ラカノンvision start
「俺が死んでいる1年間でそんなに変わっていたのか……」
「あぁ!オラも野菜を育て始めて少しでも金を作れるように働いてんだ!」
「僕も修行をしてナメック星の時よりも強くなったんだよ!」
だが本当に変わってたんだな・・・
ラディッツが働き始めて悟空も働いて・・・悟飯も知らないうちに強くなっている……
俺は死んでいるときは何故かあの世にいなかったようだし1年のことも知らない、俺の記憶だとナメック星もろともフリーザを滅ぼしたあと何も覚えていない。
「取り合えず家に帰るか!チチも家で待ってっぞ!」
「そうだよ帰ろうよ!あ、でもラカノン兄ちゃんは覚悟しておいた方がいいかも……」
「え」
サイヤ人s帰宅中
「お!帰っただな!」
「お、おう……ただいまチチさん……」
め、目が笑ってねぇ……
「さて、ラカノンさ、オラの言いたいことは分かるだな?」
「は、はい……」
「なんでナメック星でたった一人で死ぬことを選んだだか?悟空さから聞いただぞ?」
「・・・」
「黙っていたら分からねえべなぁ?」
やばい……何も言い返すことが出来ない……
「そんなにオラ達のことが信用出来ないだか?」
「ッ・・・!」
「少なくともオラ達は家族だと思って接してきただ、なのにラカノンさはオラ達のことを家族だとは思っていなかったというんだか?」
「それは違う!」
「何が違うんだべ!聞いただよ?フリーザとの戦いで刺し違えてでも倒すって覚悟は聞いていただ……けど、けんどよ・・・!」
今までチチさんはずっと後ろを向いていたがこっちを向いてその顔を見せてくる、その顔はクシャクシャになっていて大粒の涙を流しながら話を続けてくれる。
「そんなに復讐が大事だか?!オラ達のことを……家族や友人のことをほっぽりだしてでも!自分の命を捨ててでもやり遂げなければいけなかったことなんだべか?!」
「それは・・・」
「悟空さだって同じ超サイヤ人だ!ラカノンさと何が違うんだべ?同じでねぇか!自分だけがフリーザが憎い?違う!ラカノンさの人生をむちゃくちゃにしたフリーザはオラ達だって憎いんだべッ!!!」
「チチ……」 「お母さん……」
「オラ達だと頼りねぇだか?だったらオラ達が過ごした時間はなんだったんだべ?全部無駄だったんか?!」
俺のためにそこまで……
「もう自分の命を粗末に考えるのだけはやめてけれ……オラ達は心配でどうにかなっちまいそうだ・・ッ!」
「……本当にすまないチチさん」
「約束してけれ、無理をするなって言ったって無理なのは分かってるだ。だからこそオラ達をもっと頼ってけれ。悟空さだって悟飯ちゃんだって、クリリンさんや他の人達だってきっと力になってくれるはずだべ!」
俺は……俺はこんなにも仲間に恵まれていたんだな・・・
フリーザはもう倒した、俺の目標は既に達成されていて正直死んだままでもいいと思っていた。けれど・・・
「今度は人生を楽しむために生きてみてもいいかもな・・・!」
「ラカノン・・・!」
「兄ちゃん・・・!」
「そうだ!その調子だからこそラカノンさだべ!」
チチさんからの説教はこれで終わった、けど俺の中でいつまでも残り続けるだろう。
何故なら俺はこんなにも仲間に愛されているのだから・・・
ラカノンvision fade-out
お久しぶりです。
また1年ぶりの更新で待たせてしまい申し訳ありません、構想の方も固まり専門学校の方も決まったのでまたこちらの方に投稿を再開させていただきます。
それと思いっきり最終回みたいなノリになってますけど違いますからね!だからこんなシリアスはあんまり好きじゃないんだ!(建前)
それと短いのは許してください。ほかの小説の方は長いですがキーボードで打つこと自体が久しぶりなので慣れるために短くさせていただきました、ご了承ください。