【史上最強の】貧弱一般人が一級の勇者に限界突破するの見かけたんだが【弟子ケンイチ】 作:黄雨
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やはり真の対戦格闘がなにかと言ったらやはりというかリアルファイトだよな
俺は全ての格ゲーに通の者だが
どのゲームも動きが遅すぎる点が前々から不満で
リアルな動きがトレースできないからもう少しなんとかして欲しい
出来る事なら抜身で対戦させて欲しいと思うほどだったが
念願の望みが叶ったから穴場見つけたからその日以来通ってる
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おれよりつよいやつサーチしようとしてもノーなんでナッシングという
寂れた地元世界から脱却してゲーセン最強理論実践してるときの話
全国あんぎゃまわってたら普通のゲーセンの100倍払ってリアル対戦できる場があった
これはもかしの話だからの遠征行為
オン万全とした環境の現代ではかんがえららないでしょう?
常駐者にはもはや真正のガチ勢しかおらず
実力にはかなりの自負あったおれでさえ
悔しい思いを呑まされているほどだがまるで桁違いだぞ
体感で限界突破してくのわかるしパワーもスピードも大幅に上がった
対戦力量たくわめるなら最大強者の巣くつだよなーあこがれる
かなり料金高いがおれは闇系の仕事で稼いで月1~2ペースで通ってるぞ
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そのゲーセンだが常駐者の中でも特に注目すべきは
不良の間では匿名な伝説打ち立たててる有名人にサカキシオって人がいるんだけど
そいつがいると同じ不良タイプとして闘志の泉がむくむくと湧いk出る
対戦相手指名すると指名料にもカネとられるんだが
構わず追加コスト払うと「いつもありがとですわ~」とニャんニャー好きな女が笑顔だった
そいつみうっていう経営者じゃで支配人のマナムスメなんだが
本人かなりのスピードファイターだからな?
女だからって甘く見てっと風の属性の蹴りわざで命が非常にまずい事になる(リアル話)
ちなみに風は英語で意味がわからない
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用意されてる道場ステージはだいたいいつも準備万端で
対戦相手ほかヤジ馬の常連者が集合しててその目にオーラを灯らせていた
これは比ゆ表現ではなくリアルな表現
内包した実力が目に見えるほどの光量で計り知れない強さの格の違いが思い知らされてくる
プレシャーの強大さがタイマンの聖地だとビリビリわからせてくるんだが
「テメーも大概しつけぇな」と構えてるサカキは敵ながら真の不良のやさしみを滲ませていた
ちなみにタイマンは神聖な喧嘩の意味だ
「ブロンティスト実践派の
そのゲーセンのローカルルールに則り流派と名乗りあげると
早速にもタイマンがはじまった
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おれがチャレンジャなのでいつも先攻もらってる後攻だとなす術なしだしな
さいしょっから飛ばしてくので力を最大に溜めて超メガトンパンチがまずでる
メガトンパンチはよ、ものすごく強いパンチっていう意味だべ?
たまにいるがメガトン<ギガトン
とか言ってるやつ意味わかんねえよ
ギガトンパンチのさらに上のパワーアップしたパンチがメガトンパンチだぞ?
その超のスーパーパワーだからまともにあたればコンクリートも素材と厚によっては簡単に突破できる威力なのだが
サカキは「ちぇす」と直ガすると同時にコブシが迫ってきた
ヘタするとこれたけでやられてしまう日もあった過去だが
しかし対戦経験の影響で俺のスピードもあがってるのか
なんかたまたま間に合ったので今日のため練習してた必殺技のボルカニックが下からサカキのボディ抉って胴体カチあげ……たいなと思ってたがあんのじょう見事なボディコントロールで余裕で回避されていた
おれは一気に空中にとんだんだけどついげきのなんか回転しながら踵落とす技も「へっ」と軽く受け流され
あとは無謀の死にたいボディーへ「甘ェ!」と正拳突き食らっておれは死んだ
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おれを殺したサカキは「いや死んでねーだろ」とかいつも言うが
体はピクリと動かせない間接的とはいえ殺人罪と同様だろ・・・
思考力だけの存在となる果てたおれをしり目に常駐者たちは
「カエルパンチの応用かな?」
「剣を逆手に持って……地面を鞘に見立てた居合斬り……の改変……と見た」
「よく反応してたけど、まだまだ甘いね」
「ヘンな動きで面白いよ!」
「毎度来るたび、よく修行しておるの」
等々初見にも関わらずいっしゅんで見切られていた
俺がぜんえzん見切れてないのにお前らが見切るのはズルい。生意気なんだべ?
とか最序盤なら思ってたトコだが
いまでは最高の対戦環境だと関心はするがどこもおかしくはない
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しかもリアルファイト最大級の問題点、リアルには白がいない不具合で
オートリジェネ追いつかないのが常なんだが
知るひとぞ知る伝説級のゲーセンだけあって
特級のヒーリング施設さえ完備されているあるさま!
あまりに柔術しているので愚痴のネガなど出るわけもない
もしここで文句いってる雑魚は対戦初挑戦でボコられた惨敗兵だろ頭大丈夫か?
当たってもないのに拳圧で人がとぶかねない馬鹿みたいに強撃ヒット喰らった頭を冷やせといいたい墓穴を掘る(ヒーリング)
そうして癒しの手腕を受けるとその腕前に驚く敵であるはずなのに潜在能力の桁違いの才能に「これほど才能があると勝てるわけがない」と諦め表情になってたなおれは違うけど
利用には挑戦料とは更に追加料金が要求されるのだがそのサービスは鬼の腕前
高位ケアルというよりベホマだった
毎度ながら激痛とともにあっさり肉体は回復するのだが
体力は消耗したままなのでベッドマン状態になることしばし
立って歩けるくらいになったら「じゃ、闇系の仕事が今からあるのでこれで」と帰ろうと
すっと常連者のオーラがのぶてきて俺をアラートをゾワリとさせる
あれはヒリつく威圧感だよなぁ・・・・おれはほんとうに素晴らしいゲーセンに出会えた会えなかったら雑魚狩り専門化してたかもな・・・・運命の巡りに感謝
この野生のゲーセン行くのはいまでも月の楽しみの1つ
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その日はなんでだか「ときに
自然と体がオートでいづまい正すと「君は帰り際によく『闇系の仕事』と言っているがどのような仕事なのだね」ときた
おれは学生なのでい酒場のバイトだと答えると秋雨は「誤解されることもあるからその言い回しはやめた方が良いよ」と優しく忠告してきた
「」意味わからんねと思ったが秋雨の【いたわる】は
上から目線でナメタ態度のムカつく先公とかじゃない
立派の大人の忠告なのでとりあえずうなずいといた
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翌月の話、おれが馴染みのハクザンリョに入場するとなんか庭のほうで騒ぎが聞こえてきた
初の経験なので気になって見に行くと「頭が高い! もっと腰を落として!」と小枝HQ品片手に貧弱一般人に教導してるアキサメその他常駐者一同
ただっぴろかった庭フィールドは木の杭まみれで意味不明「なにしてんの?」とボヤくとおれよりだいぶチビなのに瞬発パワーえごい
中国拳闘の体現者、バケンセーって人がすっとよってきた「見ての通りね」と言う
見て通りというと初心者講習にみえるんだが
受けてるのは見るからにナヨナヨしてて目に見えて弱
まあ弱いやつが強くなるのは世界の強化なので俺は歓迎だったが
貧弱一般人のまわりは騒ぎだろうな
あもりにも歩みがやわやわしいので「足腰が足りないな……」というと「なかなか良くわかってるね」と誉められたお茶をおごってくれると言う約束をしたころ
今更ながらおれの入場に気付いて「まいどーですわ♪」と笑顔で寄ってきたみうに金払って
サカキ呼んでもらってタイマンしたがなにやら初心者が気になるのか先手貰えず即死で瞬殺された
圧倒的にあっけなくズタズタにされた銀髪染めの雑魚がいた。
というかおれだった。
ちなみにヒーリングはだいぶ後にしたらしい。
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なお一級の勇者化するのはそのときみた貧弱一般人で
あっとうい間にぐんぐん成長していくので実はこいつは強かったたぶん手におえなくなる
そいつとは野試合タイマン稽古に組み手と各種イベントを経て
今ではかけがいのないフレになっている
オリ主紹介
ハッタリナイト
発足=北海道の難読地名より
騎士=有名なDQNネームより
流派
ブロンティスト実践派
どんな流派かというとブロンティストな流派だ以上説明拒否