藤泡対談/クラスについて
藤「また夢でここに来たのか……でも本文と雰囲気が違うような?」
泡「こちらで会うのは久しぶりだね、マスター」
藤「ああ、ブギーポップか。今日は何の用で引き込んだんだ?」
泡「――強いて言うなら退屈しのぎさ」
藤「――退屈しのぎ?」
泡「そう、退屈しのぎ。より深い理由を語るなら本作者が原作における“竹泡対談”を知って『じゃあ二次創作でも似たような事をやってみよう』と思い立ったという、分かりやすく言い換えるとパクr――」
藤「よしてくれ。今さっき画面外から殺気を感じた」
泡「……まあいいだろう。人を弄るのはやりすぎると良くない」
泡「話を変えよう。今回ぼくが君と話そうと思っていたのは『サーヴァントのクラスについて』だ」
藤「ああ、セイバーとかアーチャーとかのアレね」
泡「ぼくがこの度召喚されるに当たってアルターエゴというクラスが宛がわれたのだが、まず一旦ぼくが何故このクラスになったのか整理してみよう」
藤「アルターエゴってクラスは、ざっと言うと“二重人格”を表していたんだっけ」
泡「その通り。僕は存在そのものが“他者の人格”だ。人格そのものであるサーヴァントなんてイレギュラーにも程があったと思うけど、確かに無理やり当てはめるとすれば妥当なクラスだね」
藤「でもカルデアには二重人格のサーヴァントが居るよね?一番の代表としてはジキルさんとか。あれはアルターエゴじゃないの?」
泡「ふむ……これはぼくの勝手な想像だけど、『オリジナルとは全く別の、他人としての霊基を獲得した存在』がアルターエゴに相当するのではないかな」
藤「なるほど。じゃあ手始めにメルトリリスとパッションリップの場合はどうなるか聞いてもいいかい?」
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藤「……ああ、そういう警告ね…本文でも一々表示しておけばいいのに……」
泡「警告表示もバッチリだから説明しよう。あの二人の事はダヴィンチから聞かせてもらったけど、大本の存在であるBBから切り離されて独自の霊基を持ち、なおかつオリジナルに反抗したからアルターエゴの条件を満たしたのではないかとみている。個人の考えではあるけどね」
藤「じゃあ玉藻の前とその分身タマモナインは?」
泡「あれはそもそも根本が大妖怪だ。途轍もない妖力を持つとはいえ、九つの尾を切り離して分割してもそれぞれがサーヴァントに成り得るというのは実に恐ろしいことだ……。もちろん、この場合もアルターエゴとしての条件を満たしていると言えるだろう。ただ分割した尾の人格が実に個性的らしいね。そのせいもあってか全員がバラバラのクラスとして召喚される可能性を持っている。アルターエゴ適性があるサーヴァントの中でも不可思議な存在だろう」
泡「アルターエゴについて話がまとまったところで、改めてマスターに聞きたいことがある」
藤「なんだい、それは?」
泡「ぼくがアルターエゴでなければどんなクラスとして召喚されていたと思う?純粋な意見が聞きたいのだが、どうだろう」
藤「え?ブギーポップが?ちょっと待てよ」
藤「……………………」
藤「……ありそうな順にルーラー、アサシン、アーチャーかな」
泡「その理由は?」
藤「まず基本クラスの中でセイバー・ランサー・ライダー・キャスター・バーサーカーは除外していいと思う。これは戦い方とか所有する武器を見ての判断だね。これらのクラスは名前の通りの戦い方だったり宝具を持っていたりすることが多いからね」
泡「なるほど」
藤「次にエクストラクラスだけど、こっちは武器と言うより本人の在り方とか役割に依るかな?」
泡「在り方?」
藤「そう。ルーラーだと場を保つための公平無私な裁定者。アベンジャーは誰かに対する怨讐を抱える復讐者。ムーンキャンサーは……正直よくわからないけど、感覚としては月みたいに地球全体を側で見守る外部からの監視者ってところかな。で、アルターエゴはさっき説明してくれた通り。フォーリナーは地球外生命体だね」
泡「……」
藤「これを踏まえて考察すると、『世界の悪』を自動的に狩ってきた君の在り方はルーラーに近いと思う。アサシンは暗器を使って暗殺を行うサーヴァントが多いから、これも結構近そうだと思う。まあ、たまに誰かに見られながら敵を排除していた君だと少し薄いかな?」
泡「…じゃあアーチャーを候補に入れたのはどうしてだい?この鋼糸はどう見ても弓に見えないが……」
藤「あー、アーチャーは別」
泡「別?」
藤「アーチャーってクラスは何故か弓を使わないサーヴァントが多くいるんだよ。飛び道具っぽい銃とか大砲ならまだしも、剣を量産して飛ばしたり自分の財宝を撒き散らしたりする行為も“飛び道具”に入るからね」
泡「それはまた随分とアバウトだな」
藤「最近だとイルカショーとフラフープを組み合わせた戦闘スタイルの聖女がアーチャーになっていたよ」
泡「それでいいのか本人は」
藤「……まあ、クラスに拘ると英霊としての人生(?)を棒に振るってことかな。本人が満足できる、あるいは楽しめるクラスならそれで良し!それがグランドオーダーさ」
泡「無理やり締めてくれて非常に助かったよ」
藤「またこの変な考察詰め込んだコーナーする際は君が締めてくれよ」
泡「それが狙いか……あ、読者の皆さん。ここまで読んでいただいてありがとうございました」
藤「ところで何故作者は突然番外編を書こうだなんて思いついたんだろう」
泡「【祝!累計UA800突破記念!】らしいよ」
藤「作者ちょろいな」