はい!クリスマスに何も関係ないお話を投稿する悲しい天使です!
皆さんクリスマスはどうお過ごしでしょう?自分は特に普段と変わりません()
それでは本編をどうぞ!
第21話 再会の山
紅と蒼との旅を始めてから数ヶ月が経った。
二人は俺の予想通り強く育ち初めて出会った時とはスピードも高下の威力も見違えるほどに強くなった。
そして数ヶ月と言う時は長く二人とは仲良くなれた物の――
「涼様〜!美味しい木の実を見つけてきましたよ〜!」
「お、俺も見つけてきました!姉ちゃんよりも多く!」
――仲良くなり過ぎた気がする。
最初の頃は蒼は警戒しっぱなしで紅はずっと気を使った話し方をしていたが時間をかけて蒼の警戒を解いていくうちに紅の気も解れて行った。
そして仲がいいと言うより懐かれたと言う方が正しい程までに慕われた。
そろそろ主従関係と言うものを教えた方がいいのかと思うものの――
――目をキラキラと輝かせてくる二人を見てしまうと何も言えなくなってしまう。
そんな悩みを吐き出すようにため息を吐きながら二人の頭を撫でた。
――
あれから数分歩いたら大きな山が見えてきた。
新しい物が見つかるかもしれない。
そう思い俺等は山登りを始めたのだが……
「ここは我等が天狗の住む妖怪の山!人間とたかが化け鼬が入る場所では無い!即刻立ち去れ!」
っと言われてしまった。
これでも俺は一応平和主義者なので言われた通り帰ろうとも思ったのだが……
「誰が化け鼬だクソ烏どもッ!テメェ等全員首掻っ切ってやろうか!」
「そんな下品な言葉使っては駄目ですよ蒼。もっと頭の悪い低俗な烏にも分かるように簡単な言葉を使ってあげませんと」
……二人が喧嘩を買ってしまったわけだ。
いや、二人共こっちを見てやってやりましたよみたいな顔で見ないの。寧ろ迷惑だから。
まぁ買ってしまったものは仕方ない。今更やっぱ帰りますなんて言ったら俺の面子も無いし…。
そう思い戦闘態勢を取ろうとした時――
「――やっぱりお前だぁぁーーー!」
「んぐぁッ!?」
突然脇腹に衝撃を感じ目の前が真っ暗になった。
――
……目を覚ますと見知らぬ天井だった…。
なんてことは無く目の前には紅と蒼の顔があった。
「……近いぞ二人共…」
「涼様!お目覚めになられましたか!」
「あぁ……心配かけちまったな…」
そう言いながら俺が体を起こすと二人同時にその場に頭を下げる。
「私たちがお側にいながら……申し訳ございませんでした!」
「謝るな、別に気にしてないさ」
「し、しかし……」
「二回目を言わせるのか……?」
「……分かりました」
全く…こいつ等は義理堅いと言うか…なんというか……これのせいで俺も甘くなってしまう。
「お、起きたか……?」
そんなことを話してたらいつの間にか障子から誰かが顔を覗かせていた。
……しかし…どこかで見覚えがあるな…。
ジッと障子から覗かせている顔を見詰めてみる。
長い赤い髪……顔の位置的に身長は180程度…頭から生えるとても立派な角――
「――あっ!お前はあの時のッ!」
「覚えておったか!」
「お知り合いですか……?」
ガハハと口を大きく開けながら笑う赤髪の鬼。
「確か自己紹介はしとらんかったな!ワシの名前は
それが俺と乱鬼――人妖大戦で殺し合いをした二人の再開だった。
はい!今回のお話いかがだったでしょうか?
次回のお話ですが年末年始は少し忙しいので投稿は先になりそうです!
それではまた次回もお楽しみにね!