IS<インフィニット・ストラトス> ~白き騎士と黒き暴君~    作:狂戦士

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バトルです。なお武装がFateですが今回はこれだけでありこれで全部なわけではありません。


第4話 激闘とその後の昼休み

第4話 激闘とその後の昼休み

 

 

(さて、どう戦うか)

 

 まさかIS学園に入ってからの初陣が元代表候補生の先生とは思わなかった。

 

「それがあなたの専用機ですか?黒崎君」

 

「ええ、これが俺の専用機、剣闘士(グラディエイタ-)です」

 

「見たところ普通ですね」

 

 そう、データで見た鈴やセシリアの機体のようにこの機体に外見上脅威になるものはない。

 

「ま、そうですね」

 

 そう言い俺と山田先生は構える。それを確認した千冬さんが戦闘開始の合図を告げる。

 

「では、はじめ!」

 

「さて、山田先生、殺りましょう」

 

「字が違いますぅ!」

 

 おっと、失礼。

 

「一気に攻める!」

 

 突撃を仕掛ける。山田先生はアサルトライフルで撃ってくるが、それを避け、一気に近づき掌打をくらわせる。無論山田先生も黙ってはおらず、近接ブレードで応戦し、そのまま格闘戦になる。しかし分が悪いと感じたのか間合いを取る。そして2丁の機関銃が俺を狙ってくる。銃撃を掻い潜るように回避行動に移るが―――さすが山田先生、射撃の腕は相当なものだ。的確に俺が避けるであろう先を読んで、銃弾をばら撒いてくる。

 

「流石ですね。2人の代表候補生を倒したことはある」

 

「そう言いつつ黒崎君も私の攻撃を避けていますね」

 

「どうも。まあ、時間もないのでそろそろ俺も攻めさせてもらいます」

 

 俺は近接武器、陰陽の夫婦剣『干将・莫耶(かんしょう・ばくや)』を展開、そして銃弾の嵐に立ち向かう。

 

 

 

 

 

*第3者サイド

 

 

 

 

 

「ほう…」

 

 仭の戦いを見ている千冬は近接武器で遠距離攻撃を受け流している様子を見て先程の戦いとはまったく違うことを実感していた。負けた2人に関しては唖然としている。

 

「あそこまでやるとは…」

 

 決して押してるわけではないが代表候補生2人にまったくダメージをくらわず、圧勝した山田先生を相手に互角の戦いを見せている。しかしその均衡もやはり経験の差か、しだいに押され始めている。

 

(だがあいつは諦めが悪い、さてこの後どうなるか)

 

 

 

 

 

*仭サイド

 

 

 

 

 

「なかなかやりますね。でもこれで終わりです!」

 

 襲いかかる銃弾の雨。数も増え、しかもそれぞれの弾の軌道が良すぎる。このままでは距離を詰められないまま一気にシールドエネルギーが0になる。だが

 

「あなたがどのように撃ってくるかは大体分かった、今度こそ攻めさせてもらう!」

 

 足のつま先を口を開くかのように2つに分ける。そして『干将・莫耶』を展開してそのまま連結、両手両足計4本の剣で受け流し、近づく。山田先生も流石に驚いたのか少し射撃が雑になる。無論その瞬間を見逃す俺ではない。

 

「はっ!!」

 

 一気に近づき射撃武器2丁を切り裂く。山田先生は下がるが両手両足の剣を投擲し夫婦剣が光りながら飛び交う。

 

「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)!」

 

 飛び交う4本の夫婦剣は互いに引き付けあい、交差するように山田先生を斬りつけそして爆発する。

 

「んっ?」

 

「やりますね、黒崎くん」

 

 思ったよりダメージが少ない。どうやら斬られたあとすぐに離れようとして爆風によるダメージしか受けてないようだ。

 

「あの状況で避けるとは…ならb「そこまでだ!」

 

 …時間切れか、やはり短期決戦向きじゃないな、この機体は。

 

「やりますね。山田先生」

 

「いえいえ黒崎くんもなかなかでしたよ」

 

 その後一夏や女子達にいろいろ言われたが遅刻するぞと言ったらすぐに散っていった。

 

 

 

 

*箒サイド

 

 

 

 

 

 お昼休み、私は訓練の途中に一夏に昼食の誘いをした。2人で昼食を食べるはずだった、なのに

 

 

ど う し て こ う な っ た !?

 

 

 私は今日ひっそりと作っておいた一夏用と自分のお弁当2つを持って、意気揚々と屋上へと足を向けていた。2人きりの昼食の時間に想いを馳せ、幸せを噛み締めていたはずだった。しかし待っていたのは一夏だけでなく、申し訳なさそうに佇むシャルルとため息をつく仭にセシリア、鈴までもがいた。

 

「え〜と、一夏?本当に僕が居ていいのかな?」

 

「飯は大人数で食う方がいいに決まっているだろ。それに、シャルルはまだ学園のことをあまり知らないし、同じ男としてきっちり面倒を見なきゃいけない」

 

「う、むぅ、確かにそれはそうだが…………」

 

「は、ははは…………何かごめんね」

 

 確かにシャルルは転校してきたばっかりだし、同性である一夏が気を遣うのも当然だ。そこまでは納得…………まぁ、しかねるが、無理矢理にでも納得しよう。

 

「箒すまん、一夏がどうしても俺が引っ越してからこの学園に来るまでが知りたいらしく…」

 

 申し訳なさそうに言う。まあ仭も転校してきたばっかりで一夏が気を遣うのはこれも当然だ。これも無理矢理納得するとしよう。

 

「…本当にすまん」

 

 心情を察してかまた謝る。しかし問題はそれじゃない。

 

「どうして、こいつらまでいるっ!?」

 

「まぁ。こいつらとは随分失礼な物言いではなくて?」

 

「そうよそうよ」

 

 私が指を指す方向―――そう、何故か呼んでもいないセシリアに鈴までいるのだ!

 

「…箒、怒る気持ちもわかるが昼休み終わっちまうぞ」

 

 むぅ……まぁ、確かに。時間は無限ではない。ここで話だけしていては埒が明かない。仭の進言に感謝するとしよう。

 

「一夏。はい、これ」

 

 鈴がタッパーを一夏に渡す。しまったっ!出遅れたっ!!

 

「おお、酢豚だ」

 

「んじゃ、頂きます」

 

 箸で取り、口に運ぶ。

 

「おぉ! 美味い!」

 

「そうでしょ。何せ、今回は自信作だからね」

 

 むぅーーーーーー、いかん、いかんぞ。この状況は。

 

「ンンッ!一夏さん、わたくしも今日は珍しく早く起きたので、料理してみましたの」

 

 そう言いながらバスケットを出す。中には色とりどりのサンドイッチがきれいに並んでいた。その内の1つを手に取って、一夏は口に運ぶ。

 

「ゴォッ!グェッ!ウェッ!………」

 

 …なんだ今の奇声は?一夏の方を見ると脂汗をダラダラ流している。どうしたのだろうか…………。

 

「どうでしたか?一夏さん」

 

 こいつにはさっきの一夏の奇声が聞こえなかったのだろうか?

 

 

 

 

 

*一夏サイド

 

 

 

 

 

 頼むから、そんな輝いた目で、俺を見ないでくれ。正直なコメントを言いづらい。だが、言わない限り、これが改善されることは無いだろう。仭の方を見ると、言え、お前のしようとしてることは間違えていない、と目で訴えかけている。

 

「あ、ああ……。これ……かなり、アレだぞ」

 

「え? ちょっと待ってください」

 

 セシリアもその化学兵器(サンドイッチ)を口にする。そしてそのまま顔面蒼白になっている。

 

「お、おい!?大丈夫か、セシリア!?」

 

「……」

 無言のままのセシリア。ふらふらしていたので心配していたのだが、気を失って倒れた

 

「セシリア?セシリアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

「うるさい、黙れ」

 

 叫ぶと仭の拳骨が脳天に直撃。めちゃくちゃ痛い。

 

「ぐうう…」

 

「たく、死んだ訳じゃねえんだから」

 

 そう言うと仭はセシリアの腹に掌を当て、っておい、何するつもりだ。

 

 

ドンッ!!

 

 

「ぐえっ!?」

 

 掌打を放った。

 

「な、何をしますの!?」

 

 起きた。

 

「まあそう怒んなって今度料理の作り方教えてやるから」

 

 こいつ料理作れるようになったんだ。

 

「ところで箒お前は一夏に何も持って来なかったのか?」

 

 

 

 

 

*箒サイド

 

 

 

 

 

 あ、そうだった。危なかった。一夏に私の手作りの弁当を手渡す。

 

「箒、ありがとな」

 

「今度は自信作だ」

 

「へぇ~、これは凄いな。どれも手が込んでそうだ」

 

 そして一夏は私の今日1番の自信作である唐揚げを頬張る。

 

「おぉ、美味い!」

 

 よしっ!私は平静を装いながらも心の中でガッツポーズをする。本当は2人きりの昼食を楽しみたかったが、今日はこれで良しとしよう。そんな感じで楽しい昼食の時間は過ぎていった。

 まぁ、付け加えて言うと、セシリアのサンドイッチは一夏が頑張って胃の中へと処分していた。それのせいで結局仭の過去を聞くことができなかったようだが。しかもその日は放課後まで脂汗が止まらなかった。全く無理をするからだ、馬鹿者め。

 

 

 

 




バトルがうまく書けませんでしたので努力します。
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