熱狂、混沌、死闘。その戦いを何と表現すればいいか
一言でいうなら簡単だ『サッカー』と。
だが、今ここで起きている事を其の一言で占めるのは些か『相応しくない』
ああ、でも
「止めろ!皆!!」
「決めろ、雪乃!」
『この世界』は本来は存在しないはずで、『並行世界』と断じて良かったのに
それでも、俺は―—―
「
懸命に、必死に、生きていたんだ
クロノストーム 5・6 ザ・ラグーン
「悪いね天馬。こうなった。」
「どうして……どうしてなんだよ!雪乃!!」
「そう怒らないでよ。僕は僕が信じる物を、天馬は天馬が信じる物を懸けて戦ったんだ。だから、より強い者が、強い信念を持つ者が勝つのは当然なんだよ。さて、時間も余り残されてないし、僕はもう行くよ。
さようなら、天馬」
「雪乃!!ゆき―—
「―-い、雪乃?如何したのさ。最後の日なのに寝ぼけているのかい」
「サル。んーちょっと前を思い出してね。」
「ちょっと前?娘さんとの会話?」
「ううん。天馬の」
「ああ、そっち」
「もう大丈夫だよ。じゃ、逝こうか」
そんなコンビニ行くような感覚で、僕達は燃え滾るマグマが溢れる火口へと飛び込んだ―—
「ザナークッ!!」
「スーパーザナーク様だ!「いいから!」っち。今ここに再誕する。『神、グレートマックスなオレ』ッ!!ス―――—―「今!強制シュートチェイン!」
「「ザ・モンスターズ
もし、もしも
『世界崩壊』なんて在り来たりで最悪な馬鹿みたいな事が無ければ。
人間の選択が『次の世代の子供達』との『徹底戦争』ではなく『共存』を選んでいれば
「サリュー・エヴァン」
「ん?」
「ありがとう」
「………そう言うのは生きて帰って
「あっはは。星の爆発に巻き込まれて喉が無事ならね」
「「ギャラクティカフォール
ー>はじめから
『デーブデータが初期化されますがよろしいですか?』
――――――—
「ヤバい、遅刻する!」
朝起きたら目覚まし時計が仕事してないとかうっそだろお前!なんとか近所の進学校に汗水たらして入学できたのに初日遅刻は笑えませんって!
『は?遅刻?は~(クソでか溜息)君もう帰っていいよ。』
『ふぁ!?』
しまった焦り過ぎて語録垂れ流しになっている。大丈夫、大丈夫この小説は健全だから。
多分
「とう、ちゃく!何とかまにあ「サッカー何て下らねぇ!!」
な、なにごと!?
目的の中学校に着いたらなぜかサッカーのグラウンドみたいなところで言い合いが起きているしその周りには死屍累々とユニフォームを着た人達が寝転がっているし……
あ、校長?いや理事長の人が出てきた。
あのいかにも不良ぽい子と髪にチョココロネを乗っけている生徒との喧嘩でも起きたのかな?
う~ん遠くて声が聞えない。
あ!コロネ君が吹っ飛ばされた!痛そう
取りあえず、近づきますか(野次馬感)
ん?サッカー部を懸けてサッカーでバトルする?
あの不良っぽい生徒と一対一で?
「おい、大丈夫かよ?」
「ドリブルの一人練習とかなら毎日やっていますし………。い、いけますよ。」
ええぇ…すっごい目を逸らしながら言っても。あ、被った。やっぱ皆も同じ事思っているし(ほかの野次馬)
僕?僕は
「大丈夫!なんとかなります!」
彼にすっごい興味が沸いている。まさか初日からこんなのが見れるなんて。
「面白い物を見せてよね。名前の知らないチョココロネ君」
「俺の名前は剣城京介。サッカー…やろうぜ。天馬くん。」
二人のサッカーバトル?は言ってしまえば剣城くんの一人舞台みたいだ。僕みたいな素人でも彼の動きは凄まじいの一言だしまだお遊び感覚で遊んでいる
そして、コロネ君―—天馬君は遊ばれている。ボールを取るどころか触れる事すら出来ていない。
いや、触れてはいる。
剣城君の蹴ったボールに吹き飛ばされて
だけど
「ちッ!」
「はあはあ… まだまだ!」
それでも彼は何度でも立ち上がっていく。周囲の目が落胆した者に変わっていく中、僕だけは視線から面白半分が完全に消え、彼を、天馬君をじっと見つめていた。
「そろそろ飽きてきた。終りにするぜ。」
そう言い、彼はボールを器用に足先で持ち上げる。その様子にユニフォームを着た人たちは騒めく
”必殺技”と
「はあああああ、『デスソード』」
持ち上げたボールを蹴り込み漆黒のオーラが収束していく。そして、彼が剣を振り下すように腕を薙ぐと漆黒のオーラが爆発。黒き剣となって天馬に猛然と迫りくる。
周囲の人間が口々に逃げろと叫ぶ。それ程までに圧を感じているが
「逃げるもんか!俺はサッカーをやるためにここまで来たんだ。絶対に決めてやる。そう決めていたんだ!サッカーに『命を救われた』あの日からずっと……
うぉおおおおお!サッカーをやるんだ……。やると決めたら絶対にやるんだ―っ!!!」
天馬が酒んだ瞬間、彼の背中から紫色の何かが沸き上がる。まるで
ポトリ、と音を立てて落ちたボールにしっかりとした足でボールを取る少年
松風天馬がボールを取っていた
「な…取っただと!」
「やったわ!ボールを取ったって事は天馬君の勝ちね!」
「うん。やっぱり彼は『面白い』や」
何となくだけど、彼は凄い人物になる気がする。最後まで諦めずに自分を貫く事が出来る人間は必ず大成する。
「天馬……サッカーか」
ちょっと長いかなーと思う髪に真新しい桜の葉を風に乗せられながら校舎に振り向く。
改築したての校舎に渾然と輝く『イナズママーク』
ホッと一息ついて天馬たちに視線を戻すと、黄色いユニフォームを着た人たちと何処かへ行くところだった。
「う~む。これ以上は付いて行けないかな?」
残念極まりないけど。今の僕はまだサッカー部と何の関係もない部外者だし。そろそろ始業式も始まるし…
「ま。また後で見に来ればいいかな。」
見に行けないのは非常に、誠に残念で溜まらないけど(滅茶苦茶文法)
まだ序盤の序盤。物語はお楽しみにね~っと
「ところで、教室はどこ?こ↑こ↓?」
ま、いっかと僕―—『
ちなみに遅刻寸前だった。なのに『人間の屑がこのやろ~』と言われた。
えぇ……?(困惑)
―—―はい。
『データを消去しました。再び始めますか?』
―—―はい
『貴方の名前を入力してください』
―—―僕の、名前は‥‥