星屑十字軍をもう一度   作:Dangouo

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虐殺の味

 ドライバーの男を倒したポルナレフと星一は無事にジョセフたちと合流した。

 その後、食事などを済ませ、ベトナムを発ったのであった。

 

一行の旅は続く……

 

――――――

 

 我々はこの国を知っている! いや! この喧騒とこの人混みを知っている!

 

 ここはインド。

 そう、先の旅でポルナレフがJ・ガイルを倒し、妹・シェリーの敵を討ったあのインドなのだ。

 一行にとっては何かと縁の深いこの地で、一体何が起こるのか……

 

――――――

 

 「ねェ……バクシーシ(お金ちょうだい)!」

 「バクシーシ!バクシーシ!」

 「こ、これは……」

 「や、やっぱりこうなるのかよォー!」

 「これだからいいんだぜ、これが」

 「OH MY GOD!」

 

 バクシーシの洗礼を受け、それぞれ違った反応をする一行。

 スリなどに遭うのも避けたいので、一先ず近くの飲食店に入ることになった。

 

 「ちょっと騒がしいけれど、なかなかいい場所じゃあないか」

 「ほう、星一もそう思うか」

 「そんなにいいかのう……やはりワシには理解できんわい」

 

 そう言ってジョセフは席を立った。

 

 「どうした? じじい」

 「なに、トイレに行くだけじゃよ」

 「なら、ブタには気をつけたほうがいいぜ」

 「???」

 

――――――

 

 ブタに遭遇することもなく、無事に便所から出てこられたジョセフ。

 しかし席に戻る途中、ふと窓の外を見たそのときだった。ジョセフは見てしまったのだ。

 

 「うわぁぁぁ!」

 「な、なにをしている!?」

 

 窓の外は人通りの少ない店の裏通り。後からした声の主は警官で、その視線の先には男性がいた。

 一見するとちょっとした騒ぎでも起こった程度のことだ。

 しかし、変だ。単なる騒ぎ(喧嘩だか事故だか知らないが)とは思えない。ジョセフがよく見てみると、男性は何かに襲われていた。

 そしてその『何か』は―――

 

 スタンドだった。

 

 「おい! 大丈夫かッ!?」

 

 ジョセフは慌てて外に飛び出した、が。

 

 「ギャァァァ!!」

 

 間に合わなかった。そのスタンドの腕は、すでに男性の胸を貫いていたのだ。

 そして、男性が倒れると同時にスタンドも消えた。

 

 「自分のスタンドに殺されたのか? なんてこった……」

 「お、おい! どうしたんだ!」

 

 状況を理解できない警官は、男性を揺り起こしている。だが、目を覚ますはずもない。彼はすでに死んでいるのだ。

 

 「おい! 起きろ!」

 「残念ながら、もう無駄じゃよ。その男はもう生きとらん」

 「!?」

 「それよりも、ここは危険じゃ。はやく―――」

 「ひィィー!」

 「どうしたッ」

 「そ、そいつはなんなんだ!?」

 「そいつ……?」

 「死体の横にいるそいつだよォ―――ッ! そのバケモンはなんなんだァ―――!!」

 「後ろだと! なっ……」

 

振り返ったジョセフが見たものは―――

 

 

<To Be Continued……




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