Saint Snowの2人の弟である俺は『人殺し』   作:七宮 梅雨

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投稿遅れてすみませんでしたぁぁぁぁ!!<(_ _)>〈 ゴン!〕



『人殺し』はコンビニへと行く。

 とある日の夜のこと。俺は北海道に社員旅行している零さんと通話していた。

 

 

 Saint Snowである姉ちゃん達に関することで…………だ。

 

 

 零さんから教えて貰った内容は俺が想像していたものよりも遥かに超える残酷な内容だった。

 

 

明「………そっか。そこまで酷くなってたんだ。」

 

零『うん。見た感じ、相当自分の身体を傷つけてるわね………………。』

 

明「理亜姉ちゃんは??」

 

零『彼女もきっとお姉さんのことで頭を抱え込んでる。表情があまり優れてなかったから』

 

明「そうなんだ…………。ところで、例の箱は渡してくれた??」

 

零『うん。ちゃんと渡したよ』

 

明「ありがとう。」

 

零『他に何か私がやれることはない??』

 

明「大丈夫。あとは『俺達』がやるから」

 

零『そう…………。』

 

明「だから、零さんは安心して北海道を楽しんできてよ」

 

零『…………分かった。明ちゃんがそう言うなら、零さん。思いっきり楽しんでくるね』

 

明「うん。」

 

零『お土産、彼女たちの分まで買ってくるから!!』

 

明『分かった』

 

零『それじゃあ、おやすみなさい』

 

明「おやすみなさい」プツッ

 

 

 零さんとの通話を切ったあと、俺は何も言わず無造作にベットに目掛けてスマホを投げ捨てた。そして、「はぁ」と深いため息を吐く。

 

 

 まさか、そこまで聖良姉ちゃん達が深刻な状況へと陥っているなんて思ってもみなかった。

 

 

明「その原因は多分………俺のせいだよな」

 

 

 いや、多分ではない。絶対そうだ。俺のせいでSaint Snowは崩壊しかけている。そう意識すると、罪悪感が半端ないほど俺に襲いかかってくる。

 

 

明「けど、布石は零さんのおかげでなんとか打てた。あとは俺の行動次第……………か。」

 

 

 俺はそう呟いたあと、机の上に置いてあるパソコンを開きカタカタとキーボードを打った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜数日後〜

 

 

果南「1・2・3・4!1・2・3・4!今の移動はもう少し早く。」

 

ルビィ「はい!!」

 

 俺が屋上の片隅で頭の中である程度に完成させた照明案をひたすらノートにまとめていると、ラブライブ地区予選に向けて熱心にライブの練習をしている彼女達の声が耳の中に入ってくる。ルビィ、頑張れ。

 

果南「善子ちゃんは………」

 

善子「ヨハネ!!」

 

果南「ふふ………、今のとこ気持ち急いで」

 

善子「承知。空間移動使います。」

 

 使うな使うな!!お前はどこの孫〇空だよ。普通に移動しろ!!

 

 こんな感じで、暫くかなっちがみんなのダンスの振り付けを手を叩きながらテンポをとって確認していた。

 

果南「はい。じゃあ、少し休憩しよ」

 

 かなっちの言葉で船長以外のメンバーが疲れた表情を見せて崩れ落ちた。さてさて、休憩に入ったしみんなの所に行きますかね。

 

花丸「暑すぎずら〜」

 

ルビィ「今日、真夏日だって。」

 

明「ほらよ。水分補給は欠かせない約束だろ。」

 

 俺はメンバーの中で明らかに限界そうである花丸とルビィに俺特製であるスポーツドリンクを差し出した。

 

ルビィ「ありがとう」

 

花丸「ずら」

 

 2人はお礼を言いながら、スポーツドリンクを受け取る。ちゃんと、水分取れよ。熱中症に掛かったら大変だからな。

 

果南「明〜、私にも1本投げてちょうだーい。」

 

 かなっちが手を振って、スポーツドリンクを俺から求める。投げるとか行儀悪いと思うけど本人がそう言うなら、まぁ……………いいか。

 

明「はいよー」

 

 俺は力加減を考えて、かなっちに目掛けてスポーツドリンクを下から優しく投げた。……………よし。上手くかなっちの手に収まった。

 

果南「ナイス〜♪」

 

 かなっちは嬉しそうにそう言いながら、スポーツドリンクを口にした。その後、ダイヤちゃんとマリーがかなっちに寄り添って会話をし始めた。本当に仲良いな、あの3人。

 

 

 バタン!!

 

 

明「え!?」

 

 背後から誰かが倒れた音が聞こえてきた。なので、心配して振り向いてみると、そこにはこんなクソ暑い天気の中で分厚い黒の服を着ている津島 善子がいつもの決めポーズをして倒れていた。心配して、損したよ。いや、実際に倒れてるから心配してるけれども。

 

明「お前さ〜、マジでその黒いやつ取れ!!」

 

善子「嫌よ!!黒は堕天使のアイディンティティだもの!!黒がないと生きていけない!!」

 

明「現に、今死にかけてるじゃねぇか!」

 

 腹たってきたな。こいつ、踏んでいいかな??いいよね??

 

千歌「明くーん!!私も投げていいからこっちに飲み物ちょーだい!!」

 

 くっ………、命拾いしたな、善子よ。

 

明「はーい」

 

 善子を踏むのを諦めた俺は千歌に目掛けて先程と同じようにスポーツドリンクを下から投げる。2回目も千歌の手に収まった。よっしゃ。

 

曜「ナイスキャッチ♪」

 

千歌「私……夏好きだな。なんか熱くなれる」

 

 千歌が言ったそれ………、よく分かる。夏に空手とかやってた時、そうだったもん。

 

曜「私も。」

 

 どうなら、船長も同じ意見だったようだ。この人も、確か飛び込みやってるもんな。

 

千歌「よーし!!そろそろと再開しようか」

 

 え?少し早くない??他のメンバーとか死にそうだよ??特にその黒いやつとか。

 

 

ダイヤ「ぶっぶーーーーーーー!!」

 

 

明・千歌「うわぁ!!」

 

 唐突に、俺達の視界にダイヤ先輩の顔面がいっぱいに映りこんだ。本当にビックリしたんだけど。

 

ダイヤ「オーバーワークは禁物ですわ」

 

鞠莉「By果南。みんなのことを考えてね」

 

千歌「そっか。これからもっと熱くなる時間帯だもんね。」

 

 そんなこと、言わないでくれ。もっと暑くなっちゃうから

 

ダイヤ「ラブライブの地区予選が迫って焦る気持ちも分かりますが、休むのもトレーニングの内ですわよ」

 

 流石はダイヤちゃん。いい事言うな〜。

 

果南「その前に、みんな100円出して」

 

 お、いつものアレか。俺はポケットの中に入っているリラッ〇マの小銭入れを取り出して100円を手に取る。

 

善子「やってきたのですね。本日のアルティメットラグナロク。クックック………、時が未来が…………見える!!」

 

 お、もうネタバレしちゃうけど、そのアルティメットラグナロクに必ず敗北する堕天使が何か言ってるぞ。誰か何か答えてやれ

 

果南「じゃあーいくよー」

 

花丸「じゃんけーん」

 

Aqours「ぽん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜コンビニ〜

 

 

善子「なんでいつも負けるのかしら」

 

 

 善子は謎のチョキポーズをプルプルと震えながら愚痴っていた。それだよ、それ。それが敗因。

 

 

明「逆に何で分からねぇんだよ」

 

善子「知らないわよ!!てか、なんでアンタまでいるのよ。これ、買い出しジャンケンでしょ。」

 

明「しょうがねぇだろ。仮面ライダージ〇ウの装動の新商品が発売してたのをすっかり忘れてたんだから」

 

 

 買いに行くのを遅れてしまったから慌てて来たけど売り切れてしまってないか、かなり心配してた。けど、なんとか残ってて良かった。田舎は最高だぜ。

 

 

善子「へぇー、アンタ装動も買ってんのね」

 

明「RKFも、もちろん買ってるぞ」

 

善子「私、エボ〇トだけ買ったわ。コブラとブラックホールの2体。」

 

 癖が強いな!!いや、俺も好きなライダーではあるけれども。

 

 お、善子の方の会計が終わったようだ。

 

店員「1158円です。」

 

善子「てか、誰よ!!高いアイス頼んだの!!足りないじゃない!!」

 

 よく見てみろよ。普通にハーゲンダッツ入ってるじゃねぇか。しかもコレ、頼んだの絶対に千歌だな。だって、みかん味だし。ちなみに、俺はガリガリくんな。

 

 

 俺は近くにいたちびっ子達と一緒に、善子が涙目で会計を済ませているのを眺めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜図書室〜

 

 

 

花丸「ずらぁ〜」

 

ルビィ「ぴぎぃ〜」

 

善子「ヨハァ〜」

 

 

 1年生3人が、アイスを食べながら扇風機の前を陣取って風を浴びていた。こっちまで風が来ないんだけど。

 

曜「教室に冷房着いてたらなぁ」

 

梨子「廃校の話が出てる学校なのに、着くはずがないでしょ。」

 

 まぁ、確かにな。そんなの買うお金ないだろ。

 

千歌「学校説明会の参加人数って今どうなってるの??」

 

 千歌の言葉にマリーが図書室のパソコンを起動させてホームページを開く。

 

鞠莉「今のところ…………」

 

千歌「今のところ…………」

 

鞠莉「今のところ〜」

 

千歌「今のところ〜」

 

鞠莉「今のところ〜♪」

 

千歌「今のところ〜??」

 

 はよ、言え。アンタ、もうとっくにページ開いてるだろ。溜めるな

 

 

鞠莉「0〜♪」

 

 

 いや、0なんかーい。予想はしてたけれども。

 

 

 参加人数が0だと知って、千歌は残念そうにペタッとテーブルに頬を付ける。

 

千歌「そんなに、この学校魅力がないのかな………。少しぐらい、来てもいいのに」

 

 

明「この学校は充分、魅力はあるよ。立地条件がすごく悪いところ以外は…………。」

 

 

果南「だよね。」

 

 そもそも、どうして女子高だというのに、あんな丘の上に学校を建てようと思ったのだろうか。建てるなら、せめて共学にした方が良かったと思う。

 

 ガララ

 

 ん?見知らぬ3人組の女性が図書室に入ってきた。

 

千歌「あれ?むっちゃん達、どうしたの??」

 

 どうやら、千歌のクラスメイトのようだ。よくよく思い出してみたら、ライブとかにいたな。

 

むつ「図書室に本返しに………。」

 

 むつ先輩の言葉で、花丸は受け付けの所まで駆けつける。流石は、図書委員だな。

 

いつき「もしかして、今日も練習??」

 

千歌「もうすぐ地区予選だし」

 

よしみ「この暑さだよ」

 

千歌「ほぼ毎日だから慣れちゃった」

 

 

 千歌の言葉にクラスメイト3人は驚きの表情を浮かべる。休日はあるものの、ほとんど毎日はライブに向けて練習していたからな。それを知らないとなると、驚くのも無理はないか。

 

 

果南「そろそろ始めるよ〜」

 

 

 そろそろ休憩も終わりか。結構、休んだからな。

 

 

千歌「あ、うん。じゃあねー。」

 

 千歌はクラスメイト3人に手を振ったあと、メンバーと共に屋上に向かった。

 

 俺も照明案の記録をやるべく、屋上へと向かおうとした瞬間に背後からむつ先輩に声を掛けられた。

 

むつ「ねぇ。」

 

明「はい??」

 

むつ「Aqoursってほぼ毎日練習してたんだよね。」

 

明「そうですね。」

 

いつき「千歌達って学校存続のために頑張ってるんだよね」

 

明「はい」

 

よしみ「でも、凄くキラキラしてて眩しいね」

 

明「それは俺も同感です。」

 

 

 あのキラキラに『人殺し』である俺は何度も救われたからな。

 

 

明「それじゃあ、俺はこれで」

 

むつ「あ、うん。ごめんね、急に引き止めちゃって」

 

明「いえ、大丈夫です。それでは」

 

 

 俺はぺこりと頭を軽く下げてから、屋上へと向かった。千歌の友達だけあって、良い先輩達だったな〜。さて、今日中には照明案を完成させますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むつ「ねぇ、2人とも。私たちにも何か出来ることってないかな??」




3日以内に投稿しまーす。(期待はするな。)
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