』

 

「・・・・・あと5分はかかるな」

 

「ねぇ遊輝、次のツアーの曲書けた?」

 

「ツアーの曲?随分前にレミに出したぞ」

 

「あれさ・・・・もう一曲書いてくれない?」

 

「はっ?」

 

「私も書いて提出したんだけどさ、レミが何回も考えて『しっくり来ない』って・・・・私はアルバムの曲の修正をやらないといけないからさ」

 

「いやいやいや、そう簡単に言うけどツアーってあと一ヶ月でスタートだよ?」

 

「だからレミも言い出せないのよ。結構悩んでいるみたいでさ、作詞の方はともかくレミが手掛けた曲の方が納得していないみたいで」

 

「じゃあレミの問題じゃないか・・・・」

 

「そこよ。本当なら曲先だけど、あえて詩先にしてみるのよ。はいって渡したらもしかしたらいい曲作るかもしれないじゃない」

 

そういうもんかね・・・・作曲は全部レミに丸投げでそれを俺たちがカバーしてきたけど、やっぱレミも詰まるんだね・・・・

 

「・・・・まぁやってみるか」

 

『56・・・・・57・・・・・』

 

 

遊輝 side out

 

 

桜 side

 

ピピーー!!!

 

「よーし!全員集合!これからハンドボール投げをするぞ!」

 

体育の先生に笛で呼ばれ、駆け足で集まる。

 

「・・・・ハンドボール投げ?」

 

「これくらいのボールを遠くに投げるのですよ」

 

「お前本当に知らないんだな」

 

「・・・・・・てい」

 

「いで!?」

 

山吹に失礼なことを言われたので頭にチョップした。だって私、お兄ちゃんに拾われるまでの記憶が無いんだもん。知らないことだらけ。

 

「さ、桜さん・・・・」

 

「次!遠藤!」

 

「呼ばれた・・・・」

 

先生に呼ばれたので駆け足で行く。白線が円形に引かれ、そこから線が伸びていっている。

 

「このボールを投げるんだぞ。2球までで、白線を踏んだり飛び越したらダメだぞ」

 

「ん、とにかく遠くに投げればいい」

 

「そうだ。好きなタイミングで始めろ」

 

「ん・・・・・・とうりゃ」

 

適当に投げたボールは右にずれて10m過ぎたところでポーンと跳ねた。

 

「10.78mです」

 

「うん、じゃあ2回目」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「?どうした遠藤?」

 

「いえ・・・・・ちょっと計算していました」

 

「計算?」

 

さっきの投げ方でこのボールはあそこまで流れる・・・・かつ角度を変えて・・・・

 

「・・・・ここ」

 

計算して投げたボールはさっきよりも遠く飛んでいき、15m地点をはるかに超えた。

 

「16.53mです」

 

「うん、さっきより大分いいじゃないか」

 

「・・・・計算すればカバーできる」

 

「よし、次!」

 

2投し終えたのでそのまま次の生徒と交代、私が計測係になる。次は・・・・・氷川さん。

 

「んしょ・・・・ほい!」

 

ポテン

 

「・・・・12.89m」

 

「よし、次」

 

「ほい・・・・あっ」

 

「おおい!そっちボールいったぞ!」

 

氷川さんが投げたボールがすっぽ抜けて全く別のところに飛んでいく。そこには別のところから歩いてきたグループがいた。

 

ドン!

 

「いて!?」

 

「レ、レミ!?大丈夫!?」

 

「なんだ?何処から来たんだこのボール?」

 

「す、すみません!それ私が投げたボールで!!」

 

慌てた様子で氷川さんと山吹、そしてソフトボールを担当している先生と恭輔、祈が駆け寄る。

 

「大丈夫か?」

 

「だ、大丈夫です・・・・」

 

「す、すみません!」

 

「レミさん、大丈夫ですか?」

 

「大丈夫大丈夫・・・・・なんか良いメロディ思い浮かんだけどねぇ」

 

「えっ・・・・レミさん!?」

 

「あ〜、よく見たらSECRETの連中だ」

 

「あっ、君ね〜。京子の弟って子。京子と全然似てないから遊輝に言われなきゃ気づかなかったよ」

 

「あわわわわ・・・・すみませんでした!!」

 

レミや響たちを見て氷川さんは凄い青ざめた顔で頭を下げた。その様子を見て私は隣にいる祈に声をかけた。

 

「何で氷川さんはあんなに必死なの?」

 

「た、多分、軽音部が世界的に有名だから」

 

「有名?」

 

「そ、それはまた後日に・・・」

 

「いいよいいよ。これくらいなら大丈夫だから」

 

「本当にすみませんでした!!」

 

「氷川、落ち着け。しかしなんで高等部がここにいるんだ?お前らシャトルランが終わったら反復横跳びだろ?」

 

「終わりました。次ソフトボール投げです」

 

「早・・・しかしまだこっちは始まったばかりだから待ってもらわないといけないぞ」

 

「待っときますよ。これで最後ですから」

 

「よし、おいお前ら!!さっさと終わらせるぞ!!」

 

『は〜い・・・・』

 

「次!!」

 

ソフトボール担当の先生が私のクラスの生徒に向かって大声で言う。こうなるとめんどい、なりふり構わずペースを早めて自分の調子で投げれなくなる。まぁ私は関係ないけど。

 

「10.54m」

 

「お兄ちゃんはどう?」

 

「どうって言われても・・・・まぁ平均より少し上ぐらい、大体こいつがいる地点で俺なんかカス同然だぞ」

 

「えっへん」

 

「威張るな。頭も良くしろよ」

 

「勉強なんかしなくても世の中生きていける人いっぱいいるわよ!」

 

「そういう人ほど大人になって恥書いたり後悔するのよ」

 

「平気平気!」

 

「・・・・響はバカ」

 

「うおい!?桜ちゃん!?」

 

響はバカ・・・・・うん、しっかりインプットした。

 

「・・・・・軽音部のメンツってこんなに軽いんだな。姉ちゃんの言う通りだ」

 

「何?お前、俺らに対してどんなイメージ抱いているんだよ」

 

「いっつもアカデミアの内でも外でも問題を起こしたり、話題を起こす問題児」

 

「「「「「「・・・・・・・・・」」」」」」」

 

「・・・・否定しない=合ってる」

 

「チ、チガウカラネ、ワタシタチ、モンダイヲオコシテイルンジャナクテ、モンダイガヒキツケラレテイルンダヨ」

 

「・・・・・肯定」

 

「桜ちゃん!?だから違うから!?」

 

「遠藤!山吹!早くこっち戻ってこい!」

 

「は〜〜い」

 

「・・・・じゃあまた」

 

私はお兄ちゃん達に手を振って自分のクラスの所に戻る。山吹も同じようにクラスに戻っていき、列の一番後ろの方で待機している。

 

「・・・・・これだからお兄ちゃん達は面白くて楽しい」

 

 

〜〜(放課後)〜〜

 

 

今日のスポーツテストが終わり、恭輔と祈の3人でお兄ちゃん達がいる部活に行こうとしたけどそこに山吹と氷川さんも着いてくるといってきた。

 

「終わったわ・・・生きた心地しないわ」

 

「大袈裟だろ・・・・俺は姉ちゃんからの情報を流してやったのに」

 

「にしても皆さん、着いてきて大丈夫ですか?」

 

「私は謝らないと」

 

「俺はなんか面白そうなことが起きそうだからな」

 

「け、軽音部の皆さん今はツアー前の練習でピリピリしてますので・・・」

 

ガラガラ〜

 

「皆さん「響!!裏よ!!裏回った!!」

 

「OK!あそこは私のリッターの範囲よ!」

 

「スバル!ヤグラ乗るわよ!援護は任せて!」

 

「おっしゃ!スペシャル発動だ!」

 

「「「「・・・・・・・・・」」」」

 

「ん?おぉ、いらっしゃい。よく来たな」

 

軽音部の部室に入るとお兄ちゃんと茜以外がゲームをしていた。お兄ちゃんと茜はもう一つの画面を見て観戦している。

 

「相手のフデやらしいなぁ・・・塗りと不意打ちばっかしやがる」

 

「短距離ばっかだならリッターには弱いけど。響〜、もっとエイム合わせてよ」

 

「・・・・・・おい、めっちゃ和やかだぞ」

 

「あ、あれれ?おかしぃなぁ・・・・」

 

「・・・・今日、休みって言ってた」

 

昨日、晩御飯を食べた後にお兄ちゃんが明日の部活は休みとか言ってた。多分、スポーツテストの終わりだからみんな疲れていると思う。

 

「あ、あの師匠」

 

「ん?恭輔、どうした?」

 

「れ、練習しなくていい「終わった!!10連勝!!」

 

「今日はここまでね。次どうする?」

 

「あれやる?ピカブイ」

 

「いいね。対戦しよう」

 

「じゃあ俺サンムーンの方で・・・・」

 

「練習は今日は休みだ。10日も連続で練習したんだから休みを入れないと」

 

「それに今日はやる気起きないからね!レミが曲一つ作って終わり!私たちはこうやってまったりしないと!」

 

「じゃあ私は・・・・・これやるか」

 

「・・・・・・ほんと、イメージと違う」

 

「あ、あの・・・・レミさん」

 

「うん?」

 

「さっきはすみませんでした!」

 

氷川さんがレミに声をかけて、レミがはゲームパッドを持ったまま振り向く。氷川さんは頭を90度に下げてレミに謝った。

 

「いいよいいよ。あれくらい日常茶飯事だから」

 

「え・・・・日常茶飯事?」

 

「アァ・・・あんまり触れないで貰えるかな?ちょっと秘密にしているから」

 

「は、はぁ・・・・」

 

「う〜ん・・・・・ゲッコ○ガは何型なんだ?物理?両党?」

 

「いっくよ!それ!」

 

「あっ!バカ!?タイミング違う!」

 

「・・・ふと思ったけど何でこの部屋ゲーム機とテレビが大量にあるんだ?」

 

「察してください・・・・」

 

山吹が不意に口にしたことを恭輔はため息をついてそう返した。そう言われたら何でこの部屋にゲーム機とテレビがこんなにあるんだろ?

 

「うう〜ん、暇だなぁ・・・・今日はゆっくり寝るか」

 

「じゃあ俺とデュエルしてくれよ」

 

「しょ、翔悟!あなたね!?」

 

「デュエル?まぁいいわよ。だって暇だし」

 

「えっ?」

 

「最近デュエルなんて仲間内としかしてなくてねぇ〜。去年のWRGPの決勝とアカデミアデュエル大会以外、まともに対人したことがないのよ」

 

そう言ってレミはカバンを手にしてデュエルディスクを取り出す。ベルトにあったデッキケースからデッキを取り出してデュエルディスクにさした。

 

「まあ鈍っているとは言っても・・・・仮にも世界一のチームのメンバーなんだから簡単には負けないよ」

 

「・・・・おもしれぇ。俺が挑発したつもりなのに挑発で返すとは・・・乗ってやるぜ」

 

山吹もデュエルディスクを取り出してデッキをセットする。そのまま二人は部室から靴を履いて近くの中庭で対峙した。

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」

 

レミ LP 4000 翔悟 LP 4000

 

「先行は俺だ!永続魔法、煉獄の消華を発動!手札のカードを1枚切ることで、デッキからこのカード以外の『煉獄』魔法・罠を1枚手札に加える!俺は煉獄の狂宴を手札に加える!」

 

「あ〜、インフェルノイドを特殊召喚するやつね」

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

翔悟 手札 3枚 LP 4000

 

ー△▲-- ー

ーー--ー

ー ー

ーー---

ーー--- ー

 

レミ 手札 5枚 LP 4000

 

 

「う〜む、面倒くさい。私のターン!ドロー!」

 

レミ 手札 6枚

「スタンバイフェイズ、リバースカードオープン!煉獄の狂宴!フィールドの煉獄の消華を墓地に送り、デッキからLv合計が8になるように『インフェルノイド』モンスターを召喚条件を無視して3体まで特殊召喚する!インフェルノイド・デカトロン2体とインフェルノイド・ベルフェゴルを特殊召喚!」

 

インフェルノイド・デカトロン 守200

インフェルノイド・ベルフェゴル 攻2400

 

「インフェルノイド・デカトロン2体の効果!デッキから『インフェルノイド』モンスターを墓地に送り、そのモンスターのレベル分だけこのカードのレベルを上げて、同じ名前と効果を得る!インフェルノイド・ネヘモスとインフェルノイド・リリスを墓地に送る!」

 

インフェルノイド・デカトロン→インフェルノイド・ネヘモス ☆1→11

インフェルノイド・デカトロン→インフェルノイド・リリス ☆1→☆10

 

「う〜む面倒臭い・・・・魔法カード、テラ・フォーミング」

 

「インフェルノイド・ネヘモスの効果!自身をリリースしてテラ・フォーミングの発動を無効にして除外する!」

 

インフェルノイド・デカトロン自身がリリースされてレミが発動したテラ・フォーミングを無効にした。レミはそんな事を気にせず次のカードを手にかけた。

 

「フィールド魔法、竜の渓谷」

 

「2枚目!?」

 

「効果!手札のカードを1枚捨てて、『ドラグニティ』を手札に加える!私はドラグニティーセナートを手札に加えて、召喚!」

ドラグニティーセナート 攻1800

 

「セナートの効果!手札の『ドラグニティ』カードを捨てて、デッキから『ドラグニティ』ドラゴン族モンスターをこのカードに装備する!」

 

「インフェルノイド・リリスの効果!自身をリリースして「速攻魔法、墓穴の指名者!インフェルノイド・リリスをゲームから除外して同名のカード効果を無効にする!」なっ!?」

 

ドラグニティーセナートの効果を無効にしようと2枚目のインフェルノイド・デカトロンの効果を発動したが墓穴の指名者がそれを許さない。

 

「上手い」

 

「セナートの効果でデッキからドラグニティーファランクスを装備、そしてファランクスの効果で特殊召喚!」

 

ドラグニティーファランクス 攻500

 

「さて・・・・あとはベルヘェゴルね」

 

「おいおいおい・・・・まさかベルヘェゴルまで突破されるのかよ・・・・・」

 

「魔法カード、壺の中の魔術書!互いのプレイヤーは3枚ドローする!」

レミ 手札 0枚→3枚 翔悟 手札 3枚→6枚

 

「フィールドのドラグニティーファランクスを墓地に送って、ドラグニティアームズーミスティルを特殊召喚!」

 

ドラグニティアームズーミスティル 攻2100

 

「ミスティルの効果!墓地の『ドラグニティ』と名のついたLv3以下のドラゴン族モンスター1体をこのカードに装備する!対象はドラグニティーファランクス!」

 

「(通したら負ける!)インフェルノイド・ベルフェゴルの効果!自身をリリースして相手の墓地のカード1枚を除外する!ドラグニティーファランクスを選択!」

 

インフェルノイド・ベルフェゴルがリリースされて、レミの墓地のドラグニティーファランクスがゲームから除外された。

 

「でももうないでしょ?装備魔法、ドラグニティの神槍をドラグニティーセナートに装備!効果!デッキから『ドラグニティ』と名のついたドラゴン族モンスターを装備モンスターに装備する!」

 

「なっ!?」

 

「デッキからドラグニティークーゼを装備!」

 

ドラグニティの神槍を装備したドラグニティーセナートに新たなドラグニティークーゼが装備された。

 

「クーゼはファランクス同様に特殊召喚出来る!」

 

ドラグニティークーゼ 攻1000

 

「ま、マジかよ・・・・あれでも固めたつもりなんだが・・・・」

 

「これでもリーダーやってるんでね!こういう事も強くしなくちゃいけないのよ!本来ならこの後に色々とするんだけど、ちゃっちゃと終わらせるわよ!バトル!セナート、クーゼ、ミスティルの3体でダイレクトアタック!」

 

翔悟 LP 4000→0

 

 

WIN レミ LOS 翔悟

 

 

 

 

 

「お前、ほんっと容赦ねぇな」

 

「何!?見てたの!?」

 

「そりゃ俺ゲーム見てるだけなんだから」

 

「俺も一戦終わらせたから合間見て」

 

「・・・・・・強い」

 

デュエルディスクを片付けたレミはそのまま部室から覗いていたお兄ちゃんとスバルと3人で話す。一方、山吹はただただ驚いた表情をしている。

 

「完璧とは言わなくても自信ある布陣だったけどな・・・・」

 

「あっさり突破されたじゃない」

 

「レミさんのドラグニティ、細い穴を通すくらいにワンショットの確率あげましたから」

 

「・・・・・だから強い。私も油断したら負ける」

 

「わ、私も・・・後攻だったら逆なんですけど・・・・」

 

「軽音部がどれだけ強いか身に染みた・・・」

 

「あっ!?宿身!?」

 

「うわっ、読み間違いしてる!だっさ!!」

 

「待って!?不利対面だと思って俺ラグ引いたぞ!?負ける!?レート2000に乗る直前なのに!?」

 

「いけいけ〜、そのまま1500まで落とせ〜」

 

「・・・・・やっぱ問題児だな」

 

「そこは否定しません」

 

恭輔の言葉を聞いて私たちは頷いた。祈や恭輔に聞いたけど学校で遊び道具を持ってくるのは絶対にダメとのこと。それを聞いてたらお兄ちゃんたちのこれは問題児にしか見えない。

 




翔悟「見事に返された・・・」

レミ「あれくらい返さないと、ドラグニティを舐めないで欲しいわ」

遊輝「インフェルノイドのスタートも悪くはなかったけどな」

桜「・・・・シャドウ・ディストピアがあればだいぶ変わってた」

翔悟「シャドウ・ディストピア?」

レミ「ああ・・・・闇属性のリリースコストを相手にするやつ」

遊輝「コンボ色強くなるけど」

桜「60と違って安定性がある」

遊輝「それはまぁ作者も同じことを言ってたな」

桜「次回、『轟く帝王と憑依』。よろしく」

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