姉ちゃんで変な耐性ついちゃった   作:粗茶Returnees

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前回までみたいなぶっとんだ内容にはできてません。アレを期待されていた皆さん。ごめんなさい。

8割無くていい文章


あれおかしいな…

「ハナジョ!ハナジョ!ハナジョ!」

 

「お前頭おかしいんじゃないの?」

 

「なんでそんなテンションなんだよ蓮!ハナジョと合宿場所が一緒なんだぜ!?テンション上げていこうぜ!」

 

「テニス部の、な。だから氷川さんはいねぇぞ」

 

「クソかよ!帰る!!」

 

「清々しい変わり方だな」

 

「俺はあの人の蔑んだ目を見たいんだ!罵ってもらえたら尚最高!!」

 

「まさかペアがこんな変態だったとはな…」

 

 

 おかしいな。烈とは中学からの相棒なんだけど、中学の時はこんなんじゃなかったぞ。……いや、氷川さんみたいなタイプの人に出会ったことがなかったし、露呈してなかっただけなのかもしれない。

 残念な相棒は放っておくとして、まさか合宿場所が一緒とはな〜。合宿の意味ないじゃん。ないってのは言いすぎだけど、集中的に練習できなくなるわけ……でもないか。うちの部活って先輩たちも含めて、女子がいる方がやる気出すし。いいカッコ見せようとして意図的にスーパープレイするし。大会でやってほしいけど…。もしかしたら花女の人達がいたら優勝狙えるな〜。

 

 

「何間抜けな顔してんの?いつものことだけど」

 

「なんでわざわざ棘のある言い方するかな〜」

 

「事実でしょ?」

 

「…うん、まぁ。奥沢が可愛いのと同じくらいには」

 

「は…はぁ!?何言ってんのアンタ馬鹿じゃないの!?」

 

「え、学年3位なんだけど?」

 

「…やっぱり馬鹿だわ」

 

「なんで!?」

 

 

 奥沢に捕まってる間に、うちの先輩たちが何やら騒ぎ始めた。あの騒ぎ方となると…、新しく可愛い子を見つけたってとこかな。…うーん、合宿所で新しく(・・・)見つけたってとこがおかしいよな。あと、何やら黒服の人達がいるんだけどどうしたんだか…。あれボディーガードって人達だよね。どこぞの令嬢かな。

 

 

「はぁー、ほんとに来たんだ…」

 

「ん?奥沢の知り合い?」

 

「知り合いというか…まぁ。ハロハピを知ってるならアンタも知ってるよ」

 

「俺も?ってことはハロハピの人だよな…」

 

「美咲ー!ここにいたのね!」

 

「あーもう。なんで来ちゃうかなぁ、こころ」

 

「…え、ボーカルの弦巻さん?」

 

 

 先輩たちのアホみたいな包囲網を軽々と抜けた弦巻さんが、奥沢さんに抱きついた。なにやら俺の目の前で百合ゆりしぃ展開が広がってるんだが…。

 ハロハピボーカルの弦巻こころさん。えげつない身体能力の持ち主で、ナイスバディな女の子。いつも笑顔で活発な性格で、それでいて羞恥心をどこへやらって子。胸元見えてたって気にしないし、スカート履いてても気にせずに動くから見ててドキドキする、らしい。まぁ可愛い子なんだけどさ、やっぱ姉ちゃんには勝てねぇよ。

 そう思って眺めてたら、弦巻さんが急にこっちを見た。綺麗な瞳で真っ直ぐ見つめられても残念ときめきません。って違うな。この子はそういう目で見てるんじゃなくて、俺がどういう人間か見ようとしてるっぽい。

 

 

「あなたが燐子の弟の蓮ね!」

 

「え、うん。そうだけどなんで知ってるの?」

 

「だって美咲がよk「ちょっとこころ!何言おうとしてんの!」」

 

「ちょいちょい奥沢。弦巻さんが息できなくなるぞ」

 

「大丈夫!口は抑えてるけど鼻は抑えてないから!」

 

「…えぇー」

 

 

 まぁ呼吸ができるなら苦しくないだろうけどさ。弦巻さんは目をパチクリさせてるんだよね。ところで弦巻さんは動揺することがあるのだろうか。さっきのを見ただけでも、二人が相当仲良しなのはわかる。その仲の良い友達が急にこんな行動取ってるのに、全然驚いてないんだよね。…あ、もしかしたら奥沢って普段からこういう感「そんなわけないでしょ!」あ、はい。

 

 

「心読むのやめてくれない?」

 

「あんたが失礼なこと考えるからでしょ!」

 

「美咲はやっぱり彼と仲が良いのね!」

 

「こころは何を見てそんなこと言ってんの!?そんなわけないじゃん!」

 

「そうかしら?美咲は今、とーってもイイ顔をしてるじゃない!」

 

「病院行けば?」

 

「あたしはどこもおかしくないわよ?それより蓮」

 

「何?弦巻さん」

 

「あたしのことはこころで良いわ!」

 

「あ、うん」

 

「あたし、あなたとならここでとーってもハッピーなことができると思うの!」

 

「ハッピーなこと?何それ面白そう!どんなことするの?」

 

「何をするかはこれから決めるわ!」

 

「あはは!誘っといて決めてないんだね!でも、決めるのも楽しいからね!」

 

「ええ!」

 

 

 こころって面白い人だなー。こんなに目をキラキラさせて話しかけてるのに、どう行動するかは何も決めてない。というか、こころって抽象的なことしか決めないよね、たぶん。

 

 

「…あんたら仲良さそうだね」

 

「ええそうよ!今仲良くなれたの!美咲のおかげだわ!」

 

「紹介するつもりもなかったんだけどね…。それより白金の方も練習あるでしょ。こころに構ってる暇なんてないんじゃないの?」

 

「あ、忘れてた!」

 

「なんで忘れてんのよ…」

 

「あら?蓮も練習があるのかしら?」

 

「まぁな。だから休憩の時とか、今日の練習終わってからならこころに付き合えるかな」

 

「そう。だったらあたしも練習に参加するわ!」

 

「え?」

 

「蓮と一緒なら面白そうだもの!」

 

「うーん。どうなんだろ…まぁ部長に聞いたらなんとかなるかな」

 

「決まりね!」

 

 

 ヒャッホー!こころと練習じゃーい!あの変態な相棒とばっか練習すんのも飽きてきたし、たまには違う子とも練習しないとなぁ!しかもあのこころだ!羞恥心皆無の!練習着…は黒服の人が用意してるなぁ!早いなぁ!そしてミニスカート!ナイスだわ!俺は後衛だし、これならこころのパン「死ね!」あぁー!!スネはいかんよ!スネは!

 

 

「何してるの?美咲」

 

「こいつがこころの下着見ようなんて企んでるから、制裁加えといただけ」

 

「あら、蓮はあたしの下着が見たいのね!構わないわよ!」

 

「は?」

 

「まじで!?」

 

「こころ正気!?あんたまさか貞操観念までおかしなことなってないわよね!?」

 

「奥沢落ち着け。こころは正気だろうから」

 

「あんたは黙って死んでなさい!」

 

「だって下着を見せたって何も困ることないじゃない!それで蓮が笑顔になるならあたしは構わないわよ!」

 

 

 なんだこの子は!天使なのか!?エロスが使わせた天使なのか!?いや、天使とエロスに繋がりはないはずだけど。そっかそっかー、正直ここまでぶっとんでるとは思ってなかったけど、同意の上なら問題ないよな!

 

 

「…じゃあもういっそあんたら付き合ったら?それならそういうのしてもおかしくないわけだし」

(ま、シスコンな白金とこころならくっつくわけないよね)

 

「そうなの?それなら付き合おうかしら!ね?蓮!」

 

「ん。そうするか!」

 

「………は?…はぁぁ!?」

 

『お姉ちゃんはそんな簡単に付き合うの許さないからね!』

 

「燐子先輩なんで状況理解してんの!?」




最後のやり取りをやりたかっただけです。
中・高時代のバカ話を使っていいならまだ書けますが、わりとネタ切れ寸前です。
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