俺らは此の世界で生きて行く   作:岐阜の人

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今日から我らは勤め人 後編

さてと俺は今緑姉さんと一緒に図書館に居る・・そう俺の際遺書の前世出来た此の場所よりかなり広くスペースが確保されていた

 

そして俺や緑姉さんは図書館の本を読んだ・・そう基本的な話だが如何や此の世界で書かれている言語は「ギリシャ語」であるのだ

 

そうだからこそ多分だが此の世界に来た俺らの様な存在が其のギリシャ語と言う物を教えて広めたのだろう・・そしてエルフの人達が使う公用文字と言うのが「ラテン文字」と言うのだそうだ

 

さて此の俺等のメンバーで先程のギリシャ文字とラテン文字を使用できる存在は「秀平さんと緑姉さんと兄弟の浩二」だけであるのだ

 

だからこそ三人だけで会話をする際にはロシア語で会話をしたりギリシャ語で言葉を書きあったりして居るのだ・・そう先程の三人は俺や美紀さんそして楓ちゃん以上に輪廻転生をして居るのだろう

 

そう以前兄弟は俺に対して「俺や大将や緑姉さんは全ての累計転生年数で行けば千年は超えるが・・だが其の殆どは似た様な世界で似た様な時間範囲で生まれるから一つとしてカウントして其の時間軸で生きた平均年数で其の世界の寿命を決めて居るんだよ

 

例を挙げるならそうだな以前兄弟にも述べたが俺の前世の世界で「ヒトラーユーゲントに成り其の後ソ連兵に殺された世界線の話」と言うのを述べたな・・まあ其れを例にすればナチスが台頭をして居た1920年代から大方ナチスが崩壊をする

 

・・まあ俺が歩んだ世界線全てから見て平均的に1960年代の間俺は此の期間の間先程述べたヒトラーユーゲントとして生きた人生の他に元貴族の家系でドイツ国防軍で陸軍大佐まで上り詰め最終的にナチス・ドイツは崩壊をしたが其の世界線のソ連が途中スターリンとかが死亡をして

 

そして共産党を好ましくない勢力により内戦状態に成り、そして其の反ソ系の勢力を最初其のナチスとスターリン無きソ連で協力姿勢を取ったが・・だがナチスの掲げていた「当方生存圏思想」が存在して居た以上結果ソ連領内でファシズム・共産主義・民族主義で内戦状態に成ったんだよな

 

まあ此の大佐として過ごした時間軸のドイツは所謂反ナチスを掲げる軍事将校が軍事クーデターを起こしてな・・まあヒトラー総統がテロに巻き込まれて死にナチス・ドイツは崩壊したんだよな

 

そして別の時間軸では孤児院の孤児として1912年11月21日にバイエルンで生まれて・・そして1932年にナチ党に入党をして武装親衛隊の審査に合格をしてそして1936年のスペイン内戦で活躍もした

 

そして兄弟の世界線の知る第二次世界大戦の末路ドイツがソ連とアメリカに分断されて西ドイツと東ドイツに分かれる世界線と言う物知る居や体験した俺と同じ様な存在アルベルト・ロンメルさんが述べて居たので

 

だからこそ俺や先程のロンメルさんは戦後に南米のアルゼンチンで暮らしていた世界線もある・・まあその様な理屈で俺は其の当時のドイツ人から見て敵性言語のロシア語を覚えなければ成らなくてな

 

だからこそ俺は嫌でもドイツ語とロシア語とイタリア語そしてフランス語をマスターしたと言う訳だ複数の輪廻転生と言う物をする事によってな

 

だからこそ俺以上の輪廻転生経験のある緑姉さんや大将は複数の言語と古典で習う様な古語類をマスターして居るんだよな」そう言う事を兄弟から聞かされた

 

そして俺達は学園の資料を見ていると多分だが異世界から流れ着いたであろう本の類を所々発見をした其れも多分だが俺がルイズと有った最初の世界そして現世でもない又別の並行世界での日本を始めとした地球に存在をする国家群で発行をされた本などを見た

 

そう見つけたタイトルと簡易的内容を述べると「北の覇王蠣崎・・其れで内容が蠣崎氏の当主に成った人が自分の代で北海道の全島、千島列島の全島、樺太の全島、青森県の全てや秋田県の全部、岩手県の北側を支配をすると言う内容」だった

 

そしてアドルフ・ヒトラー作「祖国の夢・・内容は今述べて居る言語によって既存の国家を廃止をして一つの国家又は国家連邦を樹立する事が次の世代に実行をしなければ成らない事だと言う彼自身が書いた我が闘争の次作に当たる内容の様だ」

 

他にもべルート・ムッソリーニ作「イタリアの歌・・其れで内容は彼が教師をして際に書いた本の様でまあ彼自身の自伝的な要素を含んだ作品の様だ

 

其れで彼は自分が暮らしているイタリア王国と言う国が長年の間大きく分けて南北で分断をされた歴史的背景から自分達の暮らしている地域以外の連中を外国人の様な対応をする今の現状に対して打破をするべく

 

そう彼は自身の生徒に対してイタリアの各地方の文化や風習などを音楽の詞の様なものに纏めて提出をしなさいと言う所から此の物語は始まるようだ」

 

そして此の世界で刊行された作品のタイトルは「エウロパの夢」と言うタイトルだった・・そう此の世界線では始祖ブリミルが登場をする以前から存在をする国でそして此の世界でのローマ帝国其れ以上の存在である事は確実視をされる存在

 

そして此の話は嘗てのエウロパ帝国の選帝侯に選ばれる程のガリウス家の末裔で只初版では今はトリスティン王国に暮らす商人ガリウスと書かれて居るが改訂版並びに復刻版ではロマリア連合皇国の一神官と言う風に成って居る様だ

 

そして先程のガリウスは先祖が自身の夢の中に現れて・・そしてエウロパ帝国の復興の為に行動をしろと言う事を告げられてそして彼はエウロパ帝国の復興の為に同じ志を持つ存在を集めエウロパ帝国の復活の為に動くと言う南総里見八犬伝見たいな要素も所々だが有るようだ

 

そしてオスマン校長が現れて「其れでサイト君や調子は如何かね?・・まあ儂の知人や身内にも前世で日本と言う国を知る存在が多くいてね如何しても協力をしたくてね

 

其れでサイト君そして緑さんはルイズ嬢の護衛に行かないのかね」と述べて来たので「主人のルイズの護衛は私達の家長みたいな秀平さんが請け負って居て・・其れで秀平さんは今の仕事をする前は陸軍の特殊部隊で数年働いて居たから下手したら私達の中で一番強いかも知れない」と言う事を述べた後に

 

そして少し考えこむ素振りをした後にオスマン校長は「そうか又頼みになれる事が有れば儂はある程度君達を支援しよう」と述べた後に自身の部屋へと戻っていった


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