忘れられているかもしれないと若干ヒヤヒヤしてます。
テスト週間明けたのでたぶん更新ペースを戻していけると思います。
今回の注意事項
・雑い
・長い
・爆豪の性格若干緩和
・色々と可笑しい
・主人公は後半あたりから。
それでは皆さん、
ゆっくりしていってね!
SIDE:緑谷出久
中学三年生。
この時期の選択で人生が殆ど決まっていくと言っても過言ではない。
高校入学を控えた大事な一年間。
希望するその進路はもう、決めている。
「えー。お前らも三年ということで、本格的に将来を考えていく時期だ。」
先生がそう言って進路希望のプリントを取り出す。
その中、僕は今朝の事件についてをノートにまとめていた。
“将来のためのヒーローノート”
ヒーローになる上で重要なことの一つ。それは、相手の個性の長所や短所を短時間で見極めることだ。
ヒーロー達はこれによって自分達の個性をどう使ったら良いかを判断する。
僕は無個性のため、戦闘時の行動の幅は狭くなる。
だから尚更こうやって分析能力を身に付け、判断していく必要がある。
まあ、僕自身がヒーローオタクであることもこのノートをつけている理由の一つなのだが。
「今から進路希望のプリントを配るが、みんな
大体ヒーロー志望だよねぇー!」
「「「イェーイ!」」」
教室全体が歓声と共に個性を発動させる。
手の指を伸ばしたり、手を岩にしたりとみんながみんな違う個性を持っている。
だが、中には個性を使わずに傍観、あるいは無視している人もいる。
ふと辺りを見渡すと、かっちゃんはいつものように机に足をかけ、パチェちゃんに関しては本に何かを書き入れたりしてまるで周りから音が聞こえていない様にも見える。
こんな馬鹿騒ぎにはまるで興味が無いというようにいつも通りでいる二人。
これが僕の幼馴染みだ。
(ーーーーーーーそういえばれ二人はどの高校を受験するのだろう。)
騒ぎの中、頭の中にふとそんな疑問が現れた。
まあ、かっちゃんは将来の夢とか今までの言動からして雄英のヒーロー科で間違い無いだろう。
パチェちゃんはどうするのだろうか?
パチェちゃんは高校についての話や噂を耳にしたことがない。
何年も一緒だったが、それに関しての話題を振られたりしたことは今までに一度もないと言ってもいいだろう。
彼女はどこを受験するのだろう。
(ーーーーーーーー出来れば雄英であってほしいな。)
自分の背中を押してくれた友人がそうであってほしいというほんの少しの願望を抱きながら、僕はまた周囲に耳を傾ける。
「先生。」
かっちゃんが突然声をあげる。
伸びきった声はその余裕を表していた。
「皆とか一色他にすんな。
俺はこんな没個性とかのモブ共と仲良く底辺なんざに行かねえよ。」
そう言って口元に笑みを浮かべながら言い放つ。
「そりゃねぇよ勝己!!」
「そうだ!」
辺りから来るブーイングをかっちゃんは鼻で笑った。
それでまたブーイングは強くなった。
かっちゃんの個性は『爆破』。
掌の汗線からニトログリセリンを発生させ自由に起爆させられる。
攻撃力が高く、応用の利くヒーローに向いた“良個性”だ。
「えーっと、爆豪は確か・・・・・・・・・・・
雄英志望だったか。」
それを聞いて教室内にはどよめきがはしった。
「え、雄英!?あの国立の!?・・・」ざわざわ・・・
「やべぇよ、あそこ確か今年偏差値79だぞ・・・」ざわざわ・・・
かっちゃんがあの雄英へ志望すると知り、さっきまでのブーイングはもはや影も形も無い。
中には、かっちゃんを尊敬、或いは恐怖の眼差しで見つめている者もいる。
「このざわざわ感がモブたる由縁だな。」
そう言って机にバネのように跳ね、飛び乗る。
「模試じゃA判定。
俺はウチで今回雄英を受ける
そして、
俺はオールマイトをも超え、トップヒーローとなり、
高額納税者ランキングに名を刻むのだ!」
目標が明確であり高く、それを自信満々に宣言することできるはその性格故だろう。
「そういえばノーレッジ・・・・・・・」
その名前が出たところでまさか・・・・という声が何処からともなく聞こえてくる。
(ーーーーーーーーーーーもしかして・・・・・!)
僕はそう微かな喜びを抱いた。
「あと・・・緑谷も雄英だったな。」
先生の口から僕の名前が出た途端、教室内に短い沈黙が訪れた後、爆笑に包まれる。
「無理無理!」
「勝己やノーレッジはともかく、お前は無理だろ!」
「しかも無個性は雄英に入れねえよ!」
「っ!雄英は無個性でも受験可能だよ!ただ前例が無いだけで!
だからやってみないと分からないじゃないか!」
僕はそれを受け止めきれず、反論する。
確かにヒーローは主に戦闘や救助をするための“個性”が必要だ。
だが、無個性にもそれはできるはずーーーーーーーーーーーー
「なあ、勝己もそう思うだろ?」
その言葉を聞いて僕は微かに肩をビクッと震わせた。
自分が恐怖していることが嫌でも分かる。
そんな風に僕がしているとき、かっちゃんは口を開いた。
「ーーーーーーーーーーーーーーーーー受ける受けないもそいつの勝手だろ。
だから俺は言っただろ、『数少ない人間の一人』とな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーそれは、意外な言葉だった。
いつもだったら「おいコラデクゥ!」とか言ってくるのに・・・・・・
かっちゃんは続ける
「そいつ今までのテスト結果から見て筆記は通るだろ。実技は知らんが。」
それは、僕を認めた言葉の様に感じた。
「勘違いすんじゃねぇぞ、デク。
俺はお前をほんの少し認めた訳であって対等にした訳じゃねぇ。
ただお前が後ろを歩くのを許しただけだ。」
こちらを少し睨みながらそういい放つ。
彼はそのまま席に座った。
そのまま何事も無かったのようにHRが終わった。
SIDE:バチュリー・ノーレッジ
私は今、徒歩で帰っている。
そして、今回は何を研究しようかを考える。
(ふむ、今回はスペルカードの製作にうつりましょう。雄英は実技試験もあるそうだし、他に当たっても被害を押さえられるようにしないと・・・・)ドゴーン!
(・・・・・あら?)
突然、どこか近くから足音の様なものがした。
「私が来た!」
そのとき、幼少期に聞いた正義の象徴の声が響いた。
私は何かあったのかと。声がした方角に向かって興味本意で歩を進める。
「ーーーーーーーーーーーーーと、慣れない土地でうかれちゃったのかなぁー!」
そこには、オールマイトと座り込んでいる出久がいた。
・・・・・・なんなのこの光景。
「おや?ああ!ノーレッジ少女じゃないか!久しぶりだな!」
オールマイトがこちらを見ていつもの暑苦しい雰囲気を放ちながら言う。
絶対あの周り温度高いわよね。
「ええ。
それとこの状況は一体どうしたの?」
~説明中~
「・・・・・・なるほど。
つまり、そのヘドロヴィランに襲われていた出久を救出し、目を覚まさせた後現在に至るということね。」
私はペットボトルの中に入ったヴィランを指差しながら言う。
「そうさ!
・・・・・・おーっと!そろそろ時間のようだ。私はそろそろこのヴィランを警察に届けに行くよ!
じゃあな、少年少女!液晶越しにまた会おう!」
「え!もう!?」
オールマイトが行こうとするところを出久が引き留めようとする。
「プロは常に敵か時間との戦いさ!
それじゃ・・・・今後とも・・・・
応援、宜しくねぇえええ!」
オールマイトがジャンプとは思えない脚力で飛んでいく。
・・・・・・さて、
「出久、かえ・・・・る」
振り返ってみたが、そこに出久は居なかった。
まさかと思い、さっきオールマイトが飛んでいった方向を見る。
「ってコラコラコラコラコラ!離しなさぁあああい!」ガシィ!
「今離したら死んじゃうううう!」バタバタ
「いや、それもそうか。」スッ
飛んでいるオールマイトとそれにしがみついている出久を見つけた。
はぁ・・・・・どうやらまた一波乱ありそうね。
溜め息をつきながら私は飛んでいった方向へと向かった。
To be continued....
爆豪君は一度挫折を経験したため、性格が若干良く・・・・・なってるのかな?
今回長い上に主人公があまり出せなかった。なにやっとんねん自分。
次回はいよいよオリジン、なのか?
やっと本編入れた!ここまで長かった気がする。
報告:十二日と十三日は更新できません!
誤字報告やツッコミ、感想等々お待ちしていまーっす!