ラカノンvision start
あの後久しぶりにパオズ山の悟空の家で寝た。ここは悟空の家でもあるが自分の家でもある、自分の家で寝るのは本当に久しぶりだ・・・
「でも俺本当に生き返ったんだな・・・」
「おーい!起きてっかラカノーン!」
「お、悟空か、今行く!」
部屋を出てリビングに行けば悟飯とチチさんが一緒に勉強をしていた。
「おはようラカノンさ!」
「おはよう兄ちゃん!」
「あぁ、おはよう。今はどんなところを勉強しているんだ?」
聞いても分からないところはしかねぇけど・・・
「今は国語で作者の気持ちを考えろっていう問題だべ」
「うん、でもここがちょっと分からなくて……」
「ふむ、ちょっと見せてみ」
これは……あー、そういうことね、なるほど。いい性格してんなこの作者。
「これは(ウ)じゃないか?」
「なんでそう思うんだべ?」
「こういうのは基本どこかに作者の気持ちは書かれているんだよ、それに俺は相手の感情を読み取って戦闘を有利に進める戦い方を基本的にしているからな」
「確かにベジータさんの時は可哀そうだったなぁ・・・」
そんなことを話しながら外から悟空が返ってきた、服装は動きやすい仕事服で所々泥で汚れている。
「今朝も良い野菜がいっぺぇ取れたぞ!さあ!みんなで飯食おうぜ!」
「待て待て、ラディッツはまだ寝てるんじゃないか?ちょっと起こしてくるよ」
「んじゃよろしく頼むべ、オラは飯の準備をするからな!」
久々にラディッツの部屋に行く、部屋に入れば長かった髪がまとめられたラディッツが部屋着姿でいびきをかきながら寝ている。
「さて・・・オラァッ!起きろラディッツ!!!」
「んおおおぉぉ??!!!」
布団を強引に引っぺがしてラディッツを起こす、布団に張り付いて寝ていたので引っぺがして起こしたときに床に叩きつけてしまった。正直すまん。
「いてて・・・あ、おはようございますラカノンさん」
「おう、おはよう。飯だぞラディッツ」
ラディッツは腰をさすりながらリビングに行く、俺も付いていくが冷蔵庫からお茶を取り出してからリビングに向かった。
「よし!みんな揃っただな!こうしてみんなで食うのは本当に久しぶりだべ!」
「だね!」
「だな!さ、いただきます!」
「「「「いただきます!」」」」
「あぁ……チチさんの飯美味すぎる……」
「よく味わって食ってけろ!1年ぶりのオラの飯だものな!」
こうしてみんなで飯を食いながら少しの時を過ごす、食べ終わって修行をするために外にでる。この1年で3人がどれぐらい強くなったのか見てやろうじゃねぇか……ッ!
「よし、まずは俺からでいいよな?1年間の記憶がないとはいえ戦っていないと腕がなまりそうなんでな、俺が3人に挑む形で平気か?」
「おう!いいぜ!」
「いいよ!」
「オーケーです!」
「じゃあまずは俺からで」
ラディッツか、1年前だとナッパとベジータに伸されていたからな・・・
「10倍界王拳ッ!」
「あ、そういうばお前も界王拳使えていたな・・・」
「忘れんな!」
んじゃ俺もやるしかねぇな!
「10倍界王拳!さて、かかってこいや!!!」
ラディッツが肘を突き出しながらエルボーをしてくる、それを手の平で受け止めるが続けて腹に良い一撃をくらってしまう。
「ン“グッ・・・ふう、いい一撃だなラディッツ。1年前よりずっとキレのがある」
「まだまだ余裕そうじゃないですか・・・だが俺だって負けるつもりはない!この1年間サボっていたわけじゃないからなァ!!!」
一気に紅い気を開放して俺に突っ込んでくる、1年前の実力ならすぐにさばくことが出来たが今はそんなことはない。1年でだいぶ3人は成長しているようだな。
「ふんッ!」
「なにぃ?!」
ラディッツの腕にチョップを入れて地面に落とす、そのすきに俺もやられたことをやり返す為に腹に2発ほど拳と蹴りを叩き込んで一気に殴り飛ばして距離をとる。
「やられたことはやり返さないとな、なあラディッツ!!!」
取った距離を一気に詰めて今度は俺から攻撃を仕掛ける、ここはやはり俺の戦闘の十八番を使うしかないな。楽に勝てるような相手ではない。
「「「「「多重残像拳!」」」」」
「やっぱり使ってきましたか、残像拳!」
「1こちらとら1年以上修行をしていないんでな、小細工でも使わないと
残像の俺がそうしゃべる、だがこれは事実だからしょうがないことなんだ。
だからこそ俺は負けねぇ・・・!
「よそ見をしていていいのか?」
と言って俺達はラディッツに突撃をかましていく、前までのラディッツならこれはさばき切れていないだろうが今のやつは華麗に一体一体さばいていく。
「これぐらいなら俺でも対処できます、それともこんなもんですか?」
「そう思っているのがお前の敗因だ」
こいつも馬鹿な奴だ、自分が勝っていると調子に乗る癖は1年前と変わっていない。
確信は持てなかったが予想は大当たりだ。
「いてて……」
「お前は油断する癖がなければ普通に強いのにな……本当に勿体なくて損な性格してるぜ」
と言ってラディッツとの腕試しはここで終わる、次は・・・
「次は僕の番だね!」
「おう、兄ちゃんはまだ体が訛ったままだからな。実践が一番体が慣れる最高の手段だ」
だがラディッツのはたまたま隙が1年前から変わってなかっただけで悟空が悟飯にそれを教えていないわけがないからな、下手したら悟飯が超サイヤ人になっていてもおかしくはない……
「はぁああああああああああ!!!!」
「すげぇだろラカノン!悟飯はおめえの代わりになるんだってナメック星から帰ってきてから半年で超サイヤ人になったんだ!」
「はぁ?!」
おいおい……いくらなんでも鍛えすぎじゃないか?!これはさすがに俺でもーーー
「あれ、ラカノン兄ちゃん本気ださないの?」(純粋無垢)
「勝てねぇ・・・ッ!」
「あ、そうだ。ラカノン!ベジータも超サイヤ人になれるようになってんぞ!」
嘘だろ……?いや待て、よく考えれば悟飯もベジータもフリーザの時に一緒に生き延びたサイヤ人じゃないか。これは本当にうかうかしてられないな……
「悟空!悪いんだけどちょっと出かけないといけないところが出来たわ!」
「えー?!まだオラと戦ってねぇじゃねぇか!」
「大丈夫だ!数日間家を空ける予定だから少し待っていてくれ!」
悟空は不満そうな顔をしているが渋々了承してくれた。悟飯には泣きつかれたがラディッツが取り繕ってくれたのでそれは感謝しよう、後でなんか送ってやるか……
「取り合えず俺が目指さないといけない場所は西の都のカプセルコーポレーションだ!」
そう言って俺は急ぎたい為に超サイヤ人になって飛んでいく、1年間は仕方がないとはいえ重力室があれば俺は悟空たちにすぐに追いつけるはずだ!!!
ラカノンvision fade-out