東方本気旅録   作:駄々っ子天使

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はい!どうもです!

ポケモンの新作情報化でて一気にテンション上がってます!

それでは本編をどーぞ!


第25話 VS酒呑童子

 

「やっと私の番かぁ〜!」

 

天魔が鴉天狗達に運ばれて行ったすぐ後、身長の低い角の二本生えた少女よりも幼く見える鬼が腕を軽く回し嬉しそうに笑いながら前に出てくる。

 

「あんた中々強いね!いやぁ!さっきの蒼って言う鼬も気になるけどねぇ!もう我慢出来ないや!早速始めよう!さぁ!早く!」

 

「はぁ……全く…鬼と言うのは難儀な妖怪ですね……」

 

大きな溜息をつきながら傷の手当もせずに紅は前に出ようとする。

って流石にあの傷で鬼と戦うんじゃ無理がある。

慌てて紅を止める。

 

「お、おい!紅!お前傷の手当は?」

 

「大丈夫ですよ。この程度の傷、かすり傷です。心配しなくともこの紅、涼様に勝利を運んできます。」

 

軽い微笑みを見せた後、話も聞かずに紅は行ってしまう。

本当に大丈夫なら良いのだが……。

 

――

 

 

「全く……あんた…鬼を舐めてのんかい?今のあんたの状況じゃ立ってるのもやっとじゃないのかい?」

 

「さぁ?何のことでしょうか……私は元気いっぱいですよ」

 

「……まぁいいや、つまんない負け方だけはしないでくれよ。勝負の内容はさっきと一緒で良いね。」

 

「勿論です」

 

「それでは……勝負初めッ!」

 

その言葉と同時に私の目の前には鬼の拳が見えた。

 

「ッ……!」

 

その拳をギリギリ体を大きく捻じる事で避けるも拳の風圧で軽く飛ばされ受身も取れずに情けなく地面に横たわってしまう。

 

「やれやれ……避けた事は褒めるけど…あんたの今の体じゃやっぱ無理があるんじゃない?その証拠にまともに受身も出来てないじゃないか。」

 

相手の鬼の言う通り。実際私の体はボロボロで立ってるのが精一杯である。

立ち上がるのにも足元がふらつく。

だけど――

 

「――そんなこと関係ありませんよ。『灰演―蛍火』!」

 

腕を鎌に変化させ四方八方、めちゃくちゃに振りまくる。

その時に高熱の小さな火の粉を無数に振り撒く。

例え火の粉とは言えどかなりの熱を持ち生身で触れれば皮膚は爛れ酷い火傷になる。

 

「へぇ……綺麗な技だねぇ…!」

 

「なッ…!」

 

しかしその火の粉も鬼が腕を横に振ればその風圧によって消えてしまう。

 

「それじゃ次はこっちも面白いものを見せてあげるよ……!」

 

そう言った鬼はみるみるうちに体を大きくする。

その大きさは小さな山を軽く超える程の大きさである。

 

「これで終わりだね!」

 

そして鬼は大木の様な腕をこちらに向けて伸ばしてくる。

 

「……悪いですけどただで負ける気はありません…。」

 

そうだ、私は負けない。涼様の為にも。

 

「『灰演―爆炎舞』!」

 

鎌を横一字に切れば目の前に赤を超え白い炎の塊を作り出し、周りが炎に包まれる――

 

 

 

「――しょ、勝負あり!勝者、萃香!」

 

「ったく……なんつー危ないことするんだ…下手したらこの山全部が無くなるとこだったよ…。

まっ、楽しかったから私はそれで良いけどさ。ほら、私が医務室まで連れてってやんよ。」

 

そう最後に聞こえ、体が軽く上がり足の方だけ引き摺られる感覚を感じた。

 

「ちゃんと運んでくださいよ……」

 

その言葉を最後に私の意識は闇に消えた。

 

 

 




はい!今回のお話どうだったでしょうか?
次回で戦闘パートはおしまいです!

ここまで長かった……(最終回感)

それではまた次回もお楽しみにね!
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