ACzero✖️IS小説 空に魅入られし者 作:ロリコンの人
感謝です。
続きをどうぞ。
ベルカ戦争終結から数年後…
「ヴァレー空軍基地」
「まったく…最近静かになったと思ったらスクランブルとはな…」
突如世界各国の軍事基地にハッキングが仕掛けられ、多数のミサイル群が日本を標的に発射される。その結果混乱した各国に紛れ、何処かしらからのバックアップを受けた、国境なき世界が多数の爆撃機と護衛機を各国に向け出撃させる。その1部がこのヴァレー空軍基地に向かっているとのこと。
今回のミッションはその護衛機と爆撃機の撃墜。
使用する機体はF22、相手より数段上の機体性能、勿論パイロットの腕だって。
簡単なミッションの筈だった。
そう、アレが来るまでは…
「警告!高速で接近する物体を確認!何もかもが不明だ!注意しろ!ガルム1!」
何もかもが不明?どういう事だ?何処にもデータがない機体ってことか…?
ふと、レーダーを見ると爆撃機の方に向かい高速で移動している物体がある。
「なんだ?爆撃機を落としに来たのか…?ッ!いやこれは!」
その謎の物体が通るルート上近くに居る味方機と敵機の反応が突如消える。
「味方で無いことは確かなようだな…」
判断を仰ごうと通信を試みるも反応がない。
「どうやら1人でやるしかないようだな」
まずはレーダーを確認、アレが通るルートから目標は爆撃機が目標であると推測、相手を爆撃機に誘導する為旋回し向きを変え加速する。交戦するにしても消耗していては不味いし、何より爆撃機との戦闘を見れば相手の特性が分かる。
「さて、お手並み拝見って所か」
再びレーダーを確認、爆撃機とアレの距離がかなり縮まっていた、充分ミサイルの射程圏内に収まる範囲だ。だが、一向に攻撃する素振りを見せずに速度を保ったまま爆撃機に接近。もう殆ど接触すると言った距離でミサイルの反応も無しに爆撃機の反応が消える、アレの反応はそのままだ。
「おいおい、なんだありゃ…少なくとも真っ当な兵器じゃない事は確かだな」
レーダーに映る爆撃機の反応が次々と流れる様に消えていく。そして最後の反応が消えた時、戦闘機では有り得ない機動で此方に接近を開始する。
「ふぅ…、ここまで緊張するのはあの時の戦い以来か…」
ふと、思い出されるのはかつての相棒Pixyとの戦い。パイロットの腕とTLSを搭載した最新鋭機による恐ろしい攻撃。あの時は死を覚悟したものだ。
レーダーを見て敵との距離を確認、充分ミサイルの射程圏内に収まっているのを確認して、ロックオンをしようとする。だが、FCSに反応がない。これではロックオンが出来ない。
目視で当てるしか無いか…と、目を凝らして敵を探すが見つからない。
「クソ!光学迷彩か!」
頼りになるのはレーダーしかないと、レーダーを確認すると敵が急加速して此方に接近してくる。ならば此方もとレーダーを確認しながら相手との位置を合わせ、アフターバーナーを吹かす。あと少しで接触という時目に映ったのはコックピットを覗く白いヒトガタ。そのヒトガタはさらに急加速をすると、手に持つ刀のような物で片羽を切り裂いた。
「なっ!ヒトッ!」
急に不安定になる機体、レーダーを確認するとそのまま高速で過ぎ去って行くヒトガタ。
「見逃されたのか?」
とりあえず九死に一生を得た俺はほっとため息を付き、かつての相棒の様に片羽での帰還を試みるのだった。
鬼神さんボッコボコ。
ISは別に光学迷彩を搭載してた訳ではありません。ただ色とサイズで見えなかっただけです。
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