七曜少女のヒーローアカデミア   作:ナーシャ・アリティア

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はいどうもナーシャです!
ギリギリメリクリ(に間に合わなかった)ですが今日もやっていきます!

※いつもの
・短い

今回からは物語が進みます。

OK?
では、
ゆっくりしていってね!


試験後、進む物語

「実技総合成績が出ました。」

 

試験から一日。

とある時間、雄英の教師達はモニターの前に集まっていた。

 

そこでは次々と受験生達についてを論議している。

そしてーーーーーーーーーーー

 

「まずは2位の彼ですね。」

 

モニターが切り替わる。

そこには仮想敵を次々と手から発生する爆破で倒し、回避の際にはその衝撃でで上手く軌道をそらす少年が居た。

 

「救助ポイントたったの15で2位とはなぁ・・・・!」

 

「仮想敵を見つけた時の判断力、何度も何度も交戦して尚、威力を下げずむしろ上がらせるタフネス性。状況に応じた個性の応用。

そして威力については申し分無いですね。」

 

「ただ少し救助の積極性にかけているのが難点だなぁ。」

 

「それについてはこれから此方で学んでいけばいいじゃないか!」

 

賛否が飛び交う中、高い声が響く。

その発言をしたのは、熊のような犬のような白い生物ーーーーーーーーー雄英高校の校長だ。

その発せられた意見ついて同調する教師も居れば、無言でいる教師もいる。

ただ、今後の彼に少しの期待を寄せている点では同じだろう。

 

「対照的にヴィランポイント0で9位の緑谷出久。」

 

またモニターの映像が切り替わる。

そこには緑髪の少年が衝撃波で0ポイントヴィランを倒してもいる映像が映っていた。

その少年の腕は骨折やら何やらでで内出血が起こっており、見るからに重傷だ。

 

「最初は現れる仮想敵に怯え逃げる、状況を上手く判断出来ずに慌てふためく、正直最後の身を賭して受験生を仮想敵から助けなければとてもじゃないが合格は絶望的だった」

 

「ああ、だがそんな状態でも咄嗟に助けるという行動が真っ先に出た。『個性』が制御出来ていないとはいえヒーローの本質とも言える意思が彼にはある可能性がある・・・。だからポイントが与えられた。」

 

「それにアレに立ち向かった生徒は過去何人か居たけど、ぶっ飛ばして尚且つ倒す生徒は久しく見てなかったね。それが今年は二人も出るだなんて驚きだよ!」

 

「興奮して思わずYEAHH!って叫んじゃったぜ!」

 

審査員の一人であったプレゼント・マイクがそんな言葉を溢す。

少しの間話題は続いたが、そこはプロ。

すぐに話題をもとへ戻し次へと進めようとする。

長々と進行を止めるなんてことはしない。ここにいるのは全員教師でありプロヒーローなのだから。

ーーーーーーーーーーーまあ、それ以外にも理由がある。

それはーーー

 

 

「・・・・・・そして2位にポイント差をつけて一位になったこの少女。」

 

ーーーーーー最大の問題といえる人物が残っていたからだ。

映像を変えたモニターが映したのは一人の紫髪の少女。

その少女は合図と同時に飛び上がり、開幕から一つのカードを手に取ったあと大声で技を宣言し、何やら光る丸い紋様の中から仄かに光る木の葉を発生させ、前方の敵を一気に片付けていた。

何人かはその光景に目を奪われる。

 

「先程挙げた二人と同校の受験生、パチュリー・ノーレッジ。」

 

ふと後ろから何の反応も無いことに気付き、一人の女教師が振り向く。

するとーーーーーーーーーー

 

「はぁーーー。」

 

と、死んだ魚の目で疲れきった溜め息をつく教師、もとい相澤消汰が居た。

 

SIDE:相澤消汰

 

(あの時も思ったが、あいつやりすぎだろ。

乗り遅れたのは自業自得だが、これで出鼻をくじかれた奴等には同情せざるを得ない。)

 

俺は溜め息をつきながらそんなことを考えていた。

 

あいつの個性は“魔法”。

姉さんの個性「状態効果付与」。

リックさんの個性は知らないが、恐らくその個性と祖先の個性が混ざって変化したのだろう。

 

「開幕から反応できる反射性、周りへの披弾を防ぐための操作性、敵に気付かれず接近できる隠密性、複数の敵への対処を可能とした情報処理能力。

そして何よりもーーーーーーーーーーー」

 

校長が言葉を止めてモニター画面を切り替える。

それは多くの教師が驚愕した光景だった。

 

ーーーーーー今までとは違う圧倒的に高火力の炎。

紅からオレンジへと変化し、不思議な美しさと暖かさが見える炎は0ポイントの仮想敵を覆い、そして灰すらも残さずに文字通り消し去った。

太陽に起こる大規模なプロミネンスーーーーーーーーーフレアを彷彿とさせる。

その強大な自然現象を彼女は起こして見せたのだ。

だが何よりも凄いのはーーーーーーーーーー

 

「ーーーーーーーーーー見てごらん、あの炎を覆っている膜を。」

 

それを覆っている膜だ。

あの炎の側であったらそれなりの熱を発生させるだろう。

だがあの膜は外側への影響をほぼ無くしている。

その証拠に彼女が本を閉じたとき、そこには少し焦げたアスファルトと陽炎だけ。

あんな攻撃力と防御力をあの年で兼ね備えているのだ。

 

俺はそれ以外にもまるで、何度も戦ってきたように感じた。こいつのすべての行動が歴戦のヒーローのように手馴れすぎているのだ。何か、何か重要なことをこいつは隠している。

それは俺達の想像を上回るーーーーーー

 

「彼女はそれに加えて防御性、そして適切な人材に救助を呼び掛ける判断力。強大な力を持つ個性を制御し、尚且つほかの能力を身に付けているのは大したものだよ。」

校長が言葉を区切る。

 

その言葉を聞き、俺は頭を振って目の前の事に集中する。分からないことを今考えるのは時間の無駄だ。

 

先の発言から少しして神妙な声色で一人の人物が声を上げる。

 

「・・・・・・彼女がヴィランに堕ちてしまったら危険ですね。」

 

トップヒーロー・・・・・・オールマイトだった。

辺りに静寂が訪れる。

思案顔、不安な者が多数。あのマイクですら何時もとは違って真剣な表情になっている。

 

 

「ーーーーーーーーー安心してください。貴方がたが敵では無かったら私はそれに協力致しますわ♪」

 

 

 

「そうだよ。だから僕らは・・・・・ッ!?」

 

静寂の中、突然聞き慣れない声がそれを切り裂く。

どこからともなく聞こえた声に全員が反応し、俺達は即座に臨戦態勢に入る。

 

「誰だッ!」

 

一人が声を上げる。

全員が全員自分達の居る外側を警戒する。

だからだろう。

 

 

 

「あら、フフッ。自己紹介がまだでしたわね。

私の名前は八雲紫。

よろしくお願い致しますわ♪ヒーローの皆さま方。では」

 

 

 

 

ーーーーーーーー敵が笑いを浮かべながら自分達の背後をとっていることと、

 

 

 

「ーーーーーーーーーーー少しばかりお時間を下さいな。」

 

 

それに気をとられていた時には俺達の足元には床が無かったことに。

 

俺達の意識は突如、暗転した。

 

SIDE OUT 

 

「さて、と。

邪魔者が来ないうちに私もいかないと。」

 

扇子を開いて口元を隠しながら紫はそう言って目玉が覗く空間を開き、その中に消える。

 

突如として誰もいなくなった。

 

そこで

 

「・・・・・・おやおや、クククッ。見つかってしまいましたか。」

 

残念そうに私が呟いた声が響いた。

 

 

SIDE:パチュリー・ノーレッジ

 

「ただいまー。」

 

自宅に着いた私は疲れきった声で言う。

 

すると、

 

「おかえりー!」

 

案の定、母さんが出てきた。

・・・・・・こちらにバッファローの如く突進しながら。

 

私はお札を構え、投げる。

 

「天誅!」

 

「ハハッ甘い!」タタタッ

 

だが、あっさりと避けられてしまった。

さすが元プロの母さん。

叔父さんと捕縛道具不使用で喧嘩したとき毎回勝っているのは伊達じゃない。

 

「っと、試験どうだった?」

 

先程のことを何事もなかったかのように流す母さん。

けろっとした表情で話題を戻すのは何時も通りだ。

 

「筆記試験は簡単過ぎてはっきり言って拍子抜け。」

 

「流石中学校の試験で毎回だいたい100点取っているだけあるわね。」

 

「実技は結構できた方だと思うわ。

・・・・・・結果を見なきゃ分かんないけど。」

 

私はそう区切って部屋へと足を運ぶ。

 

「あっそうだ!お祝いに私の試験の話でも・・・・・・」

 

「何回も聞いたわよ。」

 

「あ、ちょっと、待っ」

 

ドアを閉め、私は部屋の椅子に座る。

 

 

「はぁーーー。」

 

私は本を開き魔法の修正点を書き込む。

やはり弾幕を展開したとき、他にもダメージが少なからず及んでしまう。何か結界の防御性を高めるものはーー

 

「ーーーーーーーーーーどうだったかしら?私の人形。」

後ろからこちらに歩いて来る足音、そして聞きなれた声が響く。横目で確認すると予想通りの人物がいた。

 

 

「ーーーーーーーーーええアリス。お陰で助かったわ。

はい、これ。」

 

「どうも。」

 

私は部屋にいる彼女ーーーーーーーアリス・マーガトロイドに返事をし、人形を返す。アリスは人形を受け取り、ソファに座る。

アリスは何時もそっけないが、今回は何時にも増して上機嫌のように見える。

ふと、私は時間を確認する。

 

・・・さて、そろそろ来る頃かしら?

 

「ばぁ!」

 

「うわっとと!」

 

アリスは突然現れた彼女に驚き、持っていたティーカップを落としかけた。まあ、紅茶は少しこぼれ落ちてしまったが。

その驚きようを見て、少女は面白そうにわらう。

 

「・・・・・・どうしたの、こいし?」

 

気を取り直してアリスが少女ーーーーーー古明地こいしに話しかける。

これで10回目だ。

アリスはいつになったらこれに慣れるのよ。毎回毎回驚かされて飽きないのかしら?

 

「今日、顔に手が一杯ついた人を見かけたの!

で、ついていったら路地裏に入ってそれでビルに着いて、なんかお酒が沢山置いてあるところ・・・・・・バーだったかな?そこに入ったの。

で、黒いモヤモヤした人と何か話していたよ。

内容は分からないけれど。」

 

「ふむ・・・・・・?」

 

こいしの楽しそうな発言を聞き、私は少し考える。

路地裏、ビル、そして酒場・・・・・・ヴィランかしら?

酒場ってことは何人も集まる・・・・・ってことは何か起こる。いや、始まりそうね。

 

「場所は?」

 

「うーん。無意識のまま歩いていたから分からないや。」

 

「そう・・・・・・」

 

こいしの思案顔を横目に私は考える。彼女は無意識に色々な場所に歩んでいく。それは大事なものか・・・・それとも・・・・・・

・・・・・・もしかしたら、異変の手がかりになるかも.

 

「何か起こりそうね。」

 

「ーーーーーーーはぁ。そうねアリス。

ねぇ、リグルに連絡をお願い出来るかしら?」

 

「分かったわ。彼女は多分人形を持っているはず・・・・・・少し試してみる。」

 

リグルは虫を操れるから情報収集にうってつけ。しかもそれだけの情報があれば手がかりを掴める・・・・はずだ。

 

私は本に式を書き込みながらこれから起こることを思いながら溜め息をついた。

 

To be contonued....




不穏な空気。(主に紫さんのせい)

進む物語。
援軍はこいしとアリスとリグルでしたー!


次は今週中に出来たらいいなぁー。

アドバイスやツッコミ、感想等々まってまーっす!
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