蒼空が導く異世界道中~2度目の人生は異世界転生!? 作:暁 蒼
知らない人は原作チェックで!
なんて…言ってみたかっただけです。でも後悔はしていない!
ではどうぞ!
蒼達が一誠と出会ってから1週間が過ぎた頃、放課後になり家族達と帰っていると一誠が別の学校の制服を着た女生徒を連れて歩いていた。
蒼達に気づいた一誠が近づいてきて…
「月影先輩!俺の彼女です!」
「天野夕麻です。よろしくお願いします!」
「……一誠」
「はい?」
「いくら寂しいからといってレンタル彼女に手を出すとは…」
「「………えぇ!?」」
真剣な表情で蒼は一誠にそう言われ、一誠と女生徒は驚いたのか驚きの声をあげた。
「何だ、違うのか?」
「違いますよ!何でそうなるんですか!?」
「いや、お前の普段の噂や言動、行動からして……なぁ?」
「確かにな…」
「ごめんね兵藤君、私もそう思う…」
「私も同意件です…すいません」
「やめてー!初の彼女の前で!俺のライフをゴリゴリ削らないでーー!」
蒼達からの一斉攻撃で一誠は悲鳴をあげる。すると一誠の彼女?が一誠に近づいて…
「だっ大丈夫だよ、一誠君!私はどんな一誠君でも好きだよ?」
「ゆ、夕麻ちゃ~ん」
一誠は彼女にそう言われ、少し元気になったのか蒼達の 方に向き直った。
「まぁ、一誠をからかうのはこれくらいにして…月影 蒼だ。よろしくな」
「あ、はい。よろしくお願いします…」
「何かいきなり自己紹介始まった!?てかっ、からかわれたの!?」
「そうだよ?気づかなかったのか?」
一誠のツッコミは蒼が受けとめ、その後は明日奈や他の皆も自己紹介をしてからその場は解散となった。
家に帰った蒼達はリビングに集まり話し合っていた。
「一誠の彼女になった女…どう思う?」
「気配からして堕天使…だろうな」
「でも何故兵藤先輩を…?」
「一誠は神器持ちだ。たぶんそれを危険に思って念のためって所だろうな」
「それで…蒼兄様はどうするのですか?」
「一応警戒しとく。まだ知り合って間もないが、それでも見殺しにする理由にはならないからな。皆もそれとなく見てやってくれ」
「「はい!」」
「わかった」
そんな話し合いをしてから蒼達はその日は眠りについた。
ちなみに最近、蒼の布団に夜架や明日奈が入ってくるようになった。それを見た他の子達が何故かずるいと言いはじめ、最近は順番で一緒に寝るようになっていた。そしてその翌日…
「ふぁ~ぁ、さて起きて朝練に…って今日は雪菜と紗矢華か」
「すぅ…すぅ…」
「にぃ…さん…」
雪菜と紗矢華は気持ちよさそうに眠っている。蒼はそれを起こさないようにベッドから出て朝練に行く。蒼の1日の大体のスケジュールはこんな感じだ。
5:00起床~6:30まで朝の訓練・6:30~朝食の準備
7:00~皆で朝食の後、平日は登校。
休日は家族との訓練やお出掛け
夕方には帰宅し夕食の後町の見回りや家族達との時間を過ごし、眠りにつく。
ちなみに食事の準備は明日奈や深雪、レムが一緒にやる事も増えてきた。ただ最近家族の皆は蒼の料理を食べているため舌が肥えて困ってきているそうだ。
そんな感じで朝の訓練を終えた蒼は汗を流し、朝食とお弁当を作り、皆で朝食を食べている。
「うん、今日も美味しい!」
「そうだな。ただやはりこの味になれると外食は出来なくなる」
「ふふっ、確かに物足りない気持ちになりますね♪」
「そうか?まぁ皆が美味しそうに食べているのを見てると作っていて嬉しいけどな」
「はい!でもレム的には早くこの味に追いつきたいです!」
「…私も料理、覚えようかしら」
「紗矢華姉さん、その時は私も一緒にやりますから声をかけて下さいね!」
「わかったわ雪菜!絶対に一緒にやりましょうね!蒼兄さんもその時はお願いね!」
「あぁ、しっかり教えてあげるよ。だから今は食べちゃってくれ、遅れるぞ?」
「「はーい!」」
そんな朝の
「一緒に考えても良いがどうせならお前自身が考えたデートの方が良いと思うぞ?相手の事を考えて何処に行けば楽しいか、喜んでもらえるか考えるのもデートの醍醐味だと思うし」
「っ!わっかりました!俺、頑張って考えてみます!」
「おお、頑張れよ~!……さて、今週末か。以外に早く動くかもな」
一誠を見送った後、蒼は真剣な表情でそう呟いた。
「どうするの、蒼お兄ちゃん?」
「週末か…夜架。買い物の後、一誠を見張る事になるが良いか?」
「はい、私は構いませんわ。蒼兄様とお出掛けできるのなら♪」
「そうか、ありがとうな」
こうして蒼は週末に一誠の事を見守る事となったのだった。
そして週末になり、蒼は夜架と買い物に出掛け、今は一誠達に気づかれないように尾行している。……はずなのだが、
「夜架?」
「何ですか兄様?」
「今って一誠を尾行してるんだよな?」
「はい、そうですわ。どうかしましたか?」
「それなら俺と腕を組む必要ないんじゃ…」
「これはバレないようにするカモフラージュですわ兄様!」
そう言って蒼と腕を組む夜架。だがその顔は嬉しそうに微笑む。
一誠達に至っては水族館に行ったり、ゲームセンターに行ったりウィンドウショッピングをしたりと、初々しいカップルといった感じだった。それに着いていくとなると蒼達も同じ行動を取る事になり端から見たら蒼達もデートしてるカップルに見える。
そして夕方になり、公園に入った一誠は噴水の近くで話している。それを木陰に隠れて様子を伺う蒼と夜架。
「今日は楽しかった!ありがとね一誠君!」
「楽しんでもらえたなら嬉しいな!」
「…ねぇ、一誠君。お願いがあるんだけど…」
「うん、俺に出来る事なら!」
「そう……じゃあ、死んでくれないかな?」
「え……夕麻ちゃん……何を…?」
「だから……死んでくれないかな?」
そう一誠に言い放ち、女が光の槍を作りだし一誠に向けて投げた。しかし
「やらせるかっ!夜架!」
「はい!」
蒼と夜架は凄まじいスピードで飛び出し、蒼が能力で作った刀を携え、夜架は一誠の前に立ち塞がり、蒼は光の槍を刀で弾き飛ばした。
「何だ、貴様達は!?」
「っ!?月影先輩に…妹の夜架ちゃん!?」
「大丈夫か、兵藤?」
「先輩はそのままで…」
蒼と夜架の乱入に堕天使と一誠は驚き、固まっていた。だが堕天使が少し正気に戻ったのか蒼を睨み付け、聞いてくる。
「何なの、貴方達は!?」
「んな事知ってどうする、堕天使?てかっ、何俺の後輩殺そうとしてんだよ?」
蒼は堕天使に殺気を放ちながら言う。それに怯んだ堕天使は距離をとり、光の槍を複数作り出す。
「た、たかが人間が高貴な私に歯向かうなんて!死になさい!」
ビュビュッ!
「はぁっ!」
蒼は飛んできた光の槍を刀を素早く振るい凪ぎ払う。
キンキンキンッ!
「なっ!?」
「ふぅ、こんなもんか……全然遅いな」
「今度はこちらの番だ!」
蒼が堕天使にそう言って、重心を下げ飛び上がろうとしたその時だった。
「そこまでよ!」
突然声が聞こえた。すると赤い魔方陣が出現し、そこからリアス・グレモリーが出てきた。背中にコウモリのような黒い翼を拡げながら…
「堕天使さん、私はリアス・グレモリー。私の土地で勝手な真似は許さないわ!」
「ちっ!グレモリーの娘か……ここは一度引かせてもらうわ。命拾いしたわね、一誠君」
堕天使はそう言って蒼達を警戒しながら空へと消えていった。蒼はそれを睨みつけながら堕天使が消えたのを確認し、刀を納め、空間に切れ目のような物を作りだし、そこに刀をしまった。
「あれ…月影先輩、それにグレモリー先輩も……」
「兵藤、今日は一度家に戻れ。詳しい話は明日してやる。夜架、悪いが兵藤を送ってやってくれ」
「わかりましたわ。兄様は?」
「俺はグレモリーと少し話がある。だから送り届けたらそのまま家に戻ってくれ」
「わかりましたわ。兵藤先輩…こちらに」
「あ、あぁ…」
蒼は夜架に一誠を家に送るよう指示を出し、その後リアス・グレモリーを睨みながら一誠達を見送った。そしてゆっくりと蒼にリアス・グレモリーが近づく。
「貴方はいったい…それにあの力は!?」
「聞いてた通り…やはり悪魔だったか。グレモリー」
「なっ!?私の正体を知っていたの!?」
「ああ、だが今はそこはどうでもいい…グレモリー。お前はこの町の管理者らしいな?」
「そ、それがどうしたのかしら?」
蒼に正体を知られていた事や管理者である事を知られていた事に動揺しているのか少し後退り、蒼の問いに答える。
「いや、ただ管理者にしては管理が出来てないなと思ってな……それに兵藤が襲われていた時、傍観していたよな?」
「っ!?どうしてそれを…!?」
「はぁ…もしやと思ってカマを掛けてみたらやっぱりか」
「なっ!?…騙したの!」
「何を企んでいるか知らないが人間をお前ら悪魔の事情に巻き込むな!」
蒼は怒気をはらんだオーラと冷たい言葉をいい放つ。それにリアス・グレモリーは怯んでしまう。
「明日、一誠に今回の件の事情を説明する。お前らが巻き込んだような物だ。お前が使いを出して呼び出せ」
「わ、わかったわ」
「ふんっ」
蒼はそう言い放ち帰路に着いた。家に着くと家族な皆が玄関で待っていて心配したと言われた。
蒼は心配かけて悪かったと頭を下げ、夕食を少し豪華にした。
その後は事情を説明し、明日は少し忙しくなると説明したのだった。
今回はここまで!
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