「スタープラチナ!」「フラッシュ!」
ぶつかり合う拳と拳、お互い全く譲らないラッシュの応酬!
しかし若干―――僅かながら承太郎のパワーが勝ったッ!
「オラオラオラーッ!!」
たまらず後退したゴードン。だがーー
「スタープラチナ……流石のパワーとスピードだ。それではワタシも本気を出すとしよう」
「オラァッ」
「遅いぞ!フラッシュ!」
「グゥ!?」
スタープラチナのパンチが命中するその瞬間、一瞬早くフラッシュの拳がスタープラチナのボディにめり込んだ!
体勢を崩した承太郎に容赦のない追撃が襲いかかる―――
「SYAAAAA!!」
「くっ……オラオラァ!」
「遅すぎるッ!」
カウンターが決まる直前に拳が加速して、やはり一瞬早くフラッシュの攻撃がヒットする!
「今の不自然なまでの拳の速さ、やはりあの男のスタンド、単なるパワー型じゃあねえ。何か能力を持っているらしいぜ」
「どうやら、それがわからなければ承太郎に勝ち目はないようじゃな」
「承太郎に負けず劣らず、相手もかなりの使い手だね」
だが、三人の声は承太郎によって遮られた―――
「いろいろと考えているところ悪いが、俺にはわかったぜ……コイツの能力が!」
「「「うそだろ承太郎!」」」
「いいや、嘘じゃあないぜ」
「ふむ。ではジョウタロウ、聞かせていただきましょうか。ワタシの能力とやらを」
一呼吸置いて、承太郎が答える。
「相手の攻撃に対して先手をとる能力、といったところか」
「OH! 素晴らしい! ほとんど正解です。ではその恐ろしいほどの観察眼に敬意を表して、答えをお教えしましょう……」
一行が息をのむ中、ゴードンは再び口を開いた。
「ワタシの―――いえ、フラッシュの能力はッ!『行動の直前に割り込み、その行動を行う』能力です!」
「要するに、攻撃以外の行為にも割り込めるということか」
「そのとおり。ではジョウタロウ、ワタシのこの能力をどう攻略するのか、とくと拝見させていただきますよ!」
(それだけ、か? いや、確信したわけじゃあないが違和感がある。コイツの能力にはまだ何か秘密があるな……)
熾烈な戦いが再び幕を開ける!
「フラッシュ!」
「俺の心のなかには今、ひとつの仮説がある。まずはそいつを確かめなくっちゃあな……」
「SYAAAA―――AA!!」
「オラッ」
承太郎は地面を蹴ったッ!
ジャンプしたのではない! 迫ってくるゴードンに向かって砂を飛ばしたのだ!
予想外の出来事に反応が間に合わず、まともに目潰しを食らってしまうゴードン。
「なんだと!? マズい……フラッシュ!」
とっさにフラッシュの能力を発動した。しかしッ! ゴードンの額に飛来した何かがはっしとぶつかった!
「何だッ!? ジョウタロウが投げたのか!」
「……」
「これは石、か……ハッ! ま、まさか!」
「そのまさか、だぜ。俺はもうオメーの能力について一切の疑問も持っていない」
「ジョウタロウ……」
「俺は完全に見破った! だからもうてめーに勝ちはねえッ!」
「承太郎! 教えてくれ。この男の能力の秘密は何だ!?」
「それは、だな……」
――――――
果たして承太郎の辿り着いた答えとは!
<To Be Continued……
感想こそ力 評価こそ望みッ