(今回の日常パートは)ないです
青春とは嘘であり悪である。
そんな文章を書いたのも、もう1年程前の話だった。
思えばあの文を書き、平塚先生に奉仕部に連れて行かれたことが俺の人生のターニングポイントだったのかもしれない。
そして俺は今、新たなターニングポイントを迎えようとしていた.....
「比企谷八幡君、君には提督になってもらう」
Why!?ナンデ、テイトクナンデ!?
待て、一旦クールになろう、こんな時は素数を数えればいいはずだ、あれ?素数の定義ってなんだっけ?数学が壊滅的などうも俺です。
オーケー、落ち着いた、そうだ提督になってもらうなんて俺の聞き間違いだろう、俺の中に封印されし中二心がそう聞こえさせたに違いない!!そうだ、そうに違いない!!
「ワ、ワンモアプリーズ?」
「ブフッ」
あああぁぁ!!!やっちまった!!初対面の人にやっちまった!!俺のバカ!ボケナス!八幡!おい、八幡ってなんだよ
オーケー今度こそ落ち着いた
「も、もう一度言ってもらってもいいですか?」
「ああ、笑ってしまってすまない。もう一度言うけど比企谷八幡君、君には提督になってもらう...ワンモアプリ-ズ」
よっし、とりあえず絶対許さないリスト更新のお知らせだ。で、なんで俺が提督に?てかこの人誰なんだ?
確か俺は今日.....
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高校生活3年目にはいった俺は、ある月曜日の昼休み、俺は平塚先生に呼び出されていた
「比企谷、君を訪ねてきている人がいる」
はて...俺のようなしがないボッチを訪ねて来るなんて一体誰だ?しがないボッチとか自分で言ってて悲しくなってきたぞ...
「どうやら大本営関係者のようだ」
は?
「大本営関係者って...はい?海軍の人ってことっすか?」
「そういう事だ、比企谷、君の今日の授業は終わりだ、このあとのことはその人に任せるから荷物を持って応接室に行きたまえ」
「はあ...」
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そうだ、思い出した。この人海軍の人だ。
海軍の人ってもっと堅物なイメージだったからびっくりしていろいろとんでたわ
「えっと、まず名前を伺ってもよろしいでしょうか」
「おっとすまない、私は
「あ、よろしくお願いします。敬語の方は流石に遠慮しておきます。」
てか大将ってめっちゃえらい人じゃないですかヤダー
「...まあいいか、本題を始めよう。君は3ヶ月程前に一斉に行われた適正検査の事は覚えているかい?」
「えーと...あの1番小さいぬいぐるみを選ぶやつですか?」
あれが適正検査なんてなんかの冗談だと思ってたから全く記憶に残ってなかったわ...てかよく思い出せたな、俺
「そう、その検査だ。実はあの検査は提督になれる人材を見分けるための検査だったんだよ。実はあの子達は妖精さんって言って艦船を建造したり武装を開発してくれたりしてくれるんだ。実際に...ほら動き回っているだろう?」
確かにそこにはあの時見た人形のような存在が動き回っているのが確認できた。てか、いたのね...妖精さん...
「さっきも言ったけど建造や開発には妖精は必要不可欠。そこで先ほど言った検査によって提督になれる人材を探したというわけだ。」
なるほど、要約すると提督になるためには妖精さんって言う不思議生物とコミニュケーションとれないといけないから適正検査と称してあぶりだしてやったぜ☆ってところか
違うか?違うな
「でもなんで俺だけなんすか?流石に全国で俺だけってのはないでしょう」
「ふむ...なぜ君は提督に採用されたのか君だけだと思ったんだい?」
「それは...俺1人だけに話していること自体が答えです。もし他に適正者がいれば集団で話をすればそれで済むはずなのに俺と一対一で話している。つまり採用されたのは俺しかいないと考えたわけです。まあ、住んでる場所が遠かったとか、人柄を知りたかったとかを考えれば話は変わってきますがね。」
結構喋ったな...てか、俺が自意識過剰なだけじゃないよな!?もしそうだったらこのままバックれて家に引きこもるまである。
「...君のような勘のいいガキは嫌いだよ」
ッッ!!大将から殺気が...なんかやばいこと言ったか?!とにかくこういう時は.....
「すみませんでしたッッッッ!!!!」
土下座に限る。プライドなんてこれっぽっちもない。
「.....フフッ冗談だ、1度は言ってみたかったセリフなのでね。しかし君は面白いね、話していてとても楽しいよ。」
コイツ...大将ってわかっていてもイライラする...温故知新で知られる俺を...って温故知新で知られるどころか認識すらされてなかったわ。何それ悲しい。
てかマジ殺気ヤバかった、何がヤバいってマジやばい。どれくらいやばいかって由比ヶ浜のクッキーぐらいヤバい。
「ネタ使うためだけに殺気出さないで下さいよ...ホント死ぬかと思いましたよ?」
てか死んだ(錯乱)早く帰って小町に会いたい...
「話を戻すけど君の言ったことは半分当たりかな?実は他にも適正を持つ人はいたんだ、だけど実際に話して見ないと内面はわからないだろう?だから私はほぼ内定している君と一対一で話して人柄が情報どおりか調べに来たってわけさ。」
うぁぁぁああ!!!自意識過剰だったー!!!もうおうち帰る!!!おうち帰ってベットでジタバタする!!
しかし...なぜ俺だけなんだ?他にも内定者がいていいはずなのに...
「なぜ自分だけ?という顔をしているね。確かにその疑問はもっともだ。もちろん理由もちゃんとある。その理由とは...」
「り、理由とは...?」
え?!まさか俺には秘めたる力がとかそんな展開なのか?!
「とてもヘタレでチキンだからだよ」
「はい?」
なんで俺悪口いわれてるのん?
「ごめんごめん、先に艦娘について説明するべきだったね。」
かんむす?かんむすって何かの暗号なのか?
「じゃあ君は深海棲艦は知っているかな?」
あ、それなら知ってる
「えーと確か...海に突如現れた生物(?)で、人間に敵対している事、現存する兵器では全く歯が立たないことがわかっているんですよね?」
今更だけど何それチートやチーターや!!おっとこれはモヤッとボールパイセンだった
「その通りだ。それで艦娘って言うのはその深海棲艦と同時期に発見された昔の艦船と同じ力を持つ女の子...そして深海棲艦に唯一ダメージを与えられる存在なんだ。そして深海棲艦との違いは我々人間の味方をしているということかな。」
「なるほど...でもなんでそれが俺のことと繋がるんですか?」
「実はさっき言った通り艦娘は全員女の子なんだ、しかも美少女ときた、あとは...わかるね?」
なるほど大方、艦娘に手を出そうとする輩がいるわけか
えっじゃあ何?俺ヘタレチキンクソぼっちコミュ障だから大丈夫だろって思われてるわけ?いやそこまでは言われてないな
「だいたい君の考えてることであってると思うよ。今までは適正がある人は即採用だったんだけどそのせいで艦娘に迷惑をかける結果になってしまったしね。今はこういう決まりなんだ。」
「はぁ。」
「ともかく、君は大丈夫そうだ。私も安心したよ。まあ、事前情報で大丈夫だとは思ってたけどね。」
ちょっと待てその情報のソースどこだ。なんて書いてあったんだ。
「さて、粗方説明は終わったけどなにか質問はあるかい?」
「えーと、学校はどうなるんですか?」
「それについては心配ない。そもそも鎮守府がもう建ってるわけじゃないし君が高校を卒業してからになるからね。ああ、あと君には高校を卒業後、提督養成学校に行くことになるからそのつもりでいてね。」
なるほど、まあたしかに、戦術もクソもない素人をほっぽり出すわけにも行かないしな。
「他に質問は?」
「思いつくのは今のところないです。」
「そうか、じゃあよろしく頼む、比企谷提督(仮)。」
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それから高校を卒業し提督養成学校に入学提督になった後は奇策に次ぐ奇策、リスクリターンを完璧に計算された作戦によって深海棲艦を瞬く間に駆逐していった。そして功績が認められ昇進ラッシュ、これには小町も「専業主夫になるとか言ってたゴミいちゃんが立派になっちゃって...」と涙ながらに祝ってくれた。何気にすごいディスられてるな、俺。
そして大将になった俺は...
「暇だ...」
暇を持て余していた
どーも初めまして。黒猫朔夜と申します。
ついに書き始めちゃいましたw
正直拙いところも多々あると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
亀更新ですが絶対に投稿しますので気長に待ってください(そもそも読まれているかすら怪しい)