※ 諸注意※
・ オリ主もの(ややチート系)です。
・ 一部原作の設定をいじっています。
・ 一部原作キャラの性格、設定が違います。
上記を了解した上で読んでくださる方がいたら嬉しいです。
それでは、本編スタートします!
春、それは新しい出会いの季節。
早いもので、僕が文月学園に入学してから2度目の春がやってきました。満開の桜に彩られた坂道を僕こと
僕が通う文月学園は世間一般の高校と違い、“とあるシステム”の試験校です。
それは『試験召喚システム』といい、科学とオカルトと偶然によって完成したシステムです。
これは各自のテストの点数に応じた強さを持つ『召喚獣』を喚び出して戦わせることができるというもので、教師の立会いの下でのみ行使が可能となります。
また、文月学園では点数の上限がないテストが採用されていて、1時間という制限時間と無制限の問題が用意されています。
そのため、各々の能力次第でどこまでも成績を伸ばすことができるし、それに伴って召喚獣も強くなるのです。
さらに、生徒の勉強に対するモチベーション向上を図るために、召喚獣を使ったクラス単位の戦争―『試験召喚戦争』(略して試召戦争)と呼ばれる戦争があります。
* * *
やがて見えてきた校門の前には1人の人物が立っていました。
「おはようございます、西村先生」
「ああ、おはよう。今日も早いな、天水」
スポーツマン然としたがっしりした体格の男性に挨拶します。この人は、生活指導の鬼として生徒たちに恐れられている西村先生です。
よく『鉄人』なんて渾名で呼ばれていますが、その由来は先生の趣味がトライアスロンであるところによるらしいです。
しかし、西村先生はちゃんと生徒たちのことを考えてくれる人であり、なおかつ生徒に対してフレンドリーに接してくれる人でもあるので、僕個人としては尊敬すべき先生だと思っています。
「ところで先生がここにいるってことは、アレは先生からもらうってことですよね?」
「そうだ。早速だが、これがお前のだな。まあ、お前も結果は知っているだろうが」
「そうなんですけどね」
そう言って先生は僕に名前入りの封筒を渡してくれました。
ここ文月学園では、生徒1人1人に対して所属クラスの通知を手渡しするという変わった方法を採っているのです。
「そういえばふと思ったんですが、このやり方って割と面倒ですよね?やっぱり何かしら意図があってのものなんですか?」
「まあその通りだな。ウチは世界中から注目を集めている最先端システムの試験校だからな。これもその一環といったところだ」
「そうですか」
そう返事をして、僕は自分の持っていた封筒の封を切ります。
ちなみに、この学校にはどの学年にもAからFまでのクラスがあるですが、2年生以上になると前年度に行われる振り分け試験の成績によって所属するクラスが決められます。ちなみにAが最高で、最低がFです。クラスごとにその教室設備も異なり、AクラスとFクラスではまさに月とスッポン、いやむしろ比べることがおこがましいと思われるほどに待遇が違います。
「しかしお前も惜しいことをしたな。お前ならAクラス入りは間違いないと先生方の間でも話題になっていたというのに」
「まあ、試験前日にテレビを見ていたままソファーで寝てれば風邪をひくのも当然ですから。自分でも今回は仕方がなかったと思っています」
文月学園では、試験中に退席した場合は如何なる理由があろうとも0点扱いとなります。
実は、僕は昨年度に行われた振り分け試験を最後まで受けることができず、その結果Fクラス所属となることが決まっていました。
「そうだな。まあ、お前ならどこでもやっていけるだろう。とりあえず、今年は一年間Fクラスで頑張れ」
「はい。ありがとうございます」
先生と別れて校舎へ入っていく僕の手に握られていた紙には
『天水 鏡護……Fクラス』
そう書かれていました。
あとがき
作者「いよいよ始まりました。『バカと天眼の賢者と召喚獣』!」
鏡護「ちゃんと更新できるんですよね?」
作者「大丈夫! ......多分」
鏡護「うわ、いきなり弱気宣言」
作者「うるさーい!ちゃんと書いてやるから待っとけ!」
鏡護「え、逆ギレ!?」
作者「さて次回ですが、主人公についての設定なんかを書こうと思います」
鏡護「そしてスルーされた!?」
作者「まあまあ。えー、私自身初の作品ゆえ、拙い部分も多々あるとは思いますが、温かく見守ってやってください。ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです。それでは、」
作・鏡「「次回をお楽しみに!」」