IS<インフィニット・ストラトス> ~白き騎士と黒き暴君~    作:狂戦士

5 / 108
2話目です。


第2話 実戦訓練の前に

第2話 実戦訓練の前に

 

 

 その後他の女子達が俺達に襲いかかり(群がり)、仭が囮となってくれたおかげで俺達は更衣室にたどり着くことができた。ありがとう!お前のことは忘れない!

 

 

俺は死んでねぇ~~~~~~!!!!!!

 

 

 どこからか声が聞こえる、おそらく幻聴だろう。

 

「さ、さっきのは何だったの?」

 

「気にするな、珍しいもの見たさに群がってくる噂大好き女子集団だ、俺達は数少ないISを使える男子だからな」

 

「あ、そっか……」

 

 ううん、どうもおかしい。だが今はそんな事を気にしてられない。会ったばかりなのに逝ってしまった亡き友のために(笑)早く着替えてしまわなければ。時間短縮のため、一気に制服の上を脱ぐ。

 

「うひゃわぁ!」

 

「どうした? いきなり変な声上げて」

 

「い、一夏…いきなり脱いで…」

 

「いやだって、脱がなきゃ着替えられないだろ?」

 

「う、うん…そうなんだけど…」

 

 おかしな奴だ。別に男同士なんだから気にする必要はないだろうに。

 

「そ、その…あんまり見ないでくれるかな?」

 

「いや俺にそんな趣味はないが…もしかして今まで誰かと着替えたりとかしなかったから慣れていないとか?」

 

「うん……」

 

 箱入りというやつなのか。男子なのに?とまあそう納得し、互いに背中を向けて急いで着替え始める。千冬姉の出席簿アタックは普通に兵器だ。急がなければ、シャルルはあらかじめスーツを着ていたのか、俺よりも速いスピードで着替え終わっていた。

 

 

 

 

 

*仭サイド

 

 

 

 

 

「ちっ、特製手榴弾けっきょく3つも使ってしまった」

 

 まあ、手榴弾の形をしたもので中身にガスが入ってる偽物だがな。

 俺は女子達から手榴弾を2つ使って逃げ切り、すぐに更衣室でISスーツに着替え、第2グラウンドへ到着した。途中俺の姿を見た鈴があれこれ言ってきたが「織斑先生に怒られるぞ?」と言ったらすぐに黙った。

 しかし一夏とシャルルが来て鈴と金髪の…セシリアだったけか?2人が一夏になにやら話していると千冬さんの出席簿の餌食になった。マジでなんなんだあれ?出席簿という名を借りた兵器なのか?一夏は話していなかったからまぬがれようだが。

 

 

 

 

 

*一夏サイド

 

 

 

 

 

「では、本日から格闘および射撃を含む実戦訓練を開始する」

 

「「「はい!!」」」

 

 千冬姉の言葉に生徒達が力強く答える。やはり千冬姉が教えるというのが大きいのだろうな。声に気合いが入ってる。

 

「まずは戦闘を実演してもらおう。凰!オルコット!専用機持ちならすぐに始められるだろう。前に出ろ」

 

 さっきの行動のせいだろう。しかし2人は俺のせいだと小声でブツブツ言っていた。俺は悪くねぇ!いやマジで。

 

「お前ら少しはやる気をだせ!…あいつにいいとこをみせられるぞ?」

 

 ん?最後なんて言ったんだ?

 

「やはり!ここはイギリス代表候補生であるこの私が!!」

 

「専用機持ちの実力、見せたげるわ!!」

 

 いきなりやる気を出した。

 

「それで、お相手はどなたですか?わたくしは鈴さんと試合をするのも構いませんが」

 

「慌てるな。お前らの相手は————」

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ! ど、どいてくださぁぁぁぁぁああああああい!!!!!」

 

 千冬姉の言葉をさえぎるように、上から落ちてくる何か。

 

「…一夏気をつけろ、多分お前にぶつかる」

 

 仭がさらっといいのけた。何!?、やばい!白式を展開し、なんとか受け止めることに成功する。今の状態はお姫様抱っこというやつだ。

 

「あう~、失敗しちゃいました~」

 

 盛大に失敗してます。しかし3人ほどの殺気を感じるのは気のせいだろうか?

 

「先生、大丈夫ですか?」

 

 とりあえず、呼びかけてみると同時にすぐに降ろす。すると殺気はやんだ。

 

「あ、はい。ありがとうございます」

 

「さて、小娘共。いつまで呆けているつもりだ? お前らの相手はこの山田先生だ。さっさと構えろ」

 

「え、えっと……」

 

「その、流石に」

 

 山田先生も落ち着いて2人の向かいに立つ。

 

「安心しろ、貴様らではすぐに負ける。山田先生は元代表候補生だからな」

 

「む、昔の話ですよ!昔の!!それに候補生止まりでしたし……」

 

 先程の負けると言う言葉にカチンときたのかすでにISを展開している鈴とセシリア、それにつられて山田先生が浮遊し、ある程度昇ったところで静止する。

 

「では、はじめ!」

 

 その戦いはセシリアと鈴の勝利だと予想されたが、山田先生が絶賛無双中だ。ビットを的確に避け、衝撃砲すら回避している。それでいて攻撃は確実に的中させている。俺と戦ったときとは動きが桁違いだ。

 

「どうした一夏?」

 

 千冬姉がシャルルに山田先生が使っているISの説明をさせている間に俺が驚いているのに気がついたのか仭が話しかけて来た。

 

「いや山田先生がな、俺と戦ったときと全然違うんだ」

 

「ほう、お前と戦ったときはどんなだったんだ?」

 

「いや壁に突っ込んで自滅した」

 

「………………」

 

 さすがに予想外だったのか無言になってしまった。

 

「…そろそろ終わるぞ」

 

 話題を変えるかのように、そしてセシリアと鈴は山田先生に圧倒されていて、空中で機体同士をぶつけた。動きが止まったところで放られるグレネード。

 爆発と同時に戦闘不能と判断され、山田先生の勝利となった。

 

 

 

 




なるべく早く投稿したいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。