ACzero✖️IS小説 空に魅入られし者   作:ロリコンの人

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エスコンZeroとISの小説無いので書きました。
意外と世界観マッチすると思うけどな。
そして、増えるといいな。


ZERO

歴史には分岐点のような物がいくつかある。歴史上で重要な点、例えば過去に起きた大戦などは確実にそうだろう。

そして今歴史に新たな分岐点が2つ生まれようとしていた。

 

「某日某神社」

神社にあるベンチに2人の少女が座りながら空を眺めている。

「ねぇ、ちーちゃんさ、鳥って羨ましいよね…」

「束がそんな事を言うなんて珍しいな」

「束さんだって人並みに感情はあるからね、ヒトはこうやって地面でしか自由に動けないのに、鳥は何処までも飛んでいける…」

「確かに…自由に飛んでみるのも面白そうだな…」

「私はさ、凡人共の事なんて気にしないで空を飛んでいる鳥みたいに自由になりたいんだよね」

 

篠ノ之束は天才だ、相対性理論を作ったアインシュタインを軽く上回る程の天才。だが、天才である事がいい事であるかは別である。天才とは高すぎる知能が故見えてる世界、価値観が違うため孤独だからだ。

だから、同じく天才である織斑千冬を親友として大切にするのは束にとっては当然の事。

 

「本当に羨ましいよね…」

「あぁ、そうだな…」

 

そのまま無言で2人で空を飛ぶ鳥を眺める。

ゆっくりとした時間が流れる中、束が突然立ち上がる。

 

「ねぇ、ちーちゃんさ、私夢が出来たよ」

「夢?」

 

千冬が束の発言に怪訝そうな顔をする。

 

「うん、空を飛ぶ、そこを飛んでいる鳥なんかよりもずっとずっと高く」

「鳥よりも高くって宇宙までもか?」

「宇宙かぁ、それもいいかもね」

「束ならきっと出来るのだろうな」

「よし!束さん頑張るよ!絶対にちーちゃんといっくんと箒ちゃんと一緒に宇宙に行く!」

 

この時の会話が今後の世界をガラリと変えることをまだ2人はしらない。

 

そして、同じ時別の場所で世界の命運をかける戦争が行われている事を2人はまだしらない。

 

 

 

 

 

 

「同日同時刻アヴァロンダム」

 

核サイロ内で燃料気化爆弾を爆発させ制御装置を破壊する。

「V2制御装置の全破壊を確認!」

「やったぞ! 発射を阻止した!報酬も上積みしてくれよ!」

「ハァ…、油断するなよPJ」

「分かってるって、サイファー」

 

AWACSから通信が入る。

 

「これより状況確認に入る、サイファー PJ 上空で待機せよ」

「了解、行くぞPJ」

「これで戦争も終わる、俺実は基地に恋人がいるんすよ、戻ったらプロポーズしようと花束も買ってあったりして」

「PJあまり浮かれるなよ、それにな俺の故郷ではそう言うのは死亡フラグと言って縁起が悪いんだ」

「あの円卓の鬼神が縁起を気にするなんて」

ハハハとPJがからかうように笑っていると、再び電子音がなりAWACSから通信が入る。

 

「警告! アンノウン急速接近中!ブレイク! ブレイク!」

「なっ!PJ!気をつけr…」

突如空に走る1条の光、それがPJの乗るF-16Cを撃墜する。

 

「うあああああ!」

「PJ!」

 

PJが落とされた、だが今はそれよりも重要な事がある。

 

それは空に走った1条の光の事だ、あれに俺は見覚えがある。かつてまだPixyが僚機だった頃、ジャッジメント作戦で破壊したエクスキャリバー。それを護衛していたレーザー列車砲が発射したレーザーに酷似していた、だがアレは全て破壊したはず、それに今の高度を考えると…

 

「まさか戦闘機に積んでやがるのか…、ベルカめ厄介な置き土産を…」

 

電子音がなる。

 

「ん、通信?AWACSか?いや、これは… 」

 

聞こえてくるのはよく聞きなれた声。

 

「戦う理由は見つかったか?相棒」

 

 

 

 

天才と傭兵、立場、思想、能力は違えど同じく空に魅入られし者。

自分達がこれからどれだけ世界に影響を与えるのかを、2()()()まだしらない。

 

 




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