っべーマジっべー
今日は日曜日、時刻はゆうに10:00(ヒトマルマルマル)をすぎている。が、俺は未だにベットで惰眠を貪っていた。
本来鎮守府の始業時間は07:00(マルナナマルマル)で休日でも朝食の時間は変わらないため早く起きなければいけないのだがそもそも俺は夜型。そしていつも起こしてくれている電は六駆の姉妹艦たちとお出かけ中である。つまり俺の眠りを妨げるものは何もない。
「あ"ー」
2度目の眠りから覚めた俺はゾンビのような声を上げると寝返りを打つために体に力をこめた...のだがベットに違和感を覚えた
「...あ"?」
おっと、いかんいかん寝起きでゾンビのような声しかでないな...
それはさておき俺が違和感を覚えたのはベット壁側、つまり俺の右隣である。そこは絶対なにかいるとわかるレベルで盛り上がっていた。
おかしい...妖精さんなら布団の上に乗っかってるはずだしそもそも盛り上がるわけがない
「ったく...誰だ?」
いつもなら電が来た瞬間に俺の人生が終わりかけるのだがその心配はない...がやはり一緒にベッドで一緒に寝ることはまずいので起こすことにした
こんなことをする艦娘は1人しか心当たりがない
「おい、夕立。起きろ.....は?」
全くうちのわんこは仕方ないなぁと思いながら布団をめくるとそこには予想外の艦娘がいた
「ううん...」
why!?ナンデ!?時雨ナンデ!?
なんとそこには夕立...ではなくその姉妹艦、時雨がいたのだ
「まさかわんこはわんこでも黒髪の方のわんこだったとは...」
「ううん?.......あ...おはよう提督」
「お、おう。おはよう」
いやなんで普通に挨拶してんの?ねえなんで?俺めっちゃ動揺してんのよ?だってしょうがないじゃんこんな美少女が一緒に寝てたらそりゃー動揺するでしょ?マジやばくない?チョベリグ!...今でもこれ分かるやついんのか?
「いや、お前なんでいんの...」
オーケー極めて冷静に言えたぞ俺、よくやった俺。甲勲章あげちゃう!
「なんでって...提督がベッドに引き込んだんじゃないか」
「...はい?」
「はい?じゃないよ...乙女をあんなに弄んで...責任とってくれるよね?」
「は?おま、は?え?」
おいやべーってマジやべーってしかも記憶ないとか最悪かよ。俺人生終わった...
そんな後悔をしていると時雨がプルプル震えていることに気づいた
「.....ふふっ」
「おい、何笑ってんだよ...」
「ごめんね提督、さっきのは嘘なんだ。提督がこんなに簡単に引っかかると思ってなかったよ」
「おい、そういう冗談はマジでやめてくれ心臓に悪い」
「でもベッドに引き込んだのは本当なんだけどね」
「.......」
「提督、寝ぼけるのはいいけどもうちょっとムードってものをわかった方がいいよ」
「いや、ムードってなんだよ」
「ムードっていうのは日本語で言う雰囲気のことで」
「いやそういうことを聞いてんじゃないんだけど...」
時雨ってこんなキャラだったか?もうちょっと大人っぽかったような...
「そういやなんで俺の部屋にいたの?不法侵入よ?」
「電から聞いてなかったのかい?今日は秘書艦を交代するって」
「言ってたような言ってなかったような...」
俺お得意の聞き流しが発動してたかもしれん
「...まあいいさ、つまり僕は今日一日秘書艦で、起こしに来たら引き込まれたってわけだよ」
「なんか...ごめんね?」
俺にそんな癖あったかなぁーと首を捻りつつ起きようとするとまだなにか違和感を覚えた
「.....時雨、これ誰だかわかるか?」
「...多分、提督が予想してる通りだよ」
「...やっぱりか」
やっぱりいたのか...と思いながら布団を捲るとやっぱりというかなんというか俺が最初にいるだろうと予想した夕立が丸まって寝ていた
「やっぱりか...おーい起きろ夕立」
「ん、んんーもう食べられないっぽいー」
「またベタな...おーい夕立?」
「提督、そんなんじゃ夕立は起きないよ」
そう言うと時雨は夕立の耳元で何事かを囁いた、すると先程まで何をしても起きなかった夕立がガバッと起き上がった
「間宮アイス食べるっぽい!?早く行くっぽい!.....ってあれ?提督さん?アイスはどこっぽい?」
「夕立...お前...」
まさかアイスにつられて起きるとは...
「起きたか夕立」
「夕立、なんでここにいたんだい?」
「えーと...たしか...あ!そういえば朝提督さんの部屋に来たっぽい!」
ですよねー知ってた
「お前...俺は何度も勝手に忍び込むなって言ってるだろ」
「今日は忍び込むつもりはなかったぽい!」
「いやじゃあなんで俺の部屋入ってんの?」
「時雨を探しに来たっぽい!でも時雨と提督を起こそうとしたら提督に引き込まれたっぽい!」
「...なんかもうほんとうにごめんね?」
なんか本当にごめんなさい...ごめんなさい
「そんなことよりお腹空いたっぽい!ご飯食べるっぽい!」
「いやお前朝飯食べたんじゃないの?」
「提督さん達を起こしに来てたからまだ何も食べてないっぽい!」
「あー」
ごめんなさいごめんなさい生きててごめんなさい!
「仕方がない、じゃあお詫びと言っちゃなんだが間宮に行くか」
「やったぁ!」
「いいのかい?嬉しいな」
そういえばその耳みたいな髪の毛どうなってんの?耳なの?どういう原理で動いてんの?
そんなことを考えながら八幡は着替え始めるのだった
「...って出てけよ!」
八幡の着替えは細マッチョな体を見るチャンスなので割と人気
時雨も夕立も可愛いよね
まあ作者は名前を見てのとおり猫派なんですが
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ということで感想、評価、リクエスト等お待ちしております!