遊戯王 振り子使いの少年と連鎖使いの少女   作:DICHI

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コロナの影響で就活が・・・・
すげえ心配で不安です。



第54話 アリアの怒り

桜 side

 

「ぐおおおらあああ!!!」

 

「ぐお!!」

 

目の前に迫ってきた兵士の頬にお兄ちゃんは思いっきりグーで殴る。モロに食らった兵士は口から出血、歯も何本か折れて倒れた。

 

「行くぞ!まだまだ乗り場は先だ!」

 

「桜ちゃん!走るわよ!」

 

「ん!」

 

「止まれ!!止まらないと撃つぞ!!」

 

「うっせハゲ!!!氷符『絶対零度の術』!!」

 

「一生悪夢に着いてなさい!!『ダークホール』」

 

「ぐわああああああ!!!!!!!」

 

前から来る大軍に向けてお兄ちゃんは懐から取り出した1枚のお札見たいな紙を口の前に持ってきて呟く。すると大軍の右半分の奴らが瞬く間に氷漬けにされる。残った左半分はお姉ちゃんが言った呪文によって足元に真っ黒い穴が現れて、その中に吸い込まれていき消えていった。

 

「・・・・・・・・・」

 

「行くぞ!!」

 

「・・・・・二人とも、何そのいつも以上の気狂い能力。っていうかお兄ちゃん、浮いている」

 

「終わったら全部話す!!どうせあの社長から桜のことも全て聞くからイーブンだ!!」

 

「次来たわよ!!」

 

「めんどくせぇ!!フレイム・ダンス!!」

 

「「「「「「ぐわああああああ!!!!!」」」」」」

 

「フリージングゼロ!!」

 

お兄ちゃんとお姉ちゃんのコンビネーションでどんどんと敵は倒れて、いや吹き飛ばされたり傷を追ったりしている。はっきり言って異常、何人か瀕死の状態の人まで出ている。そう思っていたら頭の上に何か気配を感じた。

 

「っ!?アリア!!桜を連れて右だ!!」

 

「!?分かったわ!!」

 

ドオオオオンンン!!!!!

 

お兄ちゃんとお姉ちゃんも感じ取り、すぐに二手に分かれる。私達のいたところには大きな岩が落ちてきた。

 

「ちっ・・・・遊輝ちゃん!!」

 

「大丈夫だ!!すぐに行く!!」

 

「お、お姉ちゃん!!左から!!」

 

「止まれ!!お前たちに逃げ場は無い!!」

 

「わざわざ逃げるために走っているんじゃないの!!マジカルシャイン!!」

 

「ぐわああああ!!!!!!!」

 

どっかのポケモンの技を宣言したお姉ちゃんは右手を突き出して、お姉ちゃんを中心とした白い光が強く照らされる。その光が衝撃波へと変わり、走ってきた敵を根こそぎ倒していく。

 

「かかってきなさい!!私は貴方たちをなぎ倒すまで立ち続けるわよ!!」

 

「ぐおら!!!」

 

「ぐはっ!!」

 

「お兄ちゃん!!」

 

上から声が聞こえてきて、私たちのすぐ目の前に敵が落ちてくる。その上にお兄ちゃんが飛んできた。

 

「数だけ揃えやがってめんどくせぇ!!」

 

「遊輝ちゃん!!行くわよ!!」

 

「んなもん分かってらあああ!!!!」

 

「二人とも!!前!!」

 

「死ねええええええ!!!!」

 

「「うっせえええええ!!!!!!」」

 

「ぐおら!!!!!」

 

正面から飛び込んできた敵に私は大声で叫ぶ。お兄ちゃんとお姉ちゃんは同じタイミングで前を向き、お兄ちゃんは左でお姉ちゃんは右で相手の顔面にグーパンチをかました。

 

「行くぞ!!」

 

「桜ちゃん!!走るわよ!!」

 

「う、うん!!」

 

あらかたの敵を倒したことでお兄ちゃんは前に飛び出し、お姉ちゃんは私の手を引っ張って走り出す。私も二人に置いていかれないように必死に走る。深い森を抜けて今度は平地に戻り、飛行場まで走る。

 

「あとちょっとだ!!ヘリコプターももうすぐ着くってよ!!」

 

「分かったわ!!」

 

「止まりなさい!!」

 

 バン!!!

 

何処からか、銃声が聞こえた。それを聞いたお兄ちゃんは止まり、お姉ちゃんも止まる。前を見る。建物から抜けて道路しかない場所にドゥと後ろに沢山の兵士がいた。

 

「・・・・・・・・」

 

「止まりなさい、今なら痛い目に合わずにすむわよ」

 

「うるせぇババア。録でもない所に捕まって痛い目に合わない訳ねぇじゃねぇか」

 

「減らず口を・・・・この人数をどうやって突破する気?」

 

ドゥは不敵な笑みを浮かべている。気づけば私たち3人は兵士に囲まれていた。

 

「んなもん、端っこから片付ける」

 

「へぇ・・・・ずいぶん強気ねぇ。そんな足の状態で?」

 

「遊輝ちゃん!飛んで!ダークホール!

 

前に出ていたお兄ちゃんに対して、ドゥは強気な発言をした直後、横にいたお姉ちゃんが大声で叫ぶ。お兄ちゃんも飛び上がり、お姉ちゃんも私を掴んで上に飛んだ。すると私たちの周りから大きな黒い円が広がり、その中に兵士たちが吸い込まれていく。

 

「な、何だ!?」

 

「お、おちる!?」

 

「うわあああああ!!!!!」

 

周りの兵士たちはどんどんと吸い込まれていき、最終的に相手は私たちの声を聞いてすぐに離れたドゥだけになった。

 

「危ない真似をして・・・・」

 

「あんた達みたいに数を揃えてくるのはこういうので一発よ」

 

「ずいぶん生意気・・・・流石に私も怒ってきたわ」

 

「良いわよ・・・・私が相手してあげる。遊輝ちゃん、桜ちゃんを連れて先に行ってて」

 

「行かさないわよ!!」

 

ドゥがポケットからボタンを取り出して、そのボタンを押す。ドゥの後ろの道がバリケードが張られる。そしてドゥはデュエルディスクを構える。

 

「私を倒さないと進めないわよ。その間にさらなる援軍を呼ばせてもらうわ」

 

「めんどくせぇ・・・やってや「私が行くわ」アリア?」

 

「この女には頭きてるのよ。私がぶっ潰さないときがすまない」

 

「・・・・・分かった、頼む」

 

お兄ちゃんが一歩下がり、かわりにお姉ちゃんがデュエルディスクを付けて前に出た。

 

「あんたを木っ端微塵にしてあげる」

 

「あなたを倒して社長から特別ボーナスをもらうわ!」

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」

 

アリア  LP 4000 ドゥ  LP 4000

 

「先行は私!メインフェイズ開始時、魔法カード、強欲で禁欲な壺!エクストラデッキのカードを6枚、ランダムで除外して2枚ドローする!グローアップ・ブルムを召喚!」

 

 グローアップ・ブルム  攻0

 

「ぎゃあああああ!!!!!アンデット!!!」

 

「お兄ちゃん、うるさい」

 

「権限せよ!光を照らすサーキット!」

 

お姉ちゃんの頭上にリンクマーカーが現れて、その中にグローアップ・ブルムが入り、下の矢印が赤く光る。

 

「アローヘッド確認!召喚条件はレベル1のモンスター1体!私はグローアップ・ブルム1体をリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク1、リンクリボー!」

 

リンクリボー 攻300 ↓

 

「墓地に送られたグローアップ・ブルムの効果!このカードをゲームから除外して、デッキからLv5位上のアンデット族モンスターを手札に加える!黄金卿エルドリッチを手札に加える!さらに永続魔法、呪われしエルドランドを発動!」

 

お姉ちゃんの後ろに黄金色に輝く城が現れる。

 

「呪われしエルドランドの効果!LPを800ポイント払って、デッキから『エルドリッチ』モンスターか『黄金卿』魔法・罠を手札に加える!黄金卿のガーディアンを手札に加える!カードを4枚伏せてターンエンド!」

 

 アリア 手札 2枚  LP 3200

 

▲▲△▲▲ ー

ーーーーー

○ ー

ーーーーー

ーーーーー ー

 

ドゥ  手札  5枚  LP 4000

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

ドゥ 手札 6枚

 

「魔法カード、予想GUY!自分フィールドにモンスターが存在しない場合、デッキからLv4以下の通常モンスターを特殊召喚する!星杯に誘われし者を特殊召喚!」

 

 星杯に誘われし者 攻1800

 

「さらに魔法カード、虚ろなる龍輪!デッキから幻竜族モンスターを1体墓地に送る!さらに自分フィールドに効果モンスター以外のモンスターが存在する場合、墓地に送られたモンスターとは異なる『天威』モンスターを手札に加える!天威龍ーアシュナを墓地に送り、天威龍ーアーダラを手札に加える!墓地の天威龍ーアシュナの効果!自分フィールドに効果モンスター以外のモンスターが存在する場合、墓地のこのカードをゲームから除外して、デッキから『天威』モンスターを特殊召喚する!天威龍ーヴィシュダを特殊召喚!」

 

天威龍ーヴィシュダ 守2500

 

「通常召喚!チューナーモンスター、天威龍ーアーダラ!」

 

天威龍ーアーダラ 攻0

 

「Lv4の星杯に誘われし者にLv1の天威龍ーアーダラをチューニング!」

 

☆4 + ☆1 = ☆5

 

「天と地の間で、龍の誇りを轟かせる!シンクロ召喚!Lv5!源竜星ーボウテンコウ!」

 

源竜星ーボウテンコウ 守2800

 

「ボウテンコウの効果!」

 

「チェーン!リバースカードオープン!永続罠、スキルドレイン!」

 

「なっ!?」

 

「ライフを1000ポイント払い、フィールドの効果モンスターの効果は無効になる!」

 

 アリア LP 3200→2200

 

源竜星ーボウテンコウがシンクロ召喚されて、効果を発動しようとしたけど、お姉ちゃんがスキルドレインを発動してボウテンコウの効果は無効になった。

 

「ぐっ・・・・(スキルドレインを剥がすには墓地のヴィシュヌの効果を使わないといけない)ボウテンコウの効果!コストで光竜星ーリフンを墓地に送る!」

 

「その効果処理後!リバースカードオープン!罠カード、紅き血染めのエルドリクシル!デッキから『エルドリッチ』モンスターを特殊召喚する!黄金卿エルドリッチを守備表示で特殊召喚!」

 

黄金卿エルドリッチ 守2800

 

源竜星ーボウテンコウの効果のコストで光竜星ーリフンが墓地に送られたタイミングでお姉ちゃんが仕掛けて、デッキからマントを付けた黄金色の鎧を着た人形のモンスターが現れる。

 

「・・・・・・ヒュー」

 

「!?お兄ちゃん!?気絶しないで!!」

 

「突き抜けろ!天に轟くサーキット!」

 

源竜星ーボウテンコウと天威龍ーヴィシュヌが相手の上空に出来たリンクマーカーに入り、右下と左下のの矢印が赤く光る。

 

「アローヘッド確認!召喚条件は幻竜族モンスター2体!私は源竜星ーボウテンコウと天威龍ーヴィシュダをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク2、天威の龍仙女!」

 

天威の龍仙女 攻1600 ↙︎ ↘︎

 

「墓地のボウテンコウの効果!」

 

「リバースカードオープン!カウンター罠、永遠に輝きし黄金卿!自分フィールドに『エルドリッチ』モンスターが存在して、魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した場合、アンデット族モンスターをリリースしてその発動を無効にして破壊する!」

 

「なっ!?」

 

特殊召喚された黄金卿エルドリッチがすぐにリリースされドゥの源竜星ーボウテンコウの効果を無効にする。

 

「こ、この・・・・バトル!天威の龍仙女でリンクリボーに攻撃!」

 

「リンクリボーの効果!リリースして発動するからスキルドレインも効かないわよ!攻撃宣言したモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで0にする!」

 

天威の龍仙女 攻1600→0

 

お姉ちゃんの場のリンクリボーがリリースされて、天威の龍仙女の攻撃力は0になった。

 

「こ、この・・・・カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

アリア 手札 2枚  LP 2200

 

ー▲△△ー ー

ーーーーー

ー ○

ーーーーー

ーー▲ーー ー

 

ドゥ  手札  3枚  LP 4000

 

 

「私のターン!ドロー!」

 

アリア 手札  3枚

 

「永続魔法、呪われしエルドランドの効果!ライフを800払ってデッキから黄金卿のコンキスタドールを手札に加える!」

 

アリア  LP 2200→1400

 

「墓地の黄金卿エルドリッチの効果!自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地に送って、墓地のこのカードを回収!」

 

お姉ちゃんの墓地にあった黄金卿エルドリッチがフィールドの呪われしエルドランドを墓地に送って、お姉ちゃんの手札に加えられる。

 

「その後!手札からアンデット族モンスターを攻撃力を相手ターンのエンドフェイズまで1000ポイント上げて特殊召喚する!回収したエルドリッチを特殊召喚!」

 

黄金卿エルドリッチ 攻2500→3500

 

「さらに墓地に送られた呪われしエルドランドの効果!墓地から『黄金卿』魔法・罠か『エルドリッチ』モンスターを墓地に送る!黄金卿のワッケーロを墓地に送る!墓地に送られた黄金卿のワッケーロの効果!このカードを除外して、デッキから『エルドリクシル』魔法・罠カードをセットする!白き目醒のエルドリクシルをセット!バトル!エルドリッチで天威の龍仙女に攻撃!

 

「リバースカードオープン!聖なるバリア〜ミラーフォースー!攻撃宣言時、相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する!」

 

黄金卿エルドリッチが攻撃宣言して、天威の龍仙女に向かって突撃したけど、ドゥが聖なるバリア〜ミラーフォース〜が発動した。

 

「これでモンスターは「バ〜カ!!エルドリッチは不死身よ!!」なっ!?」

 

ミラーフォースの反射によって黄金卿エルドリッチの攻撃が反射されるけど、黄金卿エルドリッチはその反射攻撃を無視して突撃した。

 

「エルドリッチは自身の効果で特殊召喚した場合、相手ターンのエンドフェイズまで効果で破壊されない!」

 

「嘘でしょ!?」

 

黄金卿エルドリッチ 攻3500

天威の龍仙女  攻1600

 

ドゥ LP 4000→2100

 

「ぐううう!!!」

 

「カードを1枚伏せて墓地の紅き血染めのエルドリクシルの効果!このカードをゲームから除外して、デッキから『黄金卿』魔法・罠をセットする!黄金卿のワッケーロをセット!これでターンエンド!」

 

 

アリア 手札 3枚  LP 1400

 

▲▲▲△▲ ー

ーーーー○

ー ー

ーーーーー

ーーーーー ー

 

ドゥ  手札  3枚  LP 2100

 

 

「わ、私のターン!ドロー!」

 

ドゥ 手札  4枚

 

「(くっ・・・スキルドレインが鬱陶しいわね!!だけど墓地のヴィシュヌで・・・)天威龍ーシュターナの効果!自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚する!」

 

天威龍ーシュターナ 守2000

 

「特殊召喚成功時、リバースカードオープン!永続罠、黄金卿のワッケーロ!このカードは発動後、通常モンスターとして特殊召喚される!」

 

黄金卿のワッケーロ 攻1800

 

黄金卿エルドリッチの隣にゾンビが現れて、大きな剣を持っている。

 

「さらに!この効果の発動時にエルドリッチがいる場合、特殊召喚した後に墓地のカード1枚を除外する!これは罠カードで発動しているからスキルドレインをすり抜けるわよ!」

 

「何だって!?」

 

「除外するのは天威龍ーヴィシュヌ!」

 

黄金卿のワッケーロが特殊召喚され、そのまま走り出し、ドゥの墓地にある天威龍ーヴィシュヌをゲームから除外した。

 

「ぐっ・・・だがまだまだよ!突き抜けろ!天に轟くサーキット!」

 

特殊召喚された天威龍ーシュターナがすぐにリンク素材となり、リンクマーカーの中に入る。

 

「アローヘッド確認!召喚条件はリンクモンスター以外の『天威』モンスター1体!私は天威龍ーシュターナをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク1、天威の拳僧!」

 

天威の拳僧  攻1000 ↓

 

「特殊召喚成功時!リバースカードオープン!永続罠、黄金卿のコンキスタドール!」

 

「また!?」

 

「発動後、このカードを通常モンスターとして特殊召喚!エルドリッチがいる場合、追加効果でフィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊する!破壊するのは天威の拳僧!」

 

黄金卿のコンキスタドール 守1800

 

今度は鎧馬車と鎧騎士が現れて、ドゥのフィールドに特殊召喚された天威の拳僧に向かって突進、手にしている剣で身体を真っ二つに破壊した。

 

「さあどうよ!後続ある!?」

 

「ちょ、調子に乗ってるんじゃないわよ!!通常召喚!ジェット・シンクロン!」

 

ジェット・シンクロン 攻500

「突き抜けろ!天に轟くサーキット!アローヘッド確認!召喚条件はレベル1のモンスター1体!私はジェット・シンクロン1体をリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!リンク召喚!リンク1、リンクリボー!」

 

リンクリボー 攻300 ↓

 

「墓地のジェット・シンクロンの効果!手札のカード1枚捨てて、墓地からこのカードを特殊召喚!突き抜けろ!天に轟くサーキット!」

 

ドゥの墓地からジェット・シンクロンが飛び出し、ドゥはそのままジェット・シンクロンとリンクリボーがリンクマーカーの中に入る。

 

「アローヘッド確認!召喚条件はチューナーモンスターを含むモンスター2体!俺はリンクリボーとジェット・シンクロンをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク2、水晶機巧ーハリファイバー!」

 

水晶機巧ーハリファイバー 攻1500 ↙︎ ↘︎

 

「ハリファイバーの効果発動!」

 

「手札の灰流うららの効果!」

 

「なっ!?」

 

「手札からこのカードを捨てて、ハリファイバーの効果を無効にする!」

 

お姉ちゃんの手札から灰流うららから捨てて、ドゥの水晶機巧ーハリファイバーの効果を無効にされる。

 

「・・・・・・」

 

「どうよ!!まだある!?」

 

「・・・・タ、ターンエンド・・・・」

 

「エルドリッチの攻撃力は元に戻る!」

 

黄金卿のエルドリッチ 攻3500→2500

 

 

アリア 手札 2枚  LP 1400

 

△△▲△▲ ー

○ー□ー○

ー ○

ーーーーー

ーーーーー ー

 

ドゥ  手札  1枚  LP 2100

 

 

「私のターン!ドロー!」

 

アリア  手札  3枚

 

「手札の黄金卿エルドリッチの効果!手札のこのカードと黄金卿のガーディアンを捨てて、フィールドのカード1枚を対象に取り、墓地に送る!対象はハリファイバー!」

 

「チェーンでハリファイバーをゲームから除外して発動!このカードをゲームから除外してEXデッキのシンクロチューナーを特殊召喚する!」

 

「チェーン!リバースカードオープン!カウンター罠、永遠に輝きし黄金卿!」

 

「に、2枚目!?」

 

「黄金卿のコンキスタドールを墓地に送り、ハリファイバーの効果を無効にする!」

 

最後の綱であったはずのハリファイバーも2枚目の効果も無効にした。

 

「これでバトル!エルドリッチでダイレクトアタック!」

 

 ドゥ LP 2100→0

 

WIN アリア   LOS ドゥ 

 

 

「あっ・・・・がっ・・・・・」

 

「さあ!!進ませてもらうわよ!!」

 

「さ、させないわよ・・・・・」

 

デュエルが勝利して負けて膝が折れたドゥにお姉ちゃんが高らかに叫ぶが、ドゥは呟く。そして懐から銃を取り出した。

 

「動くんじゃないわよ!!まだ私は負けた「食らいやがれ!!炎斬ー三刀流 百花繚乱!!」ぐおら!!!!!」

 

ドゥがお姉ちゃんに照準を合わせたけど、横からお兄ちゃんが飛び出して本物の日本刀を3本取り出して、両手を口に加え、横っ腹から斬りつける。そのまま上に上がったドゥに向かって飛び上がり、ドゥを叩きつける。

 

「うおらああああああ!!!!」

 

「あああああ!!!!!!」

 

そのまま急降下して炎を纏った刀を使い、ドゥを斬り付ける。土埃が舞い上がり何が起きているかわからないけど、ドゥの悲痛な悲鳴が響き渡った。

 

「・・・・・・・・・」

 

「・・・・片付けだぜ」

 

数十秒後、土埃が終わりお兄ちゃんはこっちにやってきた。ドゥは身体から煙が出て所々黒焦げとなって屍になっている。

 

「・・・・・・・・」

 

「暫くは起きないと思う。今のうちに行こう」

 

「そう・・・・・じゃあ行くわよ。桜ちゃんも」

 

「・・・・ん、私も蹴りをつける」

 

お姉ちゃんが屍になっているドゥからボタンを取り出して押す。私たちの目の前にあったバリケードは消えた。そのまま私たちはヘリコプター場へ向かう。




アリア「まずはムカつく奴一人を片付けたわ」

桜「・・・・ボッコボコだった」

遊輝「俺はあいつに殺されかけたから」

アリア「目には目を、歯には歯をだよ」

桜「(この二人って考え方が本当に似てる)」

遊輝「次回、『桜の過去』。次回もよろしく」

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