トゥクトゥク車内(ポルナレフ・星一side)
「ジョースターさんたちのトゥクトゥクはどこに行っちまったんだぁ?」
「多分ちょっと遅れているだけだろう。心配ないさ……ところで運転手さん、道は合ってるのかい? 随分人気のない場所を通るじゃないか」
「大丈夫ですぜ、なんせこっちの方が近いもんでねーーおっと」
「どうした? もう着いたのか?」
「いえね、申し訳ねぇんですが、なんというか、『もよおして』きちまいましてね……その、ちょいとそこの角に行きてぇんで」
「そういうことなら、構わないよ。行ってくるといいさ」
「あ、ありがとうごぜえやす!」
そそくさと駆けていくドライバー。
「大丈夫かぁ? アイツ。やけに慌ててるじゃねーか。なにか怪しいぜ……」
「だからといってここで漏らされても困るよ」
「まあな。ところで星一、右の肩になんか付いてるぜ。葉っぱか?」
「ん? 本当だ。まあ、移動中に付いたんだろう」
「いや待て、左肩にも付いてるぜ。紙……みてぇだな」
「確かに紙だな……流石に偶然とは思えない。いつの間に付いたんだ?」
不思議に思っている星一の顔に、何かが張り付いた!
「今度は一体なんなんだッ!」
「さっき支払った100バーツ札だ! よくわからんが、この状況はヤバいぜ……星一、とにかく一旦外に出るぞ!」
「まずい、カミソリがッ!」
「シルバーチャリオッツ!」
トゥクトゥクを飛び出した2人。
その瞬間、飛んできたカミソリはチャリオッツによって弾き飛ばされたッ
「助かったよ、ありがとう」
「それより、次はどこから何が飛んでくるんだ!?」
「飛んでくるものには何かしらの共通点がある可能性が高い。それを見つけるのが先決だ!」
背中合わせで身構える二人。
「あれは……? キャッチしろ! ワン・モア・タイム!」
飛来物を見つけたのは星一だった! そして掴んだものとは―――
「ドアノブゥ?」
「ドアノブか。なるほど、これで相手の能力は大方わかったよ」
「今のでわかったのか?」
「うん。おそらく、『指定したものに同じ性質を持つものを引き寄せる』ような能力だろう。始めは私の『薄い』シャツが標的だったんだろう。そして現在はたぶんポルナレフの服の『金属』の部分か何かが狙われているんだ。だから次に飛んでくる可能性が高いのはあそこにある……」
「鉄柱か! よしッ」
直後、予想通り鉄柱は地面から引っこ抜け、ポルナレフに向かって飛んできた!
「チャリオッツ!」
「ワン・モア・タイムッ!」
二人の攻撃により、鉄柱はバラバラになって吹き飛んだ!
「ヤリィ!」
(なんとか凌げたか。だが、何か嫌な予感がする。さっき敵が標的を変えるタイミングで飛んできたのはカミソリだった。ここに何か理由がありそうなんだが……待てよ? 『カミソリ』『薄い』『金属』―――まさか!)
「ポルナレフ! 危ない!」
ポルナレフを突き飛ばす。
そこに飛んできたのは―――
『電柱』だった。
To Be Continued……
戦闘シーンにもっと緊張感というか、テンポが欲しいですね……
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