【史上最強の】貧弱一般人が一級の勇者に限界突破するの見かけたんだが【弟子ケンイチ】 作：黄雨
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んモスでバーガーたらふく食おうと行ったときの話、三人くらい並んでておれは最後尾についたんだが、そしたら前にいたやつ(リア♀)が自分の後ろ並んだやつ見るためか振り向く「あっ！」と反応
おれからしてみれば「なに？」て感じ気にせずﾌｨｯｼｭのサイドに立つには圧倒的にふさわしい二つ＠３バーガーＰＴの構成について考えてた
そしたらなんか前の女とぼそぼそしだして「あのー」とか言ってきたが俺は飯食うために来たんであって女食うためじゃないから「何か用？」とだけ言ったんだけど、ツレナイ態度丸だしにも関わらず「いま時間ありますか～」とか左右に別れて寄ってきた
面倒だったので断ったが粘着してきた一人寂しく注文終えたﾋｮﾛい男のあとに続いて迷惑だったが仕方がない一食奢ってやってらあとからガラ悪そうな見なれない若物三人きて「おれの女になにすん？」という「別になにも？」と事実を回答。
なのにやり気マンマンでくってかかるのでとりあえず店の迷惑にならぬよう外に、オチを先にいうと脅迫商法の誘いで有り金巻きあげようとしてきたというオチだったが見えてる墓に穴に落ちるバカはいない、軽くボコしてやってリア♀二人に「火遊びもホドホドにしとけよ」と岳いって家に帰ったというどこにでもある武勇伝のひとつだった
そしたら女が追いかけてきた何やら助けを求めてくる騙されたとかお風呂に入りたくないとかへるぷみーとかだが「あまえの人生のｽﾄｰﾘｰにおれを巻き込むな」といっといた
何で人を風呂に陥れようとするのか意味不明（怒り絶頂）
とぼどぼ帰る二人をしりめに俺は携帯をコール。バイトで知り合った人に恐怖を与える仕事をなりわいする人に怒りをこめてこのへんで見慣れない馬鹿が調子コイて無罪のかたぎに迷惑をかけているという善意の情報提供してやり、更に仰向けダウンの写メとり証拠写真もメール送信することでバッドエンド回避させた、これは一歩間違えるとｶｳﾝﾀｰで大ﾀﾞﾒｰｼﾞを受ける裏技なのだがおれが今もっとも尊敬している長老だったらぜんぶソロで解決するんだろうなと思うと自分の身の丈のｻｲｽﾞのﾐﾆﾏﾑ状態を知った
ま、おれは不良のアウトローだからよ、全部ソロとかやれないしやる必要もないと思う(賢者)
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財布の中みに１００万以上は確実にある状態、
つまりは給料日後におれはバーサーカーに電話して
幾つかの候補いうとちょうど最短の日時に都合がいいという返事
時間指定して駅に待ち合わせというと「なんで？」という疑問がきたが
オススメの対戦ステージがあることを伝えると
場所にこだわりないみたいすぐにＯＫの返答あった
後先考えないで不良ﾑｰﾌﾞに徹するならびゃ川原だろうが
殴り合ったらお互いの強さを褒め称え以降信頼できるﾌﾚになるのとか普通だが
やはりというかあっちでやるならﾊｸｻﾞﾝﾘｮだよな、
超級のﾋｰﾗｰが二人もいるので後遺症は完全にｼｬｯﾀｱｳﾄされるのだが
なにより「でえじょうぶだ、死んでも超パワーで生き返れる(リアル話)」とドラゴンボール
に出てくるｼｪﾝﾛﾝ並といっていいくらい蘇生スキルに精通してるところが最高によい
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ｶｶッっとｶｯﾄしてその日がついたんだがバーサーカーは駅のホームで待っていた
久々に会ったバーサーカーはかなり鍛えてきたのが伝わるマッスルに
「ほう、経験が生きたな」と少し誉めると「フン・・」という返事。
駅前のコンビニでｼﾞｭｰｽ買って「奢ってやろう」と投げ渡してやったら一気飲みしてた
そしたら「ガム喰う？」とフーセンガム出してきたから頂戴した
二人でガムかみながら俺は前を歩き野生のｹﾞｰｾﾝ向けて歩く、
その間大して会話とかはなくて、お互いはやくやりあいたいみたいな緊張感がただよう・・
しかし途中で雲が怪しくなったのか「こっち住宅地じゃなかったか？」と
勢い削がれながらいうのでその中にいいところがあるのだよ、
というといぶかしいな目を向けてきた
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「道場か？ 渋いな」バーサーカーは関心が鬼なっていたが言っとくけど道場じゃないから。
ここがどれ程すごいかはまず門を開けようとみればわかるはず「開けてみ？」というと「お、めェな、おら！」とさいしょ見た目より重い門の頑なさに驚いてたがすぐに開門に要求される各種ステータスを発揮して開け放った。
「まずまずだな」と親指ｂっと立てて誉めてやるとなれないのかむづかゆそうにしてた。
そしたら恒例のみうがサンダルパタパタよってきて口に手当てて「まっ！」と驚きだす。
「ナイトさんがお友だちを連れてきましたわ！」「ダチじゃねえ！」即座に否定されたのが悲しかったのかみうのおめめ目がうるだった、
おれは今日は対戦希望じゃなかったから「ちょっとタイマンしたいんだけど、空いてる場所貸してくんない？」と頼むと初の提案にもじもじしだしたがショバ代にいつもの挑戦料払うと「まいどーですわ♪」と笑顔だった。
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したら道場ｽﾃｰｼﾞでケンイチが死んでいた(リアル話)
「ケンイチーっ！死んじゃダメよーっ！」とアパチャイさんの嘆きが悲痛だった
すばやく秋雨がかけよりレイズⅢ(物理)を行ったが意識は失われたまま
なんか口から漏れてｴﾘﾁｪﾝしたがってるのを剣星が「戻るね」と素材不明のｹﾝﾎﾟｰ薬で鎮めてた
過去に合成素材聞いたら「聞かん方がいいね」といわれたアレだった
あれはよ
ﾏｼﾞでやばいときに使うやつだべ？
だからちゃんと生きかえんべ。
ﾊｸｻﾞﾝﾘｮ脅威の蘇生パワーだからよ
そしたらなんか「うおおおお！？」とバーサーカーがﾊﾞｯｸｽﾃｯﾎﾟでとびさがった
常駐者の計り知れない強さすぎて異次元を見たのでしょう
初挑戦時に似かよったﾘｱｸｼｮﾝしたことあるから何故そんな必死なのか思い出す証拠に笑顔が出てしまう
そしたら「んだあテメェら！ 見せモンじゃねーぞ！」とサカキの怒声
バーサーカーは緊急回避にかっとんだんだがおれはビリビリ電気みたいに震えながらもｸﾞｯと堪えて「知ってるけど？ おれはただ空いてる場所借りにきただけ」と回答
いまそれどころじゃねーと更に言うのだがもちろんレイズ終わるまで待つ手はず
想像を絶する次元の壁の高さと厚みを悟ったんだろうな、
尻もちつきながら「っべえ・・」とか言った。
だがその顔は驚き表情からじょじょに笑顔気質に変わっていったところから
ああやはりこいつはおれと同類の同類項なんだなと改めてわかったよ＞＞サカキ感謝
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道場ｽﾃｰｼﾞ空いてないってことで道場庭ｽﾃｰｼﾞ借りたんだが
いざ尋常にタイマン始めるその直前に外から「頼もう！」という叫び。
なかに入ればいいものを「たのもーぅ！」「たのもーう！」と三回連続して声かけしだしたのがウザかったからまた気勢が削がれた。
その後はっ隠したのだがどうもその声ケンイチのtitioyaらしくて、おれらタイマン直前にも関わらず秋雨に「こっち、こっち」と招かれると「見ての通り、我々の大切な弟子一号のお父上がいらっしゃった。諸君、くれぐれも失礼のないように」とか言われた。
「そこで相談なのだがナイトくん、それとそっちの初顔合わせの君。
申し訳ないが、ここは入門希望者というていで話を合わせて貰えないかね？」
というので流れ的にtitioya見学が終わるまでタイマンできそうになくなった
おれは「ロールプレイは得意」と調子をあわせることに決定したのだが
バーサーカーは反抗的で知ったことかみたいな態度だったんだけど
そしたらオーラで体をコントロールされさらに姿勢までコントロールされた結果
ざぶとんに正座させられていた。
「まあ、落ち着きたまえ。まずは君の主張を聞こうじゃないか。それからでもどうするかは遅くはあるまい」
と秋雨に雑談モードで迫られては対抗ロール勝てるわけない
バーサーカーはおれとのエンカウントからのあれこれを洗いざらい喋らされ
おれはこいつのタイマンにかける熱い思いを受け取りこちらの胸も同時に熱くなったのだが
たまに抹茶飲んでるとすごく落ち着いてたし俺も落ち着いた、やっぱり秋雨ってすごい
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結果道場ｽﾃｰｼﾞのすみっこのほうで二人で正座させられ
精神修業という名の放置プレイくらったんだが
ケンイチが準備運動に軽く汗流してるところをみることとなった。
さっき死んだあとの今だからこれはｱｸﾃｨﾌﾞﾚｽﾄっていうリアルワールド界のｵｰﾄﾘｼﾞｪﾈ中だとおもうﾄｯﾌﾟクラスのｱｽﾘｰﾄ選手は大抵修めてるｸｰﾙﾀﾞｳﾝ系のリアルアビリティだべな、健全で良い
とちゅうtitioyaがおれらについて質問してたみたいだけど
不良を更正させようとしてるっぽい風に扱うと高評価らしかった
座ってる間ヒマだったんでこっそり喋ってたんだが
なんかこいつケンイチのこと知ってるみたいでよ、聞くとラグナロックとしんぱく連合というケンイチ所属の組織(おれの耳には初情報)が敵対関係にあるらしいっぽい情報がもたらされた
いまはリーダーのオーディンの指示で攻略禁止状態らしいがいつかそのうち全面戦争つまるところはﾘｱﾙﾊﾞﾘｽﾀに発展するかもらしい
逆におれはこのｹﾞｰｾﾝについて聞かれたな、道場道場と言ってくるが
おれは頑なにｹﾞｰｾﾝだと主張したがそこは本筋ではないから省く
「おまえここに通ってんのか？」
「月１～２ペースで対戦申請しにきてる」
「あんなヤッベェやつら相手に？ ブロント死にたいのか？」
「さっき見たと思うけどここの回復技術はほんとうにすごい」
「マジかよ・・」
あたまおかしいみたいな目でみられたが
蘇生必要なほどいたぶられることはまずないからな？
アパチャイさんと対戦することとなったら話は別だが・・
さっきのあれは弟子だから起こった不幸なだけ。
お前楽しそうなのなと笑顔を指摘すると「言われてみれば確かにそうかも」とほっぺたむにむに呟いた。そしたら今日のタイマンはやめることにするというバーサーカーの意見あんなにやる気だったのに野生のｹﾞｰｾﾝに影響とくに秋雨に受けたみたいだった
なんでそうなるのかは察しがついたがどういうつもりか聞くと
おれは月１～２ペースで通ってるのに地元だろうバーサーカーが
毎日ここ通えばおれの十倍以上の速度で成長するという計算式
すると十倍以上の速度でレベル差が失われるので
お互い満足するしかない対決が将来的に実現するというワケ
おまえ頭いいな。
INT200以上は確実にあるぞ
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その後いろいろあってケンイチのtitioyaが遊びじゃすまないウェポン振り回し
片手リロードとか凄かったが温泉ある森林エリアにｴﾘﾁｪﾝすると
ぽつねんとほっとかれることとなった。
ましばらくすると最終的に和解したみたいで一見落着だったが
その後バーサーカーが入門希望だと言うと
剣星に月謝二万といわれて即決払ったみたいだった
なんかケンイチが驚いてたが敵対チームの一人が
おとうと弟子になったらそうなるのも無理はないが
後日正式にチーム脱退して打倒おれ目指してやってくらしい
弟子入りにわざ習うとかじゃなくて鍛えてほしいみたいな感じで通いたい言ってたが
その発言には俺も同意見だ。よくぞ言ってくれたと思う。
バーサーカーのノンスタイル我流は動き読みづらい荒々しさがワイルドで不良に良く似合う
ケンイチは堅実なイメージまじめで謙虚、知的で各種ハウツー本に精通してそうに見える
月二万でタイマン放題は圧倒的に安い価格設定と思ったが
入門というからには先生になる常駐者の話とかも
逆ららずにちゃんと聞かないといけないし
指示にも従順しないといけないしで「大丈夫か？」と思ったが
絶対におれに勝ちたいみたいな気合があれば何とでもなりそうだった
その後バーサーカーは本名にショーゴと名乗りおれに宣言した。
「今日ここに来てわかった……おれはまだまだもっと強くなれる！
おまえにだってそのうち勝てる！
決着つけんのはその後だ！」
常駐者への対応で依然存在するレベルの差を理解したのか
心がいったん負け認めたみたいなふいんきだったが
実際に戦ってないので俺とバーサーカーのｹｯﾁｬｺは先延ばし
俺からも本名を提出し、その後携帯のバーサーカーの名前はショーゴと書き換えられることとなった
ﾛﾏﾝｷｬﾝｾﾙされたのでヒマなってついでとばかりにサカキに挑んだが
ケンイチに見せびらかすように使われたﾒﾃｵの手によってボコボコにされた
生身なのに手でメテオ使えるサカキは最強だと思った(リアル話)