星屑十字軍をもう一度   作:Dangouo

4 / 10
フラッシュゴードン接近中

「スタープラチナ!」「フラッシュ!」

 

 ぶつかり合う拳と拳、お互い全く譲らないラッシュの応酬!

 しかし若干―――僅かながら承太郎のパワーが勝ったッ!

 

 「オラオラオラーッ!!」

 

 たまらず後退したゴードン。だがーー

 

 「スタープラチナ……流石のパワーとスピードだ。それではワタシも本気を出すとしよう」

 「オラァッ」

 「遅いぞ!フラッシュ!」

 「グゥ!?」

 

 スタープラチナのパンチが命中するその瞬間、一瞬早くフラッシュの拳がスタープラチナのボディにめり込んだ!

 体勢を崩した承太郎に容赦のない追撃が襲いかかる―――

 

 「SYAAAAA!!」

 「くっ……オラオラァ!」

 「遅すぎるッ!」

 

 カウンターが決まる直前に拳が加速して、やはり一瞬早くフラッシュの攻撃がヒットする!

 

 「今の不自然なまでの拳の速さ、やはりあの男のスタンド、単なるパワー型じゃあねえ。何か能力を持っているらしいぜ」

 「どうやら、それがわからなければ承太郎に勝ち目はないようじゃな」

 「承太郎に負けず劣らず、相手もかなりの使い手だね」

 

 だが、三人の声は承太郎によって遮られた―――

 

 「いろいろと考えているところ悪いが、俺にはわかったぜ……コイツの能力が!」

 「「「うそだろ承太郎!」」」

 「いいや、嘘じゃあないぜ」

 「ふむ。ではジョウタロウ、聞かせていただきましょうか。ワタシの能力とやらを」

 

 一呼吸置いて、承太郎が答える。

 

 「相手の攻撃に対して先手をとる能力、といったところか」

 「OH! 素晴らしい! ほとんど正解です。ではその恐ろしいほどの観察眼に敬意を表して、答えをお教えしましょう……」

 

 一行が息をのむ中、ゴードンは再び口を開いた。

 

 「ワタシの―――いえ、フラッシュの能力はッ!『行動の直前に割り込み、その行動を行う』能力です!」

 「要するに、攻撃以外の行為にも割り込めるということか」

 「そのとおり。ではジョウタロウ、ワタシのこの能力をどう攻略するのか、とくと拝見させていただきますよ!」

 

 (それだけ、か? いや、確信したわけじゃあないが違和感がある。コイツの能力にはまだ何か秘密があるな……)

 

 熾烈な戦いが再び幕を開ける!

 

 「フラッシュ!」

 「俺の心のなかには今、ひとつの仮説がある。まずはそいつを確かめなくっちゃあな……」

 「SYAAAA―――AA!!」

 「オラッ」

 

 承太郎は地面を蹴ったッ!

 ジャンプしたのではない! 迫ってくるゴードンに向かって砂を飛ばしたのだ!

 予想外の出来事に反応が間に合わず、まともに目潰しを食らってしまうゴードン。

 

 「なんだと!? マズい……フラッシュ!」

 

 とっさにフラッシュの能力を発動した。しかしッ! ゴードンの額に飛来した何かがはっしとぶつかった!

 

 「何だッ!? ジョウタロウが投げたのか!」

 「……」

 「これは石、か……ハッ! ま、まさか!」

 「そのまさか、だぜ。俺はもうオメーの能力について一切の疑問も持っていない」

 「ジョウタロウ……」

 「俺は完全に見破った! だからもうてめーに勝ちはねえッ!」

 

 「承太郎! 教えてくれ。この男の能力の秘密は何だ!?」

 「それは、だな……」

 

――――――

 

 果たして承太郎の辿り着いた答えとは!

 

<To Be Continued……




感想こそ力 評価こそ望みッ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。