無印かSEEDでもいいかなーとは思ったけど無印は正直あまり覚えてないしSEEDよりも00が書きたかったので00にしました。今のところ主人公はAEUのパイロット。
「システム、オールグリーン。・・・敵は?」
「所属不明の機体みたいです。特徴は全身青色でツインアイのモビルスーツ。」
俺はヘルメットをかぶりつつ自分に任された機体の中で出撃前の準備を終わらせる。
「それにしてもあのエース様があっさりとやられたらしいぜ。新型機だってのになっさけねぇ。てめぇもせいぜい俺の足引っ張らないよ
うにしろよな。超・兵・さ・ま」
名も知らぬパイロットが悪態をついてくる。自分の記憶には残ってないが、あちらはこちらを知っているようだ。俺の記憶に残っていないということはそれほどの人物ではないのだろう。
「・・・フン」
「チッ、俺が落としてその仏頂面歪ませてやるから、待ってやがれ。」
「二人共喧嘩しないでください。先に出撃した部隊も1機が墜落したとの報告も来ています。十分にご注意を。」
「了解した。ヘリオン、プロト・ゼロ少尉。出撃する。」
ハッチが開き機体を落下させる。体にかかるGが心地よい。操縦桿も十分に手になじむ。
そして機体を上昇させ、襲撃してきた機体を目視した。
そこには人体で言うところの額にツインアンテナ、右手に大きな実体剣をつけた機体がバックパックと思われるところから光の粒を発しながら飛翔していた。
「あれは?・・・GUN・・・DAM。ガンダム?」
俺はその機体に書かれたアルファベットの羅列を見てどことなく懐かしさを感じていた。どういうことだろうか、ガンダムなんて聞いたこともないはずだったのに。ひどく懐かしい。頭が軋む。
「距離を取れ!新型とて相手は一機。包囲して殲滅する。」
先に出撃していたうちの一機が通信を使用し呼びかけてくる。
「了解」と短く返す。
「・・・っ!」
とたんに下からプレッシャーを感じMS形態へと瞬時に変形し、プレッシャーの向いている方向にいる機体にリニアライフルを発射した。
リニアライフルが直撃したその機体は機体へのダメージはあまりないが後方へとぶれた。
「何をしているゼロ少尉!血迷ったk・・・!!」
そして機体のいた場所にピンク色の熱戦が通り抜ける。
「敵襲です!!」
「したからか!」
はじめの一撃は外れたもののその射撃は収まらず自分以外の機体はすベて落とされてしまった。
(・・・!!プレッシャー・・・上かっ!)
すぐさまソニックブレイドを抜刀し。青い機体からの実体剣の一撃を受け止める。がソニックブレイドがすぐさま削られていく。これでは持たない!!
ソニックブレイドを手放し距離を取る。下からの狙撃も来るがどこに来るかはわかっているから避けるのは問題ない。が、青い機体がすぐさま斬りかかってくる。
青い機体の剣戟をギリギリで避けるが下からの狙撃でリニアライフルが被弾すぐさま青い機体に投げつける。
青い機体は投げつけたリニアライフルを切り払い。迫ってくる、と同時に下からのプレッシャー。青い機体からの斬撃を間一髪で避ける。がすぐさま下から狙撃が迫る。機体の上半身をひねり回避行動を取る、が機体がついてこない。下からの狙撃で飛行するためのユニットに被弾。推進力をなくし墜落していく。
「クソッ!クソッ!ガンダムめっ!また俺の壁になるのかっ!・・・また?まただと?」
ゆっくりと墜落していく機体の中、自分の言ったことに困惑と頭痛を覚えながら。
俺は青い機体の飛んでいった方向を睨んでいた。
翌日、俺は病院のベッドの上にいた。
外傷はなかったものの、検査ということで昨日は入院させられたのだ。
俺はベッドの上でニュースを見ていた。
そして一連の事件そしてソレスタルビーイングの武力介入の声明。
俺はどこかこれを見たことがあるような。そしてガンダムというMSに引っ掛かりを覚えていた。
だが思い出そうとすると頭痛がやまない。
まるで思い出すなとでも言うように、お前にはいらないとでも言うように感じていた。
俺の記憶が残っているのは今から3年前からあとのことだけだ。
気づいたときには俺はどこかの施設に収容されていた。
毎日何かの機械を頭に付け、何かのデータを取られていた。
俺はそこでは実験体A―00、またプロト・ゼロと呼ばれていた。
実験は毎日続いた。自分のことなど何もわからなかったこの頃は、自分のことをプロト・ゼロと呼んでくれる研究員の人を父親のように思っていた。
そんなある日だった。俺を護送する飛行機が原因不明の機体トラブルをおこし。墜落してしまったのだ。
俺は落ちていく飛行機の中で簡単に意識を手放した。
次に目が覚めたのがどこかの島の海岸だった。
俺はどうすればいいのかわからなくなり喚き叫んだ。自分が父親のようだと慕っていた研究員は一緒の飛行機に乗っていたので生存は絶望的だと分かっていたので。自分は無人島でひとり、また一人になってしまったと泣き叫んだ。喉が潰れるまで叫んだ。
運が良かったのはその島にちょうど訓練中の機体の不備で不時着したAEUのパイロットがいたことだろう。
そのまま俺はAEUの軍へとパイロットとして引き取られた。
パイロットとしての適性は十分だった。
コックピットに乗った時も既視感とともに魂が喜んでいるようなやりようのない歓喜が湧き出したりなどして、少し不思議な体験をした。
俺はパトリック・コーラサワーの出した最高記録を軽く凌駕するほどのスコアを叩き出したりもしたが、何故か軍部によって隠匿されたりなどして表には出ていないが、イナクトが準備できたらすぐに配備してやるなどといったことも言われていた。
だが、俺は落とされてしまった。新型機との2対1だったからとは言え軍部の期待に沿うことができなかった。機体がついてこないなどといいわけにもならない。
―――強くならなければ。ガンダムなど軽くあしらえるほど、強く。
ベッドの上で俺は今までにない覚悟を決めた。
一応主人公はプロローグで意識を失った安室零士くんです。
のちのち、ゲームを起動してから人革連の超兵の研究所に飛ばされるまでの話も書こうと思ってます。一応別で進めているFateの二次創作の方優先するのでこっちは更新がまちまちになるかもです。