Fate/Dragon Chronicle Order 作:爆焔特攻ドワーフ
ちょっと2020‐Ⅱの記憶があいまいなんで
時系列は勘弁してください
さて、昨日はどこまで語ったかな?
そうか、2020年の真竜襲来の時までか
いやはや、私も長生きしたものでね
最近物忘れが激しいんだ
では、話そうか
2020年の竜戦役終結から約一年
人々は過ぎ去った竜たちの爪痕から抜け出し
復興の道をたどっていた
ある日、復興を記念してスカイタワーにてテレビ中継をしようと思ったんだ
だが、そこに再び嵐が訪れた
始まりは屋上を警備中の自衛隊からの一報だった
「やつらが・・・」とね
そのあとにスカイタワーではほとんどの通信機器が使えなくなった
そして・・・フロワロがどす黒いフロワロがスカイタワーに咲き誇った
それは二度目の竜戦役の始まりだったんだ
少し前に休暇から復帰した13班は新たに3人の仲間を向かい入れた
6人になった13班がスカイタワーの頂上で目にしたのは
真竜フォーマルハウトと数多のドラゴンたち
余興でけしかけられたドラゴンを排除すると
フォーマルハウトは13班に襲い掛かったんだ
なすすべもなく圧倒的な力によって瞬く間に13班は沈められた
え?ニアラには勝てたのに?
馬鹿にしてはいけないよ、彼らがニアラに勝てたのは竜を狩りつくし、その屍を再利用して強力な武器を生み出し、様々な人々に支えられて、ようやくニアラを沈められたんだ
彼らだけでニアラを沈められるのならば、とっくに竜戦役は終結していたさ
とにかく話を進めよう、もうあまり時間がないからね
倒れ伏した彼らを助けたのはアメリカからやってきた部隊の隊員たちだった
彼らは当初13班を疑っていたけどね
そして彼らが目覚めてから二度目の竜を狩る物語は始まったんだ
最初の舞台は水晶に覆われ、異空間に落とされた東京駅
次の舞台は人を容易く溶解させる超強酸性雨が降り注ぐ、瀑布になった六本木
そして、ここからがフォーマルハウトの性質が良く出てきた
フォーマルハウトは「腐りかけの果実」が好きという偏食家でね
能力をいかんなく発揮して、前年人間を苦しめたドラゴンたちを復活させたんだ
スリーピーホロウ
ジゴワット
トリニトロ
池袋の樹海はふたたび狂気渦巻く死地となった
天球儀からは区画をまるごと消滅させる超電磁砲が射出され、近辺を焼き払った
そして砂漠地帯の工場は再び動き始め、各地にドラゴンたちを進行させ始めた
かつての帝竜たちの復活はフォーマルハウトがこのむ惨劇を生み出すはずだった
しかし、彼は見落としていたんだ
前回という事例がある以上、再生竜たちへの対抗策がすぐに構築されたのだ
その結果、犠牲を出しながらも再生竜たちは打倒された
13班の前に立ちふさがったのは、帝竜・ジャバウォック
無限にも等しい耐久を持つドラゴンだった
5000年近く後に出現する帝竜・ジャガーノートはジャバウォックを参考にしたかもしれないけどね
ジャバウォックは他のドラゴンをタンクとすることで無限に等しい耐久性を有していたが、その事実が判明すれば早かった
13班は二手に分かれ、タンク役のドラゴンを撃破し、ジャバウォックを挟み撃ちにすることで撃破したんだ
そして、フォーマルハウトが拠点に来襲し、多くの人々の命を奪った
その中にはアメリカから来た精鋭部隊の隊長もいたし、ムラクモ機関の仮の総長として活動していたヒュプノスの巫女の片割れ・・・エメルも含まれていた
最後に残ったのは悪夢を魅せ周囲の人々を狂気と悪夢の世界に陥れ、暗殺者のごとく刈り取っていったインソムニア
悪夢に襲われた13班を救ったのは、死んだはずのエメルだった
彼女の導きもあり、彼らは悪夢の帝竜インソムニアを討ち果たした
そして、ついに二度目の竜戦役は最終局面を迎える
3度にわたるフォーマルハウトとの戦い
異空間に完全に侵食され、死毒振りまくフロワロが咲き乱れる
だが、人々の希望を背負った13班は破竹の勢いで突き進み
フォーマルハウトを追い詰め
最後には古代から蘇りしルシェ族の少女、マリナによってもたらされた竜殺剣によって、フォーマルハウトは消滅した
こうして、君たちが生きた2100年まで物語は繋がれたのさ
え?5000年後の話?
知る必要はないよ
もうすぐ、世界は新生して
君とNAV.シリーズの子孫とあのぬいぐるみ以外は竜戦役のことは忘れてしまう
君とともに駆け抜けた現代の戦友たちも、竜戦役があったからこそ君と出会った
ならば、竜戦役がなければ?
そう、君たちは出会わない
おや?そろそろお別れの時のようだ
新生した世界で君がどう生きていくのかは興味がある
私も生命をこの地にばらまいた
君にちょっとした「加護」を与えようじゃないか・・・
キャラが違うって?
話も滅茶苦茶だって?
ふふふ、新生した世界でも君は厄介ごとに巻き込まれそうだ
「これ」を渡しておくとしよう
厄介ごとに巻き込まれたときに君の助けになる
わたしとは違う道があることを証明してくれた君に感謝するよ