燃えている・・・
私の家が・・・私の居場所が・・・
紅く、熱く・・・赤色の水たまりが私の目の前に広がっている。
見慣れたパジャマドレス、見慣れたメイド服、見慣れた羽・・・
全員・・・・・・
”死んでいる”
蝙蝠の羽を持っている主は銀の弾丸に貫かれて、壁に縫い付けられており
宝石の羽を持っているその妹様は・・・大量の杭に貫かれて・・・原型すらわからない。
メイド服の少女は・・・散々弄ばれた後、殺されたようで乱れているメイド服が赤く染まっている。
紫色の少女は、すでに連れ去られて・・・どこかへ行ってしまった。
その中で・・・私は・・・・・・
唯一・・・無傷で絶望してた。
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紅魔館が外来人たちの襲撃に会い、焼失。
10月13日 紅魔館が外から来た外来人たちに攻められ滅ぼされた。
住んでいた住人たちの死体も確認し、唯一生き残っていた”紅美鈴”氏と”小悪魔”氏も保護された翌日には行方をくらませてしまった。今回のことで、外来人に対する警戒が強化された。
幻想郷の管理者”八雲紫”氏は、紅美鈴氏達の行方を知っているようだが?
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ブロロロロロロ・・・
私が乗っている軍用トラックのエンジンの音が聞こえる。
ああ、どうやら私は軍用トラックで揺られている間に眠っていたのだろう。
私は、走行中のトラックから降りる。
そのまま軍用トラックは、道を進んでいきそのまま見えなくなった。
「ここは・・・・・・アフガニスタンか・・」
私がかつていた幻想郷といわれる場所の外側の世界・・・
そして、私は・・・その外側の世界のうちの戦争地帯へと足を踏み入れていた。
あの日、紅魔館が燃え堕ちたあの日・・・私は、紅魔館を滅ぼした奴らに復讐を誓っていた。
あいつらが落したであろう黒いものを妖怪の賢者に見せれば、妖怪の賢者はその持ち主たちのことをよく知っていた。
”アーフィリム傭兵団”という。黒い噂しかない、傭兵団らしい。
独自のルートで武器・・・銃というらしい、それを仕入れて、気分によってテロを起こしたり罪もない一般人を殺したり犯したりするらしい。パチュリー様を連れて行ったのはおそらく不老不死になるためだろう。
そのため私は、紅魔館の生き残ったメンバーでもあるパチュリー様を取り返すために小悪魔さんと一緒にこうして現代にいるのだ。
残念ながら小悪魔さんは別の仕事で今はいないけど。
そんな考え事をしていると、イヤホン型の通信機が通知を知らせてくれる。
≪よお、ガントレット。”無事に”目的地には着いたか?≫
「・・・レイジナス。おちょくるのはやめてくれない?」
≪おぉ、怖い怖い。まあ、そこは目的地だから安心しろガントレット。≫
「そうよかったわ、通信終了」
そういって、私は通信を切る。
今の男は、レイジナス。といって、私たちを拾ってくれた傭兵だった運び屋だ。
運び屋としての腕は確かで、精密機械さえもヘリで空輸できるほどの腕前だ。
だが、性格はお調子者。不真面目なので、どことなく頼りない。
しかし、彼の情報網は確かなものなので、信頼している男だ。
≪ガントレットちゃんに褒められた気がした≫
「帰ったら張り倒すわよ。」
≪ふひひwwwサーセン≫
これだから・・・
少し呆れながら、通信を今度こそ切る。
そして、依頼の場所へと歩を進める。