Fate/BoogiePop   作:蓼野 狩人

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調子に乗った作者の書くオマケ第二弾。


藤泡対談/宝具について

泡「やあ、また会ったねマスター」

藤「……作者はいつの間に味をしめてしまったのか。なんか憐れだね」

泡「作者が憐れなのはいつもの事さ。そもそも二次創作を書く人間の殆どは『UA』とか『お気に入り』に代表される“読者からの評価”に囚われているのさ。自分の書いた小説を読んで欲しいという気持ちが作者を暴走させる。その暴走がいい方向に向かうか悪い方向に向かうか、それは作者の技量次第だけどね」

藤「そんな事言って読者から反感買っても知らないぞ、僕は」

泡「その時はその時。この『藤泡対談』そのものが泡のように消えるだけさ」

藤「変な風にカッコつけるんじゃない」

泡「いつもの事さ」

 

泡「さて今回は『宝具について』が議題だね。しかし宝具には多種多様な種類がある訳だが……一つ一つについて論じていくのかい?」

藤「いやいやまさか。作者は宝具の分類とか定義とかそこら辺を一部だけ論じたいだけらしいよ。ということでまず話す内容は『そもそも宝具とは何ぞや?』ってこと。じゃあブギーポップは宝具ってどんな存在だと思う」

泡「ぼくは宝具を今現在明確に所有している訳じゃないけど、他のサーヴァントの宝具なら飽きるほど見たからね。しかしぼくの主観で良いとはいえ宝具の定義を聞かれても困るな……。パッと考えつくのは『必殺技』という感じだが」

藤「うーん、当たらずも遠からずって所かな」

 

藤「宝具とは人の幻想によって生み出された、サーヴァントのそれぞれが持つ固有の所有物のことだ。少なくともこの作品ではそういう認識になっている」

泡「人の幻想……って何だい?」

藤「サーヴァントという存在は後世の人間のイメージによって在り方が変化する場合があるだろう?史実とは異なるサーヴァントが誕生するのはそのせい。つまり英霊は座に登録されることで召喚可能になるけど、その英霊も強い願いや思い込みによって変質する場合がある。それが強力なイメージ、即ち人の幻想ってこと」

泡「分かったような分からないような説明だな」

藤「じゃあ具体例を出してみよう」

 

藤「まず前提として、サーヴァント達は伝説を持っている。この伝説というのは英霊の座に上り詰められる位の伝承や神話、物語や概念って意味だね」

泡「ふむふむ」

藤「だからサーヴァントはそういう伝説あって初めて成り立つ存在――逆に言うと伝説なければサーヴァント足りえないってことだね。そして伝説というのは人のイメージによって幾らでも変化するものさ」

泡「なるほど」

藤「そして宝具というのは、伝説の内容を象徴するモノのこと。宝具はそのサーヴァントに備わっている伝説を代表する代物なんだ。だから真名バレを防ぐ為に有名なサーヴァントは自らの宝具を隠そうとする」

泡「例えば例のセイバー、アルトリアは世界で最も有名かもしれない宝具『約束された勝利の剣』を持っているが確かにいつも空気で覆って隠してはいるな」

藤「その通り。でも宝具ってものはその英霊にとって自らを象徴するモノであることもある」

 

藤「世間一般のイメージだけではなく、本当のサーヴァントそのものから生み出させる宝具もある。何事もイメージだけでは構成出来ないんだよ。身近な所で言うとフランケンシュタインとかそうだね。電気を操るとか、魔力を電気に変換するとか、実は男性ではなく女性だったとか、色々違うだろう?」

泡「言われてみればそうだな」

藤「つまるところ、史実の内容と後の伝説が入り交じって生まれたサーヴァントを象徴するモノが宝具。そういう認識で構わないよ」

 

泡「しかし宝具ってものは『宝具』という字を見る限り、道具のような印象を受けるが中には道具に見えない宝具があったりするだろう?アレらはどうなんだ」

藤「それは勿論、宝具は道具に限るようなモノじゃない。佐々木小次郎が『燕返し』を、ナーサリーライムが自分自身を宝具とするように宝具そのものが概念だったり技だったりすることがある。そもそも宝具は道具を介在する事でイメージしやすいから道具の形を取りやすいのであって、イメージが形のないモノに及んでも宝具になる事もあるのさ」

 

泡「じゃあ続いての質問。宝具の種類には『レンジ』『ランク』『最大補足』『対〇宝具』があるけど、これらについて教えて欲しいね」

藤「めんどい」

泡「一言目からそれはどうなんだよ」

藤「ごめんごめん。だって本当に面倒なんだよ……まあ知りたいと言うなら教えるけどさ。でも長くなるよ?」

 

藤「まず『レンジ』について。これは宝具の射程とか効果範囲を表している数字だけど、具体的な単位が全く無いんだよ。もはや感覚の世界だね」

泡「普通に単位としてメートルとかヘクタールとか色々あると思うが」

藤「そういう具体的な単位では表せない世界なんだよ、宝具というのは。例えば人々の精神に影響する宝具をどうやって表せばいい?世界の滅びを再現する宝具は?月まで斬撃を飛ばす宝具とか、距離の上では規格外だけど傷をつけられる範囲が1センチとかだったらどう表現したらいい?」

泡「う……確かに難しいな」

藤「でしょ?他の項目についても曖昧な感じだから、概要だけ説明しよう」

 

藤「『ランク』は宝具の総合的な威力についての値だね。中でも魔力消費とか神秘の程度とかが割合として多い。でも宝具の脅威度は『ランク』だけでは測れないのが現状だ。例としてビリー・ザ・キッドの宝具はダメージこそサーヴァント全体では見劣りするけど、発動速度が異常に速い。多分不意打ちならギルガメッシュに勝てるね(個人の見解です)。」

藤「次に最大補足。こちらは『レンジ』よりもより効果範囲を示した値だけど、概念としては“宝具の効果にどれほど人を巻き込めるか”が焦点になっている。多ければ多いほどより多くの対象を攻撃できるという指標だね」

藤「そして『対〇宝具』に感じてだけど……その……一番説明が難しいんだよ……個別で議題にしたいんだけど、ダメかな?」

 

泡「さくしゃはこの一遍で宝具について纏めたいらしいよ(棒読み)」

藤「作者ェ……」

 

藤「『対〇宝具』の〇には幾つも種類がある。じゃあ折角だから〇に当てはまる単語を列挙していこう」

泡「無茶な要求に対してヤケになってるな」

 

 

※この先、とても長いスクロールがあります。「いちいち宝具の種別とか見てらんねぇ!」という方は是非宝具の種別の多さに呆れながら読み飛ばしてください※

 

 

泡「おいおい、作者は『etc』とか知らないのか!!」

 

 

【対〇宝具】

対界宝具

対魔術宝具

対陣宝具

対門宝具

対己宝具

対心宝具

対衆宝具

対都市宝具

対星宝具

対神宝具

対国宝具

対粛正宝具

対理宝具

対宝宝具

対人理宝具

対民宝具

対宴宝具

対悪宝具

対竜宝具

対魔宝具

対波宝具

対山宝具

対冠宝具

対籠城宝具

対王宝具

対獣宝具

対軍個人宝具

対結界宝具

対惑星宝具

 

【例外その一】

結界宝具

特攻宝具

概念宝具

城塞宝具

神性宝具

迷宮宝具

魔術宝具

契約宝具

記別宝具

疾走宝具

精霊宝具

開戦宝具

 

【例外その二】

対人魔剣

対人奥義

対軍奥義

対人絶技

対軍絶技

 

藤「とまあこんな感じ。もはやフィーリングだね。考えるな感じろ。説明しなくても見たら分かる!!それがこの書き表し方さ」

泡「よくもまあこんな暴挙を働いたものだ」

藤「作者もヤケなんだよ。なんてったって無駄としか思えないネタ宝具もこの中にあるからね。ほら、そこの『対波宝具』ってあるだろう?」

泡「……これだけあると探すのも一苦労だが、確かにあるな」

藤「それは夏のサーフィンにノリノリなサーヴァントが霊基を夏用に変化させた時に着いてきた宝具の種別だよ。ちなみに『対波宝具』に該当する宝具はこれだけ」

泡「えー」

 

藤「まあ字面でイメージしやすいのは良いと思うけどね。その宝具に対するイメージは六割方『対〇宝具』の表記で決まると僕は思う。【例外その一】は具体的な対象を示すよりも宝具の在り方を示した方がイメージしやすい宝具。【例外その二】は宝具が技である場合の表記だね」

泡「やはり種類として一番多いのは『対人宝具』かい?」

藤「その通り。竜とか幽霊とか神とか色々な敵が居るけど、やっぱり人間の一番の敵は人間だね」

 

泡「さて、最後にぼくの宝具についてなんだけど」

藤「…………」

泡「……ぼくの、宝具について、なんだけど」

藤「……………………」

泡「……………………ひょっとして作者はぼくの宝具について見送る予定!?マジか!?」

藤「『ブギーポップ:ステータス』を番外編として時期が来たら公開します!時期が!来たら!公開します!!」

 

泡「……宝具仮装展開」

泡「その鋼糸は理不尽なマスター、不合理な設定、怠惰な作者を裂き殺す!

『約束されたオチの宝具』(ネタポップカリバー)!!」

 

藤「流石にネタが過ぎたけど、今回はこれでお開きとさせていただきます」

泡「作者は少しくらい自粛するべきだと思うよ、ホント。では読者の皆さん、ここまで読んでいただきありがとうございました」




今回はネタ成分が多すぎました。本当にごめんなさい。次回の「藤泡対談」は真面目に書きます。

あと本文で言っていなかったのですが、登場させたサーヴァントの内アストルフォは作者カルデアに居ません。短期決戦を目的とした人選をする為には選ばざるを得ませんでした。こんちくしょうめ。

参考にさせていただいたサイト
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/宝具
https://dic.pixiv.net/a/宝具

追記
予知/『パンドラ』後書きにて
アストルフォを星四鯖交換で手に入れました
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