俺らは此の世界で生きて行く   作:岐阜の人

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夢追い人 後編

私の否私達の目の前に居るローブの人は・・そうサイトさん自身が兄弟だと言って仲良くしていた「笹山浩二」其の人だ

 

もし仮に所謂今見ているのが「予知夢」と言う類ならどの様な経緯で浩二さんは其の浩二さんが叶えたいと望んで居た「日本民主主義人民共和国連邦」と「私達のいるトリスティン王国」が戦争状態に成ったのだろう?

 

 

そう先程の話を聞いていると浩二さんが建国した国は所謂トリスティン王国から国境による挑発行為を受けた上に・・そして所謂アン王女の為の専属の身分を問わず作戦に遂行する事が可能な専門集団による行為を受けた事に成る

 

だけど今現在トリスティン王国の周辺国と言うべき国々は「ガリア王国、クルデンホルク大公国、ゲルマニア帝国そしてランドリア湖を挟んで向かい側のオルレアン大公国連邦そしてアルビオン王国」と成るのだ

 

そして此処でオルレアン大公国連邦は多分だが浩二さんの建国をする国に対して何も興さない筈であろう「基本的に彼の国は此の世界のスイス連邦の様に攻められたら攻め返す」と言うのが彼の国の信条だ

 

そして何よりトリスティン王国が前にオルレアン大公国に攻めて来た10数年後に第三国の仲介で「ランドリア湖に面するオルレアン大公国連邦、トリスティン王国そしてゲルマニア王国は如何なる理由が有ろうと直接的な軍事行動の禁止其れを破る国は他の2国と一緒に制裁の為に軍事侵攻を決める」と言う「ランドリア条約」と言うのを結んで居るそう

 

だからこそ「ランドリア条約」と言う条約には色々と抜け穴みたいなのが存在が有る其れが一番いい例は「直接的ではない軍事行動」そう「傭兵や・・そうあの忌々しいナチス・ドイツの突撃隊や武装親衛隊みたいな存在」により軍事行動を起こすと言うのだ

 

さて仮にオルレアン大公国でなければ何処に成るのだろうか・・そうやっぱ考えたくは無いけど私の最初の前世の世界線で言う所の「神聖アルビオン皇国又は共和国」に相当をする国家が

 

・・そう考えたくは無いけども笹川浩二さんそして其のサイトさんの保護者的存在である「三島秀平さん」が其の新たな独立国である国を創ったのだろう

 

そう多分だが国名が「レンヌ国家連合」と言う様な名称に成るかも知れないわね・・そうあの秀平さんなら「嘗て滅んだ国家の名前を使用して此の世界におけるブルテン諸島の全域を支配をしていたアルビオン王国の名前を出さず

 

そしてアルビオン王国と同じ様に嘗てこのブリテン諸島の全域を支配をしていた存在の名前を寄与すれば此の世界でのケルト民族に相当をする此のブリテン諸島に居るアルモニカ民族の諸民族は歓喜をするだろう

 

そう彼らアルモニカ民族からすれば後から来たイングランド人に相当をするエウロパ大陸の人間と言うか人種に対しての差別そして偏見・・そして異民族を頂点とする其の体制の全てが憎むべき葬るべき存在と解釈するだろう

 

其れに仮に此の世界でもあのインチキ虚無の使い手にして神聖アルビオン共和国の盟主に成るオリバー・クロムウェルが先程述べた神聖アルビオンと言う名を出した其の瞬間に

 

そう嘗てヒルべニア共和国そしてカレドニア連合国の復活と言う名目の為に其のアルビオン王国討伐連合軍又はアルビオン革命軍に加勢をした勢力は一斉に其の神聖アルビオン共和国から独立をするだろう

 

 

だからこそ嘗て存在をしていた二つの国家の復刻を望む所謂そういう因子の懐柔とそして其の二つの国の亡命政権を匿って居るであろうオルレアン大公国当たりの外交的な繋がり

やあわよくば

 

そう出来れば「対トリスティン王国を名目にした攻守軍事同盟そして経済的協力の為の所謂通貨スワップ的な物の締結」をあの複数の人間に輪廻転生そして憑依転生を繰り返した三島秀平さんには出来る筈だ

 

そして当然の如く此のレンヌ国家連合と言う存在を到底受け入れる事が出来ないであろうアンリエッタ・トリスティン王女と其の取り巻きの人達は其の新興国を認める事が出来ないが故に周辺国を巻き込んで

 

そう嘗ての様な「ヒルべニア・カレドニア2か国の侵攻の為に造られた多国籍軍」と言う物をトリスティン王国が主導をしそして多国籍軍は「新興国のレンヌ国家連合」に軍事侵攻をしたのだろう」

 

そして最終的に此の国家連合軍は其のレンヌ国家連合に対して負けたのかどうかは判らない・・だが浩二さんが先程の言葉を述べた以上「レンヌ国家連合側には其れなりの死傷者」と言う物が出たのは紛れもない事実みたいね

 

だからこそ浩二さん達が率いる「レンヌ国家連合の陸軍特殊部隊的な地位に存在する集団は其のレンヌ国家連合に対しての報復として其の多国籍軍の本国に対してのテロ行為や其の中央政府に反発や反感を持つ所謂地方の分離独立かを勢力

 

そして嘗てのエウロパ帝国の様な超国家又は統一国家の樹立の為に動く所謂超国家主義的な思想を持つ人々に武器や資金援助をして其の中央政府に対して暴れる事により新たな国家の討伐をする為の継続能力の喪失を狙う事が出来ると思うのよね

 

・・まあ多分だが其れを其のレンヌ国家連合の討伐に参加をしないであろうオルレアン大公国連邦やビザンチニア皇国連邦辺りに資金提供を居て貰ったと言う感じかな」そう言う風に考えれば浩二さんの述べた話にもある程度道筋が立てれると言う訳ね

 

そうして浩二さん自身も武器を取り・・そうガンダールブの力を持ち尚且つインテリジェンスソードであるデルフリンガーを使用しても粗生身の浩二さんはサイト相手に互角の戦いをしてのけて居るのよね

 

そう・・だからこそ私は浩二さん自身の前世の世界でどの様な経験を積めば剣豪状態と言ってもいサイト相手に此れだけ渡り合えたのかが気に成る其れ程壮絶な人生を歩んでいるのでしょう

 

そして二人の戦いは何合渡り合ったか判らないがかなりの時間が経過をし・・そして浩二さんが使っていた日本刀がとうとう折れそして浩二さんは予備として所謂小太刀を使い

 

そして又何合か死合いをしたら其の小太刀も折れ・・そして浩二さんは「如何やら兄弟否平賀才人アンタの方が如何やら天に愛されて要るようだな

 

そして敗者に成った俺にはもう何も残されていない・・だからこそ兄弟俺と言う存在が死ぬ前に少し遺言を託してくれないか」そう浩二さんはボロボロに成りながらサイトさんに頼んだんだ

 

「・・そうアレは兄弟が其処のルイズ嬢の護衛の為にトリスティン王国に残り俺等だけが「神聖レンヌ連合国の諜報活動と其の来る打倒レンヌ連合の為の工作員の任をアン王女から受けた際」に有る事象が起きたんだ

 

そう其の時に秀平さんも楓ちゃんも美紀さんも緑姉さんも其の打倒神聖連合での一連の流れで消え失せたんだ・・そう此の世界に言うなら転移魔法的な物だ

 

だからこそ当然の如く「任務の失敗の責任追及」や其れに「敵前逃亡の罪とかによりけじめ射殺命令」と言う恐れとか・・其れに兄弟お前自身に「如何して皆を救う事が出来なかったんだよ」と帰ったら言われて其の返答が浮かばなかったからこそ

 

そして其の異世界で頼れる当ても無い途方に暮れていたから「トリスティン王国で辞任扱いを受けたくなかった」と言う理由で俺は此の旧アルビオン王国のそう此の世界で言う所のイングランドの南側とかを彷徨って居たんだ

 

そして俺が途方にくれて何も無い状態で救ってくれたのが女性エルフの「テファニア」と言う存在そして其の保護者で「元打倒アルビオン王国統一戦線で現アルモニカ諸民族開放戦線のリーダー」だった「マチルダ」と言う女性であった

 

そして俺自身当ても無い状況・・そして俺自身の前世で故郷で有る存在の復活の為に動いていたと言う事を其のマチルダさんに伝えたんだ

 

そうしたら其の話を聞いたマチルダさんは「そうかアンタもトリスティン王国と言うロクデナシ国家の為に身を粉に耐え忍んでいたんだね

 

だがコージあんたの故郷である其の日本民主主義人民共和国連邦と言う国は実現する事には協力できない・・そう私の肩書で判る通りに私は自分の誇り高い自分の先祖から受け継いだアルモニカ人としての血を大事にしている

 

だからこそ其の大和民族と言う民族を主体にする其の日本民族と言う物の為に動く事も出来ないし此の地で二ホンと言う国を創る事も出来ない

 

だが其のアンタの言う二ホンと言う存在の精神と言うのは理解出来たし有る程度此のアルモニカの文化と有る程度の同一性が生まれたからこそ精神的な部分だけは組んでやる

 

だからこそもし行く当てが無かったら私達の所に来ればいい・・そしてアンタが其の叶えたいと望んだ故郷の国の理念とか精神を私達が協力をして挙げるから

 

だからこそアンタも私の組織に協力しないか」と言う風に言われたから・・だから行く当ての無い俺は其のマチルダさんの組織に加盟をして今に至ると言う訳だ

 

そして最終的に其のマチルダさんの造った組織そしてマチルダさん自身が多国籍軍と言う物によって蹂躙されて結局残されたのは別の作戦で共に行動をした俺とマチルダさんの妹分であるテファニアさんだけが其の組織の生き残りに成った

 

だからこそ俺は其の大事な姉を無くして泣いて居た彼女を見て「大国の問題を解決する手段で俺の否俺らの国家を潰そうとした国家全てに対して制裁が必要だ」そう思ったんだよ

 

後は兄弟御前さんにも判るだろ・・だから俺を此の場所で殺してくれ、未だトリスティン王国領でない此の場所で俺を殺せば「任務中に死んだ殉職者」とトリスティン王国内ではそう認められ兄弟自身そして其の使い魔の主であるルイズ嬢に責任追及が発生しない

 

そして此処で生け捕りをしてトリスティン王国で俺の素性とかが知れれば兄弟達には何らかの追求と制裁が下される・・だから兄弟俺をこの場で殺してくれ」そう浩二さんはサイトに対して頼み込んだのだ

 

そう浩二さんは本当に凄い私以上に「命乞い」と言う選択じゃなく「殺してくれ」と普通の人間は言えないだろうし・・其れに立場上では敵と言う立ち位置に有りながら私達に対しても心配をして居てくれた

 

だからこそサイトは涙を流しながら・・そう落ちた水がコップに戻らない様に目の前の兄弟の様に仲良くして居た存在だったものを亡き者にし

 

そして亡き者にされた存在は「兄弟御免な」と殺される事に対して感謝をして・・そして殺した存在を恨まずに息を引き取ったのだ

 

だからこそ私は其の場で涙を零すと言う選択肢しか出来なかったの・・そして二人の戦いを見た私は睡魔に侵されて

 

「ルイズ・・ルイズもう朝だから着替える時間だぞ」そして現実・・其れか有りえたかもしれない未来から今と言う過去へと目覚めた

 

そしてサイトは「其のルイズ何か悪い夢でも見たのか・・其れとも今までの辛い夢でも見たのか?」そう言う風に心配しながら述べてくれた

 

そして私はサイトに対して「起こり得るだろう未来の話そして貴方が兄弟と言うべき存在と剣と刃で交わって居たと言う話」を述べたら「そうか・・だが出来るならそんな未来は見たくないな」そうサイトは返したのだ

 

さて私事ルイズと呼ばれた存在はこの様な未来が起きない様に頑張ろうかな


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