メインのポケモンより人気あるんじゃ…………。
「それで師匠の勧めてくれた株が上がってさー」
「私にはよくわかりませんよ……」
「あれ? 産まれますよ」
そしてシルフィを仲間に加えて夜になった。
皆で団らんしてたらフィロリアルの卵にヒビが入った。
どうも産まれるらしい。
「ピイ!」
「白いフィロリアルだ」
元気よく産まれ、俺に近づきスリスリしてくる。
刷り込みだったっけ? 俺が良いハンターだからか?
「ピイピイ」
「うっわあ~可愛いですね。雌みたいですが名前は何にするんですか?」
「そうだな~」
白、雪、ピイ、鳥…………
「よし、決めた」
「ピイピイ」
「お前の名前はキラークイーンだ!」
「「何故!?」」
「ピイ!?」
「何でそんな名前に!?」
「いやぁ魔除けに良いかなって」
魔除けの意味もあるんだけど他人の『平穏な人生』を守ってほしいって事なんだ。
……キングクリムゾンの方がよかったかな? 常に絶頂に居られるようにさ。
まあ競争羽にしようと思ってるから強そうな名前の方がいい。
卵の殻を武器にいれておこう。
もしかしたらまた魔物を仲間に入れるかもしれない。魔物のステータス補正は欲しい。
ピキピキ
あ、もう一つの方も卵にヒビが入った。
この卵は何の卵か分からないから気がかりだった。
卵が割れ、中ら出てきたのは
「シャー」
蛇、それも白い。
確か白い蛇って縁起がいいんだったけ?
「シャー」
体長30cmくらいあるかな? 巻き付いてきたんだけどこれも刷り込みなのだろうか?
「見た事無い蛇ですね。亜種の可能性もありますよ」
「亜種か……」
前の世界でも突然変異した動物がいるって聞いたことがある。
それでビーストハンターとかがハントするんだ。
捕獲か討伐かどっちかだけどナックルは捕獲派なのだ。
俺は知り合いに突然変異した動物いるし。
魔物紋があるし暴れないと思うけど。
「……それで名前はどうするんです?」
「どーしようかな」
「普通の名前にしてくださいよ…………」
白、蛇、どうしようか。
D4Cとかメイドインヘブンとかつけたらローナに怒られそう。
だけど
「ローナ何か無い?」
「んーシロとかハクとかあると思いますが……」
カッコ良く名付けた方がやっぱりいいかもしれない。
「よし、お前の名前は夜刀だ」
「かっこいいですね」
たしか夜刀神は蛇だった筈だ。
「ヤトちゃんとでも呼んでやれ」
「ピイピイ」
「シャー」
……なんか可愛いな。
明日は皆でレベリングだし、速く寝ようっと。
「俺と一緒に寝てくれませんか? 一人だと怖くて……」
「しょうがねえな」
「あっ私も一緒に寝ます」
「川の字だな」
次の朝、おねしょで大陸を作ったのは笑い話だ。
◆ ◆ ◆
はい、そして翌日。
「さあ! レベリングだ」
「ピイ」
「シャー」
「zzz」
「シルフィが寝たまま立ってますよ……」
「今回はローナはコイツらの護衛を頼む」
コイツらのLvは1。
フィトリアに会うまで資質上昇をしなければならない。
ってことで山奥まで来てみた。
「GRUUUUUUUUUUUU!!」
「ピイ!」
おっとフィロリアルの天敵のドラゴンですぞ。
体長10m程の大きさですな。
「金剛瀑布X!」
金色の衝撃波を放出し、ドラゴンを真っ二つにした。
俺の勇姿をキラークイーンは見てくれましたかな?
「ピイピイ」
惚れ直したかのようにスリスリして、頭に乗ってきた。
Lvを上げると天使の姿になるんだよな。
早く見たい。
「GUGAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
「まだいたのか? エアストスラッシュX」
「GUUUUUUUUUU!?」
番かな? 尾行して住みかに入るって手もあるな?
もしかしたら宝を貯めてるかもしれない。
『おい貴s』
「風王裂空斬X!」
風で出来た斬撃が鳥を真っ二つにする。
今喋って無かったか? 気のせいだろうか…………。
喋る魔物なんてこの世界にはいるんだよな。
前の世界でも不思議な動物とかいたし。
つーか鳥って言うかグリフォン?
どっちみちフィロリアル様の天敵だからデストロイですな。
解体して武器に吸わせよう。
ふむふむ解体して入れると部位事によりボーナスが違うなぁ。
おっスキルゲット。
ドロップも結構良いな、グリフィンアーマーだって。
…………何か引っ掛かるような気がする。デジャウ?
「ハジメ様、凄いレベル上がりましたよ」
「それじゃ資質上昇するぞ」
取り敢えず、レベルを下げて資質を上昇させる。
この辺はLv55が適正であり、自分のレベルはもう60近いので下げておこう。
レベルを下げてまたレベルを上げるので、スキルや魔法強化のポイントを増やす事が出来るのだ。
活性地に行くのが楽しみになってきた。
「おっいたいたお前が斧の勇者か。黙って殺されて俺の糧になりな。死ね!!」
「トマホークボマーX!」
「ギャアアアアアアアアアアア!?」
投げた斧が爆発してダメージを与える。
よく波の尖兵のカス共が尾行したりして挑んでくるのだ。
今の顔は抹殺者リストに乗っていた人間だな。
転生者だし問題無しだし、後で家に乗り込んで何か奪おう。
もう慈悲は無い。
「うっ……あ……」
「サンダーアックスV」ドシャ
こいつら少し才能があるだけで努力しないし、油断が多い奴等が多い。
念能力を使わずに容易く殺れる。
「ハジメ様! そろそろお昼にしましょう。グリフィンの焼き肉ですよ!」
「良い匂いだ……」
ローナが何か作ってくれたようだ。
ハーブか? そんなのが巻かれているようだ。
「おいしいっ!」
「シャー」
「ピイピイ」
「本当だ、美味しいな」
凄い肉汁が噛むと出てくる。
家で手伝いしてるとか聞いたけど相当家事スキルはあるようだ。
……キラークイーンと夜刀が大きくなっているような気がする。
シルフィもたくさん食べているようだ。
そろそろキラークイーンは天使になるのか……
レベル上げと資質上昇を繰り返しながら夕方になるまで続くのだった。
◆ ◆ ◆
「お腹すいた~」
「ピイピイ」
「シャー」
まだお肉の残りあるから家で焼いてやるか。
肉料理品質上昇があるから味に補正がかかる。
よくよく見るとキラークイーンが朝よりも大きくなっているようだ。
明日辺りに天使化するだろう。
「うわー大きくなりましたね」
「明日に天使になるだろうな」
「死んじゃうんですか…………」
「死なねえよ」
尚文もそんな事言ってたな。
シルフィも大きくなるな。
それじゃ帰るかな。
「ポータルアックス」
家の前にポータルを記録したのだ。
本当に便利だなこのスキル。
「さ、お風呂入りましょうか」
「ああ、汚れたからな」
汗と泥まみれだしさっぱりしたいな。
ん? ジメジメした視線を感じるな?
…………あれ? 視線が消えた。
まあいいか、こんな近くでバレてる様じゃ大した事無いだろうし。
「ハジメ様! 一番風呂で良いですよ」
「いいの、じゃあお言葉に甘えて」
今する事は風呂入った後飯食って寝る事だな。
俺は休んで英気を養うのだった。
元々はオリ主の頭は狂っていませんでしたが前の世界で色々あったようです。