俺らは此の世界で生きて行く   作:岐阜の人

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血の価値、血の重み  前編

人間には血と言う物が流れている故に其の血の価値で人生と言う物が大きく左右をされる事もしばしば有るのだ其れが国の存続に繋がる事もあり得るからだ

 

そう何故この話をして居るのかは目の前に居る三人の小娘は其の親の血がよい故に何不自由のない生活を送って居るのだ・・まあ俺自身も人の事は言えんな

 

そして俺は俺以外の5人の事に着いて考えていた・・そう今彼らは此の世界におけるポーランドのロシアよりの場所に居て今から其の土地の支配者として之から歩むのだ

 

そして今俺が置かれている状況と言うのが「以下アルビオン空中諸島群の建前上正統性の有る王朝の今後」と言う事を話しているが俺が知る所ではない我が祖国は日本連邦だ故に深く肩入れをする道理はないが王女に対しては助言はした

 

 

さて俺は之から此のトリスティン王国で成している商売の事柄をしている故に俺は今俺がして居る事は「ギャンブル、サーカスなどの遊興業」を成して居るのだ・・だからこそ今その大半は丸投げをしているのだ

 

さて俺はアン王女に「Mrシューヘー貴方に頼みたい事が有ります貴方はトリスティン王国の人間でもない事を述べて居ましたね私ちう存在がアルビオンに向かえばトリスティン王国はオルレアン大公国に軍事侵攻を仕掛けると述べて居ましたね

 

ですから私やルイズはアルビオンに向かう事は出来ません・・故に貴方を私の名代としてアルビオン王国の地に向かってもらう事は出来ないでしょうかね」と言う風に述べた

 

そう抑々今の俺の立ち位置は「ハルケギニア五重帝国の構成国の所謂ポーランド諸侯内の一貴族」で有るのだ目の前の王女は本当にしたたかだ俺と言う存在を否ハルケギニア5重帝国を生贄に支えようとして居るのだ

 

だからこそ俺は「王女様は誠に申し訳ありませんが今の私自身の身分は俗に言うゲルマニア帝国の貴族な物でゲルマニア帝国は先程述べて居たランドリア条約を結ぶ前から確か裏で同盟を結んで居た筈です

 

そして其の仲介役をに成って居たのはガストン先々代大公だそうです故に此の裏で結んだ同盟は仮に起こるであろうあるイオンの空中諸島群での一大戦争の際にトリスティン王国を潰せる為の算段を描く為の物です

 

そうですね仮に私自身彼の地に赴いたとして先程のアルビオン王国の王族そして王党派の人と謁見をしても魔法と言う物が碌に使えない私を見て対外的印象を悪くする事も充分あり得る事です

 

・・だが此の場で彼の地アルビオンに行くに打って付けな人物が一人います其の人に頼んでみては如何でしょうか其の人なら格としても私よりか良いですからね」と王女に対して返答をした

 

そう此の場所でアルビオンに行っても文句を謂われ無いのはグレナダ嬢只一人だそう彼女の立ち位置は「現ガリア王国の国王の姪御そして領土的面積から言えばガリア王家直轄領より広いグレナダ大公家次女」と言うのが今現在のグレナダ嬢の立ち位置だ

 

さてグレナダ嬢は「秀平さんまさか私が直々にアルビオン王家に行かなくては成らないの・・私がアルビオンに向かえば其の私最悪の場合死んじゃう可能性が有るんだよ」と至極当然のことを述べた

 

そう誰でも戦場に成って居る場所に赴きたいと思う人間は少ないだろう・・そう其れも異国の地であれば尚更文化的に違うからこそ勝手と言う物が聞かない所にはいきたく無かろう

 

故にアン王女は「Mrシューヘー・・貴方が述べた事は大方「missグレナダをアルビオン王国救援への使者に据えよう」として居るのですね」そう王女は述べた

 

そうグレナダ嬢がアルビオンへの使者と成れば話は変わるガリア王国はランドリア条約と言うのに加盟をして居ない彼の地はランドリアと言う天然の要害に接して居ないから

 

だが今までの間周辺国との距離を取って居る事をある意味では「俺等は俺等で好きにして居るから御前らに干渉をしない故に俺らに挑むなら全力で潰す」と言う感じだ

 

だからこそガリア王国と言う国は所謂此の世界でのケルト系の独立戦争の後には外交的行動は何もして居ない国内の所謂レンヌ帝国の再興を望む此の世界で言う所のブルターニュ領域の残党狩りに励んで居るのだ

 

其れで御嬢がもしアルビオンの大地に其のよその国であるトリスティン王国の和平の使者の一人として赴きそして異国の地の一部に成る様な者ならガリア王国と言うトリスティン王国よりもアルビオン王国よりも風前の灯火であるロマリア連合皇国よりも領土的広い国だ

 

其の国が未だ国内にくすぶるレンヌ帝国の再興を望む勢力の所謂虐殺行為をする正当な方法で否其れ以上にレンヌ帝国の文化的な物や伝統や精神と言う物も破壊する流れが創られるかも知れないのだ

 

そう仮に御嬢が死ねば之は「エウロパ帝国並びにレンヌ帝国の再興を望む勢力の対立から所謂民族間の全面戦争」と変わる筈だろう・・そうすればガリア王国は否ガリア王国国王のジョゼフド・ガリア其の人は「之は無き姪の弔い合戦では無い古に消えた亡霊の再興を望む愚か者への制裁の為にアルビオン領域へと我がガリア王国は進軍す」と言う号令の下「オルレアンでもトリスティンでも無い中立国」はレンヌ国家連邦の中閥の為の軍隊派遣と言う手段に出るだろう

 

故にグレナダの御嬢が生きて行ても死んでいてもアルビオンに向かう事に因りガリア王国は否でも争いに引きづりこまれる事に成るのだ其れも血の定めだ

 

 


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