去年は色々と辛い一年でしたので、今年はそれを吹っ切れる歳にしたいんですけど厄年なんすよね〜・・・
作者は元旦からバイトのため、これ投稿している時はもう寝ています。
みんな大好き優姫ちゃん回。冗談抜きで最後の人気ランキング、この名前多かったんだよな(汗)
諸事情により最後の人気ランキング発表してなかったので簡易的にここで発表します。本当は色んな人投票してもらったけど5位まで発表で許してね。
1位 奏
2位タイ 優姫(マジで誤字にあらず、一体どうしてこうなった・・・・)
2位タイ アリア
4位 祈
5位タイ 龍可
5位タイ すみれさん
実は奏さんが初めての人気投票1位でした。途中まではアリアがぶっちぎりそうな展開でしたけど。
遊輝 side
「ん・・・んん・・・・」
重たい瞼を何とかこじ開けて目を擦る。何故か記憶が曖昧なまま寝てしまった。
えっと・・・・昨日何があったっけ?確か熱出て、アリアが来て、看病してもらって、夜に・・・・
「(!?ヤバっ!?逃げな)「はぁ〜い優姫ちゃん、元気だった?」!?!?」
昨日のことを思い出して脳が一気に覚醒、上半身を起こしてすぐに逃げる準備をしようとしたが、扉から悪魔の声が聞こえて背中に悪寒が走る。カクカクとそっちの方に首を振り向ける。そこにいたのは俺の一番の苦手な人が娘とアリア、桜を連れて立っていた。
「す、すみれさん・・・・・・」
茜のお母さん。栗城すみれ、ファッション業界では知らない人がいないと言われるカリスマ的なファッションデザイナー。オーソドックスなデザインから斬新なデザインまで描けるこの人は生粋のオールラウンダー、現在は日本で個人事務所を経営している。
「優姫ちゃん、久しぶり〜、風邪ひいていたっけ言っていたけど大丈夫〜?」
「え、えぇ・・・お、おかげさまで・・・」
「それは良かった。それでね、あなたの仕事、6ヶ月も滞っているのよ。これどうしてくれるの?」
「い、いやぁ・・・・べ、別の人にやれば良いんじゃないんですかね、ハハハ・・・・・」
「あなた・・・・・自覚が無いみたいね。うちの事務所の稼ぎ頭という自覚を、優姫ちゃん、あなたはこれから溜めに溜めたお仕事をしなくちゃいけないの。1週間、泊まり込みで」
「自分今日から部活の練習に行かないと行け「そんな嘘言っても無駄よ」・・・・・」
俺がとっさに考えた嘘を簡単に見破る後ろの娘、それをされて俺はそっと目を逸らした。おのれ茜!余計なことを!こうなったら実力行使だ!
「逃げるんだ(ガチャっ)!?!?」
「無駄無駄、遊輝ちゃんの考えることは手にとって分かるんだから、昨日寝ている間に足を拘束したから」
ベッドから飛び降りて逃げようとしたが足が動かせないことに気づき、布団をめくり上げる。俺の両足はベットの脚と繋げられていた。
「観念した方がいいよ。6ヶ月も仕事を放棄した罪は重いよ」
「茜、桜ちゃんを連れてリビングに行って」
「は〜い」
「アリア、あなたは準備を」
「は〜い♪」
茜は桜を連れて別の部屋へ、アリアはすみれさんより前に出て、手には包帯を持ってこっちに近づいてきた。それを見て俺の震えはさらに大きくなる。
「ア、アリア・・・お前は一体に何をするつもりだ・・・・」
「ふっふっふっ、今から遊輝ちゃんを女の子にする儀式、(ピーーーーーーー)だよ」
「!?!?!?」
「アリア、やりなさい」
「あいあいさー!!!」
「やめろ!!マジでやめろ!!!」
妙な動きで手をクネクネとさせて俺に近づいてくるアリア。それを見て動けない俺はカクカクと震えることしかできなかった。
「やめろ!!やめ、ああああ!!!!!!!」
遊輝 side out
桜 side
「っはよ〜」
「おはよ〜」
「じゃあこれ、今日のメニュー」
「うっひゃー、ハードハード」
お兄ちゃんの悲鳴が聞こえる前あたりから軽音部のメンバーや恭輔、祈が家にやってきた。今日からしばらくはこっちで練習するみたいだ。そして知らない人たちは知らない機械を触っている。
「何でこっちで練習するの?」
「今日から本格的な全体練習が入るのよ。前までは部室でやっていたけどやっぱ狭くてね、ここだったら広いし、下の階にも響かない防音だからね。本当のスタジオを借りたらそれだけで1日数万円吹っ飛ぶし」
「あっ、桜ちゃん、スタッフさんが入るけどこういう証明書を首に掛けているの。その人たちは私たちが信頼した人だから通しても大丈夫、逆にこれ掛けて無かったら怪しい人」
「ん、わかった」
「お邪魔します」
「小林さ〜ん、お久しぶりです」
知らない人ばっかり来るけど確かに首には証明書をぶら下げている。これならあいつらとの区別もつける。心配しなくていい。
「桜さん、僕たちは期末テストの対策でもしておきましょう」
「再来週からテストですから・・・・」
「ん、分かった」
テスト勉強はちゃんとしておかないと響みたいに頭が悪くなって将来恥を描くってお兄ちゃんが言っていた。確かにあれは周りにバカって言われても仕方ない。
「いやああああ!!!!」
「ほらこっち来て!外で撮影するんだから!!」
「嫌だああ!!こんな格好見せたくない!!」
「・・・・・・・・・・・誰?」
お兄ちゃんの大声が廊下からリビングまで響き渡る。そんな事御構い無しに茜のお母さんが知らない女の子を連れてこっちにやってきた。本当に誰?
「///嫌だああ・・・・嫌だあ・・・・」
「仕事を6ヶ月も放棄した優姫ちゃんが悪いんだから、ほら今日で20着分終わらせるわよ」
「そんなの聞いてない!!」
「今言ったから、因みにこれが1週間分あるからね」
「恭輔、あれ誰?」
「・・・・・・・・・・」
「きょ、恭輔さん・・・・気持ちはわかりますが質問には」
「・・・・・うです」
「えっ?なんて?」
「あれ・・・・師匠です」
「・・・・・・!?!?!?!?」
恭輔がポツリと小さな一言で言って聞こえなかったのでもう一度聞き直した。少しポカンとしてしまったが、突然頭がヒートして茜のお母さんが連れた女の子を何度も見る。
「えっ・・・えっ・・・・あれ、お兄ちゃん?」
「さ、桜さん・・・・すごい衝撃を受けていますけど」
「あれを初見で見て驚かない方が可笑しいです」
「えっ・・・・えっ・・・・えっ?」
「じゃあ行くよ、開幕ナンバー「レミ、レミ」うん?どうしたの桜ちゃん?」
あまりにも衝撃的過ぎて未だに信じられず、近くにいたレミに尋ねる。あれがお兄ちゃんなんて信じられない。
「お兄ちゃん、何でここにいる全員より可愛いの?」
グサッ!!!
「お、おう・・・・い、今のはなかなかの一撃・・・・」
「大丈夫私はまだ勝てる私は勝てる私は勝てる」
「モデルなのに・・・本業モデルなのに・・・・・」
「おおいお前ら、そんな所でへこたれるなよ・・・・練習ならねぇじゃぇか」
私がレミに質問をした瞬間、響、奏、茜の3人がガクンと地面に手を置いたり、膝まづいてしまう。ドラムの前に座っていたスバルはそれを見て凄い気まずそうな顔をしている。
「遊輝のあれ?さぁ?本人の生まれ持った才能じゃない?」
「・・・・お兄ちゃんはお兄ちゃんだよね?」
「質問の意味がよく分からないけど、まぁ遊輝だよ」
「・・・・・お兄ちゃんって実は女性?」
「かもね〜。はいはい、練習するよ」
そう言ってレミは奏や響たちを立ち上がらせる。私はお兄ちゃんの一日にやってきたことを思い出す。朝早くに私より起きて、二人分のお弁当と朝食を作り、掃除・洗濯をする。帰ってきたら真っ先に洗濯物を取り込み、風呂掃除をして、夕ご飯を作る。それが終わったら洗濯物をたたみ、アイロンを掛けている。休日も趣味は料理研究とか言って買い物したり、アクセサリーを見たりしている。
・・・・・・私の中に対するお兄ちゃんの評価が男性的な評価は下がり、女性的な評価は上がり始めた。
「お兄ちゃんは女性的」
「それ、師匠の前で言ったら桜さんでも拳骨されますよ。師匠容赦ないですから」
「あれ見てこれを言わない方が可笑しい」
「ひ、否定はしません・・・・」
うん、お兄ちゃんは女性、これで私の答えが出た。 そうなるとお兄ちゃんが何をしているのか気になってきた。
「・・・・・見てみたい」
「えっ?」
「お兄ちゃんのあれ、見てみたい」
「まぁ・・・・見る分にはいいんじゃないんですか?」
「ゆ、遊輝さん色々言ってきますよ」
「すみれさんかアリアさんあたりに押されるか論破されて折れますよ」
「・・・・確かに」
「じゃあ行こう」
私たちはテスト勉強そっちのけで練習している軽音部たちを横目にベランダに出る。大きなプールに沢山の草木が生えて、ネオドミノシティを一望できる大きなベランダ、その一角でお兄ちゃんは女性用の服を着て写真を撮られていた。カメラマンの横にすみれさんとお姉ちゃんがいる。
「遊輝さん、もっと笑ってくださいよ、いくらなんでもその顔じゃ無理がありますよ」
「///む、無理なもんは無理!」
「仕事が終わらなかったらそれだけ伸びるわよ」
「早くやった方が仕事を終わらせるよ!仕事出来ない能無し!」
「///ぐぬぬぬ・・・・」
「ほら!笑顔笑顔!ニコッ!」
「///・・・・二、ニコッ」
お姉ちゃんに笑顔にされるように催促されてお兄ちゃんが笑顔を無理矢理作る。あれが愛想笑いか、愛想笑いなのにこの破壊力。
「・・・・お兄ちゃん、本当にモデル向いているんじゃない?」
「///おい桜!!今の聞こえたぞ!!飯抜くぞ!!」
「困る、それ困る」
「優姫ちゃん!!可愛い妹を虐めることするな!!」
「///いててて!!!頭殴るな!!」
お兄ちゃんがお姉ちゃんに頭をポカポカと殴られる。うん、お兄ちゃんはああいう時、お姉ちゃんに弱い。普段から弱いけど。
「ほら!次の写真撮るわよ!部屋戻って着替える!」
「///ううう・・・・」
何枚か写真を撮り終えてお兄ちゃんはお姉ちゃんに連れられて部屋に戻った。この様子だと本気で1週間あの状態が続く。
「じゃあ写真確認します。一回着替えてくださ〜い」
「優姫ちゃん!着替えに戻るわよ!」
「///ひ、引っ張るな!」
カメラマンの人が大きな銀色の箱からカメラのメモリーを取り出して色々といじりだした。その間にお姉ちゃんはお兄ちゃんを連れて部屋に戻っていく。
「そういえば祈、課題のデザインは終わった?」
「い、いえ、大方のデザインは出来ましたけど細かいところでまだ悩んでいて」
「3日で大方か・・・・後で見せてもらうわ」
「は、はい!」
「デザイン?」
「祈さん、ファッションデザイナー志望なんですよ。だからすみれさんのところに弟子入りしているんです」
「ん、分かった」
ファッションデザイナー志望なのか、それでたまに白紙に服を描くんだ。服の絵を描くのが好きなのかと思っていた。
「それじゃ戻りましょう。テスト勉強もしないといけないですし、何より課題を進めないといけないので」
「ん、確かに」
私的にテストは余裕だが課題はまだ終わらせていない。面倒臭いものは溜めたら後から大変だからさっさと終わらせてしまおう。そう思い恭輔と祈と一緒にリビングに戻る。帰り際に別の服に着替えていたお兄ちゃんを見たけど、やっぱり女子力高いと思った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「理科終わりました・・・・」
「こっちもです。今回は難しかったですね」
「基本がわかればできる」
「桜さんは本当に凄いですね・・・」
リビングでは軽音部が練習して追われたので私の部屋に集まって課題を進めた。まずは理科と社会を終わらし、恭輔と祈は息をつく。
「11時半回ってますし・・・お昼ご飯食べましょう」
「そうですね・・・・とりあえずリビングに行ってみましょう。皆さんがまだ練習しているようでしたら僕で3人分作ります」
ひとまず午前中にやることを終わらしたので一旦リビングに戻る。軽音部のみんなはまだ練習をしていて、ベランダではお兄ちゃんの写真撮影が続いている。
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
「もうちょっとかかりそうですね・・・なんか作りましょう」
「確か冷蔵庫の横にカップ麺」
「何でそんな栄養のないものを言うんですか、ちゃんと冷蔵庫を見ますよ」
そう言って恭輔は冷蔵庫を上から見ていき、適当な食材を手にする。料理なんか作らなくとも横にあるカップ麺を食べたら早く終わる。
「ってか勝手に使ったらお兄ちゃんが怒る」
「こう言う時は大丈夫ですよ。許可得てます。んん・・・・・これで簡単なものだとコロッケですかね。コロッケ作りましょう」
「か、簡単なものでコロッケを作るあたりが凄いですね」
「色々と省きますけど、そんな時間もかけてられませんし。とりあえずジャガイモと合挽肉を調理しましょう。付け合わせは適当な野菜で」
恭輔は冷蔵庫から色んな食材を取り出す。そして大きめの鍋を取り出して水を入れる。
「祈さん、じゃがいもの皮むきと角切りお願いします。桜さんはピーマンと人参を切って炒めてください」
「ん、わかった」
恭輔からピーマンと人参、あと玉ねぎをもらい、包丁とまな板を取り出して切っていく。その前に水洗い。改めて見るとお兄ちゃんの料理グッズは異常、なんでまな板を3枚も持っているのか不思議で仕方ない。その間に恭輔はひき肉に味付けをして混ぜ合わせる。
「ジャガイモの合間に味噌汁でも作ってしましょう。ご飯は冷蔵庫にありましたけど足りないですし炊けるだけ炊きましょう」
〜〜(40分後)〜〜
「出来ました」
「大量に作りましたね・・・」
「どうせ皆さん食べますから」
恭輔が40分かけて30個近くのコロッケに付け合わせの野菜、味噌汁と冷やご飯を作り上げてしまった。
「おお〜、いい匂い〜」
「美味しそう〜」
ゾロゾロと軽音部のメンバーが集まってきた。スタッフさんはカバンの中からおにぎりや弁当箱を取り出す。
「どうぞ、一人2〜3個くらいです」
「いっただきま〜す!」
揚げたてのコロッケを一つ手にした響は大きな口を開けて放り込む。そのまま会釈したけどすぐに咳き込んだ。
「あつ!?ゴホッ!ゴホッ!」
「バカねぇ、揚げたてなんだから。それにそんな大きな物を一口で食べようとしないでよ」
「うんま〜い、恭輔君。本当何でも作れるようになったわね」
「最近は自分の家でも作ってますよ。お母さん代わりで晩御飯作ったり」
「遊輝ってこういう事教えるんだから」
「休憩入るわよ。そのままご飯食べましょう」
「///ううう・・・・」
「ほら優姫ちゃん、そんな顔を隠しても意味ないよ。頭隠して尻隠さず」
ベランダにいたお兄ちゃんとお姉ちゃん、茜のお母さんとカメラマンもリビングに戻ってきた。どうやらこのまま休憩するみたいだ。
「おっ、美味しそうなコロッケ」
「恭輔っちが作ってくれたの。めちゃくちゃ美味しいよ」
「どれどれ〜・・・・う〜ん、ホックホク」
ベランダから戻ってきたアリアさんはキッチンで手を洗い、そのままコロッケを一口食べる。
「お、俺も「優姫ちゃん!一人称が違う!」・・・・・・」
「食べ終わったら休憩ね〜。2時間後再開しましょう。ふわぁ・・・私寝るわ」
「お休み〜」
すでに食べ終えていたレミはソファに横になりそのまま寝た。凄い速さだ、1秒もかかってない。それを見て茜は毛布をかける。
「色々とお疲れだからゆっくりさせてあげて」
「こいつここ最近また寝てないって言うしな・・・・本当、来年は休もうぜ」
「そうね・・・・去年から学生生活らしい学生生活なんてしてないし」
「良い事ばかりだったわね・・・去年なんかほんと、あっという間だったし今でも夢かと思うよ」
「分かるわ〜・・・・このメンバーでWRGP出てさ〜、本線出場を目標にしていたのに」
「そう言えばあの時はアリアも来たんだってね」
「そうだよ」
なんかみんなで過去の話を話し始めた。ああだこうだ言うけど私には分からない。「あの時は」とか言って花を咲かせている。関係のない私は完全に置いてけぼりとなってしまった。
「(・・・私の過去?)」
ふと思ったことを心の中で思った。私は過去の記憶がない。今までそんな事を考えた事もなかった。思い出したくもないし、思い出さなくてもいいやと思った。理由は過去のことを思い出そうとすると何故かペンダントのマークが思い浮かび、妨害しているように思える。
「(・・・・なんで私はあの組織から逃げ出した?なんであの組織のことを考えると異常に感覚が鋭くなるの?)」
他にも色んな疑問が思い浮かんでくる。だけど答えは何一つ分からない。お兄ちゃんが懸命に探したり、私の記憶を治そうとしているが改善の余地が今のところない。
「(・・・・まぁいいか、今の方がずっと幸せを感じられる)」
軽音部のみんながあんな風に笑いあって冗談を言いあう日が私にもいつか来ると思う。その時までずっとここにいる、それが今の私の思い出。
「ねぇねぇ、せっかくだしこのゲームやろう」
「いいねぇ、それじゃ起動するか」
「桜ちゃんもやる?」
「やる」
響に誘われて私はテレビの前にあるゲーム機からコントローラーを一つ手にした。
余談だけど、夜にお兄ちゃんの叫び声がうるさすぎてなかなか眠れなかった。朝起きた時にお兄ちゃんに文句言おうとしたけど、仕草が女の子になっていて、可愛かったので許してしまった。あれは文句なしで可愛かった、異論はない。
桜「・・・・・・・・・・・」←遊輝が載ってるファッション雑誌を見ている
遊輝「///見るなぁ!!!それ見るなぁ!!!」
アリア「うるさいわよ!少しおとなしくなりなさい!」←遊輝を羽交い締めしている
桜「・・・・これは人気でる、間違いなく人気出る」
遊輝「///うるせぇ!!!お前に俺の気持ちが分かるかああ!!アカデミアで俺のファンだと言って色々と渡される俺の気持ちが!!」
アリア「アカデミアではみんな知ってるからね、去年のごちうさのチノのコスプレとか伝説になってるよ。全員含めて、『本物がリアルに出てきた』って」
桜「ごちうさ?」
アリア「アニメだよ。あとで原作の本とアニメ見させてあげる、あっ、あと去年の劇も」
遊輝「///やめろおおお!!!」
桜「ん、楽しみ。次回、『HERO見参』。お楽しみに」