*アンケートを新しく設置しました。詳しく知りたい方は私の活動報告へ、活動報告での投票、アンケートでの投票どちらでも大丈夫です。
桜 side
「・・・・疲れた」
「お疲れ様でした」
「・・・相手バカばっか」
「大体お祭り好きってそういう奴だろ」
文化祭初日の午後5時、今日の一日は終わった。みんな教室に戻って着替えたり、支度をしている。私と祈と氷川さんは会計係なのでこの時間で今日一日の売り上げを計算している。近くには恭輔とお化け役だった翔悟もいる。
「早く終わらせてライブ行きたい」
「もうすぐで終わりますよ・・・・あとはこの合計金額がここにあるお金と同額なら大丈夫です」
祈が簿記と書かれたノートの下の部分、合計金額の欄に書かれた金額と今手元にあるお金が一緒になるか計算している。電卓を使ってお札と小銭を計算していく。
「・・・・大丈夫ですね。では次、桜さん」
「ん」
祈から受け取った電卓とお金を使って今度はわたしが計算する。こういうのは二重管理をしないと大変だとお兄ちゃんは言っていた。
「・・・・大丈夫」
「では今日は大丈夫ですね・・・・売り上げはなんとかって感じです」
「良いんじゃない?赤字じゃ無かったら皆文句言わないでしょ」
「確かに」
元々そんなに利益を考えていない。文化祭のお化け屋敷だからクオリティ求められないし、馬鹿みたいに値段を高く付けるわけにもいかない。少ない予算で低価格の値段でどれだけ満足させられるかが勝負になる。
「それじゃこれを先生に渡して、スタジアムに行きましょうか」
「ん・・・・楽しみ」
「今日でツアーも終わりですか・・・」
「お前本当にファンなんだな。アルバムも買っていたし」
「僕はああいうタイプの曲好きですから」
「俺はもうちょっとゴリゴリ系のロックが好きだからな・・・・・」
「そんなこと言いながらレンタルショップで借りていたでしょ?大通りの店で」
「馬鹿野郎!!俺が借りたのはバスステーション近くの・・・・あっ」
「バカは簡単に釣れて楽だわ〜」
「のやろう!!!」
簡単な罠に引っかかった翔悟は笑みを浮かべた氷川さんを追いかけ回す。氷川さんは逃げて、時々後ろ向きになって翔悟を揶揄う。
〜〜〜〜〜〜〜
ガヤガヤガヤガヤ・・・・・
「人多いつっんだよ・・・」
「まぁいつものことですから」
「この会場のライブだけ7万人って改めて別格だわ・・・・他だとまだ1万近くの規模のライブしかやってないっていうのが信じられない」
隣で氷川さんが呟いたけどそれは私も思う。2日間で7万人近く入るんだったら思い切ってドーム公演とかスタジアム公演すればいいのにと思う。後日、レミに聞いたら「いきなりそんな事してもファンは付いてこないし、1万人規模ぐらいが音響的にも丁度いい」と言ってた。
『本日は、SECRET Live Ture、Live Fes in RockingGo!!にお越しいただきありがとうございます。会場の皆様に注意事項を申し上げます。本会場は演出の都合上・・・・・』
「・・・・始まる」
「これ長ぇんだよ。校長の話並みに」
「しょうがないですよ。これ言わないとお客が何でもかんでもしちゃいますから」
『・・・・以上のことをお守りいただけない場合、公演を中断または中止させていただきます。お待たせしました、Live Fes RockingGo!!、まもなく開演いたします』
『ワアアアアア!!!!!』
パチパチパチパチ!!!!
・・・・・バン!!
『オオオ!!!!』
会場アナウンス終了で観客から拍手と歓声が上がり、その直後にスタジアムの照明が落ちた。ステージのスクリーンにはノイズが走りながら映像が流れ始める。まるでだいぶ昔の映像機器のような状態だ。
『・・・・・続いてのトピックです。5年前のバブル崩壊により日本経済はマイナス成長を続け、雇用者の顔色も・・・』
カチッ
『・・・・・バブル崩壊の影響により今年度な就職状況も険しいままの状態が続き、新卒内定者の採用率は過去最低・・・・』
カチッ
『最近はどうですか?』
『全く明るい未来が見えません。給料も下がりつづけるし、バブル期の頃に建てたマイホームのローンも重くのしかかって・・・』
カチッ
『・・・・・かつて日本経済を襲ったバブル崩壊、この時を境に日本は酷く暗い時期を送ることになった』
スクリーンがまるでテレビのように次々と流れるニュース、そして最後のインタビュー形式のニュースが終わったところで白い文字がスクリーンへと現れて、それを読み上げる人も出てきた。
『人々に付きまとうのはマイナスでネガティブな世界、戦争や経済の混乱で全てにおいて格差社会となり、何を信じれば分からない状態が続いた。やがて時が経ち、少しは楽になったように思えたがそれでも変わらない状態だった』
『しかし、人々の目は死んでいなかった。悲愴的な考えを持った人は減り、楽観的な考えを持つ人が増え、楽しそうに生きている』
『そんな人たちは決まってこう言った・・・・・『あぁ、世界は素晴らしい』』
パチパチパチパチ!!!!!
スクリーンの映像が終わるのと同時にメンバーがステージに現れた。響はキーボードの前に立ち、スバルは後ろのスタッフに何かをしてもらってドラムの前に座る。レミはベースを、茜と奏はエレキギターを手に持った。そしてお兄ちゃんはアコースティックギターを手にした。
♪・♪・♪♪♪〜〜〜♪・♪・♪♪♪〜〜〜
スバルがドラムを叩き、それに合わせてお兄ちゃん以外のメンバーが手拍子を始める。昨日の開幕だった『We will rock you』と同じテンポ、リズムだけどそれよりも甲高い音がスタジアムに響く。観客もスバルのドラムに合わせて手拍子を始めた。
♪・♪・♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『オオオオオ!!!!!!』
そのドラムの音に合わせて奏がエレキギターを弾き始め、歌い始めはお兄ちゃんがアコースティックギターでリズムを刻みながら歌った。私が知る限りでは始めての、お兄ちゃんが開幕ナンバーを歌い出した。
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
1 CENTER OF UNIVERSE 【Mr.Children】
2 Lemon 【米津玄師】
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『イエエエエ!!!!!』
♪♪♪!!!♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『Lemon』のSECRETオリジナルのアレンジを披露した後、お兄ちゃんはアコースティックギターをスタッフに手渡した。観客は酔いしれてるところでドラムとエレキギターの激しく明るいイントロが流れ始めた。
「イエエエエ!!!元気か!?」
『イエエエエ!!!!!!』
「もっともっと声を出せるだろ!?イエエエエ、イエ!!!!」
『イエエエエ、イエ!!』
「イエエエエエエエエエ、イエ!!!」
『イエエエエエエエエエ、イエ!!!』
「イエエエエ、イエ!!」
『イエエエエ、イエ!!』
「イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ・・・・・・・・・」
『オオオオオ!!!!!』
お兄ちゃんのロングシャウトで観客は拍手喝采が巻き起こる。
「エエエエエエエ!!!!!!」
♪♪♪♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜
「ウッ!!!」
バーーーン!!!!
『オオオオオ!!!!!』
お兄ちゃんの拳の効いた掛け声で花火が打ち上がり、観客からまた大きな歓声が巻き起こる。そのまま次の曲のイントロへと入り、観客のボルテージは一気に最高潮へと行った。
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
3 愛のバクダン 【B'z】
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
「センキュ!」
『イエエエエエエエエエ!!!!!!』
パチパチパチパチ!!!!!!
お兄ちゃんの挨拶で締められて、一度ステージの照明が落とされる。その間にスタッフがステージへと登り、メンバーにギターを渡したり、水分補給を進めている。
『遊輝さ〜〜ん!!!』
『奏さ〜〜ん!!!』
「えぇ・・・・ありがとうございます」
『ワアアアアア!!!!!』
パチパチパチパチパチパチ!!!!
観客が色々と歓声を上げている中でステージの照明が付いて、ヴォーカルのマイクにいるエレキギターを持ったお兄ちゃんが前に立つ。
「改めましてこんばんは、バンドグループSECRETです」
『ワアアアアア!!!!!』
「えぇ・・・・最初の挨拶って何話したら良いのかな?」
『アハハハ』
「えぇと・・・・とりあえず今日のライブ来てくれてありがとう、開幕から歌うのって2回目だけど、最初が2年くらい前のハロウィンの時だからこんな大舞台で最初っから歌うのが初めてで・・・・」
パチパチパチパチ!!!!
「ありがとうございます。とりあえず挨拶のMCはコンセプトみたいなものですが、まぁ昨日とほとんど変わらないので省略して・・・・あっ、ごめん嘘ついた。2日目はですね、特に奏がですねオリジナル曲中心でやって行こうと」
『オオオオオ!!!!!』
「それじゃ・・・・次の曲行こうか」
『イエエエエ』
♪♪〜〜〜♪♪〜〜〜
4 私以外私じゃないの 【ゲスの極み乙女】
5 君に届け 【flumpool】
6 Hometown 【オリジナル】
7 叫び 【オリジナル】
8 Re:START 【オリジナル】
9 春夏秋冬 【オリジナル】
10 飛行機雲 【オリジナル】
♪♪〜〜〜♪♪〜〜〜
『ワアアアアア!!!!!』
「ありがとうございます」
観客が拍手が起こり、ステージの照明は落ちた。その間にお兄ちゃんはギターを持ったまま、ステージ裏へと下がっていった。お兄ちゃんと変わるように奏さんがヴォーカルの位置にあるマイクスタンドを調整してマイクを手にする。そしてステージの照明がついた。
『奏さ〜ん!!』
『レミさ〜ん!!』
『響さ〜ん!!』
「ありがとうね、ちょっと準備に時間がかかってね」
そういう奏さんの前でスタッフが慌ただしくパイプ椅子を並べてさらに簡単なキーボードがセットされた。
「懐かしいわね〜・・・・・昔、3人で路上ライブした時はこんな感じのことを自分たちでしていたのよ」
『ワアアアアア!!!』
『3人!?」
「じゃあ準備できたし、レミ、響」
パチパチパチパチパチパチ!!!!!
スタッフのセッティングが終わり、奏、レミ、響の3人が座る。響はセッティングされたキーボードとマイクスタンドの調整、レミはアコースティックギターを手にしてマイクを軽く弄り、奏はマイクを手にする。
「えぇ、改めましてこんばんは」
『こんばんは!!』
「こんな形ですがバンドメンバーの自己紹介をそれぞれにやってもらいましょう。まず私、ヴォーカル&ギター、他称、SECRETの歌姫、水野奏です」
『アハハハハハハ!!!!』
「どうも、ベースでその他BGMの他の楽器の演奏を全て請け負っているSECRETのリーダー、葵レミです」
『レミさ〜ん!!!』
「元気〜!?キーボード担当!!SECRETのムードメーカー、小野寺響だよ!!」
「響の場合、『しでかして』みんなを笑わせるんでしょ」
「奏!!!」
『アハハハ!!!!!』
「それにしても、いや〜・・・・・久しぶりだね、3人でやるの、いつ以来?」
「新入生歓迎会を除いたら路上ライブ以来だから5年か6年ぶりぐらいじゃない?」
「久しぶりに3人でやるなんて緊張するわ〜、知ってる?私スバルが入ってくるまでたまにドラムしていたんだよ」
『へぇ〜』
『知らなかった!!』
「でしょ〜?流石にもうスバルには負けるけどそこそこの自信はあるからね〜」
「こうして3人で練習してお客さんの前に披露したのがSECRETの始まりなんだよ〜」
「3人で初めて練習して、みんなの前で歌ったのはLe Coupleさんの『ひだまりの詩』」
『オオオオオ!!!!』
「いや、今日は歌わないから」
『エエエエエ』
「まぁ久しぶりに3人で歌うからどんな歌を歌おうか考えていたら響がね、良い歌持ってきたのよ、すっごく綺麗な歌・・・・・・」
「せっかくだから会場の皆さんも歌ってみてね。スクリーンにカラオケみたいに歌詞を付けるから」
『ワアアアアア!!!!』
「じゃあ行くよ・・・・1・2・3」
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『オオオオオ!!!』
パチパチパチパチ!!!!
レミがアコースティックギターを叩いてタイミングを取って、奏の歌声に乗せて響のキーボードからピアノ音が会場に響き渡る。スクリーンに映し出された歌詞と歌のタイトル、それを見て観客は歓声と拍手で答えた。
♪♪♪〜〜〜
11 愛してる、バンザーイ 【μ's】
♪♪♪〜〜〜
パチパチパチパチ!!!!
「ありがとう!」
響さんが手を振って感謝の言葉を言う。3人は立ち上がり、スタッフは慌ただしく椅子とマイクスタンドとキーボードを撤去し始め、レミはエレキギターに持ち替えて響はキーボードの前に戻った。
「こんな感じでね、SECRETの路上ライブはこんな感じだったのよ。そこに中等部からドラムのスバルが入ってきたんだよ。実はさっきの歌の途中にこっそりドラムの前に座っていたんだよ」
『ワアアアアア!!!』
「スバルさ〜〜ん!!!」
「どうも、実はずっと後ろに隠れていたドラムの遊城スバルです」
パチパチパチパチ!!!!!
「中等部に上がってスバルが入ってしばらくはこの4人で活動する事になったんだけどね、この4人で人前に演奏することは結局無かったんだっけ?」
「無かったぞ、1学期の間はずっとドラムの練習していたから。その後の夏休みはレミは忙しくてなかなか練習に来れなかったし」
「あの時はフォーチュン・カップに呼ばれたからね」
「じゃあ次はそんな4人で初めて練習した曲です。あまりドラムを強調しない曲ね」
パチパチパチパチ!!!!!!
・・・♪♪♪〜〜〜
12 Secret of my heat 【倉木麻衣】
♪♪♪〜〜〜
パチパチパチパチパチパチ!!!!!
「こんな感じでね、順調にスバルも成長して文化祭ライブでこのバンドをお披露目しようとした2学期に今のメンバーが一人が編入してきたんだ」
奏さんがそう言って左側のステージ袖の方に顔を向ける。そこからお兄ちゃんがギターを持ってやってきた。
『ワアアアアア!!!!』
『遊輝さ〜〜ん!!!』
「2学期に編入してきたのはレミとフォーチュン・カップで戦った相手、遊輝よ」
「どうも、SECRETのギター&ヴォーカル、この中で一番しんどい思いをしている遠藤遊輝です」
パチパチパチパチ!!!!!!
「こうして5人になって初めてSECRETとしての本格活動が始まり、そして最初の文化祭がやってきた。そしてそこで披露した最初の曲がこれです」
♪・♪・♪!!!!
『オオオオオ!!!!』
ドラムのリズム音が軽やかに響き渡り、奏の歌声が会場に響き渡る。またしても不意打ちで始まったその曲に観客は歓声をあげて手を叩いて喝采する。
♪♪♪〜〜〜
13 花唄 【TOKIO】
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『ワアアアアア!!!!!!』
「ありがとうございます。えぇ、こんな感じで始まったSECRETの最初のライブ、最初はこんな感じじゃなくてほんと、文化祭の一部の行事でアカデミアの生徒を中心に色んな人に無料で見てもらったのですが、ウィーン公演からおかしくなってね・・・・」
『アハハハ!!!!』
「まぁ私たちもお金を払ってでも見てくれる人がいるなら、それに恥じないようにしようとその思いで頑張りました。そして年をまたいで4月・・・・最後のメンバーが入ってきました」
『ワアアアアア!!!!!!!』
奏の紹介で左側のステージ脇から茜がギターを持ってやってきた。
「どうも、SECRETの最後のメンバー、ギター&パーカッションの栗城茜」
パチパチパチパチパチパチ!!!!!!
「これで6人揃って活動を続けて2年とちょっと、今年も全国ツアーを始めました」
パチパチパチパチパチパチ!!!!!!
「そして全国ツアーの最初はこの曲から・・・・・・」
♪♪♪♪♪♪〜〜〜〜
『オオオオオオオオオオ!!!!!』
響のキーボードからエレクトリックな音楽とお兄ちゃんのギターで次の曲のイントロが始まる。そして奏がポケットから何かを取り出してカメラに向かって見せつける。それは丸いコインだった。それを見て観客は歓声をあげ、奏はそのコインを右手にセット、コインを上に弾いた。そのままスクリーンに電気が流れる映像が流れる。
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
14 Only My Railgun 【fridSide】
15 何気ない日常 【オリジナル】
16 Happy birthdayの歌 【オリジナル】
17 愛の言葉 【オリジナル】
18 Dreaming 【オリジナル】
19 ホップステップジャンプ!! 【オリジナル】
20 さあ 行こう! 【オリジナル】
21 カミサマドライブ 【オリジナル】
22 RUN 【オリジナル】
23 STAR TRAIN 【オリジナル】
♪♪♪〜〜〜
『ワアアアアア!!!!!!』
「ありがとうございます!!」
『STAR TRAIN』が終わり、奏さんはスタッフからエレキギターを手にして、マイクスタンドの前に立つ。
「それじゃ今日の最後の曲です」
『エエエエエ!?!?』
「・・・・本当、反応に困るわね(汗)遊輝が反応に困るのがよく分かるわ」
『アハハハハハハ!!!!』
「えぇ、この曲はですね。今の私たちの関係ではなく、10年後や20年後の私たちの関係を想像して詩を書きました。私達はいつまでも変わらずにこんな想いを持っている過ごしていくんだなと・・・・・・新曲です『twiligh memory』」
♪・♪・♪・♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
「冬の日の夕暮れ 公園の鬼ごっこで
声を掛け ジャンケンして 初めて遊んだ
そこから続いて10年 大人っぽくなったけど
あの頃の 夕日だけは 何も変わらずにいた
色んな表情を見て 友達のことを知って
時には喧嘩もしてきた(ha〜)
だけれでも僕らは 仕草一つ変えはしない
夕日の美しさを目に焼き付けて(ha〜)
twiligh memory 深い絆を作って
twiligh memory 何事もなく過ごしてきた
過去も現在も未来も何一つ変わることはない
それは僕たちの(たった一つの) 歌を歌い続けること
だらしなくヨダレを垂らして ガラスに張り付いて
ガキと呼ばれ 大人に殴られ 無邪気に過ごしてた
思春期の厨二病 自分は大人と勘違いして
コーヒー飲んで 新聞見て 何一つ変わらないと気づいた
結局僕らは気づかないまま 大人になって
社会人へと歩いていく(ha〜)
だけれでも僕らは 口癖一つ変えはしない
あの頃の夕日を思い出して(ha〜)
twiligh memory 皆離れ離れになっても
twiligh memory またこの場所で会うんだ
今は皆バラバラに離れていても
僕たちのいる場所は(たった一つの) あの夕日の見える公園
春も夏も秋も冬も 一年がまた過ぎて行く
そしてまた僕らはあの頃を夕日を見て (ha〜)
twiligh memory 永遠を確かめ合って
twiligh memory 友情の乾杯を挙げた
過去も現在も未来も何一つ変わることはない
それは僕たちの(たった一つの) 歌を歌い続けること」
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『ワアアアアア!!!!!!』
パチパチパチパチパチパチ!!!!!!
「ありがとうございました!!!SECRETでした!!」
奏が最後に頭を下げて、それぞれが舞台裏に下がっていく。観客は手を叩いたり手を振ったりして声を上げてメンバーを送り出した。
「・・・・最後、良かった」
「えぇ、ずっと先の未来を歌ってくれて・・・」
『アンコール!!アンコール!!』
すぐにアンコールが巻き起こり、会場に響き渡る。しばらくアンコールが続いた後、ステージの照明が付いて、拍手が巻き起こる。
『ワアアアアア!!!!!』
「アンコールありがとうございます」
マイクを手にした奏が一歩前に出て頭を下げる。
「えぇ、アンコールはですねアリーナツアーで披露したボーカロイドの曲をですね」
『オオオオオ!!!!』
「もう少しバリエーションを増やして皆さんにお届けしようと思います」
『ワアアアアア!!!!!』
「それじゃ早速行くわよ!!」
♪〜〜♪・♪・♪〜〜〜
「ロキ!!!」
♪♪♪〜〜〜
バーーン!!!!
『ワアアアアア!!!!!』
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
25 ロキ 【鏡音リン】
26 ロストワンの号哭 (ver Afterglow) 【鏡音リン】
27 アスノヨゾラ哨戒班 【IA】
28 ハッピーシンセサイザ 【巡音ルカ】
29 六兆年と一夜物語 【IA】
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『ワアアアアア!!!!!』
「ありがとうございます!!」
「えぇ・・・・・皆さんのおかげ今年も全国ツアー、そして文化祭の2dayライブを開催することができ、そしてここまで走り続けることができました。そして私達SECRETはこれまでずっとずっと走り続けてきました。私達はずっとずっと走り続けて、色んな人の声や表情をこの景色から見させてきました。本当にありがとうございます!!」
パチパチパチパチ!!!!
「次のこの最後の曲はそんな皆さんに向けて、『ありがとう』という意味と『まだまだずっとずっと長く一緒にいようね』という意味を込めました」
『ワアアアアア!!!!!』
「どう?結構真面目に台詞考えたんだけど」
「俺がな」
「ちょちょちょ!?!?それ言ったら台無し!?」
『アハハハハハハ!!!!!』
「もう・・・・・本当にね(汗)。それじゃ、みんなが楽しく、素晴らしいことを願いに込めて・・・・μ's、『SUNNY DAY SONG』」
『オオオオオオオオオオ!!!!!』
♪♪♪〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
「行くよ!!」
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
30 SUNNY DAY SONG 【μ's】
♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜
『ワアアアアア!!!!!』
「ありがとう!!!!」
『SUNNY DAY SONG 』が終わり、メンバー全員が楽器を置いてステージの前の方にくる。奏はマイクを手にして観客の方を一回り見る。
「今日は来てくれて本当にありがとうね!!これで今年のツアーも完走できたよ!!」
パチパチパチパチパチパチ!!!!
「ここまで完走できたのも皆さんのおかげです!!本当にありがとうございました!!!!」
「「「「「ありがとうございました!!!!!」」」」」
ドーーン!!ドーーン!!
『ワアアアアア!!!!!!!』
最後にメンバー全員が頭を下げて、それと同時に花火が打ち上がる。観客は花火とメンバーへの感謝を込めて声を上げて拍手した。
桜「・・・・凄かった」
翔悟「初日は一体感だったけど、2日目は突っ走る感じがしたな」
絢「『私たちの音楽はこうだ!』って感じがしたよね」
祈「自分たちの音楽ってのを表現したかったのですかね・・・・・」
恭輔「あの・・・僕言いたいこと全部取られたのですが(汗)」
桜「次回、『文化祭2日目、遊輝と奏のレストラン』。次回もよろしく」