詰まっちゃってるので更新これから遅れるかもです。
「中尉が持って帰ってきたこのビームライフルですが、中にビームを発射するためのエネルギーを作るような部分はありませんでした。中にエネルギーを貯めておくと思われる部分しかなかったため、おそらくは打つたびにエネルギーを供給して打つタイプのものだと思われます。」
AEUの上層部では、この報告が期待に沿うものではなかったと言わんばかりに落胆の表情を見せる。
「使われていた素材は?」
「ハッ、これもおそらくは我が軍で使用されているのと同様なナノカーボン素材であり、こちらも特に目新しい発見はありませんでした。しかし、付着していた粒子は最初の4機のガンダムとは酷似していながら違った粒子であるとのことです。」
「フム・・・最初に検出された粒子も碌に解析できていない状況なのだ、いまそんなことがわかったところであまり有用ではないな。」
「しかし、あのビームが粒子を使った物であるとわかったことは大きな進歩と言えるでしょう。」
「その粒子がなにか分からなければ実装もなにもないのだがな。」
「ほかには、何か報告はあるかね。」
研究者と思わしき人物は、資料に目を通しながら話し出す。
「こちらとしての見解も同じく、どちらにせよガンダムの発生させる粒子の解析ができれば研究は大いに進歩するだろうとのことです。」
「やはり、ガンダムの鹵獲は必須。ということか。」
「そうでしょう。次の議題に移りますが例の彼の処遇はいかがしましょうか。」
「そうだな、彼は素晴らしいパイロットと聞いている。それなりの階級において、ユニオンの対ガンダム部隊のような部隊に隊長として配置するのが妥当だろう。」
「そうですな、名目は武装奪取による功績ということで彼には昇進を言い渡しておきましょう。」
「異議なし。」「そうですな。」「賛成です。」
俺はフランスに戻るとマネキン大佐に呼び出された。
「プロト・ゼロ中尉です。ただいま参りました。」
一言かけて、返事をまつ。
「きたか、入り給え。」
「ハッ、失礼いたします。」
ドアを開け室内へと入る、マネキン大佐は奥の机に座っていた。
「今回君を呼んだ理由なのだが、おめでとう。昇進だ。貴公は本日付で上級大尉へと2階級特進となる。」
「ハッ、謹んでお受けいたします。」
敬礼をし、階級バッジを受け取る。心当たりはあるが、まさか2階級特進とは思ってもみなかった。
「ついては上層部から君を隊長とした対ガンダム部隊を編成しろ。との通達だが・・・」
「申し訳ありませんが、それについては辞退させていただきたく思います。」
俺はあることもあり、隊長になって率いることはできないだろう。そう考えていた。
「ほう? 理由をきかせてもらってもいいかな?」
「恐れながら、私自身の技量は知っていただけていることと存じますが、私と隊列を組んだとしても私についてこられずに隊員を殺してしまうと考えたからです。私自身、ガンダムとの戦闘は一騎打ちが多く、その一騎打ちで戦ってきました。なので私を隊列に入れるのではなく、ほかの人員で隊列を組み、私とガンダムとの一騎打ちに持ち込むようにして頂ければガンダムを仕留めて見せましょう。そう上層部の方にはお伝えください。」
「大きく出たな。いつもなら調子に乗るなと言っているところだが。君の戦績を見るに私も自分からは言い出せないがそれがいいのではと考えていた。わかった、上層部にはそう伝えておこう。」
「ありがとうございます。」
俺はもう一度マネキン大佐に敬礼をし、部屋をあとにした。
俺は新しいガンダムが出現してから、幾度となく駆り出されていた。今回は3度目だ。
「場所は?」
これまでも2つのAEUの基地が新しく出現したガンダムによって襲撃されている。今までの活動の中で、基地に直接攻撃をかけるなどといったことはなかったため、ソレスタルビーイングの何かが変わったのか、それとも奴らが違うのか、その答えは出ていない。そしてアレハンドロ氏からはなんの命令やら報告もなく、こちらからも通信を行う気はなかった。そして何故か新しいガンダムの出現と同時期にラグナ氏との連絡も取れなくなってしまった。監視者かどうかなど、聞きたいこともあったのだが。
「イタリア北東部基地です。ただいま新型ガンダム3機と交戦中。」
「了解した。直ちに救援に向かう。」
全速力でイタリアに向かう。だが、到着した頃にはほぼ全滅した後であった。
「見つけた!」
飛行形態で赤い粒子を大量散布している機体に接近する。
だが、敵のガンダムは俺の機体を見つけるとすぐさま3機とも、撤退してしまった。
「クソッ!またか!」
俺はやりようのない怒りを画面にぶつける。最初の一戦目で、でかい剣を持った機体と多少相手をしたきり、勝てないと見るやこちらが姿を見せるとすぐに撤退してしまう。
味方を散々にやられ、敵討ちの機会は逃げてしまう。俺は頭に残る悲鳴をBGMに無力感に苛まれていた。
「げっ!」
ネーナ・トリニティは白いイナクトが接近しているのに気づき、兄達に報告する。
「ミハ兄、ヨハン兄、あいつ来ちゃったよ!」
「チッ! まぁ、ほぼ壊滅させた。これ以上はいいだろう。撤退する。」
「ラグナに言われてなけりゃあぶっ倒すのによ。」
「そんなこといって最初やられるとこだったじゃん。」
「うるせぇ! 気分が悪かったんだよ! あんな奴簡単にたおせらぁ!」
ミハエルは文句をたれつつも撤退行動に入る。
トリニティがプロトと戦ったのは、鹵獲作戦を入れて、2回のみである。
鹵獲作戦の前にも、ラグナ・ハーヴェイから白いイナクトには勝てない。戦うな。と忠告されていたが、その実力を甘く見てスローネアインが小破されてしまい、挙げ句の果てにビームライフルを奪われてしまった。
そして続く二回目はAEUの基地を最初に襲撃した時である。その時はミハエルがヨハンの忠告を聞かずに戦闘をふっかけた結果、すぐさますべてのファングを撃墜されてしまい、ネーナとヨハンで無理やりにでも引きずって撤退した。その時に実力差がわかったのか、ミハエルもその時以降強くはいってこない。
「作戦完了に今のところ支障はないが、作戦完遂の前に登場されると厄介だな。」
「そんときはラグナにあいつがきたからむりだったーっていえば許してくれるよ。」
「アマエンナ、アマエンナ。」
「なに? ハロあんなの相手にしろって? 無理無理、あんな化物勝てるわけないって。」
「だーかーらー、次戦ったら勝てるっつってんだろ!」
「もーホントムカつくあの白いの。」
「ん? ラグナから次のミッションが入った。目標ポイントに向かう。」
「またかよ。」
ミハエルは先ほどの威勢はどこに行ったのか、疲れたふうに愚痴をはく。
「ヤーダー、ここんとこ働き詰めじゃなーい。」
ネーナも不満そうに告げる。
「我慢しろ、戦争根絶を達成させるためだ。」
「あーもう! うん?」
ネーナはある一点をズームアップする。
「なぁにこれぇ? こっちは必死でお仕事やってんのに、脳天気に遊んじゃってさぁ、あんたら分かってないでしょ?」
ネーナはそこで一旦区切ると機体を進行方向からずらす。
「世界は変わろうとしてるんだよ?」
そのずらした先にはパーティー会場が見えていた。
「ガンダムが一般市民を攻撃しただと?」
俺は報告を聞いて少なからず驚いていた。ガンダム、いや、ソレスタルビーイングはその行動は褒めたものではないが、何かしらの理念があって行動していると思っていたからだ。
だが、今回のことで疑問がうかんだ。何より、一般人を攻撃したのが許せない。
「それでは、本当にテロリストではないか。」
俺は今までどこかで信じていたのかもしれない。未だにガンダムを見ると頭が軋むことがある。だが、それをどこかで懐かしがっている自分もいるようで。
ガンダムは敵。ガンダムは味方。ガンダムは英雄。
俺はガンダムを敵として見たくはないような、そんな意識も浮かぶことがある。
けれど、それはこれまでの話だ。
「ガンダム・・・俺は貴様らを撃つ。」
俺は覚悟を決めた。
それがこの頭の中にずっと鳴り響いていた・・・アレンの泣き声を鎮める道と信じて。
それがずっと流れ込んで来ていた・・・世界の悪意に引きずられた結果だとも知らずに。
今のところ魔改造ジンクスになりそうです。
元の色が白っぽいので色は白じゃなくなるかもですけど。
1ガンダムは流石にリボンズの信頼勝ち取ってるわけでもないからむりかなぁ。
GNイナクトは、よく考えたら作れるような技師もいないし無理じゃね?てなことで