【更新停止中】捻デレ提督の鎮守府生活   作:黒猫朔夜

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お久しぶりです。約2年ぶりぐらいですかね?まだ見てくださってる方は居るのかな?いたらありがとうございます。超久しぶりに書いたせいでいつも以上の駄文&短いです。許してつかあさい。


やはり俺の提督生活は間違っている。

いつも通りの朝、いつも通り目が覚めいつも通り2度寝しようと思い、布団を被り直しかけたところで手を止め、つぶやく

 

「...なんか二年ぶりに起きた気がする」

 

いや絶対そんなことないはずだし、あったら世にも奇妙な物語出演待ったナシなのだがそんな気がしてならないのだ。なんなら眠りにつく前はクリスマス辺りだったような気がするのに気がつけば夏になってるような気がする。なんだったら秋めいてるような気さえする。何を言ってるかわからねぇと思うがry

...まぁ気のせいだろう。そう思い被りかけていた布団を被り直す。考えても無駄だと思ったのもそうだが、触れてはいけないような気がするのだ。触らぬ神に祟りなし、そういうことである。

そんなことを考えているとやがて眠気がやってくる。自然とまぶたが下がって意識が落ち...

 

「八幡、起きて」

 

...ることは無かった。呼ばれた声に強制的に意識を戻されたからである。いや、むしろ意識を戻したと言った方が正しいかもしれない。なぜならその声は明らかに現世に現れし二大天使の片割れ、大天使トツカエルのものだったからだ。ちなみにもう一人はコマチエルだったりする。

 

「戸塚っ!?」

 

そう叫びながら体を起こす。しかしそこに居たのは俺の秘書艦であり提督として1番長い時間を共にした人物、電がいた。...何故かスマホのスピーカーをこちらに向けた状態で。

 

「司令官さん、おはようなのです」

 

電がニッコリと笑いかけてくる。その笑顔はまるで太陽のようで、街中で見かけたならば間違いなく目で追ってしまうようなものだった。...目が笑ってさえいればだが。

 

「司令官さん、おはようなのです」

 

電が表情一つ変えずに先程と全く同じトーンで挨拶をしてくる。気のせいか背後には般若のようなものまで見えだした。いつの間に電さんはスタンド使いになってしまったのん?

しかし、しかしだ。長年を共にしてきたからわかることがある。それはめちゃくちゃお怒りだということだ。...いやこれ誰がどう見てもお怒りなのわかるな。

ともかく、挨拶しないことには永遠に挨拶ループしそうな感じだし、なにより挨拶しないと多分もっとやばい事になると思った俺は電に言葉を返す。土下座で。

 

「お、おはようございます」

 

「はい、おはようなのです」

 

______________________

 

所変わって執務室。俺はいつも通り数枚しかない書類を処理していた。処理と言っても確認してハンコを押すだけなので非常に簡単である。

 

「...なあ電、ぶっちゃけこれ俺必要なくないか?」

 

傍らにいる電にそう問う。ぶっちゃけた話、この程度の書類ならば秘書艦だけでも処理できるのだ。

電は少しの間思案したような顔をし、しばらくして「うむ」と頷くと返答した

 

「確かに司令官さんはいらないのです」

 

「おい、解るけど言い方。俺自体が必要ないみたいに聞こえちゃうだろ。...俺必要だよね?」

 

しかし 、俺の割と切実な問に対しては何も答えず電は言葉を続ける

 

「だけど私は...秘書艦になったみんなはこの時間が、司令官さんと二人でいられるこの時間が好きなのです」

 

不覚にもドキッとした。たとえ見た目が中学生だとしても美少女にこんなことを言われれば誰であれ心は揺れてしまうだろう。それに伊達にも数年間、時を共にしている訳では無い。この言葉は本心で言っているのだとわかった。わかってしまった。

それに艦娘から好意を寄せられているのもわかっていた。勘違いだと断じても、彼女たちがそれを許してはくれなかった。中には積極的にアプローチをかけてくるものもいた。だからこそ俺は軽口で流すことは出来なかった。

 

「それに...」

 

尚も電は言葉を紡ぐ。もうやめて!八幡のライフはもうゼロよ!

 

「それに司令官さんが仕事をしなくなったら本当にダメ人間になってしまうのです。ただでさえ目が腐っていてダメ人間一歩手前なのに、これ以上ダメになったら手に負えないのです」

 

...不覚にもイラッとした。先程までの感情を返して欲しい。

しかし電が言っていることもあながち間違いではない。実際、提督とは名ばかりのものになっていた。昔こそ海域解放に尽力していたが今や書類を数枚確認するのみである。何もしていないことの方が多いのは事実だ。だからこそこう言われても仕方がない。

ふと電の方へ目をやる。顔は平静を保っているようだったが耳は赤く染まっていた。

...照れ隠しにしては言葉の刃鋭すぎんだろ

 

 

___________________________

 

※蛇足

とくに問題もなく執務が終わり、今日の提督業も晴れて終業となった。毎日書類を数枚確認するだけで一般会社員の給料を軽く超えてしまうのだから申し訳ないという気持ちも少しは感じてしまう。

そんな気持ちが顔に出ていたのか電が声をかけてきた。

 

「こんな仕事量であれだけの給料を貰ってしまっていいのかって顔してるのです」

 

何お前、エスパー?

 

「そんなことないのです」

 

「おい、ナチュラルに心を読むな」

 

「司令官さんが顔に出やすいのが悪いのです」

 

俺のせいですかそうですか。何か言い返そうかとも思ったがこんな事を言い合っても不毛な争いになることは長年の経験から分かっている。そのため話題を切り替えることにした

 

「ところでなんだが、朝のあれ何?」

 

またしても俺の心を読んだのか、はたまた別の理由からか電は俺の話題に乗ってきた

 

「対八幡汎用決戦兵器『七色ボイス』なのです」

 

「何そのエヴァみたいなネーミング...てか誰だよ作ったの...いや言うまでもなくアイツらか」

 

「ご想像の通り工廠組なのです」

 

工廠組、明石と夕張のことである。海域解放...所謂戦時中は幾度となく彼女達が開発した装備に助けられたものだが、現在は数々のロマン兵器及び近未来兵器から家電から謎の物まで作り出す半マッドサイエンティストと化している。

 

「この『七色ボイス』は音声を録音・解析することで様々な声を再現して、まるで対象者の隣で囁いているように再生することが出来るのです」

 

「何その技術の無駄使い」

 

アホだろ、いやアホなのは知ってたけど。




改めましてお久しぶりです。黒猫朔夜です。Twitterを見てくださっている方はお久しぶりでもないかもしれないですね。
時が流れるのは早いもんで私ももう大学2年となってしまいました。さて、投稿が遅くなった理由なんですが、TRPGのシナリオ作りに熱中しちゃったからなんです。あとはただ単にvtuberにハマったり色んなゲームしてました。はい、ごめんなさい。
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