そしてあけましておめでとうございます!
年末年始は忙しく中々執筆する時間が取れず期間が空いてしまいました!
すいません!
これからも度々期間が空いたりしてしまうこともあると思いますが今年もよろしくお願いします!
それでは本編をどうぞ!
「母様ァ!そんな雑魚共蹴散らせちまえぇ!」
「おい天狗!負けたら承知しねぇからな!」
それぞれ好き勝手に騒ぎ始める周りの鬼共。
中には数名天狗も見えるが騒ぐ所か顔色が悪くとても大人しくしている。
そして俺のいる場所と対象になる場所には乱鬼を初めとして他に鬼が二人、天狗が二人いる。
俺が乱鬼と再開した後、当たり前のように喧嘩をしようと言われた。
そして話がどんどん進みいつの間にか俺、蒼、紅の三人対妖怪の山の精鋭達での勝負が決まってしまった。
「それじゃあ改めて勝負の内容を説明するぞ!
勝負はお互いのチームから一人選んで一対一の勝負を始める。
細かい勝負の内容はお互いの話し合いで決める。
お互いの勝った者の数で最終的な勝敗を付ける。
人数の差を埋めるルールとして涼達の方は一度勝負に出た者でも負けてない限りは何度でも勝負に出れる。
ただしこちらは一度勝負に出た者は再び出ることは出来ない。
異論はないな?」
「大丈夫だ、問題ない」
「それじゃあ早速最初の試合を始めるぞ!ここからは審判に進行は任せる!」
...某イーなんちゃらさんの有名な台詞を使ってみたがやはり誰にも反応されずにスルーされてしまった。
地味に寂しい。
「それでは、先鋒!前へ!」
っと、そんな事を考えていたら早速一戦目が始まるらしい。
此方は最初から俺が行こうと思ったが紅に「涼様は最後まで残っていてください」と止められてしまい蒼が前に出た。
相手側はセミロング程度の黒髪で赤い帽子のような物を被っている鴉天狗が出て来た。
「あやや、初めまして鼬さん。私、鴉天狗の射命丸文と言います。以後お見知り置きを」
「ふん……裏飯蒼。鎌鼬」
待て、蒼。お前はいつの間に裏飯の姓を手に入れたんだ。おい。
「それでは勝負内容を決めましょうか……とは言っても私はどんな勝負でも負ける気しませんけど」
「…何でもありの対決。勝敗の決め方はどちらかが負けを認めるか倒れて十秒数えられるか……死ぬかだ」
「異論ありません」
「……それでは勝負――
――始め!」
掛け声と共に審判が手を下ろした。
――
「先手必勝です!」
そう言うと文は真っ直ぐと蒼に突っ込んでいく。
「ふん……幾ら速かろうとそんな単調な動きでは…」
蒼は文にカウンターをかけようと手を鎌に変化させ構える。
そして文が自分の射程範囲内に入ると同時に鎌を振り下ろす。
タイミングも完璧であった――
――が。
「あやや、恐ろしい斬れ味に戦闘センス。賞賛に値しますよ」
文は蒼の腕を掴み鎌を止めている。
様子を見る限り文に傷一つ着いていないようだ。
「おやすみなさい、可愛い可愛い鼬さん」
そう言うと同時に文の手の上に白色の弾幕が現れる。
どうやら風を球状に硬めた物らしい。
文が手を振り下ろすと同時に風弾は蒼に向かい飛ばされた。
「ぐがッ……ぎッ!」
風弾が当たると同時にブチブチッと肉が切れる嫌な音と共に蒼が声を上げる。
当たった右肩は抉られたような傷になっている。
「あれを受けて意識を失いませんか……それではもう一度…」
そう言い再び風弾を作り始める文。
蒼は動かすのも痛い右腕を無理矢理動かし文を払い除ける。
「なんと、まだ動かせるんですかその右腕……無理はしない方がいいですよ?」
どこか楽しそうに笑う文。
しかし蒼の目はまだ死んでいない。
「はッ……性格の悪いクソ天狗がッ…お前なんかに負けるかよ」
そう言い指を自分の首の前で横に切る。分かりやすい挑発だ。
しかしプライドの高い天狗、その中でもより一層プライドが更に高い鴉天狗を怒らせるのには充分だった。
「良いでしょう鼬さん。貴方には私の最高速度を見せて差し上げます……この山で最速の天狗のスピードに何も出来ずに眠ってください」
そう言うと同時に文の翼が広げられる。
その翼が羽ばたかれると同時に蒼の目の前からは文は忽然と消える。
いや、薄らとだが残像は見える。
蒼の周りを乱雑に飛び回る文の影が。
「懺悔をするならこの時間が最後ですよ!今謝れば少しは軽傷で済むかもしれません!」
そんな言葉を無視して蒼は目を瞑る。
そして鎌を構える。
その集中力は見ているだけの天狗や鬼にも伝わる程。
しかし、挑発に一度乗ってしまった冷静さが欠けてる文にはその集中力には気付かない。
「黙りですか……それでは天狗と鬼に喧嘩を売った愚かな自分と自分の主を恨んで死んでください!」
その言葉と同時に影が蒼の方に向かう。
そしてその影が蒼に当たる一瞬――
「――
文の動きが何故か止まる。
「余りにもゆっくりなせいで見えなかったか?それとも……速すぎたか…?」
「私のッ……負け…ですねッ……」
そう言うと同時に文の体中に切り傷が出来て血が吹き出し倒れる。
「しょ、勝者!涼チーム、裏飯蒼!」
「っしゃあ……!まず一勝…!」
そう言い力無い拳を上げる蒼。
その、顔はとても嬉しそうに笑っていた……。
「ひ、一つ……いったいいつ私に攻撃したんですか……?最初の一振り以外、私には見えなかったんですが……」
「……お前が俺の周りを飛んだる時さ。俺からお前の姿が見えないんだ。その速さで飛んでるお前自身も俺が何をしてるかまでは見えない筈だからな……。そこで周りに高水圧のカッターをドーム状にゆっくりと飛ばした。それに気付かず飛び回ってたお前は傷だらけ……って訳さ…。」
「あやや……正しく私の完敗…ですね……」
そう呟くと同時に文は意識を失った。
はい!今回のお話どうだったでしょうか?
これから少しの間は戦闘パートが続くと思います!
次回は出来れば来週が終わるまでには投稿したいと思っております!
それではまた次回もお楽しみにね!