IS<インフィニット・ストラトス> ~白き騎士と黒き暴君~ 作:狂戦士
第40話 勇ましき者を統べる者と永遠の地獄を見せる者との決闘
「それにしてもカードショップに行くのは久しぶりだな」
「そうだな。で、仭は部屋にいなかったかのがあれだが…」
俺は友人の弾と共に行きつけのカードショップに向かっていた。
「ああ、にしても仭はどう…って一体何の騒ぎだ!?」
「人だかりができてるな……」
カードショップに着くと外まで人だかりが出来ている。
「なあ、どうしたんだ?」
とりあえずそこら辺にいる人に聞く。
「ん?ああ、何か『ヒロイック・マスター』を無名の奴が押してるんだとよ」
「「マジか!?」」
俺と弾は声を揃える。ヒロイック・マスターとはH-C エクスカリバーを主体にヒロイックモンスターなどを使うこの店では負けなしの女子(珍しく)だ。
名前:
エクシーズ・効果モンスターランク4/光属性/戦士族/攻2000/守2000
戦士族レベル4モンスター×2
効果:1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。
「押してるってことは、勝ってるってことか?」
「少なくとも負けちゃいないらしいな。今のところは」
それはとても気になるところだ。俺達に気づいた顔見知りの奴が何人か振り返った。
「おい『次元騎士』一夏もとい1人目の男のIS操縦者がいるぞ」
「それに『エレキバスター』の弾もいるぞ」
俺達も勝ち星をそこそこ上げているため、2つ名を貰っている。この店では勝ち続けているとデッキにちなんだ2つ名がつけられる。俺は、前に話したように次元系、弾は電池メンだからだ。ちなみにその者は中に優先的に入れてくれるため、デュエルをしている2人が見れた。フィールドには実体化したモンスター達がいる。…って
「『ヒロイック・マスター』って簪かよ!?」
「知り合いなのか一夏?」
「ああ、まあ」
そして俺はもう1人の方を見る。顔は黒い帽子と黒いマスクがしてあって見えないが、同年代の男であるのは確かだった。彼のターンになるらしい。
サイドの変わり方などが変わります。
?(LP1600):インフェルニティ・ガーディアン、サイバーデーモン。手札0枚 伏せカード3枚(1枚はハンドレス・フェイク、1枚はレベル制限B地区、1枚は破滅へのクイック・ドロー、全て発動中) デッキ16枚
簪(LP6800):
名前:インフェルニティ・ガーディアン
効果モンスター星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在するこのカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
名前:サイバーデーモン
効果モンスター星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守2000
自分のドローフェイズ開始時に手札が0枚だった場合、通常のドローに加えてもう1枚ドローする。
自分のエンドフェイズ時に手札が1枚以上存在していた場合、このカードを破壊する。
ハンドレス・フェイク:永続罠カード。自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが表側表示で存在する場合、1ターンに1度だけ、次の自分のスタンバイフェイズ時まで
自分の手札を全て裏側表示でゲームから除外する事ができる。
レベル制限B地区:永続魔法カード。フィールド上に表側表示で存在するレベル4以上のモンスターは
全て守備表示になる。
破滅へのクイック・ドロー:永続罠カード。お互いのプレイヤーはドローフェイズ開始時に手札が0枚だった場合、通常のドローに加えてもう1枚ドローする事ができる。このカードのコントローラーは自分のターンのエンドフェイズ毎に700ライフポイントを払う。この時にライフポイントが700未満だった場合、ライフポイントは0になる。自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた時、自分は3000ポイントダメージを受ける。
名前:
エクシーズ・効果モンスターランク4/地属性/戦士族/攻2100/守1800
戦士族レベル4モンスター×2
効果:相手フィールド上にレベル4以下のモンスターが特殊召喚された時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、その特殊召喚されたモンスターを破壊する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
名前:E・HERO エアーマン
効果モンスター(制限)星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
効果:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分フィールド上に存在するこのカード以外の「HERO」と名のついたモンスターの数まで、フィールド上に存在する魔法または罠カードを破壊する事ができる。
●自分のデッキから「HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
名前:E・HERO アナザー・ネオス
デュアルモンスター星4/光属性/戦士族/攻1900/守1300
効果:このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードのカード名は、フィールド上に表側表示で存在する限り、「E・HERO ネオス」として扱う。
一族の結束:永続魔法カード。自分の墓地に存在するモンスターの元々の種族が1種類のみの場合、自分フィールド上に存在するその種族のモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
?のターン
「俺のターン、ドローをする前に俺の手札が0のため、サイバーデーモンと破滅へのクイック・ドローの効果を発動。計3枚をドローする」
…まだ来ないか。ん?
「この瞬間、自分の手札が0のとき、インフェルニティ・デーモンを引いたため、手札から特殊召喚する」
名前:インフェルニティ・デーモン
効果モンスター星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
効果:自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
「それに対してガーンデーヴァの効果を発動!エクシーズ素材を1つ取り除いて、インフェルニティ・デーモンを破壊!」
「俺の手札は2枚あるため、インフェルニティ・デーモンの効果は使えない」
だがこれでガーンデーヴァの効果を発動するためのエクシーズ素材が尽きた。
「スタンバイフェイズ、ハンドレス・フェイクの効果で除外されていた11枚の手札が戻ってくる」
「チェーンは…ありません」
「俺はインフェルニティ・ネクロマンサーを通常召喚」
名前:インフェルニティ・ネクロマンサー
効果モンスター星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
効果:このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「効果で守備表示に、そしてカードを1枚セット。その後に俺はハンドレス・フェイクを発動。手札を全て除外」
「チェーンはないです」
「手札が0のため、インフェルニティ・ネクロマンサーの効果を発動。インフェルニティ・デーモンを墓地から守備表示で特殊召喚。この時インフェルニティ・デーモンの効果が発動。特殊召喚に成功して、自分の手札が0の場合、デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。よって俺は1枚手札に加える。俺はさっき手札に加えたカードをセット。そしてエンドフェイズ、サイバーデーモンは破壊されず、破滅へのクイック・ドローの効果で俺は700ライフポイントを払う。ターンエンドだ」
?(LP900):インフェルニティ・ガーディアン、サイバーデーモン、インフェルニティ・ネクロマンサー、インフェルニティ・デーモン。手札0枚 伏せカード5枚(1枚はハンドレス・フェイク、1枚はレベル制限B地区、1枚は破滅へのクイック・ドロー、計3枚発動中) デッキ12枚
簪(LP6800):
「なるほど、あいつはインフェルニティか。ハンドレスコンボだな」
「だな。それにしてもあいつはか…『ヒロイック・マスター』と戦うためだけに来たのか?」
俺は近くにいた奴に聞いてみる。
「いや、あいつは他の奴らとデュエルをして、それを見た彼女も興味を示してた。どっちからだったかは見てなかったけどデュエルを挑んでたらしい」
「ありがとう」
「…にしても破滅へのクイック・ドローなんて今どき使ってる奴見たのは俺は初めてだぞ」
「俺もあまり見たことないな弾。…けど手札を増やすデッキだったら…あれか」
「あれだろうな」
次のターンで決めないとおそらく負けるぞ簪。
簪のターン
「私のターン、ドロー」
マズイ。このターンで決めないと多分負けちゃう。
「私は裏側守備表示の
名前:
効果モンスター星4/地属性/戦士族/攻1000/守1000
効果:このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
「レベル制限B地区の効果でレベル4以上のモンスターは守備表示になる」
守備表示にされた。けど関係ない。
「私はレベル4のエアーマン、アナザー・ネオス、エクストラ・ソードの3体をオーバーレイ、3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。…エクシーズ召喚。
名前:
エクシーズ・効果モンスターランク4/地属性/戦士族/攻2500/守2400
戦士族レベル4モンスター×3
効果:1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。罠カードの発動を無効にし破壊する。その後、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
「レベルではなく、ランクだからレベル制限B地区の効果は受けない、か」
「さらに
「私はクサナギを選択。効果で1枚カードをドローしてください」
「…この土壇場でそれ使うか。まいったな」
相手の表情は見えないが、おそらく困った顔をしてるのだろう。これでインフェルニティ・ガーディアンの効果などは使えない。
「そしてクサナギは攻撃力が1000ポイントアップ。最大2回まで攻撃できるようになりました。そして私はこのターン通常召喚は行なってません」
「…ヤバイかな?」
「私は
名前:
効果モンスター星4/地属性/戦士族/攻1700/守 900
このカードが召喚に成功した時、自分の手札・墓地から「H・C ダブル・ランス」1体を選んで
表側守備表示で特殊召喚できる。このカードはシンクロ素材にできない。また、このカードをエクシーズ素材とする場合、戦士族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
「B地区で守備表示に、ダブル・ランスの効果発動!墓地からダブル・ランスを表側守備表示で特殊召喚。そして私はレベル4のダブル・ランス2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!
『ワアアアア!!』
3体のエクシーズモンスターが揃ったからか、周りから歓声が起こる。
「敵ながらアッパレだ『ヒロイック・マスター』。だがそれではまだ俺を倒すことはできないぞ?」
そう、相手のフィールドにはモンスターが4体、こっちは3体いるけど奇跡の軌跡の効果で計4回。まだ倒しきれない。けど…
「手札から鬼神の連撃を発動」
「!?まだそういう系を持っていたのかよ…」
鬼神の連撃:通常魔法カード。自分フィールド上に表側表示で存在するエクシーズモンスター1体を選択し、そのエクシーズ素材を全て取り除いて発動する。このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
「エクスカリバーを選択。よって2回攻撃できる」
ガーンデーヴァは2900、クサナギは2回攻撃できて5300(ダメージは与えられないけど)、エクスカリバーも攻撃が2回できて2800。どれを攻撃しても倒せて計5回。…勝てる。
「行きます!ガーンデーヴァでインフェルニティ・ネクロマンサーを攻撃!」
ガーンデーヴァが矢を放ち、それがインフェルニティ・ネクロマンサーの胴体を撃ちぬき、消滅する。
「続いてクサナギでインフェルニティ・デーモン、サイバーデーモンを攻撃」
「それぞれに対してチェーンはない」
クサナギがその手に持つ剣で2体のモンスターをそれぞれ斬り裂いた。
「エクスカリバーでインフェルニティ・ガーディアンを攻撃!そしてダイレクトアタック!」
エクスカリバーが持つ大剣がインフェルニティ・ガーディアンに襲いかかる。
…中途半端に終わってしまった。やっぱり遊戯王でデュエルをさせるの難しい。
それとタイトルについては突っ込まないでください。
簪のデッキの『ヒロイック』は勇ましいを表し、一方の『インフェルニティ』は「猛火・地獄」を意味する「インフェルノ」と「無限」を意味する「インフィニティ」を組み合わせた造語だからです。
できれば次で終わらしたい。