【史上最強の】貧弱一般人が一級の勇者に限界突破するの見かけたんだが【弟子ケンイチ】 作:黄雨
XX
バーサーカーこと
【さようなら。】する予定の自分のアジトにきたバーサーカーは脱退リンチの受ける前に、放置してたパクられてもあまり痛くない私物を整理してたらロキがきた。
ロキはオーディーンの指示をバックレているバーサーカーに勧誘の道を見出していた。
オーディーンの
「新規立ち上げチームだから様子見しつつ攻撃しろ」
「(兼ちゃんチームということが判明したから)攻撃するな」
「(もう因縁の決着つけてどうでもいいから)攻撃しろ」
とか、具体的にどこのどういうゲームとかあえて言わないが
糞運営みたいにくるくる意見変更するちょい前くらいから
ラグナレクにINしなくなっていたから
「これは組織から心はなれてる引き抜きのチャンス!」と
次に見かけたときに誘おうとひそかに画策していたというわけ
バーサーカーは人のアジトに勝手に入り込む上にせこせことセコいことばかりする人間の屑で面倒くさい嫌なやつがきたな、と考えていると、ロキはなにを考えているのかいきなりポーカー遊ばないかと誘いだした。
(は? おれはお前とポーカーする仲じゃねーはずなんだがな)
このまえ携帯電話の電話番号をブロントことハッタリナイトに晒されたときにはかなりむかついたが「あんたとブロントの繋ぎを作ってやったんだよ」とかなんとか言い訳していた。バーサーカーは晒されたことじゃなく勝手に個人情報晒したクセにそのへらへらする態度に虫唾が走っていた
しかしその辺の感情抜きの結果だけみると感謝しているので
どうしても遊びたいなら遊んでやるかどうせ最後なんだしとバーサーカーはポーカー遊びの提案を受けてやった(心が広大)
ガムくちゃくちゃさせてカード配られるの待ってると聞いてもいないのにロキの長話が始まった
「やれやれ、オーディーンも自分勝手だよなぁ~
このあいだはオレに白浜を潰させないで
今度は『新白をすみやかに消せ』だとさ」
ニューワードが出たので解説すると、
ここでいう新白というのは
ケンイチの悪友のなんか宇宙人みたいな一般人(本当に?)
がいるのだがそいつが総督になって立ちあげてる組織。
「奴があのとき止めなけりゃ
八拳豪が四人にまで減らされるような
大損害は防げたはずだぜ!!
ククク……
これじゃオーディーンには
ラグナレクを任せてはいられねーよ。
なあバーサーカー?」
「…………」
ロイヤルストレートフラッシュまで後二枚という手札を見たバーサーカーはいい手札だなと思っているとなにを勘違いしたのか「そうだ、それはそうとこのポーカー、賭けしないか?」というので「いいぜ? なに賭ける?」と正々堂々受け答えつつ二枚チェンジ
するとロイヤルストレートフラッシュ揃った。
「リーダーの地位ってのはどうだい?
”新ラグナレク”結成の後のね……」
(オレは本気でトレーニングしてるのにお前は策略か)
バーサーカーはぎろりとロキを睨むとロキは冗談冗談いっていたが
そういう策略立てるの絶対忍者だろ・・汚いなさすが忍者きたない
俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?
俺は神の視点の中立の立場で見てきたけどやはりナイト中心で行った方が良い事が判明した
おっといまは神の視点なので微妙な誤字も許されない緊張感が生まれているというのに忍者がいるとつい誤字が出てしまう
あらためて言うけどこれは対等な誓いなので守られなければならない(ミステリー)
バーサーカーは手札を五枚セットしたのち席を立つと
「ロキ、もうどうやってもお前とはうまくやれる自信がねぇ。そろそろラグナレク抜けるわオレ」
と言い残してオーディーンが居るアジトにエリアチェンジしていったが無言で立ち去らなかったのは「現代の
不良の男らしく無骨でワイルドな風格が漂っていてカッコよかったな~
その反面ロキはというと心が醜く
網眼鏡越しでもわかるくらい顔にでている始末。
バーサーカーがいなくなった後には「こんな筈では~」と頭抱えてるアワレなロキの姿と
実はずっと居た20号が「ばーかばーか!」と犬みたいに吠えてるくらいしかなかった
「くっそ~、こうなったら奥の手だ。頼むから間に合ってくれよ……」
とロキは隠し技の腹案あるような伏線はってたが誰も興味はなさそうだったな。
XX
バーサーカーはラグナレクにはオレはおさまらぬだろうとチームを抜けると宣言した
エリアはオーディーンのアジト内特別トレーニング部屋、たぶん数ヶ月くらいたつかもな……二人はここで秘密のトレーニングしてたんだがロキの情報力にはバレていた、だがいまはロキとか関係ない一対一ということになる。
オーディーンは「たしかに抜けるのは勝手だがそれなりの抜け方があるだろう?」と言ったが残念ながら引き止めたいのがバレバレで
拳聖式トレーニングinソロ用ビギナーコースみたいなやつがようやく身になりはじめたという段階なのにどういうつもりかと聞くと
「オレはオレよりも強いやつに会いに行く」という返事
オーディーンは直感的にチームに迷惑かからぬようラグナレク脱退してから単身北海道に遠征しに行くつもりなのだと思った「まだブロントに挑むには早い、まだ勝てない」と止めるが
バーサーカーとブロントは既にLSで繋がった間柄で、つい先日もオススメのレベリングポイント梁山泊を紹介されていた「わかってる。だから行くんだ」
そこでやってたのはオーディーンに紹介してもらったトレーニング方法より遥かに過酷で強くなれそうな修行の更に上のランクにある荒行に見えるスゴイやつ。
そんなものを前倒しで先行体験してしまっては、そこにいたのにいなかった状態の拳聖が多数もつLSの一つに過ぎないラグナレクにバーサーカーは未練はなかった拳豪の証グランベルを投げ捨てた。
それからオーディーンに「脱退リンチやってくれ」というとオーディーンは「もう残る気はないのか?」と言ってきたが「こんなところでぐずぐずしてられねえんだ」と答えるバーサーカー。
オーディーンは自分が因縁のライバルである兼一と決着をつけたことがバーサーカーの闘志に火をつけたに違いないと思った
激しく勘違いですね。
「決意は覆らないか……そうか、寂しくなるな」
「悪ぃなオーディーン。べつに、ラグナレクがどうこうって理由じゃねーんだ。
またいつか飯でも食いに行こうぜ」
というバーサーカーから申し訳なさを感じ取ったが
オーディーンは師より授かった非情の拳で答えた
そうするやりかたしか知らなかった。
「バーサーカー。きみをまともに私刑できるのは今や僕くらいしかいまい……
他の者が多少殴る蹴るの暴行を加えたところで物の数ではないだろう。
せめてもの情けだ、一撃で終わらせてやる」
オーディーンは無抵抗のバーサーカーの前に立つと、そのてのひらを胸元にトンっとあてると「フン!」となんか体ブルッとさせて気迫こめた声をあげる。するとヤバい衝撃が胸から全身に走ったのか「ガハッ!」と血を吐いてバーサーカーはダウンした、鼻血もぼたぼたたれてヤバかった。
本来であればここで追い討ちの追加攻撃に他の拳豪呼んで攻撃させるのだが
それをさせないで話終わらせるのがオーディーンができる最後の優しさだった
オーディーンは闇系のあんこくけんに心惹かれてるからよ
普段は礼儀正しい言葉遣いなのだがもう仲間じゃなくなるものには容赦なかった
むしろこれくらいですませることが優しさだと考えてるくらい
「バーサーカー、いまの君の耐久力ならばおよそ一週間ほどで回復できるだろう。
これで脱会リンチは終わりだ。
体を休めてからブロントに挑むことを勧める。
他の者には僕から伝えておこう」
メガネくいっと持ち上げてそう言い残し、離れていくオーディーンの背中に「なぁ」と声かけるバーサーカー
「オーディーンよぉ、いっこ聞いていいか?」
「何か用かな?」
「因縁の決着ってのはどうだったよ」
「別に? つまらないものだったよ。本当に」
「そうか……つまんねーか……」
一時期は共鳴していたが、自分とオーディーンの感性は根っこのところで別物なのだな、と改めてバーサーカーは悟ったみたいだった。
XX
内臓攻撃キツかったバーサーカー(ここから先は決別の証としてリアルネームのショーゴと呼称)
はその後自力で梁山泊の癒し手の一人剣星の鍼灸院にいくと
なんか針とか薬とかのアイテムでその日のうちに重症の状態異常からは回復した。
大事を取って今日の修行は無しの一日入院コースとなったが
この辺りの扱いに内弟子と通いの弟子の差が発生しているのだよなぁ
これがケンイチだったら内臓強化修行コースが始まるだろうな……おっと時既にもう始まっていたかな
「危険なワザね。よくここまで一人で歩いてこれたね」
と剣星は感心していたが、通いとはいえ弟子からは治療費貰わないのかタダだった。
「オーディーンはもう、新白連合を潰しにかかっている。
剣星先生、ケンイチ
ちなみにここでケンイチのこと師兄と呼ぶのに違和感ある読者のためにダイジェストをすると、以下のようなイベントが発生していた。
自分の認めたレベルの者としかつるむつもりはないショーゴは、入門希望の翌日にはケンイチと組み手じゃない私闘を梁山泊の道場ステージで特別にやらせてもらっていた。
なお決まり手はケンイチのシャイニングカウロイ連続キック
これがどういうキックかというと、相手の膝を足場にして首相撲で動きを拘束、その後ガード越しにしこたまカウ・ロイを入れ続け、そのままガードクラッシュさせてもなお蹴り続けるという、ケンイチがのちのち習得する超必殺技クラスの攻撃その2に通じるところもある、相手の体格とかに依存性のあるキャラ限定コンボ
ちなみにケンイチはプロレス技習ってないはずだが勝手に体が動いたらしい技名にシャイニングってつけたのはオレだけどいろんな武術を習ってるんだから似たような動きはたぶんだがあるはず
ううんよく知らないけど絶対にそう
そのわざが決まるまでの間、ショーゴとケンイチはコブシを交わしながら言葉でも語り合ったが、過去には理想のタイマン相手を求めて雑魚狩り系の行いをやってたというショーゴの台詞に対し、怒りのスーパーモードにかなり近い勢いでパワーアップしたケンイチの啖呵「だからって嫌がる相手にも殴りかかるのか!? 殴られたら痛いこともわからないのか! あなたはナイトさんとは違う! 一度敗北を知るべきだ!」「やってみろ! おれだってなぁ! 敗北ってやつを知りてぇんだよ!」というやりとり熱かったが、実際に敗北させられた後に行われた敗北感講習に感銘を受けて以来、ショーゴはケンイチのことを尊敬の念をこめて
ケンイチの改心言語能力はさすがA+といったところかショーゴに「これが、負け、か」と認めさせた。
更にショーゴは他の梁山泊の達人たちとも手合わせを希望し「これが達人かァ……勝てねぇなァ……」と身の程を思い知らされ全員のことを先生と呼ぶようになっていた。
ちなみにそのケンイチはいま、あのナイトも尊敬する長老直々の修行受けるためにダークパワーっぽいのが宿ってそうな名前の
XX
「で、ショーちゃんはどうするつもりね?」
ショーちゃんと呼ばれてショーゴはむず痒そうにしてた。
「新白連合なんざしったこっちゃねえ。
だが今日、ケジメは果たした。ラグナレクにも手は貸さねえ。
この戦争に、おれは手をださねえ。
それがオレの認められる、たった一つの妥協点だ」
(この心根、元はケンカ屋故か根っからの活人拳ではなさそうね。
バーサクモードと言ったかね……その生まれついての動の気と同様、不安定で揺らぎやすいね。
そういった者を清く正しく育てることこそ師の務め)
剣星はナイトが通い始めるだいぶ前に梁山泊にきた、
通いの弟子じゃない内弟子扱いクラスにしようとしたけど
密かに殺意の波動を宿しててヤバかったからキャンセルすることとなった
とある人物のことを思い出していた。
そしていま目の前にいる通い弟子と見比べだした
(この子は違うね。その拳に宿る色は無いね。
道筋ひとつで光にも闇にもなりうる……
中国拳法の教えは拒否されども、人の道は教えるね)
というようなマジメ思考は表面上にはちっとも漏らさず
その後下ネタとかで硬派なショーゴをからかった剣星は
「エッチは生命力の源ね! 最後まで生き延びたくばエッチになることね!」
とか言ったら「そうか! エッチになればあいつより強くなれるんだな!」とマジに受け止められて冗談だという
冗談は顔と帽子の中だけにしろ純粋な不良をエロスの道に惑わすのはやめてほしいがそれは剣星なりのメンタルほぐしだった
ショーゴのメンタルが柔らかくもしなやかな柔軟さをもつ強さになって
梁山泊カラーに染まる日も遠くない(良い汗)
場の雰囲気が白昼夢の鳥獣戯画がぽこじゃかわいた空間と化しギャグで話が終わってた
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それはそれとして決着がつく日は近い(リアル話)