ラカノンvision fade-out
「あれ、ここは・・・」
「お!やっと起きたんだなラカノン!」
悟空がこっちに近寄ってくる、俺はいつの間にか寝ていたようだが一体どうやってパオズ山に?
「なんかベジータが運んできたぞ、それとあの技は使わない方がいいとも言ってたな。一体どんな技を使ったんだ?」
「あー・・・メディカルマシンに突っ込まれている間って考える時間があるだろ?その時に考えていたんだよ、
その話をしたら悟空は顔をしかめてこっちを見てくる。
「ラカノン……たしかにそれは使わない方がいい」
「だよなぁ、記憶は覚えているしどれぐらいの力かもある程度は把握はできたが多分本気で使うと俺がぶっ壊れちまうな」
そう言うと更に悟空は顔をしかめる、ナメック星の件もあるし本当に使うかどうか怪しんでいるな。
「ちょっと外に出てみてくれラカノン、オラにその新しい超サイヤ人を見せてほしいんだ」
「え?いいけど・・・」
俺たちは外に出て戦闘着に着替える、お互いに超サイヤ人になって気を高めあう。
「悟空、俺が暴走したら殺してでも止めてくれよ?」
「縁起でもねぇこと言うなラカノン……たとえもし暴走したとしても俺が殺さずに止めてみせる」
そんな会話をしながら頭に気をゆっくり送り始める、理屈は界王拳と一緒で少しづつ蛇口を緩めていく感じに……
「ハァ・・・!ハァ・・・!悪いな悟空、ここが限界だ……いくぜ?」
「あぁ、こい!ラカノン!!!」
俺は一気に距離を詰めて悟空に接近する、軽くストレートを打つが簡単にいなされてしまいカウンターをくらいそうになる。
「おっと、カウンターは予測できてたさ」
カウンターの拳を喰らうがその勢いを殺さずに回転して後ろ回し蹴りを喰らわせてやる。多少だが俺も強くなっているみたいだな、悟空の動きがいつもよりも早く視認できる。
「今までそんな動きをしなかったなラカノン、腕をあげたな?」
「もちろん、いつまでもベジータのサンドバッグになっていたわけじゃないさ」
軽い会話を交わしながら更に戦闘は激しく閃光をはじけさせていく。
「あぁ・・・楽しいなぁ悟空!」
「そうだ・・・それでこそだラカノンッ!!!」
ラカノンvision fade-out
悟飯vision start
朝から大きな音が僕たちの家で鳴り響く、その音で僕は思わず外を見た。
「わぁ~・・・!ラカノン兄ちゃん凄いや!もうお父さんに喰らいついてる!」
1週間前とは全然違う!でも1年間の差をどうやって1週間で・・・?
そう思いながらお父さん達の戦いを見ているとラカノン兄ちゃんの動きが更に早くなった、もしかしてラカノン兄ちゃんは戦いの中でどんどん進化している・・・?!
「いくぜ悟空ッ!スパニッシューーー」
スパニッシュバスターじゃない!片手じゃなくて両手で出そうとしている?!
悟飯vision fade-out
悟空vision start
「ブラストォオオオオオオオオッ!!!」
「いいぜ・・・いいぞラカノンッ!!!」
俺はかめはめ波を構えてそのまま撃つ、本当になんて奴だ!この1年間で俺達も強くなっているはずだ!!なのにラカノンは1週間でここまで強くなってきやがった!!!
お前は・・・本当にお前ってやつは・・・!!!
「最高だラカノン!お前はここまで強くなってきやがった・・・俺はこの瞬間が待ち遠しかったッ!!!」
「俺もだ!地球に帰ってきて力の差を感じて無理してでも潜在能力を開放したかいがあったぜ!!!」
バチバチと火花が散りながらお互いの気功波がぶつかりあう、超サイヤ人になったせいかいつまでもこうして戦っていたいと思えてしまう。しかしラカノンを見ていると次第に苦しそうに頭を抱えているのを視界に入れてしまった。
「ラカノン?!おい!大丈夫か?!」
「不味い……ッ!ハァ・・・ハァ・・・!」
「なんだ?!一体どうしたんだ?!」
ラカノンの気が更に膨れ上がってついには俺の気を超えてしまった。
「ガルルルッ……!」
「ラカノン……?」
目の前にいる友達のサイヤ人は極大な気と一緒に白目をむいて俺に襲いかかってきた。
悟空vision fade-out