フレームアームズ ~争いを終わらせた白き翼~   作:よなみん/こなみん

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どうも、夜南 黒姫ですー。

今回よりフレームアームズのssを投稿させていただきます。よろしくお願いします。

すいません。それではお読み下さい。


第1話 叫びに答えるは白き鋼

「っ!姉さん!どうして戦うんだ!」

 

俺は戦術機〈バーゼラルド〉のコックピットで叫びながらもトリガーを引き、主兵装である〈セグメントライフル〉を目の前の敵〈ヴァイスパイト〉向け、連射する。

 

「わかって!あなたは〈R.V.L.T〉(リベルタ)に利用されてるだけなのよ!」

 

・・・姉さんも利用されてるだけだろ!

 

そう思いつつも、俺達はお互いに機体を撃ち合う

 

「ライフルのエネルギーがないっ!」

「っ!なら!」

 

お互いの武装を捨てると、俺達は拳を打ち合わせた・・・

 

「「このわからず屋ぁぁぁっ!」」

 

 

―――

 

 

・・・俺の名前は、夜神 玲(やがみ れい)冴えない高校生だ。

 

「・・・眠・・・」

 

俺は目覚めたかと思うと。直ぐに二度寝する。それも当然だ、今の時間は朝の5:00なのだ。

 

「こらー!しっかり起きなさァァい!」

 

・・・と。二度寝した途端に邪魔者がやってくる。この声は、

 

「姉さんか。俺の睡眠の邪魔をしないでください。」

「・・・貶されてるのか敬われてるのか・・・微妙なラインだけどアウトよ」

「ウソダドンドコドーン。」

 

そう言うと、俺の友達の1人である布団が誘拐される。ああっ。俺の・・・プリ○ュアちゃんが。

 

「いい歳して・・・恥ずかしくないの?」

「全然?」

 

俺がそう言うと、姉さんは、呆れたように頭を抱える。?どうした?そんなに難しいこと言ったか?

 

「・・・玲音はどうしてバカなの?」

「バカとは失礼な。俺はバカではないですけども。」

「・・・努力はして偉いよ?でも基本バカだから。」

 

・・・話が通じない人は嫌いだ。

 

俺は大人しく体を起こし、その場で着替えようとするが・・・

 

「まず日光を浴びて来なさい?1日の始まりを確認しなきゃ。」

「・・・はーい。」

 

え?このパジャマで出るんかい。

 

そうは口には出さず。俺は大人しく外の日光さんを浴びる

 

「んー・・・いい気持ちだ・・・」

 

お次は、自室に戻り、パジャマから制服へと着替える。

 

「うへぇ・・・これは似合わないわ」

「何が似合わないよ。そんなの当たり前じゃない」

「・・・少しは慰めてくれてもいいのに。」

 

そう言うと、俺は下の部屋に行き、ご飯を食べる。

 

「おっ。今日はパンじゃねぇんだ。」

「まぁ。いっつも惣菜パンじゃあ困るでしょ?だから作ってあげたの」

「ありがとうございます。」

 

そう言うと、ゆっくりご飯を口に運び、その周辺のおかずもしっかり食べていく

 

・・・姉さんは隣でテレビを見ている・・・全く、くつろげていいもんだ。

 

そう思っていると・・・突然、気になるニュースが流れ出す。

 

『前日・・・〈R.V.L.T〉(リベルタ)は新型戦術機のテストを行い。その戦術機の正式な運用を開始するとの事です。』

 

〈R.V.L.T〉(リベルタ)・・・あの戦争後。作られた部隊だと聞いている。

 

そもそもあの戦争・・・と言うのを俺は知らない。そんなものは軍の人達だけで知っとけばいいからだ。

 

しかし。この〈R.V.L.T〉(リベルタ)と言う組織には興味がある。

 

この組織は戦術機・・・通称〈F.A〉(フレームアームズ)と呼ばれる戦術機(おもちゃ)を運用していると聞いている。

 

「・・・随分派手な宣伝だね。」

「まぁ。そうでもしなきゃ、来る人も来ないからね」

 

来る人?観客でも集めてやがるのか・・・?

 

確かにメカ好きな人達なら喜んで食いつきそうだが・・・

 

「それより玲?学校の方はいいのかしら」

「アッ!ナンテコッタイ!( ºΔº )」

「ほらほら、カバンと弁当は置いてあるから行きなさいな」

「サー!(`・ω・)ゞイェッサー!」

 

そう言うと、俺は急いで部屋からヘッドセットと音楽プレイヤーを持って、カバンを背負い、急いで家から出る

 

「さて・・・今日も頼むぜ相棒!」

 

俺は愛用の自転車に手をかけると、ペダルを全速力で漕ぎ出した

 

「おらぁぁぁん!間に合えぇぇぇっ!」

 

 

―――

 

 

自転車を漕ぎ始めて数分後・・・俺は気になるものを発見した

 

「・・・?あれは」

 

そこには女の子が、ベンチの上で横たわっていると言う・・・なかなか遭遇しないものだった。

 

いやいや。俺変態じゃないし。変体だし。

 

とりあえず、このままも目に悪いので、とりあえず起こすことにする

 

「あのー」

 

そう言いかけた時、突然彼女の方から抱きついてくる

 

「( 'ω')ふぇっ」

「捕まえたぁ・・・」

 

抱きつかれた衝撃で、俺は砂場に倒れ込んでしまう。彼女は・・・俺に跨った形になる

 

「・・・すー・・・」

「・・・?えーっと・・・」

 

俺は辺りを見渡す。

 

この周辺は人は少ないものの、昼になれば散歩客で賑わう程のいいコースなのである。つまり・・・

 

このまま行くと絶対誤解される!

 

そう思い。俺は慌てて彼女を起こす

 

「ちょ!ちょ!離れてください!お願いします!なんでもしますから!」

「なんでも?」

「ええ!なんでもしますから!」

「じゃあギューってする。」

 

いやぁぁぉぁぁぁっ!墓穴を掘ったぁぁぁぁぁっ!あははははっ!

 

やべぇぇぇぇっ!どうする!?これは命がぁぁぁぁっ!

 

「・・・type0・・・ここにいたのか。」

「んぁ?」

「へ?」

 

声のした方を向くと、そこには〈R.V.L.T〉(リベルタ)の隊員の人がいた。制服でわかった。

 

「・・・上層部(サージェント)から帰還命令だ。第2種のまま待機・・・だそうだ。」

「ん・・・」

 

そう言うと、type0と呼ばれた少女は、俺から離れ、隊員の人の元へ行く

 

「君は大丈夫かい?」

「え。あ、はい。」

「・・・こいつが迷惑をかけたね・・・」

「あっ。気にしないで下さい。元と言えば俺が悪いんで」

「・・・」

 

やべえ・・・会話が続かない・・・

 

俺達が重い空気の中、俺に抱きついてきた少女が

 

「君、懐かしい匂いがするね」

 

・・・へ?

 

不意にそう言われ、俺達は混乱する。

 

「・・・参ったね。こんなことを言うなんて」

「ほんとにすいません。」

「いやいや、君が謝ることではないよ。手放してた俺達も悪いんだから・・・」

「ははは・・・」

 

そんな話をしてると、俺の携帯が鳴り出す。

 

中身を確認すると、そこには「サボりか?」と友達からのL○NEがきていた

 

「やば!学校行かないと!」

「・・・間に合うのかい?」

「間に合わないんでゆっくり行きます。(*`・ω・´)」

「は、はぁ・・・」

 

俺は「ではっ!」と一声上げると、自転車を全速力で再び漕ぎ出す

 

「・・・嵐のような子だ」

「懐かしい・・・匂い。」

「そういうのはいい。type0。これから試験があるのを忘れてたのか」

「・・・」

「行くぞ。お迎えが来てる」

「了解・・・」

 

 

―――

 

 

「せぇぇぇっふ!」

「アウトなアウト。」

 

ちょうど1限の始まる前。俺は学校に到着した。

 

校門の見張り?ははっ。今頃夢の国だろうな。

 

「まーた、先生倒してきたんか・・・何言われても知らねぇぞ?」

「そこに立ってたやつが悪い。俺は何もしてない。」

「はいはい。(諦め)」

 

そう言うと俺は席へと座る。

 

まぁ、先生のことは何とかなるでしょ。

 

「そうそう。昨日のニュース見たか?」

「ああ・・・化粧品のことだろ?」

「アホか。〈R.V.L.T〉(リベルタ)のことだよ。ほら、例の・・・」

 

新型のことか。こいつはほんとに・・・

 

「それがどうした?そんなに知りたいなら聞けばいいじゃんか」

「アホ、見に行くんだよ」

「見に?」

「そう。」

 

ああ・・・こいつは・・・

 

「行くだろ?な?」

「俺は別に・・・」

「頼むよ!数少ない親友からのお願い!な!?」

 

ぐっ・・・こうも言われると反論出来ない。

 

俺は1つ、ため息をつくと友、本郷 零時に向かって。

 

「わかった。行くよ。」

「わかってるなぁ・・・流石は友!」

「で?今日か?」

「いや、今日は予定があるから・・・また別の日かな」

「そう。なら明日とかはやめてくれよ?」

「ほいほい!」

「猿か。」

 

俺達は軽くお互いを弄りあった後、席に座って授業を受けることになる

 

「零時くん?ここはなんですか?」

「えーっと・・・黒船で来たのは・・・天狗だ!」

 

・・・こいつ大丈夫かなぁ。

 

 

―――

 

 

「ただいまー」

 

夕方になり、俺は家へ帰宅する。

 

「って、また姉さんは帰りが遅くなるのか。」

 

リビングの机には置き手紙があり。「遅くなる!ごめん!」の一言書かれた紙と、和食セットがずらり。

 

「それじゃあ・・・風呂沸かしたら食べますか」

 

そう言うと、俺は風呂場に行き、1人静かに事をこなす。

 

「あっ!姉さんのやつ!俺のシャツ間違えて持ってったな!」

 

・・・油断し過ぎだろ。

 

 

―――

 

 

『軍のこれからの方針はー』

 

俺は1人、ニュースを見ながら夕食を食べる。

 

味噌汁を飲んだあと。俺は漬物を大量にご飯に載せて食べる。

 

「うん。美味い。」

 

食感が美味いことにマジで感激なんだが。

 

「・・・寂しいなぁ・・・」

 

そう言いながらも・・・飯を口に運ぶ・・・その時。

 

『ヴー、ヴー・・・』

 

警報が、鳴った。

 

 

―――

 

 

「状況は!」

 

トウキョウの港では、母艦である『アマテラス』が補給中。さらに役目である新型戦術機の回収にきていたが・・・

 

「現在!市街地の方で〈F.A〉(フレームアームズ)を5機確認!識別は・・・〈SA-16〉(スティレット)です!」

「紅!出れるか!」

 

艦長と呼ばれた男は別モニターに目をやる。そこには専用のスーツに着替えた青年が映っていた

 

『こちら轟雷1番機!何時でも行けます!』

『こっち2番機ー・・・大丈夫だよー』

『3番機。異常はなし。』

「いいな!あくまで任務は奴らの進行阻止だ!街には避難勧告が出ている!一個小隊はこれの迎撃に当たれ!」

『『『了解!』』』

「イオナ!3機をそれぞれカタパルトへ!」

「了解!第1小隊はカタパルトへ!第2、第3小隊は補給作業の継続を!」

『1番機!出るぞ!』

 

そう言うと、カタパルトから轟雷が3機。飛び立つ。

 

「・・・リーゼ。〈バーゼラルド〉の調子は?」

『んー・・・今調整中だ。type0の準備が整ったら出すよ!』

「・・・急いでくれよ」

 

 

―――

 

 

〈バーゼラルド〉のコックピットでは、type0と呼ばれる少女と、整備主任のリーゼと呼ばれる女性が話していた

 

「Type0?いいかしら」

「ん。何?」

 

コックピットにいる少女へ向け。リーゼは

 

「今日は何か良いことあったの?」

「・・・わかんないけど・・・ちょっと嬉しい・・・かな」

「そう・・・その話後で聞くわね?」

「うん。」

 

そう言うと、リーゼはコックピットから離れ、type0はハッチを閉める。

 

「〈バーゼラルド〉出るよ!」

「ハッチオープン!〈バーゼラルド〉発進準備!」

「〈バーゼラルド〉出撃(エンケージ)。」

 

 

―――

 

 

「1番機!敵機と交戦に入る!」

「2番機ー・・・援護するね」

「3番機。敵エースと交戦に入る。」

 

戦場となっている市街地では既に〈F.A〉(フレームアームズ)による戦闘が始まっていた

 

「ねー・・・ねー・・・市民の避難って終わってるのかな?」

「見ればわかる。黙って俺達は仕事をこなすぞ2番目(ツヴァイ)

「むー・・・そんなこと言わないでもいいじゃん」

 

戦術機どうしで撃ち合いながらも彼らは余裕で話す

 

「1番機から各機へ。真面目にやれ」

「了解。」

「はいはーい。」

 

そう言っていると、空にひとつの影が映る

 

「〈バーゼラルド〉か。なんであんな奴に・・・」

「俺達はあれを護衛するのがお仕事だ。いいな」

 

その時。

 

『ーーーっ!!』

 

空を飛んでいた〈バーゼラルド〉が・・・空から地へ落ちた・・・

 

 

―――

 

 

「くそっ!こんなことして!何が楽しいんだよ!」

 

俺は街へ出ると、そこは戦場と化していた。

 

建物が崩れ、地面は元の地形を止めてはいない・・・

 

「こんなの紛争だろ!誰が好きでやるんだよ!」

 

戦術機・・・〈F.A〉(フレームアームズ)だっけか、あんなもの使うなら場所を考えろよ!

 

俺は走りながら、そう考える

 

「・・・港だっけか!あそこに行けば!」

 

その時だった・・・俺の目の前に・・・白い鋼が堕ちる・・・

 

「・・・これは・・・」

 

見た感じ、ここらでは見たことの無い戦術機。ニュースであった新型だろうか・・・

 

と、悩んでいると、胸のハッチがひとりでに開く

 

「・・・」

 

俺は静かに近づき、中を見ると・・・

 

「っ!?この子は・・・」

「・・・っ」

 

そこには頭から少量だが血を流して気絶している・・・あの時の少女がいた。

 

「・・・」

「・・・なんで・・・この子が・・・」

 

と、遠くで爆発が起こり、俺の方まで爆風が飛んでくる。

 

「っ!やるしかないのか!」

 

俺が戦術機のコックピットに乗り込むと・・・ハッチがひとりでに閉じる。

 

「どうやって動かすんだ!動け!動けぇぇぇッ!」

 

その叫びに答えたのか・・・戦術機がひとりでに立つ。

 

「・・・死にたくない・・・死なないためには・・・っ!」

 

この戦術機に乗り込んだ時から感じる何か・・・俺はこの底知れぬ感覚を・・・口に出来ずにいた。

 

「行くぞ!」

 

 




少し描写不足あるかも知れませんが、何卒宜しくお願い致します。


機体紹介。
〈YSX-24 バーゼラルド〉
〈SA-16 スティレット〉や〈三二式一型 轟雷〉等の戦術、戦闘データを元に開発された最新鋭の〈F.A〉。
フレーム全体を軽量化し、武装も軽減。代わりに武装を取り付ける予定の部分にブースターを搭載し、高速戦闘に特化させた射撃機体。
メインフレームには軽量化した「フレームアーキテクトTYPE001」を使用。
武装は射撃武装の〈セグメントライフル〉
さらに特殊シールド〈スラストアーマー〉を搭載しており、これらは一体化が可能。
また、膝部分に〈白兵戦用レーザーソード〉を搭載しており射撃機体でありながらも近接にも特化している。

機体画像。
http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000002268/
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