何が為に君は鳴る   作:lmber Levis

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9 平凡な日々

(あー眠いそして怠い今何時だよ、ん?6時半前か、アラームより早く起きたな。昨日はめんどくさかったしなんかちょくちょく本音漏れたけど大丈夫でしょう、そう信じなければやっていけない。部屋に誰かいない?なんか物音するんだけど朝っぱらから元気ですね。俺の部屋だけど…昨日鍵閉めなかったのかまず誰だよ)と思い顔を上げる。台所の方から音する。俺はそこに向かう。

(シルエット的に大井かな?眼鏡かけてないからわからん。)もう少し近づくとこちらを向く。大井との距離はそこそこ近くなっていた。

「何してんの?」

 

「朝ごはんを作っていました」いやその通りですけど理由が…

 

「何で俺の部屋で作ってんの?」寝起きだから頭が働かん。理解ができない。

 

「提督の朝ごはんだからです」

 

「…」、「……」沈黙だよ、大井の表情が全くわからん。とりあえず顔洗ってくるか。

顔を洗いつつ理由を考えるが全くわからない。北上様に聞くしかないな。どうやって確認するかと考えていると、

 

「提督ご飯できましたけど食べますか?」食べるしかないだろ断わるわけにもいかないし。

 

「ありがとう頂くよ」眼鏡かけてないから大井の表情が全く見えない、視力は裸眼で0.1ないからな俺。

眼鏡を取りに行き机の前に座る。気が向いた時しか飯など作らないからな。玉子焼きににウインナー、サラダ、みそ汁、ご飯朝から良く食べるね。ほとんど菓子パンだわ俺。

「大井は食べないのか?」良く見ると俺の分しかない。味噌汁とか1人分作るの面倒だろ。仮に余ったら取っておけばいいけど。

 

「大丈夫です、後で北上さんと食べるので」

 

「何で朝ごはん作ってくれたの?」

 

「今日は秘書艦なので少しばかり提督の世話をしようかと」俺世話されるほど年取ってないんだけど。

 

「ありがとう、でも今度からは大丈夫だから」

 

「そう言っても菓子パンしか食べないのが提督ですよね」

 

「いや、気がむいたら食べるぞ」

 

「駄目ですよ、朝はしっかり食べないと」母さんかよ。

 

「まぁ善処するよ」そう言ってみそ汁を飲む。まぁ普通に美味しい。久しぶりだな朝からみそ汁飲むの。

 

「どうですか?」

 

「美味しいよ、ありがとう」

 

「なら良かったです。」大井もレズ抜いたら普通にいいやつなんだけどな。違うわ北上抜いたらか。

 

黙々と食べる俺。大井も無言。まぁあれはそこまで気にしないけど普通だったら辛いかもな。何事もなく食べ終わる。大井も片付ける。ノックの音がする。

「提督おはよう、今日は起きてるんだね」時雨か。

 

「どうした?」

 

「朝ごはん一緒に食べようと思ったんだ」まぁ大井がそこにいるからわかるよな。

 

「せっかく来てもらったのに悪いな、大井に作ってもらったから」

で何で2人で見つめあってんのかな?挨拶くらいすればいいのに。

 

「大丈夫だよ、次の土曜日楽しみにしてるから」やっぱり行くのね、てか何が欲しいんだろう。そう言って出て行く。大井も片付けが終わったようで出て行く。

 

「大井今日はありがとう」

 

「また執務の時に来ます」めんどくさいなぁ仕事するのでも大本営から指令出たし頑張るか。

大本営の奴らはogswr諸島で撤退したんだよなぁ。さーてどうやって攻略するか。どちらにせようちの練度足りないから暫くは作戦できないな。どうするか。大井は黙々と執務を手伝ってくれてる。秘書艦っていると助かるわ。いつのまにか秘書艦制度があったけど。

「提督も手を動かしてください、明日地獄を見ますよ」その通りだけどギリギリにならんとやる気が出ない。明日が締切日だからな。

そう思いながら執務をする。でも作戦考えるの先でもいいかもな練度が足りないのはあるし、大本営の艦娘が目的地に着く前に負けてるんだから。とりあえずは偵察と練度上げたな。2回目の改装目指して頑張るか。うちだと大井と北上しかいないんだよねー。大井は改装前の服の方が好きだったわ。腹出しはなんか。

 

「あのー提督ずっとこっちを見てどうしたんですか?」あーやっちまった。魚雷撃たれるわ。改装初日に魚雷触っただけで撃たれそうになったからな。意味不明。

 

「考え事してたんだよ」

 

「何考えてたんですか?場合によっては撃ちますね」

 

「2回目の改装すると性能上がるから増やしていこうかなぁって」誰が該当するかわからんけど。

 

「ふーん、いやらしい目で見てたんじゃないですね」

 

「違う違う、そんなこと考えてない」

 

「まぁそうしといあげますね、早く手を動かしてください」めんどくさい、暁とかこないかなぁ。

 

 

大井のおかげで今週分の執務は殆ど終了明日少しやるだけ。本当に真面目にやったから疲れたわ。

 

「お疲れ様でした」いやー駄目提督でごめんなさい。二度と執務やりたくないです。そう思うくらいやったわ。

 

「大井ありがとう、おかげで殆ど終わったわ」時刻は午後の9時すぎ。

 

「今度からは執務は計画的に行ってください、困ります。」なんも言えねー。その通りです。

 

「善処します」俺の決まり文句。やるとは言ってない。

 

「では失礼します」俺も風呂入って寝るか。

明日はゆっくりできるな、大井様々だわ。でも大本営命令こなさなくてはいけないし。部屋に閉じこもってゲームしてればいいか。どうせ週末外出するし。そんなことを考えて風呂から出て寝る。

 

 

 

朝からなんか音するし、ベットになんかいるし。夕立かよ。俺昨日部屋の鍵閉めてないのか。まぁ入ってくる物好きなんていないからな。まぁいいや抱き枕ゲット。あったかい。二度寝するか。

 

 

 

僕は昨日の夜にしぐれ煮を作って提督の部屋で温めてる。夕立は提督と一緒に寝てる。羨ましいけど大井さんに遅れを取るわけにはいかないからね。みそ汁と漬物を準備して提督を起こしに向かう。

提督は夕立を抱きしめて寝てる。抱きしめて寝てる………「提督朝だよ起きて」

 

 

 

なんだよ声からして時雨だよな。

「おはよう」

 

「提督おはよう」

 

「何で俺の部屋にいるの?」昨日も大井いたんだけど。

 

「別にいいじゃないか、昨日も大井さんがいたし」心なしか機嫌悪くないか

 

「んー、あっ提督さんおはようっぽい」

 

「夕立は何で俺のベットで寝てたの?」

 

「提督さん起こしに来たっぽい、気づいたら寝てたっぽい」来る意味だろ、今日はもうゆっくり過ごすんだよ。

 

「わかった、ほら部屋に帰れ朝ごはん食べてないだろう」

 

「それなら僕が作ったよ少し待ってて」俺はどうして2日連続で朝飯作られてるんだろうか?それが疑問でしょうがない。

 

「なー時雨どうして朝ごはん作ってくれたんだ」

 

「気分だよ、強いて言うならいつもまともな朝ごはん食べてない提督が心配だからね」たまに食堂行ってるんだけどね。

 

「ありがとな、でも心配しなくていいから」

 

「それはこれから次第だね、ほら夕立も手伝って」夕立も時雨についてく。

 

2日連続で朝からみそ汁のむなんて久しぶりだな。でも一つ言おう。

「夕立何で俺の胡座の上に座る」俺座高高いから正座したら机に合わないんだよ。向かいでは時雨が機嫌悪そうだし。

「わからないっぽい」いやなら座るなよ。

 

「夕立降りなよ、朝ごはん食べれないよ」

 

「それもそうっぽい、でも提督さんに食べさせて貰えばいいっぽい」

俺は嫌です。

 

「ほら夕立降りろ、後で構ってやるから」

 

「なら降りるっぽい」

 

「それにしても時雨って料理できたんだな」まだ食べてないけど見た目は問題ない。

 

「そんなことないよ、ほら食べよ」まずみそ汁に手をつける。普通に美味しいわ、健康的な食事。

 

「時雨美味しかったよ、ごちそうさま」

 

「そう言ってもらえると嬉しいよ」ニコニコしてんな、もっと笑ってればいいのに。

 

「なら片ずけるか」

 

「いいよ、僕がやるから」

 

「手伝うよ、流石に世話になりすぎてる夕立も手伝え」

 

 

で片付けも終わって部屋で極楽の1人生活を送るはずだったのに。

「部屋に戻らないのか?」

 

「ここにいるっぽい」、「僕も残るよ」執務昨日殆ど終わらせたの話したのがよくなかった。

「わかったよ、マンガなりゲームなりやってくれ」俺はベットでスマホをいじる。

「提督さん遊ぶっぽい」何でベットに飛び込んでくんだよ。犬を飼ったことないから分からん。犬ってこうなのかな。

「間宮券二枚あげるから行ってこい、朝ごはんのお礼だ」

 

「提督は僕たちがいると迷惑?」やめろ、そんな切なそうに見るなこっちを答えが一つしかないわ。

「迷惑じゃないけど、こんなところいてもつまらないだろ?」俺は気が向いた時しか喋らないし、時雨と夕立もそこそこ大きい。ここにいてもつまらないとは思う。

「僕はここが居心地がいいよ、とっても」何でだろう。理由がわからない。

「夕立も提督さんといたいっぽい」

 

「夕立何して遊ぶんだ?何もないだろう」

 

「提督さん撫でて〜」結局そうなるのね。俺は自由を謳歌したいんだ。社会人になって子守するなんて思ってなかった、いや夕立は犬だ。暁はいいんだよ、なんとなくだけど。

 

「夕立は幸せっぽい」俺も平和ならしあわせだよ。

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