俺から見て大将と言う存在はかなわない存在だ俺より何度も輪廻転生を繰り返して此の世の酸いも甘いも理解して居るのだ
さて之から話す事は所謂回想に成るのだろう「さて公爵閣下貴方が択ぶべき選択は二つです一つは現状維持の儘トリスティン王国と共に歩むと言う選択
そして二つ目は敢えて自身の祖国立つトリスティン王国を守る為に自身の家の家名を犠牲にして独立国として周辺国・・そうですなクルデンホルク大公国を併呑をして
そして其の後にトリスティン王国の所謂君を操る奸臣を撃つと言う大義名分の名を掲げトリスティン王国の併呑そして公爵閣下貴方自身がアンリエッタ王女の保護者と成り摂政となり
そして対外的に見てバリエール朝トリスティン王国状態にさせた後にアルビオン王国への救援をすると言う選択を取ると言う流れ
・・・さて聡明なる公爵閣下なら何方の選択肢がトリスティン王国の益に成るか御理解頂けるでしょう
もし此の侭現状維持の儘で居る事が周辺国特に未回収のオルレアン問題を抱か得ているオルレアン大公国からすればトリスティン王国がランドリア条約の破りを大義名分として攻めるでしょうなあ
そしてゲルマニア五重帝国も長年にわたるトリスティン王国との対立に因り良くて静観普通でも「ひっ迫をするトリスティン王国を助ける」と言う名目でトリスティン王国への干渉
・・まあ一番あり得るのが南をオルレアン大公国連邦が北をゲルマニア5重帝国に併呑をしようと言う分割合意を結んで居る可能性
そして此の地上からトリスティン王国の消滅を望んで居るのでしょう彼らの望みは此の世界に嘗て存在をして居たエウロパ帝国の再建なのですから今現在の国家群が其のエウロパ帝国の再建を邪魔すると判断をすれば如何なる手を使い滅ぼすでしょう
そう今現在進行形でブリミル教の西の総本山であるロマリア連合皇国から独立を企てているゴート諸国連合・・そしてアルビオン空中諸島群に存在するアルビオン王国も嘗て存在して居たヘルベティアそしてカレドニアの2か国の継承国は今現在オルレアン大公国連邦とは間接的に同盟関係が結ばれています
さあ私達と違い深く知識をを持ち聡明なる公爵閣下此の国はもう賽が投げらたんです御決断を」そう大将はルイズの父親に述べたんだよな
そして駄目押しの一手でアンリエッタ王女は「彼が述べて居た事は紛れも無く本当の事です王家に使える暗部部隊通称「王の目」から齎された情報とかみ合います
ですからどうか此の混迷成る私達の祖国トリスティン王国を救う為に「血ぬなれた裏切り者と言う汚名」を背負って貰えないでしょうか」そうアンリエッタ王女は公爵に深々お辞儀をしたのだ
そしてルイズの父親は唸った顔をしていた・・そしてルイズの母親であるが「其れで我がバリエール公爵家がトリスティン王国から分離して何に成ります
さて賢者である流浪者のシューヘー貴方が述べた事が本当の事なら貴方は何をしたいのですか」そう述べたのであれば
そして大将は「無論私自身が望むは私と周囲の平穏ある生活の確保そして周囲からの保証に着きますかね
そう過ぎたる力そして過ぎたる地位過ぎたる名は武器にも防御にも成りますが時には枷否下手したら拘束具と成り果てます
故に私自身が望む物は先程述べた思いが全てです」そう大将は何処か遠いとこを見る目で述べて居た