魔神柱だった   作:ONE DICE TWENTY

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ここに一つの幕を下ろそう。

*

 

 

 

 アン・パットナムという人間は確かに存在した。

 それは過去、1692年のマサチューセッツ、セイレム村に。

 そして、1635年のマサチューセッツにも、同じ名の少女は生まれていた。それは確実だ。

 

 ならば、あの「オズの魔法使い」は……あの童話本は、いつ、どこから持ち込まれたものなのか。

 輪廻の畔にいた”彼”が持っていたもの?

 冠位時間神殿から逃げ出した”彼”が持っていたもの?

 

 そんなはずはない。

 

 輪廻の畔にいた”彼”は霊魂以外の何も持っていなかったし、冠位時間神殿から逃げ出した”彼”が本などを持っているはずもない。

 

 だからこれは、アン・パットナムの持ち物なのだ。

 

 アン・パットナム……”彼”でも、”魔神柱”でもない、アン・パットナム。

 彼女こそが、オズ。本当は何の力もない、何も叶えてはくれないペテン師。

 

 ただ、その言葉は、彼女と関わったあらゆるものを変えた。

 それは――そう。

 

 

 外なる神さえも。

 

 

 

*

 

 

 

「結局、アンさんは何がしたかったのでしょうか……」

「いきなりだね」

 

 セイレムは崩壊した。

 土台無理を通していたあの舞台は、アビゲイルが力を保てなくなった事と、ラウムの操作が消えた事で瓦解したのだ。

 

 アビゲイルはランドルフ・カーター……後からきた”本物”に引き取られ、その旅にはラヴィニアも同行した。そも、アビゲイルは”門にして鍵”なる神を宿していたという事実がその身に力の残滓を残し、ラヴィニアは”門にして鍵”と並々ならぬ縁を持つ事実が判明した故の話。

 

 ベティ・パリスの行方は知れない。

 崩壊するセイレムに巻き込まれたか、逃げおおせたか。

 ともかく、マシュと立香の預かり知らぬ話であった。

 

「すみません。ですが、改めて考えてみると……どうにも行動が不透明で」

「そもそも彼女は何をしていたっけ?」

「……私なりに整理してみたので、先輩も一緒に確認してくれませんか?」

 

 そう言うなり、マシュはホワイトボードを持ってきた。

 いつぞやのホワイトボードに、六日に分けられたそれが描かれている。

 

「一日目――私達があの夜の森に辿り着いた時、彼女はアビーさんと共に儀式に参加していました。後々の事を鑑みれば、この時点で既に儀式の危険性や真相を知っていた上での参加であるのはわかります。

 そして野犬が乱入……これは恐らくラウムの仕業ですが、この時アンさんはベティさんたちを守るために戦いました。もっとも、本気のそれではなく、あくまで少女としての身体能力のみで、私のようなデミ・サーヴァントにすら及ばない体術での戦闘でした」

「あの後すぐにバラしたんだから、魔術を使ってもよかったのにね」

「はい。そこが不透明な点の一つ目です。

 彼女はそのすぐ後に哪吒さんとメディアさん……の姿をしたキルケーさんを自宅に呼び込み、ご馳走をふるまいます。これは幻覚という話でしたが、他の物、工房そのものや魔導書、そして童話本には幻術がかけられていませんでした。

 サーヴァント、それも大魔女という言葉が不足ないキルケーさんと、自然的直感の冴えわたる哪吒さんを騙しきる程の幻術。それを扱えるにもかかわらず、彼女は自身が魔術師であることを隠そうとしなかったのです。野犬との戦闘時は隠そうとしていたにもかかわらず」

 

 その、理由。

 哪吒とキルケーには隠さず、他の面々には――そしてラヴィニアには見られたくなかった理由があるはずなのだ。

 

「ラウムに知られたくなかったから、とか?」

「それもあるのかもしれませんが……何か引っかかるんです」

 

 誰に知られたくなかったのか。

 誰から、隠れていたのか。

 

「……セイレム、じゃないかな」

「セイレム、ですか?」

 

 セイレムから隠れていた。

 あの時点で――セイレムに、”村人である”と認識される必要があった。

 それは何故か。

 

「確かに……ラウムの言葉が正しければ、あのセイレムという土地は一つの舞台のようなものでした。アビーさんを中心として回る舞台。そして役者たちはラウムの描いた台本通りに進んでいきます」

 

 その中で、配役があった。

 日々を回す村人は村人に。疑われるべき魔術師はウェイトリー家に。容疑者はその中から。断罪を行う者を呼び込み、トラブルを起こす存在を縛り付けた。

 アン・パットナムは村人だ。告発をするもの……決して、首を縛られる配役ではない。

 

 配役違いがあったら、舞台はどうなるだろうか。

 

 “やり直し”に、ならないだろうか。

 

「……彼女は私達カルデアが来るこの七度目に、舞台を完遂する必要があった。だから、あんなことをした……という事でしょうか。それでは、何故哪吒さんとキルケーさんにだけ正体を?」

「……あれがなければ、哪吒とキルケーはアンを嫌いにならなかった」

 

 幻術をかけず、そのまま質素な食事を振舞っていたら、哪吒とキルケーは彼女をどう見ただろうか。

 少なくとも、彼女が死ぬ……首を吊られるときに、助けようとするくらいはしたかもしれない。

 

 セイレムという土地に正体を隠した事。

 哪吒とキルケーに遠回しに正体を明かした事。

 それが一振りの毒のようになって、彼女の死に際に伸ばされる手を蝕んだ。

 

「二日目……彼女は私達の劇を見に来ました。そこで、その舞台に干渉してきます。音を鳴らしたり、砂嵐を起こしたり。そして、彼女の知るはずのない……いえ、真実を知った今ならば、知っていなければおかしい二人の声を、人格を、再現しました」

「うん。本物そっくりだった」

 

 あれはどういう意味があったのか。

 ……もしかしたら、そこだけは、意味はなかったのかもしれない。

 

「はい。この劇の直後、アンさんはティテュバさん……シバの女王さんの配役の告発を行います。そのカモフラージュ……もしくは、その”役割”があるために、過干渉が出来なかったのかもしれません。

 アビーさんの部屋からブードゥー人形を持ち出し、それを大人に見つけさせる。そして製作者がティテュバさんであることを明かし、自らが魔術の被害者であると言い張る」

 

 これがアン・パットナムの”役割”だ。

 それを疎かにするわけにはいかなかった。

 

「三日目には、セイレム村の医師であるウィリアム医師もまた、アンさんを被害者であると診断しました。ですが、この時点でアンさんはベティさんに自身の怪我が治っている事を見せつけていたはず。わざわざ怪我を元に戻すのなら、何故ベティさんにだけ明かすような真似を」

「さっきと同じじゃないかな」

「やはり、ベティさんに糾弾させるため、ですか。

 ……ウィリアム医師がアンさんの診断をしたのは、本当にラウムの意思だったんでしょうか? 私にはなんだかそうではないように思えて……」

「でも、ウィリアム医師も食屍鬼になっていたよ」

「はい……そう、ですよね」

 

 ……情報が足りない。

 もやもやする。その不透明感こそが、マシュの得ているもの。

 

「……四日目の話をします。

 三日目の夜に起きた襲撃によってアンさんはベティさんを庇い、傷を負います。その時点でアンさんの役目は終わっていました。ティテュバさんを告発し、処刑台に上らせる。まだ魔女が村にいるかもしれないという疑念を植え付ける。

 その二つをこなしたのですから」

「そして、村のみんなから頼られる存在はベティになった」

「先輩の言う通り、今までみんなの知恵袋のような存在だったアンさんとランドルフ・カーターの位置に、ベティさんが潜り込みました。アンさんの位置にベティさんが入ったことで、彼女の身は守られる事となります」

 

 アン・パットナムはベティを守りたかったのだろうか?

 そんなことのために……そんなこと止まりなわけがない。

 でも、それ以上は知らない事だ。

 

「その後、私達の劇を鑑賞しに彼女がやってきて、私達は彼女とコンタクトを取ることに成功しました。ただ、得られたのは彼女が幻術使いであるという、今にして思えば氷山の一角程度の情報だけ。いえ、先輩の問いかけだけは的を射ていましたが……」

「そういえばあの時ダ・ヴィンチちゃんは何を言っていたんだろう?」

 

 カルデアとの通信が一時途絶する前、筆談を行っていたダ・ヴィンチちゃんが何かを書いた。アン・パットナムに関する事だったが、ノイズで読み取ることが出来なかったのだ。

 

「『絶対に捕まえておかなきゃならない』と」

「ダ・ヴィンチちゃんが言ってたの?」

「はい。帰ってきてすぐに、フリップを見せてもらいました」

 

 多分、あの時点でダ・ヴィンチちゃんはアン・パットナムが異常であることを見抜いていたのだ。否、あの天才であれば、その正体までも。

 

「ここからアンさんは表舞台に上がろうとしなくなります。おそらく配役がそうなっているのでしょう。怪我を負ったから、という理由と、告発者であるから、という理由。その二つ以外にも、何やら暗躍をしていたようですが……」

「マタ・ハリと脱出した後、加勢に来てくれたよね」

「あれは四日目でしたね。よくわからない行動の一つです。わざと自分は動けるんだ、というアピールをしたかのような……」

 

 そうして彼女は縛り付けられ、カルデア一行は油断した。

 一日縛られたままだった事――それは、抜け出す力のない、幻術しか取り柄の無い魔術師なのだと再認させるために。

 

「五日目は何も行動を起こさず、六日目、マシュー・ホプキンス殺害の幇助、及びその護衛を殺害します」

「いきなりだよね」

「はい。ですが、その罪によって彼女は告発する側から糾弾される側へと身を落としました。これがラウムの脚本通りとは思えません」

「ラウムも驚いていたよね」

 

 それは、彼女が七日目に死ぬ直前の話だ。

 彼女が何か魔術を使う前に唱えた言葉に、ラウムは驚愕の表情を浮かべ、制止をかけていた。

 それほど大事な言葉だったのだろうか。

 だが、その姿から……この六日目の行動が、ラウムの意思にないものであることがわかった。

 

「それに、ここでサンソンが離脱した」

「『霧が』と呟いて、どこかへ行ってしまいました。あれはいったい何だったのでしょう……」

「わからないから、あとで聞いてみよう」

 

 そして、八日目。

 アビゲイルが外なる神をその身へと落とし、降臨させ……同じくして、アン・パットナムが魔神柱としての正体を顕わにした。

 外なる神と共にアン・パットナムは消え、全てが終わった。

 

「……こうして整理してみると、アンさんはラウムを利用していた、というように取れるのと同時に、何かからずっと隠れ続けていた、という風に読み取れます」

「隠れていた、というより、縛られたくなかった、じゃないかな」

「……セイレムという土地に縛られると、目的が果たせなくなるから……? アンさんの目的は……」

 

 どこかへ行くと言っていたような気がする。

 

「マスター」

「あ、サンソンさん。お身体はもう大丈夫ですか?」

 

 二人して考え込んでいると、サンソンがマイルームを訪ねてきた。

 彼は最後、あの場にいなかったのに、レイシフトにはついてこれたんだよね。

 

「はい。おかげさまで」

「何か用?」

「え? いえ、僕はマスターに呼ばれてきたのですが……」

「え?」

 

 マシュと顔を見合わせる。

 呼んだ?

 いいえ?

 

「でも、ちょうどいい」

「はい、先輩。

 サンソンさん、お伺いしたいのですが……」

 

 

 

*

 

 

 

「霧が……」

 

 アン・パットナムが自ら首縄に顔を突っ込んだ直後、サンソンの周囲には立ち込める程の霧が発生していた。

 そしてその霧の中で、手招きをしている誰かがいる。そんな光景だった。

 

 サンソンは当たり前のように、それが正しい事であるように、その手招きの方へ歩を進めていた。彼女が誰なのか、知っている気がして。

 

「……ここは、畔……?」

 

 それは、前にも来たことのある場所だった。

 深い霧の立ち込める湖の畔。

 前は確か、大きなヒョウがいて。

 

 そして、今。

 その場所には、ひとりの少女が立っていた。

 

「やぁ、シャルル=アンリ・サンソン。マリー・アントワネットでなくて悪かったね」

「アン・パットナム……?」

 

 ぼやけた思考でも、彼女が直前に死んだことだけは覚えている。

 ならば食屍鬼か――。

 サンソンは剣を構えようとして、そんなものを持っていないことに気づいた。

 

「僕から君に、一つ知恵を授けよう。トントントン(ラッタッタ)。三度、踵を地面に打ち付けるんだ。それだけで門は開く」

「何を……」

「サンソン。ラウムがこのセイレムに配役を割り当て、舞台を回していたように……僕も小さな劇を行っていたんだ。題目は、『オズの魔法使い』」

 

 君は案山子だよ、とアン・パットナムは言った。

 

「オズの魔法使いは僕の事だ。ライオンはベティで、ブリキ男はオセ。そしてドロシーは、”彼”。でも”彼”は実体を持たないからね。誰かに踵を叩いてもらわなければいけなかった」

「彼、とは?」

「”彼”は”彼”さ。名前は知らないけれど、オセを僕に導いたただの人間。

 オセと僕はね、”外”に行きたいんだ。そう、”外”――外なる神()のいる場所じゃなくて、”彼”のいた場所に」

 

 立ち込める霧にひびが入る。

 その向こうに――現代の光景が広がっていた。焼却される前か、後か――はたまた、並行の世界か。

 

(オズ)はペテン師だからね。誰の願いもかなえてやれない。叶えたようにみえるのは、いわゆるマッチポンプってヤツだ」

「何故……僕なんです?」

「君が最も人間の最後を知っているからさ」

 

 懐疑的な賢者はダメだ。常識知らずの太子ではダメだ。偏屈な魔女も、恋する女王もダメだ。妖艶なる美女も、儚き少女も、天文台の魔術師も、鍵となった一でもダメなのだ。

 

「君じゃないと、飛べないのさ」

 

 霧の中――奥に、大きな柱が出現する。

 シルエットでもわかる。アレは、魔神柱。

 その隣に、男性だろうか、小さな人影。

 

 さらには、大きな本を抱えた女性が現れた。

 

「……大きくなったね、ベティ」

「ええ。もう、おばあちゃんよ……アン」

「じゃあ、その本はもう、いらないね」

「ふふ、そうね。もう……何度も読み返したから」

 

 女性から本を受け取るアン・パットナム。

 その本の題名は、オズの魔法使い。

 

「いいかい、サンソン。トントントン(ラッタッタ)だ。それで鍵は開く。

 行きたい場所を強く望むんだ。そうすれば、帰ることが出来る」

「……行きたい、場所」

 

 はたして。

 それは、どこだろう。

 

「……最後に一つ。

 サンソン。君ではなく――その()()で、君から話を聞く子たちのために、答えよう」

 

 霧が深くなっていく。

 魔神柱は一匹のヒョウへと姿を変えた。

 男性はその首に手を置き、ベティ・パリスと、アン・パットナムに手招きをしている。

 

 

 

「――この本は、僕が書き上げたんだよ」

 

 

 

 トントントン(ラッタッタ)

 サンソンは体の動くままに踵を鳴らした。

 

 それだけで――まるで、レイシフトのように周囲が歪み。

 

 

 気づけば、マスターたちと共に――カルデアに戻ってきていたのだった。

 

 

 

*

 

 

 

「ううん……話を聞いてもさっぱりわかりませんね……」

「すみません。僕も起きた事を把握しているわけではなく……」

「いえ、サンソンさんが悪いわけではないのです。

 ただ、何か釈然としないというか……ううん」

 

 話を聞いた結果、もやもやが余計に広がった。

 何故七日目の時点でそんなことになっているのか。それでは時系列がバラバラだ。

 

 まるでそこだけ、時間が切り離されていたかのように。

「正解だよ」

「え?」

「先輩?」

 

 何か今……悪寒のようなものが、走ったような。

 

「……うん?」

 

 何か、違和感が。

 なんだろう。

 

「あぁ、そろそろ僕は失礼します。呼ばれたと思ったのは気のせいだったようですし……」

 

 カツン。

 コツン。

 あ、わかった。

 

「サンソン、靴替えたの?」

「……おや」

 

 いつものブーツ、ではなく。

 銀色の靴を履いていたんだ。サンソンが。

 

「いえ……これは、僕のものでは」

「銀色の靴、ですか……」

「……あのぅ」

 

 またもマイルームの扉が開く。

 そこにいたのは、

 

「私の靴を知りませんかぁ?」

 

 ミドラーシュのキャスター――シバの女王。

 あの後晴れてカルデアに召喚できた――キルケーと一緒に――あの事件の功労者の一人である。

 

「あ、それですよぅ!」

「む――すみません、レディ。今返しますから……」

「……東の悪い魔女」

「へ?」

 

 マシュがポツりと呟く。

 

「オズの魔法使いで、銀色の靴を手に入れる時――東の悪い魔女を家ごと下敷きにするんです。それは故意ではないのですが、とかく東の悪い魔女を殺した主人公はその後、オズの魔法使いの言葉によって様々な動物やモノを仲間にして、西の悪い魔女を殺しに行きます。

 ……先ほどサンソンさんが言っていたように、魔神柱オセが『オズの魔法使い』の劇を回していたのだとしたら……ティテュバさんが、東の悪い魔女。北の良い魔女はキルケーさんで……そしてアビゲイルさんが西の悪い魔女。そんな配役だったんじゃないでしょうか?」

「……なるほど。

 ドロシーである”彼”という人を宿したアン・パットナムは東の悪い魔女・ティテュバを殺す――告発しなければいけなかった。さらには西の悪い魔女・アビゲイルさんに宿っていた外なる神とやらを無力化し――銀の靴を使って”帰還する”舞台を整えた、と」

 

 降板させられないようにバレることなく、しかしシナリオを回し続けなければならない。

 そして最後の最後、彼女たちは全てを整え、切り離された――恐らく結界の中――で、劇を終わらせたのだ。

 

「……なら、彼女たちは外の世界にいるのかな?」

「かも、しれません。魔神柱が日常生活に紛れ込んでいると考えるのはうすら寒いものがありますが……」

「まぁ、あの魔神柱は放っておいても大丈夫そうだけどね」

「それはまぁ、そうですけど……」

 

 魔神柱オセ。

 利害の一致とはいえ、外なる神という脅威から人類を救済した存在。

 

 叶うのなら。

 

 彼の存在が、私達に討伐されるような事件を、起こしませんように――。

 

「ははは! 肝に銘じておこう。それじゃあ、良い余生を。カルデアの諸君」

 

*

 




まだ終わりではない
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