東方本気旅録   作:駄々っ子天使

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はい。
今回から日常パートです。
少しでもほのぼのしていただけたら幸いです。


それでは本編をどーぞ!


第18話 諏訪神社の新たなる日常

 

 

朝の日の出前の時間。

この時間が俺の起床時間である。

起きたらまずは布団を畳みパジャマから着替える。

因みに布団は諏訪子から貸してもらいパジャマは自分で作った。

今日の服は何となく和服の気分なので和服を着る。

紺色に緑が混ざったような色で個人的に好きな色である。

 

そして寝ている諏訪子や神奈子を起こさないようにしながら俺は顔を洗い寝癖だらけの白髪を整えて神社の裏手に出る。

そこには諏訪子の修行のために地形を変えた修行場所がある。

今では俺しか使っていないがまた何時か使い時が来るだろうと思い残してある。

 

さて、今日は何の修行をしようか……。

昨日はヨーヨーを使っての戦闘を練習した。

最近漸く両手で十個のヨーヨーを同時に使えるようになったところである。

 

よっし、今日は剣術の練習をしよう。

使うのは……魔哭鳴斬剣(まこくめいざんけん)にしよう。

そうと決めれば刀を取り出して早速修行に取り掛かる。

まずは素振りを五百、そしてその後縮地と言われる技術の練習だ。

 

ブンッ、ブンッと音を鳴らしながら素振りをしつつ俺は先日の事を思い出していた。

 

 

――先日の戦の後、神奈子がうちの神社に越してきた。

話を聞くとここの神社の管理と信仰を集める事を天照から命じられたらしい。

最初は諏訪子も数日したら自分が消えると嘆いていたが何故か諏訪子は中々消えなかった。

神奈子に話を聞いてみると村人達が信仰の対象を変えてしまったらミジャグジ様からの祟が恐ろしいと信仰が変わらないらしい。

それで何やら神奈子と諏訪子が話し合い名前だけの新しい神を作り信仰をお互いに分け与えることで得ることにしたのだとか。

良く信仰の仕組みを知らないので詳しいことはよく分からないがそうする事によって諏訪子も消えず、神奈子にも信仰が入りお互いに良い関係を築けたらしい。

そしてそれからは神奈子も此処の神社の住人の一人になった。

神奈子は基本的には何もせず神社でグータラに過ごしている。

諏訪子も最近はそれに毒されて一緒にグータラになりつつある。

そのせいで家事や掃除は全般俺、たまに早奈美が手伝ってくれたりしている。

 

「はぁ」

 

思わずため息が漏れてしまった。集中力が途切れた証拠だろう。

まぁ丁度目標回数に突破した所だし今回は良しとしよう。

さて、次は縮地の修行だが……そろそろ日が登ってきて諏訪子達が起き始める時間になってしまった。

仕方ない、縮地の練習はまた明日にして朝飯の準備をしよう。

 

俺は刀を片付けて神社の台所に向かうと朝飯の準備をする。

今日のメニューは納豆と白米、それに卵焼きと焼き魚に味噌汁だ。

勿論今回は修行メニューの食事ではないので味を第一に考えて作ってある。

因みにこの神社の台所はコンロがあり水道もあり冷蔵庫まである。

全て俺が作った。

この物作りの技術は恐らく鈴木さんの技術である。

そこまで与えてくれるとはあの閻魔は中々通だ。

しかし俺はここまで特典である幽遊白書の能力に頼りその技だけを使ってきたが……そろそろ俺自身の考えた技も欲しくなってきた。

まぁそれでも俺の使える能力は今の所幽遊白書に出てくる物だけなのでそれの派生になってしまうだけだが……。

 

俺は味噌汁の味見をしてみる。

うん、美味しい。

自分でも褒めてしまう出来だ。

そして完成した朝ご飯を机の上に並べてるうちに諏訪子と神奈子の二人が起きてきた。

一応着替えはしたようだが髪はボサボサでまだ半目状態である。

 

「二人共、朝飯食べる前に顔を洗ってきなさい。じゃないと朝飯は抜きだ」

 

そう言うと二人揃ってはぁ〜いと間の抜けた返事をして顔を洗いに行く。

その間に俺は料理に使った調理器具の洗い物を済ませてしまう。

 

二人が戻ってくると朝食の始まりだ。

二人共美味しそうに食べてくれるのでこちらも作りがいがある。

 

「あ!神奈子!それ私の魚!」

 

「良いじゃないか魚の一匹や二匹……ケチだねぇ…。」

 

「ダメ!返して!」

 

そうして二人のじゃれ合いが始まる。

うん、二人共元気があってよろしい、だけどいい加減にしないと、ほら、味噌汁の器が吹っ飛んでこっちに――バシャ。

 

「「あっ」」

 

……熱々の味噌汁が俺の髪から滴る。

良いだろう。二人の気持ちはよくわかった。

俺は頭に乗っているお椀を取り顔にかかった味噌汁を手で拭い笑顔で二人を見詰める。

二人は何故か青ざめている。おかしいな。俺はいつも通りの笑顔だよ――尻尾と耳が生えている以外は。

 

「二人共……お仕置きの時間だ…。」

 

その後の神社には二人の神の悲鳴が聞こえその様子を見ていた早奈美は涼さんは絶対に怒らせないようにしようと決めましたと語った。

 

 




はい、何となく日常っぽくかけた気がします。

しかし台詞が少ない。とてつもなく。
次回はもっと会話を多めにしたいなと思います。

それでは次回もお楽しみにね!
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