東方本気旅録   作:駄々っ子天使

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はい、第3話です!

今回は多数のキャラの視点から物語を進めます!

楽しんでいただけたら幸いです!


第3話 都市と神と穢

 

 

森の中で出会った不思議な人……。

見た目は人間、持っている力も霊力で人間であることは確かなのだけれど……。

 

チラリと背後について来ている人物に視線を向ける。

 

…何度見ても霊力の量が桁違いすぎる。

もしこの人が敵対心があったら…。

 

そう思うと嫌な汗が流れるが分かった。

 

しかし彼は私を助けてくれた。

つまり今の所敵対心は無いと言うことだろう。

なので今のうちに……彼の事を月詠(ツクヨミ)様に伝えなければ…。

そしてもし私達に危険を指し示す人物だと判断された場合は…。

 

その時はきっと、月詠(ツクヨミ)様に手を下してもらわないとならないだろう……。

 

 

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あれから十分程歩いた所でとても大きな壁が見えてきた。

その高さ優に100mは超えているであろう高さの壁だ。

 

あの壁は外から穢である妖怪達を都市の中に入れない物である。

壁には東西南北に出入口があり一つの入口につき二人の門番がいる。

私達が入ろうとしている出入口は都市の中でも再重要人物たちが固まっている部分に一番近い入口だ。

 

入口に近づくとどうやら門番が私達に気づいたようでこちらを見て敬礼をしている。

 

 

「お帰りなさいませ八意様!ご無事なようで何よりです!」

 

「えぇ……途中妖怪に襲われたけど彼に助けてもらったは…」

 

 

そう言い後にいる涼を紹介する。

 

 

「なんと…!この者が妖怪を!?」

 

 

そう言い門番は目を見開いて驚く。

 

それもその筈この都市にだって自分の力だけで妖怪を倒せる人物は両手に収まる程度しかいない。

 

殆どの兵は高度な技術によって作られた武器を使わなければ妖怪には太刀打ち出来ないのだ。

 

しかしこの人は兵でも無ければこの都市の人物でもない。

当然そんな高度な武器は持っていないわけなのだ。

 

 

「えぇ……なので今からこの方にお礼をしたくてね…そこを通してもらえるかしら?」

 

「分かりました……ただし其方の方にはボディチェックを受けてもらいますぞ…?」

 

「え?俺か?勿論良いぞ!」

 

 

ここで少しでも彼の強さの秘密がわかれば良いのだけれど……。

 

 

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あれから5分位経っただろうか、どうやらやっとボディチェックが終わったようだ。

 

彼が持っていた荷物はとても綺麗な羽衣、剣の塚の部分、様々な植物の種、どこに隠していたのか大きな斧やとても重い鎧など……そしてどれも見た事の無い材料で出来ていた物だった。

 

それらの中から武器類は没収すると言うと少し渋ったが軽い説得をすると納得してくれたようだった。

 

そしてボディチェックが終わった彼は何故か羽衣を纏い、ヨーヨーを指全部にしている格好で出て来た。

理由は教えてくれないがまぁ気にすることもないだろうと思い、私はこの都市で一番高いビル。

月詠(ツクヨミ)様のいる新月ビルに向かった……。

 

 

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……今日もこの都市は平和だ。

 

窓の外の景色を見ながらそう心の中で呟いた。

 

しかし妙に胸騒ぎを覚える。

その理由は分からない。

 

そうして訳の分からない胸騒ぎに不安を覚えているのノックの音がした。

 

 

月詠(ツクヨミ)様、失礼します。八意永琳です。中に入ってもよろしいでしょうか……?」

 

「永琳か……あぁ…入ってくれ」

 

 

はて……今日は永琳との予定は入れてなかったはずだが…?

 

そう思いながら空いた扉の方を向くと永琳の後に見たことない男がいた。

 

胸騒ぎの原因は彼だ。

 

何故かそう確信すると思わず顔が強ばってしまう。

それに気付いた永琳が不安そうな顔をしている。

 

 

「あの……どうかなされましたか…?」

 

「いや…その後ろの彼が誰だか分からなくてね。この都市の人物ではないだろう?」

 

「その通りです。彼は旅の者で……私が妖怪に襲われていた所を助けてくださったのです」

 

「ほぉ……君、名前は…?」

 

 

あくまでも冷静を装いながら名前を尋ねる。

 

 

「初めまして……。俺の名前は浦飯涼と言います」

 

 

彼が口を開いた瞬間。

私が身震いをするような妖力と霊力の混ざったような不思議で不気味な力を彼から感じ取った。

 

 

 




はい!第3話いかがだったでしょうか?

様々な視点から書くのは難しいですね。

こんな駄文でも皆さんが楽しんでいただけたら幸いです。

それではまた次回!
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