何が為に君は鳴る
ピピピピピッ、ピピピピピッ、
「ピッ」
・・・・・・・・・・・・・・・・
ピピピピピッ、ピピピピピッ、ピピ
「ピッ」
(あー、アラーム止めなきゃ、でも昨日も遅かったし次のアラームで起きるか・・zzz)
・・・・・・・・・・・・・・・・
執務室
ドア「ガチャ」
「てーとくさん、おはよーっぽい」
「あれ?誰もいないっぽい」
(まだ寝てるのかしら、隣の私室行きましょ)
ドア「ガチャ」
「zzz…」
「あ!見つけたっぽい、てーとくさんおはようっぽい!」
「んー、夕立か?今何時?」
「8時半位っぽい!」
「やべ、起きなきゃ、なんでアラーム鳴らなかったんだ?」
(あーうろ覚えで止めたような気がしてきた、前にも「てーとくさん」
「何言ってるっぽい?今日は土曜日っぽい」
「ん?まじで?!」
携帯を確認すると土曜日だった、因みに土曜日の午前中は特にやることがない基本的にには9時から執務開始だが(午後も基本的に暇)。金曜日はマジで地獄、書類の〆切日だからな。だから昨日は寝るのが遅かった。
「ならもう少しゴロゴロするわ」
そう言って毛布に潜ろうとしたら、
そしたら夕立がベットにダイブしてきた。
「てーとくさん起きるっぽい、早く遊ぶっぽい」
夕立はそう言ってベットの上で暴れる、下の俺はマジで苦しい。俺は基本的に子供は好きだが、朝は辛い。夕立はそこそこ大きいけど精神年齢低いからな、着任したばかりのときなんて
「髪が洗えないから洗って欲しいっぽい」と言う始末。
夕立は男と風呂入るのを何も考えてない。まぁもう少し成長したらアウトかな?(もうアウトだろうけど)
「わかった、わかった起きるから退いてくれ」
そう言うと素直にベットから降りる。
(今日も一日頑張るか)と心で思い、上半身だけ起きて伸びをする。
ここに着任してからようやく1ヶ月目の朝をそうして迎える。
俺は小さい頃戦国時代に憧れていた。もっと言えば戦場で指揮をとってみたかったのである。単純にどの位の実力があるのか知りたかった。
しかし、そんなのは無理な話だ。まぁ勉強は好きではなかったけど普通に勉強して大学生になろうとしてたら、海から UMAが攻めてきたんだと、まぁ俺は楽に死ねるならもういいと思ってたし、人類が色々地球汚したからそろそろ絶滅すると思ってたから、周りほど驚かなかったわ。自衛隊は頑張ったよ、だけど時間稼ぎがいいところだったらしい。そしたら海自の人が対抗策を見つけてまぁどうにかなったんだって。
どうして俺が提督やってるかって?
年越し前にに健康診断を学校で受けたんだよ。どうしてだろうと思ったけどその時になんか資質があると言われていろいろ説明を受けた。
子供の頃の夢が蘇ったね。親は反対したよ。
でも給料も良かったし提督になったわ。
今この国には5人提督がいるんだ。もう二、三人適正者がいたらしいが死にたくなかったらしい。まだ死ぬと決まったわけではないのに。
まぁこんな感じに提督になったわ。まぁやるだけやるって感じ。
「やっぱ無理だわ、もう少し寝る」
と言って毛布に潜る。因みに今は2月末毛布がまだ恋しい季節である。
「ダメっぽい!起きるっぽい!」と言って揺さぶる夕立。
もうめんどくさいわ、着任する前の事前学習的なのまで艦娘と言う存在を知らなかった。俺は対抗策がロボットかなんかだと思ってたからなぁ、ガン○ムやエ○ァ的なのをミニサイズにしたもんだと思ってたから。ちなみに男同士または子供ならいいんだけど大人の女性はねぇ
高校生活基本インキャの俺には辛い。コミ障が発動するわ。
「てーとくさん起きてー」
「起きて何すんの?」
「考えてないっぽい」
なら俺に自由をくれよ、と思う。俺は個人的には1人の方が好きなんだよ。B型だから自己中だし。そうしてたら私室のドアが開く。
「提督おはよう、もう起きた方がいいよ」
そう言って入ってきたのは時雨である。こいつは夕立と比べ大人っぽいし夕立に比べて楽だ。夕立はかまって欲しい子供、時雨はそういうことがないからな。2人とも1回目の改装をこの前行ったばかりだけど、この鎮守府の駆逐艦では上位に入る実力がある。うちの最高戦力は、ハイパーズだけどね。
「まぁ時雨が言うなら起きなきゃな、で時雨は何かあった?」
「夕立が提督のところに行くと言って戻って来なかったらね」
ふーん、聞いといてあれだけどって感じに思った。
そして某コンビニの百円チョコチップパンの取りに行く。
実家暮らしの時は朝飯食ってだけど食堂まで行くのめんどいからな。
ベットに戻ろうとしたところ、
「てーとくさん何それ?」
「俺の朝飯」と言って食べようとすると時雨が
「朝はしっかり食べなきゃダメだよ」
「今更食堂行っても迷惑だろうし、偶にはいいだろ?」
「そう言って毎回朝食堂に行かないじゃないか」
なんか実家暮らしの頃のの母親を思い出すわ、基本的には食堂に行くんだけど、朝飯行くときは早いから知らないのかな?と思いつつ
「はいはい」と言って食べる。あー無くなりそうだわ、後で街にかいに行くか。
食べ終わると顔を洗いに洗面所に向かう。基本的は起きたらすぐなんだけど今日は例外だわ。
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提督は顔を洗いに行ったみたいだ。本当は提督に会いに来たんだけど恥ずかしいから誤魔化しちゃった。
「夕立はもう朝ご飯食べたよね?」
「食べたっぽい!、時雨は今日何かするの?」
「んー、提督は多分街に出るし付いて行こうかなぁ」
「どうしてわかるっぽい?」
「パンが無くなったみたいだからだよ」
「なら夕立も行こうかしら」
と会話をしていたら提督が眼鏡をかけて出てきた。
提督はとても視力が良くないらしい。僕は眼鏡をかけない方が格好いいと思う。みんなもそう言っている。基本的には提督は眼鏡だからかけてないときはレアだ。
「提督は今日買出しに行くのかい?もしそうだったら連れてってよ」
「夕立も行きたいっぽい!」
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何故街に行くのに気がついた、と思いつつ察する。(パンか)
まぁどうせお菓子かなんか買って欲しいんだろうと思いつつ、
「何か欲しいのがあるなら買って来てやるぞ」と言う
1人の方が楽だし、外では誘拐やら中ではロリコンやら言われたら面倒臭い。
「僕達がいると迷惑かい?何か変なものでも買うのかい?」
と言ってくる。まぁ正直めんどい、後そういうこと言うのやめてください、(某重巡)パパラッチがめんどいんです。
隣を見ると夕立が首を傾げてる、かわいいな。
「てーとくさん変なものって何かしら?」
「知らね、時雨変なものってなんだ?」
と時雨に聞き返してみる。そうすると、
「ん?!あ、あれだよほらあれさ」
と動揺している。
まぁ可哀想だから話変えてやるか。
「まぁいいわ、10時半位に出てくから来るなら入口にいてね」
と言いつつ退出を促す。俺はこれからゲームのログイン等で忙しいんです、はい。
2人は自分達の部屋に帰って行った。
提督… 基本的に宿題は最終日にやる人間だった。
眼鏡をかけないでお洒落をすればそこそこ格好いい。
夕立…犬
時雨…真面目な子