今回も日常パートです!
特に話すことがない!
それでは本編をどーぞ!
「あっ、涼に言い忘れてたことがあるんだけど!」
唐突に諏訪子が喋り始める。
ここ数ヶ月の付き合いだが大体諏訪子はどうでもいい事はいい忘れず大切なことだけを言い忘れる。
内容によってはお仕置きの時間が始まってしまう。
「ん?なにを言い忘れてたんだ?」
「いつの間にか涼も神様になっちゃってるよ」
ん……?聞き間違いだろうか?俺が神様?紙様?髪様?
あ、髪様か。
たしかに俺の髪は自作のトリートメントを使ったり髪を乾かす時は温風の後に冷風をかけたりとかなり気を使ってサラサラのフワフワで艶のある髪を保っている。
「おーい、ちょっとー?現実逃避しないでー」
「いや、現実逃避なんてしてない。俺は髪様になったんだろ?」
「字が違うから、神様、神、カタカナのネ見たいのに申し出るとかの申の神だから」
……どうやら俺は本当に神化してしまったらしい。
確かに最近体の奥から妖力でも霊力でもない力が流れ込んで来ていたがそれの事だったのか。
それにしても妖怪が神になるなんて面白いこともあったものだ。
これからは妖狐神とでも名乗ってみようか。
「と言うがなんで俺が神化したんだ?」
「アンタが最近良く悪さをする妖怪を倒したりしてるだろう?あれの影響だと思うよ」
いつの間にか隣にいた神奈子。
気配を消すのが上手いな……。
「そんな簡単なことで神化なんて出来るのか?それも妖怪の俺が」
「なっちまったんだから出来るんだろ。それとも他になにか理由が…………あっ!あれか…?」
何かを思い出したように神奈子が手を付く。
「アレだよアレ、諏訪大戦の時のアンタの神殺し。あれを見てた妖怪がアンタを信仰したんじゃないかい?」
……確かにそれは有り得る話だ。
妖怪からしたら神は最大の敵。
例え弱小の雑兵の神とは言え神は神。
それを大量に殺した妖怪を見れば信仰してしまうこともあるだろう。
「なる程な、納得いった」
「それじゃ涼もうちの神社の神様に決定だね」
「え?いやそれは良いのか?俺は妖怪でもあるんだぞ?」
御利益どころか厄災が降りかかりそうな神だ。
下手すると生贄を捧げないと恐ろしい事が起きる何ていう伝承まで作られてしまいそう。
「大丈夫、大丈夫。御利益は恋愛成就で良いよね」
「いやいや、駄目だろ。
神奈子もウンウン頷いてないで止めろよ。
俺みたいなパッとしない神が恋愛成就なんて出来るわけないだろ?
どうせなるなら諏訪子みたいに可愛らしい神か神奈子みたいな綺麗な神がなるべきだろ。」
「……涼って良く恥ずかしげも無くそんなこと言えるよねー…」
「これがたらしって奴かい?」
なにやら諏訪子と神奈子が喋っているがよく聞こえない。
多分だけど俺が出来る御利益なんて髪を綺麗にすることくらいだ。
うん、それなら出来そう。て言うかそれがいい。
髪麗美の神なんて他にいなさそうでカッコイイ。
今はなにやら顔を赤くしてるから放っておくとして後で諏訪子か神奈子にそういう神にして貰えるよう頼もう。
それにしても今の俺の種族はどんなんだ……?
えーっと…人間と妖怪と神を併せ持った感じだろ……。
どうせだから妖狐を名乗りつつ神要素も合わせたい。
人間離れし過ぎてるから人間を名乗るのは辞めるとして……。
うん、やっぱ妖狐神がいいかもしれない。
妖狐神の涼……かっこいい。
その後は神奈子とお茶を飲んだり、早奈美と掃除をしたり、諏訪子に尻尾をモフらせたりして一日が終わった。
はい!今回のお話どうだったでしょうか?
そろそろ日常書くのもやめて次のストーリーに進めようかなと思ってます!
次回は何を書くかは未定です!
それでは次回もお楽しみにね!