東方本気旅録   作:駄々っ子天使

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はい、お久しぶりです皆様。

今回何故こんなに遅くなってしまったかと言うと、実は両手の手術をしまして……それで更新が遅れてしまいました。

まだ手術の傷口も塞がりかけですがこれからはきちんと更新しますのでまた見てくださると嬉しいです。

長くなりましたが…本編をどーぞ!


第24話 vs天狗の長

 

あの後、蒼は勇儀に運ばれて治療室に行った。

大丈夫かと乱鬼に尋ねたらこの山に住んでる河童たちの最新の設備を使えば大丈夫らしい……。

心配ではあるが大将である俺が狼狽える訳にはいかない。

それに本当に心配なのは紅の方である。

ここまで一緒にいて分かったが紅はかなり蒼の事を溺愛している。

今の精神状態がどうなっているか分からないが……本当にこのまま戦わせて平気なのだろうか?

 

「それでは……中堅、前へ!」

 

「お、おい……紅、お前…」

 

「……心配はご無用です……すぐに終わらせてきますので。」

 

そう言い軽く微笑む紅。

しかし、その微笑みを見ただけで俺の背筋にはなにかゾクリとした冷たいモノを感じた。

 

 

――

 

「……天狗の長、風羅(ふうら)。皆からは天魔と呼ばれておる。勝負内容は先程までと同じで良いな?」

 

「……紅……それで構わないですよ……貴方には悪いけど今の私は機嫌が悪い……」

 

そう話してる途中に審判が手を上げ――

 

「それでは、三回戦!始め!」

 

――その言葉と同時に手を下げ、試合の開始を告げると。紅は既に天魔の後ろに回り、天魔の胸には大きく焦げた傷跡があった。

 

――

 

「ぐっ……貴様…なにを…!?」

 

「簡単な事です。貴方の目に見えない速度で貴方の胸を焼き切り貴方の後ろに私が回った。それだけです。」

 

紅は簡単な事、と言ったが実際それがどれだけ常識外れなことか。

相手は妖怪の中でも上位とされる天狗、それの長である。

そのような実力者の目にも見えない速さ、そのようなスピードで動く等、普通では出来ぬ芸当なのである。

 

「先程も言いましたが……今の私は機嫌が悪い……貴方には悪いですけど今からすること全て八つ当たりですので……」

 

そう言い鎌に変化させた腕を構える紅。

その鎌の刃はかなりの熱を帯びているのか赤く変色している。

 

「……先に謝っておきます」

 

その言葉と同時に紅が素早く鎌を振ると無数の炎の斬撃が天魔向かって飛んでいく。

 

「ほぉ……凄い熱量…こんな炎で身を焼かれたらタダじゃすまんの……」

 

そう言いながら特に何もせずただ立っている天魔。

そしてそのまま炎の斬撃は天魔を襲い――

 

――ザシュッ

 

「ッあぁ……!?何故ッ…!?」

……血が吹き出したのは紅の腕からであった。

 

「簡単な事じゃ…お前の炎の斬撃を全て、能力で切り刻んだ、そしてそのままお前も攻撃した訳だ。」

 

そう説明している間に今度はいつの間にか紅の頬に傷が入る。

 

「……風ですか…」

 

「半分正解……と言った所かの…

ワシの能力は風等と貧弱ではない……

『嵐を操る程度の能力』。それがワシの能力…

これを使えば炎を……空気を断ち切る程の斬撃を作るなど容易い事だ…」

 

そう説明している間にもどんどん紅の体には新しい傷が増える。

 

「お前の能力は『炎を操る程度の能力』と言った所か?それではワシには勝てん、諦めて降参するが良い」

 

「……何勘違いしているんですか…?」

 

そう言い、紅は立ち上がる。

そしてそれと同時に小石を天魔の目元に向け真っ直ぐと投げる。

天魔はその小石を余裕を持ちながら避ける。

 

「……私の能力は『温度をあげる能力』ですよ…」

 

そう言った紅は天魔の背後に回っている。

 

「ぐがぁッ!あがッ!やぁッ!」

 

そして気付くと天魔の体には無数に火傷の線が入っている。

今もまだ焼かれているような痛みがあるらしく天魔はのたうち回って居る。

 

「審判、早く天魔の負けを認めなさい。さも無いとこのまま焼け死んでしまいますよ?」

 

「は、はい!3回戦!紅選手の勝利です!」

 

「ふぅ……少し疲れました…」

 

それと同時に紅は能力を解いたのか天魔の火焼けるような痛みも治まり暴れるのを辞めた。

 

 

 




はい、今回のお話どうだったでしょうか?
かなり書くのが久しぶりなのでなんかよく分からない文章になってる気がします……。
次回はあの原作キャラと戦いますよ!

それではまた次回もお楽しみにね!
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